今週末(11月23日・24日)の紅葉見頃はここ!まもなく見頃を迎えそうな全国の紅葉名所ガイド

全国


【中国地方】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな名所


【中国・広島県】佛通寺 / 西日本屈指の禅道場が色づくモミジで覆われる

色づき状況:色づき始め(※2024年11月20日現在)

県内屈指の紅葉の名所として多くの参拝者や観光客が訪れる/佛通寺
県内屈指の紅葉の名所として多くの参拝者や観光客が訪れる/佛通寺画像提供:三原観光協会


臨済宗佛通寺派の大本山、佛通寺は、西日本を代表する禅道場として名高い。さらに、広島県内でも有数の紅葉の名所として知られ、秋の紅葉の季節には多くの参拝者や観光客で賑わう。例年、10月下旬頃からモミジやカエデなどが色づき始める。なお、2024年11月2日(土)~24日(日)の9時~17時は佛通寺の交通規制で一方通行となり、11月9日(土)・10日(日)・16日(土)・17日(日)・23日(祝)・24日(日)は高坂自然休養村管理センターから佛通寺第2駐車場までの区間に無料シャトルバスが運行(9時~17時、最終便は佛通寺16時30分発)される。また、紅葉シーズンのみ拝観料大人500円が必要(大学生以下無料)。


【中国・広島県】尾関山公園 / 秋はモミジの紅葉と月見が楽しめる都市公園

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

頭上と地面一面が燃えるような赤に包まれる/尾関山公園
頭上と地面一面が燃えるような赤に包まれる/尾関山公園画像提供:(一社)三次観光推進機構


広島県三次市にあり、春は桜やツツジ、初夏は青葉、秋はモミジと月見、冬は雪景と、四季折々の姿が美しい都市公園。江戸時代、浅野家三次藩の下屋敷が置かれていた場所で、頂上には天文台が設けられていた。現在は、その跡に展望台があり市街の街並みや江の川の流れを一望することができる。秋の紅葉の時期も美しく、例年10月下旬頃からモミジなどが色づき始め、11月中旬頃にかけて見頃を迎える。


【中国・島根県】由志園 / 山陰最大級の紅葉ライトアップを堪能

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

水鏡に映り込む逆さ紅葉は必見/由志園
水鏡に映り込む逆さ紅葉は必見/由志園画像提供:由志園


広さ4万平方メートル以上におよぶ山陰最大級の池泉回遊式日本庭園は、県木の黒松と池泉、築山で形づくられた出雲国の箱庭とも呼べる場所だ。秋の園内は紅葉であふれ、300本以上のイロハモミジやドウダンツツジなどを鑑賞することができる。水鏡に映り込む逆さ紅葉も見応え十分。日中はもちろん、ライトアップされた夜の紅葉も美しい。


【中国・山口県】大寧寺 / 赤い橋を引き立たせるように広がる紅葉

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

川沿いは鮮やかに色づいた木々とせせらぎが一緒に楽しめる/大寧寺
川沿いは鮮やかに色づいた木々とせせらぎが一緒に楽しめる/大寧寺画像提供:一般社団法人長門市観光コンベンション協会


1410年(応永17年)創建と伝わる曹洞宗屈指の名刹。境内は広く、江戸時代に再建された本堂、かつての山門の礎石、戦国武将の大内義隆が顔を映して最期を悟ったと伝わる姿見の池、かぶと掛けの岩などがある。寺の前を流れる大寧寺川に架かる赤い虎渓橋を引き立たせるように紅葉が広がっており、撮影ポイントとしても人気だ。秋になると、イロハモミジ、イチョウなど約120本がきれいに色づく。


【中国・山口県】紅葉谷公園 / 西の鎌倉と呼ばれる公園を彩る紅葉

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

深紅に染まったモミジが景観に色を添える/紅葉谷公園
深紅に染まったモミジが景観に色を添える/紅葉谷公園画像提供:岩国市 観光振興課


岩国藩主吉川氏の居館跡である吉香公園に隣接している公園で、紅葉が美しいのでこの名がついた。隣り合う吉川家墓所のたたずまいと相まって、静穏な雰囲気に包まれる。もみじの赤とイチョウの黄色のコントラストも美しい。公園内には、臥龍の梅が咲く「洞泉寺」、枯山水庭園のある「永興寺」など、見どころが盛りだくさん。


【四国】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな名所


【四国・香川県】寒霞渓 / ロープウェイから眺める紅葉は圧巻

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

1年を通して様々な山の景色が楽しめる/寒霞渓
1年を通して様々な山の景色が楽しめる/寒霞渓画像提供:寒霞渓ロープウェイ


日本三大渓谷美のひとつに数えられ、ミシュラン・グリーンガイド四国に一つ星で紹介される、日本屈指の名勝地。深くきれ込んだ渓谷の中をゆくロープウェイは、広々とした車窓から寒霞渓自慢の渓谷美と瀬戸内の海岸美を一度に堪能できる。秋には島全体が赤や黄色に染まり、特に寒霞渓周辺の奇岩にそった紅葉がすばらしい。また春の山桜、初夏の新緑も美しく、四季を通じて楽しめる。


