今週末(11月23日・24日)の紅葉見頃はここ!まもなく見頃を迎えそうな全国の紅葉名所ガイド

全国


【北陸】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな名所


【北陸・富山県】神通峡 / 自然が作り上げた県内屈指の景勝地

色づき状況:色づき始め(※2024年11月20日現在)

紅葉シーズンには峡谷の山並みが色鮮やかに彩られる/神通峡
紅葉シーズンには峡谷の山並みが色鮮やかに彩られる/神通峡画像提供: 富山市商工労働部観光政策課

神通川の流れと幾重にも重なる山並みが作り上げた15キロメートルにわたる峡谷で、鋭く切れ込んだ谷間がうねる自然の造形美は雄大そのもの。春の新緑、秋の紅葉と豊かな自然で、行く人の目を楽しませてくれる。ダム湖や庵谷峠展望台からの眺めなど、スポットも多くある。神通川沿いの国道41号は絶好のドライブコースとなっている。例年、10月中旬頃になるとモミジなどが色づき始め、10月下旬から11月中旬にかけて紅葉が見頃となる。


【北陸・石川県】那谷寺 / 白い奇岩と紅葉のコントラストが鮮やか

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

国名勝に指定されている奇岩遊仙境の展望は絶景/那谷寺
国名勝に指定されている奇岩遊仙境の展望は絶景/那谷寺画像提供:那谷寺


2015年にフランスの旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に石川県南加賀から初めて掲載され、一つ星に格付けされた寺院。23万平方メートルの境内には重要文化財が点在する他、紅葉時にはイロハモミジ、ヤマモミジ、ハウチワカエデなどが赤々と色づき、白い奇岩遊仙境の岩肌に映える。


【北陸・石川県】鶴仙渓 / 紅葉を眺めながら楽しむ散策

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

新生こおろぎ橋を彩る赤黄色のモミジ/鶴仙渓
新生こおろぎ橋を彩る赤黄色のモミジ/鶴仙渓画像提供:山中温泉観光協会


石川県の鶴仙渓は、大聖寺川の清流のうち黒谷橋からこおろぎ橋までの約1.3キロメートルの区間を指す。渓流沿いには遊歩道が設けられており、秋の紅葉シーズンには鮮やかに色づいた木々を眺めながら散歩を楽しむことができる。例年11月上旬頃からモミジやカエデ、ケヤキなどが色づき始め、11月中旬から下旬頃にかけて見頃を迎える。一番の名所である「こおろぎ橋」は2019年10月12日に架け替えが終了し、新生「こおろぎ橋」として生まれ変わった。


【北陸・福井県】西山公園 / 県内最大約1600本のモミジが彩る

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

県内最大級の約1600本のモミジが園内を彩る/西山公園
県内最大級の約1600本のモミジが園内を彩る/西山公園画像提供:鯖江市


日本の歴史公園100選に認定される、福井県鯖江市のシンボル公園。桜やツツジ、モミジなどが植栽され、1年を通して色とりどりに変わりゆく景色が楽しめる。公園内には、動物園や庭園、遊具などが設けられ、子どもも大人も一緒に遊べる場所となっている。紅葉は11月中旬から見ごろとなり、県内最大級の約1600本のモミジが園内を彩る。西山公園祈りの道の景色がおすすめだ。


【北陸・福井県】国名勝 養浩館庭園 / 紅葉に染まる水面を眺めながら、ゆったりくつろぐ

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

色鮮やかな木々を映し出す水鏡/国名勝 養浩館庭園
色鮮やかな木々を映し出す水鏡/国名勝 養浩館庭園画像提供:福井市文化振興課


福井藩主松平家の別邸である養浩館庭園。米国の日本庭園専門誌が選ぶ日本庭園ランキングにおいて、14年連続10位以内にランクインするなど、国内外から高い評価を得ている。広い池に浮かぶように建つ数寄屋造りの座敷から、舟遊びをしている気分でゆったりと庭園を眺めることができるのが特徴の一つ。水面に映る紅葉が美しい。


【東海】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな名所


【東海・岐阜県】付知峡 / 攻橋や本谷橋から眼下に広がる景色はまさに絶景

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

渓谷を赤・黄の紅葉が彩る/付知峡
渓谷を赤・黄の紅葉が彩る/付知峡画像提供:付知町観光協会


森林浴の森日本100選と岐阜県の名水50選に指定されている、岐阜県中津川市にある付知峡。木曽御岳の裾野から真弓峠へと裏木曽連峰が冬の装いをはじめる頃には紅葉の真っ盛りとなり、青川と称される付知川の清流にあでやかな紅色が映える。攻橋や本谷橋から眼下に広がる秋の紅葉は絶景で、紅葉と川の流れの美しさを一緒に見られる。例年、10月下旬頃からモミジやナナカマド、ミズナラ、ブナ、シロドウダンツツジなどが色づき始め、11月上旬頃が紅葉の見頃となる。


