京都府で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ30選(3ページ目)

京都府

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ30スポットをご紹介。2025年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年9月4日~2025年9月17日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

光明寺の紅葉/京都府長岡京市

光明寺の紅葉
参道を彩る赤黄色のモミジ画像提供:総本山 光明寺

長岡京市で紅葉のスポットといえば光明寺。地元ではモミジの寺として有名で、最近では全国的にも知られるようになってきた。秋は、広大な境内を数百本のモミジが紅に染め、参道の石畳もモミジで埋め尽くされる。ゆるやかな坂道のもみじ参道は、ドラマチックで華やかな紅色のトンネルになる。2025年11月15日(土)~12月7日(日)の紅葉シーズンの特別入山期間は、駐車場が用意されていないため、電車やバスで行くか、長岡天満宮なども含めて散策するのがおすすめ。

見どころ

寺社一帯が真っ赤な紅葉に燃える風景は圧巻。もみじ参道とともに、阿弥陀堂、御影堂、釈迦堂、信楽庭なども拝観できるのがうれしい。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 2025年11月15日(土)~12月7日(日)紅葉の特別入山
紅葉する木の種類 ヤマモミジ、イロハモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

東山(高台寺)の紅葉/京都府京都市東山区

東山(高台寺)の紅葉
ライトアップされた紅葉が臥龍池に映り込む画像提供:高台寺

豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が、秀吉の菩提を弔うために建立されたことで有名な禅寺。東山を借景とする壮麗かつ広大な高台寺庭園には、秀吉やねねの愛用品を使用された堂宇や伏見城から移築された茶室などが現存。桃山時代の煌びやかさを現代に伝える。秋の紅葉の時期も美しく、11月中旬から12月上旬にかけて紅葉の見頃を迎える。紅葉シーズン中はライトアップの演出が人気。その他、鏡のような水面に紅葉が映り込む臥龍池や神秘的な光に満ちた竹林もおすすめだ。

見どころ

紅葉シーズンにあたる2025年10月24日(金)~12月14日(日)の17時~22時には、2025年高台寺秋の夜間特別拝観を実施(最終受付は21時30分)。昼間とは異なる表情を見せる、庭園風景が見ものだ。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。2025年10月24日(金)~12月14日(日)の17:00~22:00には、2025年高台寺秋の夜間特別拝観を実施
紅葉する木の種類 ヤマモミジ、イロハモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

下鴨神社の紅葉/京都府京都市左京区

下鴨神社の紅葉
糺の森の紅葉は幽玄の趣だ画像提供:下鴨神社

下鴨神社は、京都市左京区にある神社。正式名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録されている。境内にある社叢林である糺の森では、カエデなどが鮮やかな赤や黄金色に染まり、森全体が秋の装いに変わる。参道を歩けば、頭上を覆う紅葉のトンネルと足元に敷き詰められた落ち葉が織りなす美しい景観を楽しめる。また、静寂の中で流れる御手洗川と紅葉のコントラストが幻想的な風景を作り出し、心が洗われるようなひとときを味わうことができる。

見どころ

糺の森内では、樹齢600年ほどにもなる大樹、荘厳な原生林、色づいた紅葉を散策できる。ほかにも、社殿の周囲も色鮮やかな木々に彩られ、厳かな雰囲気と秋の自然が調和する特別な空間が広がる。

例年の色付き始め 12月上旬
例年の紅葉見頃 12月上旬12月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

鷹峯 常照寺の紅葉/京都府京都市北区

鷹峯 常照寺の紅葉
紅葉が枝を広げる山門画像提供:浩叡法尼

江戸時代開山の寺院で、紅葉300本がある境内には、茶室や苔庭、白馬池、山門など、秋を楽しめるスポットが点在する。夕暮れ時に灯籠に火が灯されるさまは風情があり、静寂に包まれた境内で紅葉を鑑賞するのがおすすめだ。その他、庭で抹茶を楽しむこともできる。例年、モミジやドウダンツツジ、ハゼノキなどが11月上旬頃から色付き始め、12月上旬頃にかけて見頃を迎える。

