修学院・大原で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ10選

修学院・大原

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ10スポットをご紹介。2023年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2024年4月14日~2024年4月27日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

瑠璃光院の紅葉/京都府京都市左京区

瑠璃光院の紅葉
「瑠璃の庭」を望む書院からの景観は格別画像提供:瑠璃光院

平安貴族や武士たちに「やすらぎ」の郷として愛されてきた「八瀬」の地にあり、大正末から昭和の初めにかけての大改築で、自然を借景とした名庭を造営された。修学院・大原の豊かな自然と数寄屋造りの建物や名庭がおりなす四季折々の表情は見事で、特に紅に染まる秋には見事な紅葉が楽しめる。2023年の秋の特別拝観は10月1日(日)~12月10日(日)で、それ以外の期間は拝観ができないので要注意。

見どころ

「瑠璃の庭」を望む格調高い落ち着いた書院は見どころ。また、参道の傾斜地に植えられた100種以上のカエデ紅葉は、秋ともなると錦繍を競い合う。

例年の色付き始め 10月初旬
例年の紅葉見頃 2023年10月1日(日)~12月10日(日)(予定)秋の特別拝観。期間外は拝観不可※変更となる可能性があるため事前に公式サイト等ご確認ください
紅葉する木の種類 モミジ、カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

岩倉実相院門跡の紅葉/京都府京都市左京区

岩倉実相院門跡の紅葉
床板に映る「床もみじ」※撮影禁止画像提供:実相院

実相院は京都京都市の大原エリアに位置し、岩倉門跡や岩倉御殿と呼ばれる、元天台宗の寺門派(天台宗には山門派と寺門派がある)の単立寺院。パワースポットである岩倉にあり、本殿は300年前に御所から移築された。趣きの違う2つの庭を擁し、1つは奥の書院と客殿との間にある山水庭園で、裏山の景色に溶け込み日々違った表情を見せる。もう1つは、比叡の山並みを借景とした雄大な石庭だ。秋の紅葉の頃はいっそう美しく、例年11月上旬から12月上旬が見頃だ。

見どころ

滝の間の磨き上げられた床板に映る「床もみじ」は、まるで一枚の絵画のよう。季節ごとに異なる色合いを見せる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

大原(三千院)の紅葉/京都府京都市左京区

大原(三千院)の紅葉
緑・赤・黄色のコントラストが美しい画像提供:三千院

国宝の阿弥陀三尊をはじめ、多くの文化財が安置される天台宗の寺院で大原散策の中心地。紅葉のシーズンには杉木立に囲まれた有清園と、茶人の金森宗和の修築による美しい聚碧園が秋色に染まる。有清園の杉苔には、各所に石彫刻家 杉村 孝のわらべ地蔵が置かれ、庭を回遊する人を温かく迎えてくれる。石垣と茶店に挟まれた約50mの参道に沿ってカエデが枝を張っており、境内では、青い苔庭に赤や黄に色づいた葉が美しく降り積もる。

見どころ

緑に囲まれた庭園が赤黄色のモミジで色づくさまは見事だ。2023年10月28日(土)から11月28日(火)は「三千院もみじ祭」が開催。期間中、秘仏金色不動尊御御開扉も行われる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

白龍園の紅葉(2023白龍園 秋の特別公開)/京都府京都市左京区

白龍園の紅葉(2023白龍園 秋の特別公開)
美しい錦絵のような光彩が目の前に広がる画像提供:白龍園

京都市内に本社をおく老舗アパレルメーカーの青野が所有する日本庭園白龍園。四季を通じて風情ある景観が楽しめる庭園で通常は貸切での利用となるが、春と秋に1ヶ月半ほど、特別公開を行っている。紅葉の見ごろとなる11月中旬には秋の特別公開で、木々が赤く染める庭園を鑑賞することができる。2023年の秋の公開は、各回50名限定の事前予約制で開催。 ※応募方法の詳細は公式サイト参照。

見どころ

日に日に変わる豊かなコントラストが、広大な庭園を色鮮やかに染める。陽に透かした紅葉は、何ともいえない情緒豊かな色を織りあげ、美しい錦絵のような光彩が目の前に広がる。その中を、散策すると心洗われる気持ちになる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 2023年10月13日(金)~12月3日(日)不定休(荒天時は休園)。秋の特別公開は事前予約制。応募方法の詳細は公式サイト参照
紅葉する木の種類 カエデ、イロハモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

洛北(圓光寺)の紅葉/京都府京都市左京区

洛北(圓光寺)の紅葉
本堂前に広がる庭園「十牛之庭」から見渡す風景は一枚の絵画のよう画像提供:圓光寺

圓光寺は、1601(慶長6)年、徳川家康公が文治政策として閑室元佶(カンシツゲンキツ)師を招いて伏見に学問所を開いたのに始まり、圓光寺版と呼ぶ図書も出版、当時の木活字(重文)が現存する。1667(寛文7)年、現在地に移転。庭園は新緑や紅葉時に美観を呈し、本堂前には水琴窟が設置され、妙音を聞ける。境内山上からは眼下に燃え立つ紅葉、遠くには北山や嵐山の眺望も楽しめる。

