京都府で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ30選

京都府

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ30スポットをご紹介。2024年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年1月30日~2025年2月12日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

永観堂 禅林寺の紅葉/京都府京都市左京区

永観堂 禅林寺の紅葉
橋を彩る深紅の紅葉画像提供:京都 禅林寺蔵

京都京都市の永観堂は紅葉の名所としても知られ、特に山の中腹にあり境内の最も高い場所にある多宝塔を、秋になると紅葉が包み込む幻想的な光景は必見だ。数ある京都紅葉名所の中でも、古今和歌集に「モミジの永観堂」と詠まれるほどの紅葉の美しさで、約3000本のモミジが池泉回遊式庭園や多宝塔などを飾る。垣のようにはりめぐらされた岩に紅葉が映える様子は、岩垣もみじと呼ばれている。紅葉は例年、11月中旬から11月下旬頃にかけてが見頃となる。

見どころ

2024年11月11日(月)~12月8日(日)には、17時まで(16時受付終了)「秋の特別寺宝展」を実施。また、11月11日(月)~12月1日(日)17時30分から21時(20時30分受付終了)には、境内がライトアップされ、中央にある放生池や紅葉など、昼とは異なる幽玄的な紅葉を楽しめる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。ライトアップは2024年11月11日(月)~12月1日(日)
紅葉する木の種類 イロハモミジ、オオモミジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

今熊野観音寺の紅葉/京都府京都市東山区

今熊野観音寺の紅葉
秋には境内がモミジで真っ赤に染まる画像提供:今熊野観音寺

京都京都市にある今熊野観音寺は泉涌寺の山内にあり、弘法大師によって開創された。空海作と伝わる本尊十一面観世音菩薩は「頭の観音様」として親しまれており、頭痛封じのご利益があり、最近ではボケ封じの寺としても信仰を集めている。また、紅葉の名所としても知られ、秋には境内がモミジで真っ赤に彩られる。例年、11月中旬頃から色付き始め、11月下旬頃にかけてが紅葉の見頃となる。

見どころ

泉涌寺山内にあり、参道から朱色の鳥居橋より境内に広がる紅葉は、参拝者の心をとらえてやまない。また、2024年11月9日(土)~24日(日)には、紅葉まつりが開催。期間中は境内に床几を並べお茶、お団子の模擬店も出店するため、境内地の美しい紅葉を鑑賞しながら楽しめる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、カエデ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

東山(清水寺)の紅葉/京都府京都市東山区

東山(清水寺)の紅葉
鮮やかに染まった木々を街並みと合わせて楽しむことができる画像提供:清水寺

世界遺産「古都京都の文化財」の一つである清水寺。13万平方メートルの広大な境内には、国宝や重要文化財を含む30以上の伽藍や碑が建ち並ぶ。中でも京都の町を見下ろせる「清水の舞台」はあまりにも有名だ。四季それぞれ違う表情が見られ、秋には紅葉の名所となる。昼には鮮やかに染まった木々を街並みと合わせて楽しむことができるほか、11月下旬からは夜間特別拝観にてライトアップも行われ、昼とはひと味違う幻想的な雰囲気で紅葉を鑑賞できる。

見どころ

2024年11月18日(月)~30日(土) には「夜間特別拝観」(17:30点灯予定、21:00受付終了)と、 「成就院庭園 特別拝観」(9:00~16:00受付終了、18:00~20:30受付終了)が行われる。※拝観料は「料金」タブ参照。

例年の色付き始め 11月下旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ヤマモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

洛西(大原野神社)の紅葉/京都府京都市西京区

洛西(大原野神社)の紅葉
色づく紅葉に朱塗りの社殿が映える画像提供:大原野神社

桓武帝が長岡京遷都の際に、皇后の氏神であった奈良の春日明神をここに分祀したのが起こりと伝えられる。850年(嘉祥3年)には社殿が造営され、春日造りの丹塗りの壮麗な本殿、猿沢池を模した鯉沢池も造られた。紅葉の名所として名高く、広大な境内に桜やモミジの赤が映える。

見どころ

近辺には、大原野神社から歩いて行くことのできる勝持寺がある。こちらも桜が有名だが、紅葉も負けず劣らず素晴らしい。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 桜、モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

瑠璃光院の紅葉/京都府京都市左京区

瑠璃光院の紅葉
「瑠璃の庭」を望む書院からの景観は格別画像提供:瑠璃光院

平安貴族や武士たちに「やすらぎ」の郷として愛されてきた「八瀬」の地にあり、大正末から昭和の初めにかけての大改築で、自然を借景とした名庭を造営された。修学院・大原の豊かな自然と数寄屋造りの建物や名庭がおりなす四季折々の表情は見事で、特に紅に染まる秋には見事な紅葉が楽しめる。2024年の秋の特別拝観は10月1日(火)~12月10日(火)で、それ以外の期間は拝観ができないので要注意。

見どころ

「瑠璃の庭」を望む格調高い落ち着いた書院は見どころ。また、参道の傾斜地に植えられた100種以上のカエデ紅葉は、秋ともなると錦繍を競い合う。

例年の色付き始め 10月初旬
例年の紅葉見頃 2024年10月1日(火)~12月10日(火)(予定)秋の特別拝観。期間外は拝観不可※変更となる可能性があるため事前に公式サイト等ご確認ください
紅葉する木の種類 モミジ、カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

