祇園・東山で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ10選

祇園・東山

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ10スポットをご紹介。2023年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2024年4月14日~2024年4月27日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

東山(清水寺)の紅葉/京都府京都市東山区

東山(清水寺)の紅葉
鮮やかに染まった木々を街並みと合わせて楽しむことができる画像提供:清水寺

世界遺産「古都京都の文化財」の一つである清水寺。13万平方メートルの広大な境内には、国宝や重要文化財を含む30以上の伽藍や碑が建ち並ぶ。中でも京都の町を見下ろせる「清水の舞台」はあまりにも有名だ。四季それぞれ違う表情が見られ、秋には紅葉の名所となる。昼には鮮やかに染まった木々を街並みと合わせて楽しむことができるほか、11月下旬からは夜間特別拝観にてライトアップも行われ、昼とはひと味違う幻想的な雰囲気で紅葉を鑑賞できる。

見どころ

2023年11月18日(土)~30日(木) には「夜間特別拝観」(17:30点灯予定、21:00受付終了)と、 「成就院庭園 特別拝観」(9:00~16:00受付終了、18:00~20:30受付終了)が行われる。※拝観料は「料金」タブ参照。

例年の色付き始め 11月下旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ヤマモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

大本山 東福寺の紅葉/京都府京都市東山区

大本山 東福寺の紅葉
紅葉シーズンには色鮮やかな景観が広がる画像提供:大本山 東福寺

本堂と普門院、開山堂を結ぶ通天橋には、通天紅葉と呼ばれる、葉が3つに分かれて黄金色になるカエデ数十本が見られる。また、通天橋から見下ろす紅葉は絶景として名高く、シーズンには鮮やかな渓谷美を堪能できる。20万平方メートル以上の広大な境内には、国宝に指定されている三門や、苔と敷石が市松模様をつくる本坊庭園など見どころも豊富だ。また、虹の苔寺と言われる境外塔頭「光明院」の「波心の庭」は、紅葉時期だけの限定公開。例年、11月下旬から12月上旬頃にかけてが、紅葉の見頃の時期となる。

見どころ

シーズン中は洗玉澗(せんぎょくかん)と呼ばれるカエデの雲海ができ、上からの眺めはまるで紅葉の海を見下ろしているかのよう。2023年11月18日(土)から12月3日(日)の17:30〜19:30完全予約制でライトアップを実施(※詳細は公式サイトをご確認ください)。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。ライトアップは2023年11月18日(土)から12月3日(日)※完全予約制
紅葉する木の種類 イロハモミジ、ヤマモミジ、ミツバモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

東山(高台寺)の紅葉/京都府京都市東山区

東山(高台寺)の紅葉
ライトアップされた紅葉が臥龍池に映り込む画像提供:高台寺

豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が、秀吉の菩提を弔うために建立されたことで有名な禅寺。東山を借景とする壮麗かつ広大な高台寺庭園には、秀吉やねねの愛用品を使用された堂宇や伏見城から移築された茶室などが現存。桃山時代の煌びやかさを現代に伝える。秋の紅葉の時期も美しく、11月中旬から12月上旬にかけて紅葉の見頃を迎える。紅葉シーズン中はライトアップの演出が人気。その他、鏡のような水面に紅葉が映り込む臥龍池や神秘的な光に満ちた竹林もおすすめだ。

見どころ

紅葉シーズンにあたる2023年10月21日(土)から12月10日(日)までの期間、17:00から22:00までライトアップを実施(最終受付は21:30)。昼間とは異なる表情を見せる、庭園風景が見ものだ。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ヤマモミジ、イロハモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

建仁寺の紅葉/京都府京都市東山区

建仁寺の紅葉
秋には境内が紅葉に彩られる画像提供:建仁寺

臨済宗建仁寺派の大本山。開山は栄西禅師。開基は源頼家。鎌倉時代の建仁二年(1202)の開創で、寺名は当時の年号から名づけられている。山号は東山(とうざん)。諸堂は中国の百丈山を模して建立された。創建当時は天台・密教・禅の三宗兼学だったが、第十一世蘭渓道隆の時から純粋な臨済禅の道場となった。八百年の時を経て、今も禅の道場として広く人々の心のよりどころとなっている。秋には、境内のいろはや灯台躑躅などが赤や黄色に色付き、見事な紅葉に彩られる。例年の見頃は11月下旬から12月上旬。見どころは360度正面に造られた潮音庭で、廊下を廻りながら一番好きなポイントを見つけることができる。

見どころ

国宝の俵屋宗達筆「風神雷神図屏風」(展示は複製)や3種の趣きが違う庭園がある。2002年に創建800年を記念して大きさ約108畳の法堂天井いっぱいに描かれた「双龍図」も必見だ。

例年の色付き始め 11月下旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 いろは楓 灯台躑躅

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

浄土宗 総本山知恩院の紅葉/京都府京都市東山区

浄土宗 総本山知恩院の紅葉
ライトアップされた紅葉に囲まれた聖観音菩薩立像画像提供:総本山知恩院

1175(承安5)年、法然上人が吉水の地に草庵を結ばれたことを起源とする浄土宗の総本山。境内には、国宝の御影堂や三門、重要文化財の集会堂、大方丈、小方丈、大鐘楼などが立ち並ぶ。境内にはイロハモミジやケヤキなどの紅葉を見ることができ、特に友禅苑、方丈庭園の紅葉は見事。期間中は三門、御影堂、友禅苑、大鐘楼のライトアップも行われる。