見どころ

本堂に続く参道や茶室の周囲に広がるモミジやカエデが、赤や黄色に美しく染まり、訪れる人々を魅了する。常照寺のシンボルでもある「吉野門」と紅葉が織りなす風景は、歴史的な風情と秋の彩りが調和し、まるで絵画のような光景を生み出す。また、境内の苔庭に落ちる色とりどりの紅葉も、静かな雰囲気を一層際立たせ、訪れる人々に深い感動を与えている。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、ドウダンツツジ、ハゼノキ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

成相寺の紅葉/京都府宮津市

成相寺の紅葉
青い空と赤黄色に染まる紅葉が建物に花を添える画像提供:宮津市

京都府にある日本三景 天橋立を見下ろす山腹の成相寺は、西国28番札所として参拝者の姿が絶えない。秋には五重塔の周辺が、一幅の絵のように見事に紅葉する。境内には悲話を伝える撞かずの鐘、奇怪な話の底なし池、美人観音として名高い聖観世音菩薩などがあり、春はしゃくなげの名所でもある。願い事が叶う(成り相う)寺としても知られている。車道もあるが、傘松ケーブルカーと成相山バスを乗り継いで訪れるのも風情があって楽しい。

見どころ

紅葉の見ごろは、例年11月上旬から下旬頃となっており、山内にはモミジ(追加)、カエデ、ナラ、シデなどが分布している。紅葉と本堂、高さ33メートルの五重塔の景色は圧巻である。

例年の色付き始め 10月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、ナラ、シデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

常寂光寺の紅葉/京都府京都市右京区

常寂光寺の紅葉
参道までの道のりが一面の紅葉で飾られる画像提供:常寂光寺

嵐山周辺エリアの嵯峨野に位置する塀のない寺。紅葉が美しい小倉山の中腹にあり、常寂光土に遊ぶような風情があることから常寂光寺と名づけられた。石段沿いや境内にカエデが茂り、色彩豊かな風景が印象的。特に高さ約12メートルの多宝塔近辺の紅葉は必見で、数ある京都紅葉名所の中でも絵になる紅葉スポットだ。境内や多宝塔の周辺からは市内を一望でき、優美な京都の景色を楽しめる。

見どころ

例年11月18日ごろから1週間が紅葉の最盛期となり、山門から仁王門、本堂、多宝塔に至る参道と庭が赤黄色のモミジで彩られる。2025年11月18日(火)~30日(日)の9時~16時には、常寂光寺 本堂・書院内部特別拝観を開催(500円)。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ノムラカエデ、イロハモミジ、オオモミジ、ヒロハモミジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

平安神宮の紅葉/京都府京都市左京区

平安神宮の紅葉
晩秋の光に照らされる真っ赤なモミジと静かな庭園の一角画像提供:平安神宮

平安神宮は、平安京の雅を今に伝える神社であり、1895年(明治28年)に平安遷都1100年を記念して創建された。桓武天皇と孝明天皇が祀られており、社殿は平安京の正庁である朝堂院を約8分の5の規模で復元したもので、朱塗りの柱と白砂が雅な雰囲気を醸し出している。広大な神苑は7代目小川治兵衛による作庭で、約1万坪におよぶ回遊式庭園として知られている。この庭園は、四季折々に美しい風景を見せ、春の紅しだれ桜や初夏の花ショウブ、そして秋の紅葉といった風光明媚な景観が広がり、訪れる人々を「平安」へと誘う。また、毎年10月22日に行われる時代祭は、平安神宮の祭礼として京都三大祭の1つに数えられ、多くの観光客を集めている。