大本山 東福寺の紅葉/京都府京都市東山区

大本山 東福寺の紅葉
紅葉シーズンには色鮮やかな景観が広がる画像提供:大本山 東福寺

本堂と普門院、開山堂を結ぶ通天橋には、通天紅葉と呼ばれる、葉が3つに分かれて黄金色になるカエデ数十本が見られる。また、通天橋から見下ろす紅葉は絶景として名高く、シーズンには鮮やかな渓谷美を堪能できる。20万平方メートル以上の広大な境内には、国宝に指定されている三門や、苔と敷石が市松模様をつくる本坊庭園など見どころも豊富だ。また、虹の苔寺と言われる境外塔頭「光明院」の「波心の庭」は、紅葉時期だけの限定公開。例年、11月下旬から12月上旬頃にかけてが、紅葉の見頃の時期となる。

見どころ

シーズン中は洗玉澗(せんぎょくかん)と呼ばれるカエデの雲海ができ、上からの眺めはまるで紅葉の海を見下ろしているかのよう。2024年11月16日(土)~30日(土)の7:30~8:30(受付終了8:00)には、早朝貸切拝観を実施。また、11月16日(土)~12月1日(日)の17:30~19:30(最終受付19:00)には、ライトアップを実施。※どちらも完全予約制。詳細は公式サイトのお知らせ参照。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。ライトアップは2024年11月6日(土)~12月1日(日)※完全予約制
紅葉する木の種類 イロハモミジ、ヤマモミジ、ミツバモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

岩倉実相院門跡の紅葉/京都府京都市左京区

岩倉実相院門跡の紅葉
床板に映る「床もみじ」※撮影禁止画像提供:実相院

実相院は京都京都市の大原エリアに位置し、岩倉門跡や岩倉御殿と呼ばれる、元天台宗の寺門派(天台宗には山門派と寺門派がある)の単立寺院。パワースポットである岩倉にあり、本殿は300年前に御所から移築された。趣きの違う2つの庭を擁し、1つは奥の書院と客殿との間にある山水庭園で、裏山の景色に溶け込み日々違った表情を見せる。もう1つは、比叡の山並みを借景とした雄大な石庭だ。秋の紅葉の頃はいっそう美しく、例年11月上旬から12月上旬が見頃だ。

見どころ

滝の間の磨き上げられた床板に映る「床もみじ」は、まるで一枚の絵画のよう。季節ごとに異なる色合いを見せる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

鷹峯(源光庵)の紅葉/京都府京都市北区

鷹峯(源光庵)の紅葉
紅葉の頃となると、窓から景色を眺めたいという人々が多く訪れる画像提供:源光庵

光悦寺にもほど近い源光庵は、庭にある見事なカエデで有名。本堂には丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」があり、それぞれに仏意がこめられている。丸い窓は、何事にもとらわれない素直な気持ちを「禅と円通」の心で表し、四角い窓は、生まれることや病、死ぬことなど日々のさまざまな苦しみの「人間の生涯」を表している。紅葉の頃となると、その窓から景色を眺めたいという人々が多く訪れる。本堂の天井は伏見城の遺構で、落城の悲劇を伝える血天井が残されている。

見どころ

例年、11月上旬頃からカエデが色付き始め、11月中旬から下旬頃にかけてが紅葉の見頃の時期となる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

高雄(神護寺)の紅葉/京都府京都市右京区

高雄(神護寺)の紅葉
広大な境内が紅葉一色に染まるさまは必見画像提供:神護寺

高雄、槇尾、栂尾は三尾と言われ、いずれも京都京都市北西部の紅葉の名所として知られる。特に高雄山の中腹にある神護寺は、京都市内でも早めに色づき始める、京都屈指の紅葉の名所。秋には、山門への古びた石段に赤や黄のカエデが葉を落とす風景や、境内に入ると葉の合間にお堂や塔が見え隠れする情趣たっぷりの景色が楽しめる。また有名なかわら投げは、ここ神護寺が発祥とされており、境内西の地蔵院から谷に飛ばすことで家内安全を祈る。

見どころ

金堂前の石段、両側のモミジが美しい。見ごろの最盛期を過ぎた晩秋の境内を埋める散りもみじも風情にあふれている。また、毎年、11月1日~7日の7日間「重要文化財 大師堂特別拝観 板彫弘法大師像」を開催(9:00~16:00)。拝観料は500円(境内通常拝観料1000円が別途必要)。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

嵐山の紅葉/京都府京都市右京区

嵐山の紅葉
鮮やかな紅葉をバックに渡月橋が佇むさまが美しい画像提供:京都市メディア支援センター

赤や黄の錦に染まった嵐山を背景に、曲線の美しい渡月橋がかかる風景はあまりに有名。トロッコ列車から見られる美しい紅葉や、名刹の天龍寺をはじめ、紅葉に包まれる名所が多く、1日楽しめるのも魅力だ。例年、11月下旬から12月上旬頃にかけてが、紅葉の見頃の時期となる。

見どころ

2024年11月10日(日)には「嵐山もみじ祭り」が開催。渡月橋付近から今様船、平安管弦船等様々な趣向を凝らした優雅な船が大堰川ほとりで、嵐山の地にゆかりのある芸能を繰り広げる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。

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表記に関する説明

  • 青葉

  • 色づき始め

  • 今見頃

  • 色あせ始め

  • 落葉

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