京都府で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ30選(2ページ目)

京都府

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ30スポットをご紹介。2024年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年3月3日~2025年3月16日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

旧嵯峨御所 大本山大覚寺の紅葉/京都府京都市右京区

旧嵯峨御所 大本山大覚寺の紅葉
秋の紅葉シーズンになると、境内の紅葉樹が真っ赤に色付く画像提供:旧嵯峨御所大本山大覚寺

紅葉の名所として知られる寺院。秋の紅葉シーズンになると、境内の紅葉樹が真っ赤に色付き、園内を彩る。見頃を迎えた紅葉は、大覚寺ならではの風雅を演出し、大沢池の水面に映し出される心経宝塔のあでやかさは圧巻の光景だ。例年の紅葉の見頃は、11月下旬から12月上旬頃にかけて。

見どころ

大覚寺内の大沢池は、「日本三大名月鑑賞地」の1つに数えられるお月見の名所。紅葉と合わせて幻想的な風景を楽しめる。2024年11月15日(金)~12月1日(日)17時30分~20時30分は大沢池ライトアップを開催(20時受付終了、昼夜入れ替え制)。

例年の色付き始め 11月下旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。2024年11月15日(金)~12月1日(日)には、大沢池ライトアップを開催
紅葉する木の種類 モミジ、カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

高雄(神護寺)の紅葉/京都府京都市右京区

高雄(神護寺)の紅葉
広大な境内が紅葉一色に染まるさまは必見画像提供:神護寺

高雄、槇尾、栂尾は三尾と言われ、いずれも京都京都市北西部の紅葉の名所として知られる。特に高雄山の中腹にある神護寺は、京都市内でも早めに色づき始める、京都屈指の紅葉の名所。秋には、山門への古びた石段に赤や黄のカエデが葉を落とす風景や、境内に入ると葉の合間にお堂や塔が見え隠れする情趣たっぷりの景色が楽しめる。また有名なかわら投げは、ここ神護寺が発祥とされており、境内西の地蔵院から谷に飛ばすことで家内安全を祈る。

見どころ

金堂前の石段、両側のモミジが美しい。見ごろの最盛期を過ぎた晩秋の境内を埋める散りもみじも風情にあふれている。また、毎年、11月1日~7日の7日間「重要文化財 大師堂特別拝観 板彫弘法大師像」を開催(9:00~16:00)。拝観料は500円(境内通常拝観料1000円が別途必要)。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

大原(三千院)の紅葉/京都府京都市左京区

大原(三千院)の紅葉
緑・赤・黄色のコントラストが美しい画像提供:三千院

国宝の阿弥陀三尊をはじめ、多くの文化財が安置される天台宗の寺院で大原散策の中心地。紅葉のシーズンには杉木立に囲まれた有清園と、茶人の金森宗和の修築による美しい聚碧園が秋色に染まる。有清園の杉苔には、各所に石彫刻家 杉村 孝のわらべ地蔵が置かれ、庭を回遊する人を温かく迎えてくれる。石垣と茶店に挟まれた約50メートルの参道に沿ってカエデが枝を張っており、境内では、青い苔庭に赤や黄に色づいた葉が美しく降り積もる。

見どころ

緑に囲まれた庭園が赤黄色のモミジで色付くさまは見事だ。また、2024年10月28日(月)~11月28日(木に)は、「三千院もみじ祭」を開催。期間中、秘仏金色不動尊御御開扉も行われる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

成相寺の紅葉/京都府宮津市

成相寺の紅葉
青い空と赤黄色に染まる紅葉が建物に花を添える画像提供:宮津市

京都府にある日本三景 天橋立を見下ろす山腹の成相寺は、西国28番札所として参拝者の姿が絶えない。秋には五重塔の周辺が、一幅の絵のように見事に紅葉する。境内には悲話を伝える撞かずの鐘、奇怪な話の底なし池、美人観音として名高い聖観世音菩薩などがあり、春はしゃくなげの名所でもある。願い事が叶う(成り相う)寺としても知られている。車道もあるが、傘松ケーブルカーと成相山バスを乗り継いで訪れるのも風情があって楽しい。

見どころ

紅葉の見ごろは、例年11月上旬から下旬頃となっており、山内にはモミジ(追加)、カエデ、ナラ、シデなどが分布している。紅葉と本堂、高さ33メートルの五重塔の景色は圧巻である。

例年の色付き始め 10月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、ナラ、シデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

真如堂(真正極楽寺)の紅葉/京都府京都市左京区

真如堂(真正極楽寺)の紅葉
三重塔と紅葉のグラデーションは見逃せない画像提供:真正極楽寺(真如堂)

真如堂は、石畳の参道の両側にカエデが大きく枝をはり、奥に三重塔が見え、まるでカエデの林の中に寺があるよう。本堂の前から西に降りる石畳は、紅葉のトンネルになる。赤や黄色に紅葉する桜やカエデモミジなどが、常緑樹の緑と重なり合う光景は圧巻。特に紅葉が夕日を浴びる時が最も美しい瞬間と言われている。その年の気候によるが、境内の紅葉のピークは11月下旬を過ぎた頃。本堂の裏などは12月上旬頃まで楽しめる。

見どころ

境内の紅葉は場所によって色づく時期が異なるため、山門やお堂の裏などさまざまなシチュエーションと時期に紅葉を楽しめる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、モミジ、イチョウ、ハナノキ、ウルシ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

