兵庫県で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ10選

兵庫県

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ10スポットをご紹介。2023年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2024年4月13日~2024年4月26日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

姫路城西御屋敷跡庭園 好古園の紅葉/兵庫県姫路市

姫路城西御屋敷跡庭園 好古園の紅葉
大池に映る錦色の紅葉が幽玄な世界を演出する画像提供:一般財団法人姫路市まちづくり振興機構

世界遺産にも登録されている姫路城を借景にした、池泉回遊式の日本庭園。3万平方メートルを超える敷地面積を持ち、江戸時代の風情を醸し出す景観から、時代劇やドラマのロケ地としても使われる。秋には、姫山樹林を借景に大滝と大池の眺めを紅葉と共に楽しめる潮音斎や築山池泉の庭などといった紅葉ポイントがあり、園内の活水軒では庭の紅葉を見ながら食事を味わうこともできる。例年の紅葉の見頃は、11月中旬から下旬頃にかけて。

見どころ

9つの趣の異なる庭園の佇まいは江戸時代を彷彿とさせる。映画やドラマなどの撮影でもたびたび使用されており、趣のある雰囲気を楽しめる。2023年11月17日(金)から12月3日(日)の期間には、紅葉会を開催。期間中は開園時間が20:00まで延長され、日没より園内の紅葉した木々をライトアップ。昼間とは違った幻想的な景色を楽しめる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ヤマモミジ、ハウチワカエデ、イタヤカエデ、桜類、ケヤキ、ムクノキ、ドウダンツツジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

但馬安國禅寺のドウダンツツジの紅葉/兵庫県豊岡市

但馬安國禅寺のドウダンツツジの紅葉
まるで額縁に収められた絵画のようPhoto by yoshinaga sanada

本堂裏庭築山に上下左右10mほど枝をのばす、樹齢約150年のドウダンツツジが秋になると葉を真紅に染める。2023年は11月6日(月)から22日(水)の平日のみ一般公開(土日祝日は非公開)。ライトアップは行わない。

見どころ

開放した建具を額縁のようにして本堂越しに裏庭を眺めると、一枚の絵画のように美しい。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 2023年11月6日(月)~22日(水) ※平日のみ一般公開(土日祝日は非公開)
紅葉する木の種類 ドウダンツツジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

高源寺の紅葉/兵庫県丹波市

高源寺の紅葉
多宝塔の周囲を鮮やかに彩る紅葉画像提供:高源寺

高源寺は兵庫県丹波市にあり、三丹随一の紅葉の名所として知られる禅宗の由緒ある寺院。数あるカエデの中でも、鎌倉時代に同寺を開創した遠谿祖雄(えんけいそゆう)禅師が中国杭州の天目山より持ち帰って植えたといわれる「天目カエデ」が特に目を引く。葉が小さく、切れ目が深く、枝が垂れてくる天目カエデの紅葉が、広い境内を埋めつくす様子は壮観だ。2023年10月28日(土)~11月26日(日)には、土・日・祝日を中心に伝統芸能の「猿まわし」が予定されている。

見どころ

広い境内全域、特に惣門から山門への参道がモミジで色づく「紅葉のトンネル」や、多宝塔周辺の紅葉も見どころ。さらに、境内にはコケも豊富で、落ちたカエデの葉とコケのコントラストが美しい景色を楽しませてくれる。

例年の色付き始め 11月上旬(年によって変化あり)
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、ドウダンツツジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

瑞宝寺公園の紅葉/兵庫県神戸市北区

瑞宝寺公園の紅葉
秋には鮮やかな紅葉を楽しめる画像提供:有馬温泉観光協会

有馬温泉の南東部に位置し、1873年に廃寺になった瑞宝寺は、現在神戸市の公園となり親しまれる。秋には2500本のカエデが色づき、その光景を見た豊臣秀吉が「いくら見ても飽きない」と言ったと伝承されることから、「日暮(ひぐらし)の庭」との別称がある。またここには、秀吉が愛用したといわれる石の碁盤も残されている。例年、11月上旬頃から色づき始め、11月下旬頃にかけてが紅葉の見頃となる。

見どころ

11月初旬から下旬にかけて期間限定でオープンする「もみじ茶屋」にも足を運びたい。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

六甲有馬ロープウェー(六甲山)の紅葉/兵庫県神戸市灘区

六甲有馬ロープウェー(六甲山)の紅葉
足元まである大きな窓を採用したゴンドラから見下ろす一面の紅葉画像提供:こうべ未来都市機構

兵庫県神戸市にある、六甲山上と有馬温泉を12分で結ぶ六甲有馬ロープウェー。山頂付近はブナなどの黄、有馬温泉付近はモミジの赤と、標高によって移り変わる彩りが見られる。六甲山には、世界の高山植物や寒冷地植物などが栽培される六甲高山植物園や、日本最大級のアスレチックが体験できる六甲山アスレチックパークGREENIA、明石海峡大橋から関西国際空港までを一望できる六甲ガーデンテラスなどのレジャー施設もあり、家族や団体で楽しめる。2020年に新ゴンドラを導入しており、大きなガラス面からダイナミックな展望が広がる。