見どころ

2023年11月16日(木)から12月2日(土)の17:30から21:30までは「知恩院秋のライトアップ」を開催。お坊さんによる法話、木魚念仏体験、僧侶が案内するプレミアムツアーなど楽しいイベントが行われる。また、友禅染の祖・宮崎友禅斎ゆかりの庭園である友禅苑、除夜の鐘で有名な大鐘楼なども見どころだ。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。2023年11月16日(木)~12月2日(土)はライトアップ開催
紅葉する木の種類 イチョウ、モミジ、ケヤキ、ブナ、ツツジ、他

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

雲龍院の紅葉/京都府京都市東山区

雲龍院の紅葉
夜に映える美しい紅葉画像提供:雲龍院

1372(応安5)年創建の御寺泉涌寺の別院。本堂「龍華殿」は国の重要文化財に指定されている。秋の紅葉シーズンが到来すると、境内のモミジが真っ赤に染まり、訪れる人はその美しさを堪能できる。例年11月中旬から12月上旬頃にかけてが、紅葉の見頃の時期となる。

見どころ

庭園を囲んだ各書院から、ゆっくりと座って紅葉が楽しめる。「悟りの窓」や「しきしの窓」など、窓越しに眺めることもおすすめ。秋の特別拝観2023年11月11日(土)から12月3日(日)の期間中は、修復を終えた「不動明王半跏像」がご開帳される。また、11月18日(土)から23日(祝)の日没から20:30(最終受付)は、紅葉がライトアップされる。19:00以降が空いていてゆっくりと愉しめる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。
紅葉する木の種類 カエデ、桜

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

東山(長楽寺)の紅葉/京都府京都市東山区

東山(長楽寺)の紅葉
絵のように綺麗な本堂周辺の紅葉画像提供:長楽寺

京都京都市の祇園の賑わいからわずか徒歩10分あまりで、街の雑踏を忘れさせてくれる円山公園の少し奥に、静寂さが漂う長楽寺がある。建礼門院が尼となった寺で、紅葉の美しさで知られている。境内へと続く参道には真っ赤に染まったカエデの並木が続き、優美な景観を映し出す。

見どころ

堂周辺は特に見事に色付く。また相阿弥作と伝えられる美しい庭園から眺める鮮やかな紅葉も見事で、京の隠れた名所として知られている。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

圓徳院の紅葉/京都府京都市東山区

圓徳院の紅葉
国名勝にも指定されている北庭画像提供:圓徳院

豊臣秀吉好みの国名勝指定「北庭(小堀遠州作)」と、それに対比するような女性的な「南庭」が人気。また、長谷川等伯筆山水図襖絵(復元画)や白龍図など、多種の文化財を有する。風光明媚な庭園が広がり、紅葉時期は日没後ライトアップされ幻想的な景観が広がる。常時、写経写仏を無料で体験でき、「秀吉好みの神仏の献茶点前(2000円)」や「住職手作の楽茶碗での抹茶(500円)」も楽しめる。

見どころ

雰囲気の異なる2つの庭を座ってゆっくり鑑賞できる。拝観の方には「コロナウイルス疫病退散」の御朱印札を無料で贈呈。また、ライトアップは例年10月下旬から12月中旬に行われる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

総本山御寺泉涌寺の紅葉/京都府京都市東山区

総本山御寺泉涌寺の紅葉
秋のグラデーションが美しい御座所庭園の紅葉画像提供:総本山 御寺 泉涌寺

皇室ゆかりの寺院としても知られ、御寺(みてら)とも呼ばれる泉涌寺。秋の紅葉の時期も美しく、例年11月中旬から下旬にかけて紅葉が見頃を迎え、木々に包まれて静かに佇む堂宇、玉砂利の境内が赤く色付いた紅葉で彩られる。特に御座所庭園(特別拝観料300円)は緑、黄色、赤のグラデーションが美しく雅な雰囲気を醸し出す。

見どころ

かつて皇室の方々もご覧になった秋の風景を令和の現代でも感じられる、格別な紅葉だ。2023年11月6日(月)から19日(日)までは、京都非公開文化財特別公開期間として、御座所のお庭と霊明殿の拝観料込み1000円で霊明殿を特別公開(御座所庭園のみ参拝500円)。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

青蓮院門跡の紅葉/京都府京都市東山区

青蓮院門跡の紅葉
相阿弥作庭の庭と紅葉画像提供:青蓮院門跡

比叡山延暦寺の住坊を起源とする天台宗の門跡寺院(皇族が歴代住職を務める寺)で、五箇室門跡の一つにも数えられている。また、浄土真宗の開祖である親鸞聖人が得度された寺としても名高い。客殿である華頂殿のふすまを彩る鮮やかな蓮は、力強い線と色調で知られる木村英輝氏の作で撮影スポットとしても人気で、室町時代の絵師相阿弥の作庭の極楽浄土の世界を表した池泉回遊式庭園に色付いた木々が華やかな彩りを添える。【青蓮院門跡の夜間特別拝観(ライトアップ)はありません】

見どころ

室町時代の相阿弥や安土桃山時代の小堀遠州が作庭した池泉回遊式庭園を歩きながら、紅葉を楽しむことができる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、桜

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。
※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。

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表記に関する説明

  • 青葉

  • 色づき始め

  • 今見頃

  • 色あせ始め

  • 落葉

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