小倉山二尊院の紅葉/京都府京都市右京区

小倉山二尊院の紅葉
参道を彩る赤黄色の紅葉を見ながら散策を楽しめる画像提供:二尊院

京都を代表する観光地、嵐山・嵯峨野エリアの小倉山山麓にある天台宗の古刹。参道は馬が駆け抜けられるほど広いことから、紅葉の馬場と呼ばれる。背景になる小倉山のモミジと参道沿いのカエデと2つの美しい紅葉を楽しむことができる。例年、11月中旬から下旬に見頃を迎えるが、散りモミジが見られる12月上旬に訪れるのもおすすめだ。

見どころ

勅使門まで続くモミジのトンネルは、絶好のフォトスポット。また、「モミジの馬場」という参道の両端から色づいた鮮やかな紅葉がせり出すように枝を伸ばす様子は圧巻。真っ赤な紅葉に包まれる本堂、石段や築地塀、そして晩秋の散り紅葉と、紅葉名所にふさわしい美景が多く、参拝者の心を癒してくれる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、オオモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

仁和寺の紅葉/京都府京都市右京区

仁和寺の紅葉
境内にそびえる国の重要文化財「五重塔」と真っ赤な紅葉画像提供:仁和寺

光孝天皇の勅願により886年(仁和2年)に創建され、888年(仁和4年)に完成した真言宗御室派総本山 仁和寺。年号を寺名とした歴史の深い仁和寺は1994年(平成6年)12月に、古都京都の文化財として世界遺産に登録された。御室桜の桜も有名だが、秋は境内を彩る紅葉も圧巻で、秋ならではの情景が楽しめる。例年、10月下旬頃からイロハモミジなどが色付き始め、11月上旬頃から12月上旬頃にかけてが紅葉の見頃の時期となる。

見どころ

2024年10月25日(金)~12月8日(日)の18時30分~21時には「仁和寺紅葉雲海ライトアップ」を実施。人工でミストを生成し、幻想的な写真が撮影できる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月上旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。2024年10月25日(金)~12月8日(日) ライトアップ ※拝観停止日11月1日(金)・2日(土)、15日(金)、30日(土)、12月1日(日)
紅葉する木の種類 イロハモミジ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

詩仙堂丈山寺の紅葉/京都府京都市左京区

詩仙堂丈山寺の紅葉
開け放たれた座敷からの景観は必見画像提供:詩仙堂丈山寺

京都市左京区一乗寺にある、江戸時代の文人・石川丈山が晩年を過ごした山荘跡。寛永18年(1641)丈山隠棲のため詩仙堂を建立、終の棲家と定めた。三十六歌仙にならい中国歴代の詩人36人を選び三十六詩仙とし、狩野探幽・尚信に肖像を描かせ、丈山自らも各詩人の詩を墨書きした額とともに詩仙の間に掲げた。これが詩仙堂の名の由来となっている。風情豊かな庭園では紅葉と四季折々の花を散策しながら楽しめ、開け放たれた座敷でゆっくり過ごしながらの鑑賞もおすすめ。一乗寺・修学院周辺の紅葉スポットとしても知られ、例年、11月上旬頃からヤマモミジやイロハモミジ、オオモミジ、カキなどが色付き始め、11月中旬から下旬頃にかけてが見頃となる。

見どころ

座敷から見る紅葉は、サツキと白砂のコントラストが美しい。庭園を散策しながらの眺めも魅力的だ。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ヤマモミジ、イロハモミジ、オオモミジ、カキ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

京都御苑の紅葉/京都府京都市上京区

京都御苑の紅葉
九條池に赤黄の紅葉が映える。茶室「拾翠亭」から一望する眺めもおすすめ画像提供:環境省京都御苑管理事務所

京都御苑は、京都御所・京都仙洞御所などを囲む約65平方メートルの広大な国民公園。江戸時代には公家や宮家の邸宅が建ち並ぶ町だった。明治時代に屋敷が取り除かれ公園として整備されたが、苑内には茶室・拾翠亭や閑院宮邸跡など歴史的な遺構が残る。現在では、約10万本の樹木が育ち、様々な草花、キノコ、野鳥などが見られ、ウメや桜、紅葉など四季折々の美しい自然が鑑賞できる自然豊かな憩いの場ともなっている。

見どころ

秋が深まると、カエデやイチョウなど様々な樹木が赤や黄色へと徐々に色付くさまは必見。イチョウの大木などの紅葉スポットは苑内各地に点在しており、ベンチに座ってのんびりと観賞するのもおすすめ。例年、11月中旬~12月中旬にかけて見頃となる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、イチョウ、ケヤキ、桜、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

白龍園の紅葉(2024白龍園 秋の特別公開)/京都府京都市左京区

白龍園の紅葉(2024白龍園 秋の特別公開)
美しい錦絵のような光彩が目の前に広がる画像提供:白龍園

京都市内に本社をおく老舗アパレルメーカーの青野が所有する日本庭園白龍園。四季を通じて風情ある景観が楽しめる庭園で通常は貸切での利用となるが、春と秋に1ヶ月半ほど、特別公開を行っている。紅葉の見ごろとなる11月中旬には秋の特別公開で、木々が赤く染める庭園を鑑賞することができる。2024年の秋の公開は、各回50名限定の事前予約制で開催。 ※応募方法の詳細は公式サイト参照。

見どころ

日に日に変わる豊かなコントラストが、広大な庭園を色鮮やかに染める。陽に透かした紅葉は、何ともいえない情緒豊かな色を織りあげ、美しい錦絵のような光彩が目の前に広がる。その中を、散策すると心洗われる気持ちになる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 2024年10月10日(木)~12月4日(水)不定休(荒天時は休園)。秋の特別公開は事前予約制。応募方法の詳細は公式サイト参照
紅葉する木の種類 カエデ、イロハモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。

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表記に関する説明

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