嵐山で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ17選

嵐山

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ17スポットをご紹介。2024年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2024年12月31日~2025年1月13日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

高雄(神護寺)の紅葉/京都府京都市右京区

高雄(神護寺)の紅葉
広大な境内が紅葉一色に染まるさまは必見画像提供:神護寺

高雄、槇尾、栂尾は三尾と言われ、いずれも京都京都市北西部の紅葉の名所として知られる。特に高雄山の中腹にある神護寺は、京都市内でも早めに色づき始める、京都屈指の紅葉の名所。秋には、山門への古びた石段に赤や黄のカエデが葉を落とす風景や、境内に入ると葉の合間にお堂や塔が見え隠れする情趣たっぷりの景色が楽しめる。また有名なかわら投げは、ここ神護寺が発祥とされており、境内西の地蔵院から谷に飛ばすことで家内安全を祈る。

見どころ

金堂前の石段、両側のモミジが美しい。見ごろの最盛期を過ぎた晩秋の境内を埋める散りもみじも風情にあふれている。また、毎年、11月1日~7日の7日間「重要文化財 大師堂特別拝観 板彫弘法大師像」を開催(9:00~16:00)。拝観料は500円(境内通常拝観料1000円が別途必要)。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

嵐山の紅葉/京都府京都市右京区

嵐山の紅葉
鮮やかな紅葉をバックに渡月橋が佇むさまが美しい画像提供:京都市メディア支援センター

赤や黄の錦に染まった嵐山を背景に、曲線の美しい渡月橋がかかる風景はあまりに有名。トロッコ列車から見られる美しい紅葉や、名刹の天龍寺をはじめ、紅葉に包まれる名所が多く、1日楽しめるのも魅力だ。例年、11月下旬から12月上旬頃にかけてが、紅葉の見頃の時期となる。

見どころ

2024年11月10日(日)には「嵐山もみじ祭り」が開催。渡月橋付近から今様船、平安管弦船等様々な趣向を凝らした優雅な船が大堰川ほとりで、嵐山の地にゆかりのある芸能を繰り広げる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

小倉山二尊院の紅葉/京都府京都市右京区

小倉山二尊院の紅葉
参道を彩る赤黄色の紅葉を見ながら散策を楽しめる画像提供:二尊院

京都を代表する観光地、嵐山・嵯峨野エリアの小倉山山麓にある天台宗の古刹。参道は馬が駆け抜けられるほど広いことから、紅葉の馬場と呼ばれる。背景になる小倉山のモミジと参道沿いのカエデと2つの美しい紅葉を楽しむことができる。例年、11月中旬から下旬に見頃を迎えるが、散りモミジが見られる12月上旬に訪れるのもおすすめだ。

見どころ

勅使門まで続くモミジのトンネルは、絶好のフォトスポット。また、「モミジの馬場」という参道の両端から色づいた鮮やかな紅葉がせり出すように枝を伸ばす様子は圧巻。真っ赤な紅葉に包まれる本堂、石段や築地塀、そして晩秋の散り紅葉と、紅葉名所にふさわしい美景が多く、参拝者の心を癒してくれる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、オオモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

旧嵯峨御所 大本山大覚寺の紅葉/京都府京都市右京区

旧嵯峨御所 大本山大覚寺の紅葉
秋の紅葉シーズンになると、境内の紅葉樹が真っ赤に色付く画像提供:旧嵯峨御所大本山大覚寺

紅葉の名所として知られる寺院。秋の紅葉シーズンになると、境内の紅葉樹が真っ赤に色付き、園内を彩る。見頃を迎えた紅葉は、大覚寺ならではの風雅を演出し、大沢池の水面に映し出される心経宝塔のあでやかさは圧巻の光景だ。例年の紅葉の見頃は、11月下旬から12月上旬頃にかけて。

見どころ

大覚寺内の大沢池は、「日本三大名月鑑賞地」の1つに数えられるお月見の名所。紅葉と合わせて幻想的な風景を楽しめる。2024年11月15日(金)~12月1日(日)17時30分~20時30分は大沢池ライトアップを開催(20時受付終了、昼夜入れ替え制)。

例年の色付き始め 11月下旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。2024年11月15日(金)~12月1日(日)には、大沢池ライトアップを開催
紅葉する木の種類 モミジ、カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

常寂光寺の紅葉/京都府京都市右京区

常寂光寺の紅葉
参道までの道のりが一面の紅葉で飾られる画像提供:常寂光寺

嵐山周辺エリアの嵯峨野に位置する塀のない寺。紅葉が美しい小倉山の中腹にあり、常寂光土に遊ぶような風情があることから常寂光寺と名づけられた。石段沿いや境内にカエデが茂り、色彩豊かな風景が印象的。特に高さ約12メートルの多宝塔近辺の紅葉は必見で、数ある京都紅葉名所の中でも絵になる紅葉スポットだ。境内や多宝塔の周辺からは市内を一望でき、優美な京都の景色を楽しめる。

見どころ

例年11月18日ごろから1週間が紅葉の最盛期となり、山門から仁王門、本堂、多宝塔に至る参道と庭が赤黄色のモミジで彩られる。2024年11月16日(土)~11月27日(水)の9時~16時には、常寂光寺 本堂・書院内部特別拝観を開催(500円)。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ノムラカエデ、イロハモミジ、オオモミジ、ヒロハモミジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