【東海・岐阜県】恵那峡県立自然公園 / 大自然が創る芸術、秋は湖面を彩る紅葉

色づき状況:色づき始め(※2024年11月20日現在)

モミジ、カエデなどが湖を鮮やかに彩る/恵那峡県立自然公園
モミジ、カエデなどが湖を鮮やかに彩る/恵那峡県立自然公園画像提供:恵那市観光協会


大自然が創る芸術の美しさに満ちた恵那峡。恵那峡は約100年前に大井ダムで木曽川をせき止めて作られた人造湖があり、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は水鳥が多く集まり、四季を通じてさまざまな景観を堪能できる。天然記念物の傘岩周辺ではモミジが色濃く紅葉し、湖面を彩る。「飛騨・美濃紅葉33選」に選ばれた紅葉の名所としても知られる。例年の紅葉の見頃は、11月上旬から中旬頃にかけて。


【東海・愛知県】香嵐渓 / 約4000本のモミジが巴川の川面を美しく彩る

色づき状況:色づき始め(※2024年11月20日現在)

水面に映り込む紅葉の景観美は見事/香嵐渓
水面に映り込む紅葉の景観美は見事/香嵐渓画像提供:豊田市足助観光協会


愛知県豊田市にある香嵐渓の紅葉は、1634年(寛永11年)頃に香積寺第11世住職三栄和尚がスギやモミジを手植えしたのが始まりとされる。大正末期から昭和初期には、住民のボランティアでモミジの大植樹が施された。イロハモミジ、オオモミジなど11種のカエデが約4000本あると言われており、秋になると赤や黄色に色づく景色は壮観。例年、11月中旬から11月下旬頃にかけて山全体の約4000本のモミジが一斉に色づき、巴川の川面を美しく彩る。夜には山全体がライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な景色が見られる。


【東海・静岡県】寸又峡 / エメラルドグリーンの川面に紅葉が映える

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

夢のつり橋の全容。混雑時は人数制限あり/寸又峡
夢のつり橋の全容。混雑時は人数制限あり/寸又峡画像提供:川根本町観光交流課


静岡県大井川支流の寸又川の峡谷で、秋には木々が赤や黄色に色づき、鮮やかな景観が楽しめる。夢のつり橋や、かつて森林鉄道が通っていた飛龍橋などからの眺望は見事。温泉街から、夢のつり橋、飛龍橋をめぐる遊歩道コースが整備されており、約90分で周遊できる。


【東海・静岡県】梅ヶ島温泉 / 趣の異なる滝が紅葉を際立てる

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

赤や黄色、オレンジに紅葉する様子は美しい/梅ヶ島温泉
赤や黄色、オレンジに紅葉する様子は美しい/梅ヶ島温泉画像提供:静岡市中山間地振興課


【※2024年9月時点 安倍の大滝のハイキングコースは崩落のため、当面の間コースを通行止めとなっています。復旧の目途が立ち次第、静岡市公式サイトでお知らせします。】

静岡県にある安倍川上流の山間の温泉地で、美肌効果が高いと言われる梅ヶ島温泉は、紅葉の名所としても人気が高い。近くには日本の滝100選にも選ばれた市内最大の滝「安倍の大滝」や、細く3段に落ちる「三段の滝」、その他「恋ヶ滝」「赤水の滝」「宝月の滝」など、それぞれ趣の異なる数多くの滝が点在している。多くの種類のカエデが生えており、秋には温泉周辺を散策しながら壮大な滝と鮮やかに色づいた紅葉のコラボレーションを楽しむことができる。


【東海・三重県】赤目四十八滝 / 赤目五瀑をはじめ大小さまざまな滝が点在

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

滝に紅葉が加わり、一層豊かな景観が楽しめる/赤目四十八滝
滝に紅葉が加わり、一層豊かな景観が楽しめる/赤目四十八滝画像提供:赤目四十八滝渓谷保勝会


約3.3キロメートルにわたる赤目渓谷は、室生火山群が多年にわたる風化浸食作用により現出した柱状節理の断崖絶壁に挟まれ、赤目五瀑と呼ばれる不動滝、千手滝、布曳滝、荷担滝、琵琶滝をはじめ大小さまざまな滝が点在する。春はヤマザクラ、ヤマブキ、ツツジ、初夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色に氷瀑と、四季それぞれに趣を変えていく。秋の紅葉ではイロハモミジ、カエデ、ヤマザクラなどを楽しむことができ、長坂山へのトレッキングコースからは渓谷と赤く染まった山並みを一望できる。

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#見頃#おでかけ#紅葉特集

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情報は2024年11月21日 18:40時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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