見どころ

紅葉の見頃は例年11月中旬頃で、気候によって多少前後するものの、11月上旬から下旬にかけて楽しむことができる。特に、国の名勝に指定された庭園では、赤や黄、緑、オレンジなどの色彩豊かな景色が広がり、池の水面に映る紅葉は幻想的な美しさを見せる。さらに、夜にはライトアップが行われ、昼間とは異なる趣の紅葉を堪能できる。平安神宮の紅葉は「神さまの庭」として、京都の秋を代表する名所だ。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬
紅葉する木の種類 サクラ、モミジ、ナンキンハゼ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

南禅寺の紅葉/京都府京都市左京区

臨済宗南禅寺派の大本山。約4万5000坪という広大な境内が、秋の紅葉シーズンには約200本ものカエデが色づき紅葉一色となる。日本3大門の一つに数えられる重厚な三門に紅葉が映え、楼上から市内や伽藍も一望できる。名庭師・小堀遠州が作庭した方丈庭園も圧巻の美しさだ。例年、11月中旬から12月上旬頃にかけてが紅葉の見頃の時期となる。

見どころ

特に有名なのは、境内にそびえる三門と紅葉のコントラスト。紅葉がピークを迎えると、三門の上から見渡す紅葉の景色はまさに圧巻で、京都市内の風景も一望できる人気のスポット。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

宝厳院の紅葉/京都府京都市右京区

宝厳院の紅葉
庭園「獅子吼の庭」では苔と紅葉のコントラストを観賞できる画像提供:宝厳院

嵐山借景 回遊式山水庭園「獅子吼(ししく)の庭」は、嵐山の景観を取り入れた借景式山水庭園で、室町時代に中国に2度渡った禅僧、策彦周良禅師によって作庭された。「獅子吼」とは「仏が説法する」という意味であり、庭園内を散策し鳥の声や風の音を聴くことで、人生の心理や正道を肌で感じ、心を穏やかにする効果を持つとされる。紅葉シーズンには、カエデイチョウなどが色づき、より豊かな庭の彩りが楽しめる。

見どころ

紅葉シーズン中はライトアップを実施。赤黄色のモミジが光に照らされ輝くさまは見事だ。2025年10月4日(土)~12月14日(日)には、秋の特別拝観を開催。11月14日(金)~12月7日(日)の17時30分から20時(受付終了時間。閉門は20時30分)は秋の夜間特別拝観で、ライトアップが行われる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。秋の特別拝観 2025年10月4日(土)~12月14日(日)。秋の夜間特別拝観 11月14日(金)~12月7日(日)
紅葉する木の種類 カエデ、イチョウ、ドウダンツツジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

琵琶湖疏水の紅葉/京都府京都市左京区

琵琶湖疏水の紅葉
びわ湖疏水船で巡る、色鮮やかな紅葉の中の水上の旅画像提供:琵琶湖疏水沿線魅力創造協議会

琵琶湖疏水は、琵琶湖の湖水を滋賀県大津市から京都京都市に流すために、1890年に完成した全長約20キロメートルの人工水路で、紅葉スポットとしても知られている。紅葉の見頃は例年11月中旬から下旬にかけてで、疏水沿いの木々が赤や黄色に色付き、日本遺産の景観との調和を楽しむことができる。モミジをはじめとする様々な樹木が色鮮やかに紅葉し、水面に映る姿も見どころだ。特に、赤レンガ造りの建造物や水路閣など、近代産業遺産と紅葉が織りなす景色は京都ならではの美しさを堪能できる。また、琵琶湖疏水沿いには散策道「そすいさんぽ」が整備され、3つのコースをゆっくり歩いて楽しめる。

見どころ

紅葉シーズンには、観光船「びわ湖疏水船」が運航され、地上からの眺めとは一味違った視点で紅葉を観賞できる貴重な機会だ。2024年の秋シーズンは10月から11月にかけて運航予定で、蹴上から三井寺や大津港を結ぶ便など、ルートや予約の詳細はびわ湖疏水船の公式サイトを参照(乗船は予約必須)。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 サクラモミジ、カエデ、ソメイヨシノ、ドウダンツツジ、ナツハゼ、ニシキギ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。

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表記に関する説明

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