【四国・香川県】大窪寺 / カエデやイチョウが境内を彩る

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

屋根瓦を覆うイチョウのじゅうたんに日本の風情を感じる/大窪寺
屋根瓦を覆うイチョウのじゅうたんに日本の風情を感じる/大窪寺画像提供:さぬき市商工観光課


大窪寺は四国霊場第88番札所、結願の寺。標高774メートルの女体山のふもとにあり、奇岩に覆われた胎蔵ヶ峰を背景に本堂とそれに続く二重多宝塔が静かなたたずまいを見せる。大師堂横にある宝杖堂にはお遍路さんを支えてきた金剛杖が奉納されている。秋の紅葉の時期には、境内のカエデやイチョウ、イロハモミジなどが色づき、彩りをそえている。例年、10月下旬から12月上旬頃が、紅葉の見頃となる。


【四国・香川県】金刀比羅宮 / 年間400万人の観光客が訪れる観光スポット

色づき状況:色づき始め(※2024年11月20日現在)

赤色や金色に色づいた紅葉を眺めながら参拝しよう/金刀比羅宮
赤色や金色に色づいた紅葉を眺めながら参拝しよう/金刀比羅宮画像提供:金刀比羅宮


古くから「こんぴらさん」として親しまれている由緒ある神社。1368段におよぶ長い石段が有名で、約10万平方メートルの広大な神域はうっそうとした樹林におおわれ、春の桜、初夏のツツジ、秋の紅葉と四季の雅趣に富んだ美しさを誇る。海抜521メートルの象頭山の中腹に建立された金刀比羅宮には年間400万人の観光客が訪れる。


【四国・愛媛県】西山興隆寺 / 西山の山腹に佇み、歴史を見守ってきた紅葉の寺

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

粛々と続く紅葉の参道/西山興隆寺
粛々と続く紅葉の参道/西山興隆寺画像提供:愛媛県西条市役所 観光振興課


桓武天皇の勅願寺として設立されて以来、千有余年にわたり、東予随一の霊地として信仰を集め続ける寺。本堂や銅鐘など、多くの文化財を有するこの寺は、歴史のある建物が自然に融合しながら、威厳のある佇まいを感じさせてくれる。四季折々の景色も格別で、愛媛県の名勝にも指定されている。初詣や花見シーズンをはじめとする年間を通じて多くの参拝者が訪れるが、特に秋の紅葉シーズンは人気だ。


【四国・愛媛県】滑床渓谷・雪輪の滝 / 紅葉した木々の間から流れ落ちる名瀑

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

運が良ければ野生のサルに遭遇できる/滑床渓谷・雪輪の滝
運が良ければ野生のサルに遭遇できる/滑床渓谷・雪輪の滝画像提供:松野町ふるさと創生課


愛媛県宇和島市の、目黒川源流から12キロメートルにおよぶ大渓谷。侵食によって洗い清められた花崗岩の滑らかな河床が特徴で、千畳敷や出合滑と呼ばれる広大な岩肌に、清流が止めどなく流れる美しい光景が広がる。幅20メートル、長さ80メートルの雪輪の滝は、岩の上を流れ落ち、日本の滝100選にも認定されている。例年11月中旬から12月上旬の期間、滝を取り囲む滑床の森のモミジやヒメシャラが一面に紅葉し、訪れる人々の目を楽しませる。


【四国・高知県】べふ峡 / 紅葉を眺めながら食も楽しめる

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

風情ある川のせせらぎと共に紅葉を楽しめる/べふ峡
風情ある川のせせらぎと共に紅葉を楽しめる/べふ峡画像提供:香美市役所物部支所


高知県にある剣山国定公園の物部川源流域にある渓谷で、四季を通して変化に富んだ風景が楽しめる。秋の紅葉の名所としても知られ、山一面が紅葉に染まる秋の美しさは格別。例年10月下旬頃からイワシデやサワシバ、トチノキ、ケヤキ、ミズナラ、カエデ類などが色づき始め、11月上旬から下旬にかけてが、紅葉の見頃の時期となる。


【九州】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな名所


【九州・福岡県】呑山観音寺 / 多種多様の木々が境内や参道を真っ赤に染める

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

境内を鮮やかな紅葉が彩る/呑山観音寺
境内を鮮やかな紅葉が彩る/呑山観音寺画像提供:呑山観音寺


福岡県にある、昔からのみやまさんの愛称で親しまれる高野山真言宗の別格本山。心願成就を祈願するため多くの人々が参拝に訪れる。秋は紅葉のスポットでもあり、10月下旬から境内や参道の多種多様の木々が紅葉し始め、11月に見頃を迎える。特に本数が多いのはモミジ、ドウダンツツジで共に約1000本ある。本堂へ向かう道中の階段の周囲を深紅のモミジが彩る様子が美しい。