宝筐院の紅葉/京都府京都市右京区

宝筐院の紅葉
赤黄色に染まる参道が美しい画像提供:宝筐院

竹林や苔に四季折々の花が映える、風情満点の庭園が美しい臨済宗の寺院。カエデに包まれた苔が美しく、モミジやドウダンツツジも多くある。晩秋から初冬には見事な紅葉が見られ、境内のモミジの回廊が秋色に美しく変化する。入口から門をくぐるとまっすぐな石畳の道があり、その両側に紅葉のトンネルが続く。辺り一面が黄金色や赤色の紅葉に包まれる様子は必見だ。

見どころ

眼前に広がる一面のモミジと参道を彩る落ち葉のコントラストが風情を感じさせる。例年11月中旬頃から色付き始め、11月下旬から12月上旬頃にかけて見頃を迎える。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、ドウダンツツジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

天龍寺の紅葉/京都府京都市右京区

天龍寺の紅葉
嵐山・亀山・小倉山を借景とした曹源池庭園画像提供:天龍寺

約700年前からそのままの姿をとどめている由緒ある寺院。京都の西端に位置することで、朝日が一番最初に当たり、早朝が最も美しく、混雑も少ないためおすすめ。嵐山・亀山・小倉山を借景とした池泉回遊式庭園の曹源池庭園は、世界文化遺産にも認定登録されている。曹源池庭園裏の小道の「紅葉のトンネル」は絶好の紅葉スポットだ。なお、2024年11月16日(土)~12月1日(日)は、早朝参拝で7時30分に庭園のみ開門される。

見どころ

紅葉シーズンの境内にはカエデ、ツツジ、桜など数多くの木が紅葉し、嵐山の景色と合わさることで素晴らしい絶景が見られる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、ハナミズキ、サクラ、ツツジ、サルスベリ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

宝厳院の紅葉/京都府京都市右京区

宝厳院の紅葉
庭園「獅子吼の庭」では苔と紅葉のコントラストを観賞できる画像提供:宝厳院

嵐山借景 回遊式山水庭園「獅子吼(ししく)の庭」は、嵐山の景観を取り入れた借景式山水庭園で、室町時代に中国に2度渡った禅僧、策彦周良禅師によって作庭された。「獅子吼」とは「仏が説法する」という意味であり、庭園内を散策し鳥の声や風の音を聴くことで、人生の心理や正道を肌で感じ、心を穏やかにする効果を持つとされる。紅葉シーズンには、カエデイチョウなどが色づき、より豊かな庭の彩りが楽しめる。

見どころ

紅葉シーズン中はライトアップを実施。赤黄色のモミジが光に照らされ輝くさまは見事だ。2024年10月5日(土)~12月8日(日)には、秋の特別拝観を開催。11月15日(金)~12月8日(日)の17:30から20:00(受付終了時間。閉門は20:30)は秋の夜間特別拝観で、ライトアップが行われる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。秋の特別拝観 2024年10月5日(土)~12月8日(日)。秋の夜間特別拝観 11月15日(金)~12月8日(日)
紅葉する木の種類 カエデ、イチョウ、ドウダンツツジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

祇王寺の紅葉/京都府京都市右京区

祇王寺の紅葉
静かな林の中に紅葉のじゅうたんが現れる画像提供:祇王寺

「平家物語」に登場した由緒ある草庵。祇王寺の紅葉は、特に寺を囲む美しい竹林と苔庭とのコントラストが魅力。秋になると、境内のモミジが鮮やかな赤や橙に色づき、苔に落ちる紅葉の絨毯が幻想的な風景を作り出す。なかでも紅葉の散り際にあたる11月下旬から12月上旬にかけて、辺り一面に散り紅葉が敷き詰められたかのように重なる。

見どころ

境内が深い紅色に包まれるさまを楽しむことができる。この光景は、自然と歴史の調和が感じられ、訪れる人々に心の静けさをもたらしている。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。2025年1月1日(祝)は休み
紅葉する木の種類 アオモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

大河内山荘庭園の紅葉/京都府京都市右京区

大河内山荘庭園の紅葉
庭園内の国登録有形文化財「滴水庵」と秋の風情画像提供:大河内山荘庭園

大河内山荘庭園は、昭和時代の映画俳優・大河内伝次郎が30年もの歳月をかけて築き上げた名庭園で、四季折々の美しい自然が楽しめる。秋には、例年11月中旬から下旬にかけて紅葉のピークを迎える。庭園は広大な傾斜地に広がっており、場所によって異なるタイミングで紅葉が進むため、長期間にわたり色とりどりの紅葉が見られるのが特徴だ。庭園内にはマツやカエデが多く植えられ、鮮やかな紅葉とそれを際立たせる光と影のコントラストが美しい。また、高台からは紅葉に染まった嵐山の景色を一望でき、庭園そのものと周囲の景観が織り成す「借景」の美しさが際立つ。

見どころ

庭園内には「中門」「大乗閣」「持仏堂」「滴水庵」といった国登録有形文化財が点在し、歴史的価値のある建物が庭園の魅力を一層引き立てる。園路は自然石を敷いた趣のある小道が続き、ゆっくりと歩きながら紅葉を鑑賞でき、紅葉だけでなく、大河内山荘の歴史や文化に触れながら、秋の深まりを感じられる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬
紅葉する木の種類 カエデ、ドウダンツツジ、ハナミズキ、イチョウ、カツラ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。

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表記に関する説明

  • 青葉

  • 色づき始め

  • 今見頃

  • 色あせ始め

  • 落葉

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