見どころ

空中散歩を楽しみながら、紅葉、黄葉と常緑の木々の鮮やかなコントラストが堪能できる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、ブナ、コブシ、イチョウ、他

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

大本山永平寺御直末寺 光明寺の紅葉/兵庫県三田市

大本山永平寺御直末寺 光明寺の紅葉
紅葉の隙間から差す柔らかな木漏れ日が人々の心を和ませる画像提供:光明寺墓地公園

聖徳太子が創建し、行基菩薩によって開山したとの言い伝えが残る古寺。四季折々の花で飾られる境内は、ハイキングを楽しむ人や参拝客の憩いの場となっている。紅葉は例年10月下旬から山門周辺に並ぶモミジが色付き始め、11月中旬まで真っ赤に染まった光景が観賞できる。

見どころ

兵庫県の観光百選にも指定される景勝地で、ハイキングコースとしても知られている。何百年もの間変わらず色づき続ける紅葉に時の流れを感じることができる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イロハモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

白毫寺の紅葉/兵庫県丹波市

白毫寺の紅葉
真っ赤に染まったモミジが水面にも映り込む画像提供:白毫寺

白毫寺は兵庫県丹波市にある。山紫水明の環境に囲まれた境内には、人間の世界と仏の世界を結ぶといわれる太鼓橋があり、橋下には数百尾のニシキゴイやマゴイが悠々と泳ぐ心字池がある。このあたりは、4月の桜に始まり、フジ、セッコク、スイレン、ハスと四季の花々が楽しめる。秋を迎えると真っ赤に染まったモミジに、ムクロジの葉が黄色のアクセントを加え、錦織りなす光景を眺められる。例年11月上旬から下旬頃にかけてが、紅葉の見頃の時期となる。

見どころ

総本堂から太鼓橋やモミジを心字池越しに見る光景は、境内でも格別。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ノムラモミジ、ヤマモミジ、ムクロジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

書寫山圓教寺の紅葉/兵庫県姫路市

書寫山圓教寺の紅葉
摩尼殿回廊からの紅葉画像提供:書寫山圓教寺

兵庫県姫路市にある、1000年の歴史を刻む古刹。書写山上のうっそうとした森は、秋になるとモミジカエデイチョウなどにより彩られる。花山院、後白河院、後醍醐帝の行幸を仰いだ壮大な伽藍は、近年は映画「ラストサムライ」や大河ドラマにも使用。歴史ある建造物と紅葉が織りなす美の観は一見の価値がある。例年、11月中旬から11月下旬にかけてが、紅葉の見頃の時期となる。

見どころ

千年以上の歴史を有する大伽藍と紅葉(摩尼殿・瑞光院・金剛堂付近)は見もの。もみじまつり期間にあたる2023年11月17日(金)から19日(日)の期間には、10:00から16:00まで文化財特別公開(大講堂、常行堂、金剛堂)が行われる他、日没から20:00までライトアップを実施。紅葉とともに荘厳な寺社が幻想的に照らし出される。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。
紅葉する木の種類 カエデ、タカオモミジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

神戸市立須磨離宮公園の紅葉/兵庫県神戸市須磨区

神戸市立須磨離宮公園の紅葉
和庭園で紅葉狩り画像提供:神戸市立須磨離宮公園

皇室の別荘地「旧武庫離宮」を当時の皇太子殿下(現在の上皇陛下)ご成婚記念事業として整備し、1967(昭和42)年に開設された由緒ある公園。例年11月中旬から下旬頃には植物園を中心にイロハモミジなど約600本の紅葉が見頃を迎える。紅葉が色づく花の広場、紅葉のトンネルになるもみじ道、和庭園など見どころが豊富。

見どころ

11月中旬から12月上旬にかけて、植物園を中心にイロハモミジなど約600本が色づく。2023年11月11日(土)~12月10日(日)の期間中、土日祝は20:00まで夜間開園し、もみじのライトアップを開催。日中とは異なる幻想的な雰囲気に包まれる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イロハモミジ、ラクウショウ、カツラ、イチョウ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

相楽園の紅葉/兵庫県神戸市中央区

相楽園の紅葉
池の水面に映る紅葉が美しい画像提供:相楽園

神戸市の都市公園で唯一の日本庭園。池の周りの飛石や石橋を渡りながら巡る回遊式の庭園で、園内の各所にはモミジが植えられている。見ごろの時期には、赤や黄色の紅葉が池の水面に反射して美しい。三宮の市街地に近接しているが、静かにゆっくりと紅葉を鑑賞することができる紅葉スポットだ。

見どころ

約2万平方メートルの敷地面積からなる庭園内には、蘇鉄(そてつ)園のほか、樹齢500年と伝えられる大クスノキ、ツツジやモミジがある。紅葉が見ごろとなるのは、毎年11月中旬から。重厚な正門と欧風建築の旧小寺家厩舎、旧ハッサム住宅といった重要文化財もあわせて楽しめる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。毎週木曜休園(祝日の場合は開園、翌日休園)
紅葉する木の種類 モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。
※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。

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表記に関する説明

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  • 色づき始め

  • 今見頃

  • 色あせ始め

  • 落葉

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