【九州・福岡県】英彦山 / 日本屈指の霊山で紅葉と神々に癒される

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

鳥居を彩る鮮やかな紅葉が見事だ/英彦山
鳥居を彩る鮮やかな紅葉が見事だ/英彦山画像提供:添田町役場


福岡と大分にまたがる英彦山は、古くから修験道の修行の場として栄えた日本屈指の霊山。英彦山神宮の奉幣殿から銅鳥居までの約800メートルの大門筋の両側にはかつて坊舎が建ち並び、中岳山頂に上宮社殿が建ち山頂に至る参道は良好に維持されている(※上宮は2025年末まで修復工事中で一部通行止め)。国指定名勝に指定されている旧亀石坊庭園は、雪舟の作庭と伝えられ、広さ約700平方メートルの池泉観賞式の庭園が魅力だ。


【九州・佐賀県】大興善寺 / 深まる秋の空気を肌で感じる紅葉名所

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

参道に覆いかぶさるように紅葉が広がる/大興善寺
参道に覆いかぶさるように紅葉が広がる/大興善寺画像提供:基山町観光協会


天台宗の古刹である基山町の大興善寺では、契山ふもとの大興善寺契園を中心に、晩秋の美しく染まった500本のモミジの紅葉が楽しめる。境内の風情ある景観と融合した見事な秋の風情を堪能できるよう、境内での天台声明公演など、この時期ならではの催しも行われる。 2024年11月23日(祝)には天台声明・大般若会、11月24日(日)にはJR九州ウォーキング、きやま門前市が開催。


【九州・佐賀県】九年庵 / 苔の緑に燃えるような紅が映える歴史的庭園

色づき状況:今見頃(※2024年11月20日現在)

紅葉と庭一面に広がる緑の苔のコントラストが美しい/九年庵
紅葉と庭一面に広がる緑の苔のコントラストが美しい/九年庵画像提供:神埼市


明治時代に佐賀の大実業家伊丹弥太郎が築成した別荘と庭園で、1995年に国の名勝に指定された。庭園は、多くのツツジやモミジ、苔などさまざまな樹木で彩られ四季を通して美しい景色を楽しめる。2024年11月15日(金)から23日(祝)の9日間のみ一般公開される。


【九州・大分県】深耶馬溪 / 一目八景の散歩道を歩く

色づき状況:色づき始め(※2024年11月20日現在)

奇峰と渓谷が織りなす紅葉絶景が見どころ/深耶馬溪
奇峰と渓谷が織りなす紅葉絶景が見どころ/深耶馬溪画像提供:中津市役所


九州の紅葉スポットとして筆頭にあがる大分県の耶馬溪(やばけい)は、本耶馬渓(本耶馬渓町)、裏耶馬溪・深耶馬溪(ともに耶馬溪町)、奥耶馬溪(山国町)に分かれる。群猿山、鳶ノ巣山、嘯猿山、夫婦岩、雄鹿長尾の峰、烏帽子岩、仙人岩、海望嶺などから成る岩峰群をひと目で見渡せる景勝地「一目八景」からの展望は見事で、紅葉に染まる山々の風景は必見。紅葉を眺めながらのウォーキングがおすすめで、遊歩道と川と紅葉の織り成す風景を心ゆくまで堪能できる。


【九州・宮崎県】高千穂峡 / 滝と紅葉の風流なコラボレーション

色づき状況:色づき始め(※2024年11月20日現在)

峡谷・滝・紅葉全てのバランスが美しい/高千穂峡
峡谷・滝・紅葉全てのバランスが美しい/高千穂峡画像提供:高千穂町企画観光課


県内有数の観光地である高千穂峡は、阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が冷え固まり、浸食された断崖がそそり立つ渓谷。柱状節理の険しい懸崖が特徴だ。秋には荒々しいV字型の峡谷に、モミジやカエデなどが優しい彩りを添える。例年、11月中旬から色づき始め、11月下旬にかけて、おのころ池周辺や日本の滝百選にも選ばれた真名井の滝を望む御橋が特に赤く色づく。御橋や滝見台から真名井の滝を見下ろすと紅葉の絶景ポイントとなっている。


【九州・鹿児島県】曽木の滝 / 水しぶきに映える鮮やかな紅葉

色づき状況:色づき始め(※2024年11月20日現在)

巨大なスケールの滝に紅葉の彩が加わる/曽木の滝
巨大なスケールの滝に紅葉の彩が加わる/曽木の滝画像提供:伊佐市役所伊佐PR課


滝幅210メートル、高さ12メートルの壮大なスケールを誇り、東洋のナイアガラとも呼ばれる曽木の滝。千畳岩の岩肌を削るように流れ落ちる水流とその轟音は豪快で迫力がある。一帯の自然公園「曽木の滝公園」内は神社や食事処、土産物店などスポットもたくさん。2024年11月16日(土)から24日(日)を紅葉シーズンとして「曽木の滝公園もみじ祭りウィーク」に設定(※期間中イベント等の開催は無し。詳細は公式サイト等でご確認ください)。


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#見頃#おでかけ#紅葉特集

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情報は2024年11月21日 18:40時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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