見どころ

園内にある枯山水「奔龍庭」は紅葉の季節がおすすめ。石の庭園と紅葉のコントラストが美しい。2023年11月11日(土)から12月5日(火)は、紅葉特別拝観の期間で、事前予約制となる。

例年の色付き始め 11月初旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。2023年11月11日(土)~12月5日(火)は紅葉特別拝観
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

鞍馬寺の紅葉/京都府京都市左京区

鞍馬寺の紅葉
カエデが鮮やかに色づく画像提供:鞍馬寺

鞍馬寺の門前町として発展してきた鞍馬は、京都のほぼ真北にあり義経伝説と火祭で有名。標高が高いため、市街よりも早く紅葉する。どっしりと構える山門(仁王門)周辺の紅葉が特に素晴らしい。美しく色付いたカエデがより山門を絢爛に引き立て、参拝者たちを迎えてくれる。

見どころ

本殿前庭からの、カラフルなカエデのグラデーションと比叡の山並みが織り成す絶景も見物。また、鞍馬寺から鞍馬山を越え貴船へ至る約1時間の散策コースでは散策を楽しめる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

下鴨神社の紅葉/京都府京都市左京区

下鴨神社の紅葉
糺の森の紅葉は幽玄の趣だ画像提供:下鴨神社

下鴨神社は、京都市左京区にある神社。正式名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録されている。境内にある社叢林である、糺の森でカエデなどの美しい紅葉を見ることができる。

見どころ

糺の森内では、樹齢600年ほどにもなる大樹、荘厳な原生林、色づいた紅葉を散策できる。

例年の色付き始め 12月上旬
例年の紅葉見頃 12月上旬12月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

詩仙堂丈山寺の紅葉/京都府京都市左京区

詩仙堂丈山寺の紅葉
開け放たれた座敷からの景観は必見画像提供:詩仙堂丈山寺

京都市左京区一乗寺にある、江戸時代の文人・石川丈山が晩年を過ごした山荘跡。寛永18年(1641)丈山隠棲のため詩仙堂を建立、終の棲家と定めた。三十六歌仙にならい中国歴代の詩人36人を選び三十六詩仙とし、狩野探幽・尚信に肖像を描かせ、丈山自らも各詩人の詩を墨書きした額とともに詩仙の間に掲げた。これが詩仙堂の名の由来となっている。風情豊かな庭園では紅葉と四季折々の花を散策しながら楽しめ、開け放たれた座敷でゆっくり過ごしながらの鑑賞もおすすめ。一乗寺・修学院周辺の紅葉スポットとしても知られ、例年、11月上旬頃からヤマモミジやイロハモミジ、オオモミジ、カキなどが色付き始め、11月中旬から下旬頃にかけてが見頃となる。

見どころ

座敷から見る紅葉は、サツキと白砂のコントラストが美しい。庭園を散策しながらの眺めも魅力的だ。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ヤマモミジ、イロハモミジ、オオモミジ、カキ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

寂光院の紅葉/京都府京都市左京区

寂光院の紅葉
桃山時代頃の建築の特色を残していると言われてる本堂画像提供:寂光院

京都大原の地に優しくひっそりとたたずむ、平家物語ゆかりの天台宗の尼寺。推古2(594)年に聖徳太子が父・用明天皇の菩提を弔うために建立されたと伝えられる。文治元(1185)年には、平清盛の娘である建礼門院徳子が隠棲し、壇ノ浦の戦いで滅亡した平家一門やわが子安徳天皇の菩提を弔いながら終生を過ごした。境内には千年の姫小松や汀の桜など平家物語にちなむ庭園がある。参道にはが連なり、春は新緑、秋は紅葉に覆われる。例年、11月中旬頃になるとモミジなどが色付き始め、11月下旬頃にかけてが紅葉の見頃となる。

見どころ

寂光院のご本尊様は「六万体地蔵尊」と称される鎌倉時代造立の地蔵菩薩立像(重要文化財)である。旧本尊は火災で大きく焼損したが、像内の納入品がほぼ無傷であったことなどから、鎌倉時代の制作当時そのままの美しい彩色で復元された。2023年11月3日(祝)~6日(月)・11日(土)・12日(日)・18日(土)・19日(日)・23日(祝)~26日(日)、特別公開される(詳細は公式サイトで要確認)。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。
紅葉する木の種類 モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

宝泉院の紅葉/京都府京都市左京区

宝泉院の紅葉
庭の竹と赤いカエデのコントラストは趣がある画像提供:宝泉院

京都府の大原三千院の参道奥に位置する勝林院の塔頭。五葉の松や額縁庭園の紅葉で有名で、庭の青々とした竹と赤いカエデのコントラストは見応えがある。見頃は11月中旬から下旬頃で、緑色の竹林や紅葉を眺めながら、水琴窟の音色に癒される。2023年11月3日(祝)~12月3日(日)まで、宝泉院ライトアップが開催される。

見どころ

客殿から眺める「額縁庭園」は見事で、客殿で抹茶と茶菓子を味わいつつ色鮮やかな紅葉を眺めることができる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬宝泉院ライトアップ2023年11月3日(祝)~12月3日(日)。期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。
紅葉する木の種類 カエデ、サクラ、ドウダンツツジ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。
※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。

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表記に関する説明

  • 青葉

  • 色づき始め

  • 今見頃

  • 色あせ始め

  • 落葉

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