宇治(興聖寺)の紅葉/京都府宇治市

宇治川のほとり、興聖寺石門から山門に至る200メートルばかりの参道は、琴坂の名にふさわしい緩やかな坂道となっている。両側にモミジの木が繁り、紅葉の季節の美しさは格別だ。11月下旬にはまるでモミジのトンネルのようになるので、撮影スポットとしてもおすすめ。
見どころ
細長い坂の形と横を流れる谷川のせせらぎが琴のように響くことが由来の「琴坂」は、紅葉の名所として知られ、本堂へ入る門から見る紅葉は1枚の絵画のように美しい。
京都府
鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ30スポットをご紹介。2024年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年3月19日~2025年4月1日)
※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。
宇治川のほとり、興聖寺石門から山門に至る200メートルばかりの参道は、琴坂の名にふさわしい緩やかな坂道となっている。両側にモミジの木が繁り、紅葉の季節の美しさは格別だ。11月下旬にはまるでモミジのトンネルのようになるので、撮影スポットとしてもおすすめ。
細長い坂の形と横を流れる谷川のせせらぎが琴のように響くことが由来の「琴坂」は、紅葉の名所として知られ、本堂へ入る門から見る紅葉は1枚の絵画のように美しい。
約700年前からそのままの姿をとどめている由緒ある寺院。京都の西端に位置することで、朝日が一番最初に当たり、早朝が最も美しく、混雑も少ないためおすすめ。嵐山・亀山・小倉山を借景とした池泉回遊式庭園の曹源池庭園は、世界文化遺産にも認定登録されている。曹源池庭園裏の小道の「紅葉のトンネル」は絶好の紅葉スポットだ。なお、2024年11月16日(土)~12月1日(日)は、早朝参拝で7時30分に庭園のみ開門される。
紅葉シーズンの境内にはカエデ、ツツジ、桜など数多くの木が紅葉し、嵐山の景色と合わさることで素晴らしい絶景が見られる。
下鴨神社は、京都市左京区にある神社。正式名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録されている。境内にある社叢林である糺の森では、カエデなどが鮮やかな赤や黄金色に染まり、森全体が秋の装いに変わる。参道を歩けば、頭上を覆う紅葉のトンネルと足元に敷き詰められた落ち葉が織りなす美しい景観を楽しめる。また、静寂の中で流れる御手洗川と紅葉のコントラストが幻想的な風景を作り出し、心が洗われるようなひとときを味わうことができる。
糺の森内では、樹齢600年ほどにもなる大樹、荘厳な原生林、色づいた紅葉を散策できる。ほかにも、社殿の周囲も色鮮やかな木々に彩られ、厳かな雰囲気と秋の自然が調和する特別な空間が広がる。
天台宗の開祖である最澄により創建され、「小さな桂離宮」ともいわれる洛北屈指の名刹。境内では霧島つつじをはじめ、椿、梅、ソメイヨシノ、サルスベリなどの花が四季を通じて咲き誇る。修学院エリアの紅葉の名所としても有名で、秋になるとカエデと枯山水庭園のコラボレーションを堪能できる。
例年、11月中旬頃からカエデなどが色付き始め、11月下旬頃にかけて見頃を迎える。石畳の参道を進むと、真っ赤なモミジが両側を覆う紅葉のトンネルが現れ、秋の穏やかな空気を感じながら散策するのに最適な空間だ。また、歴史ある本堂や襖絵が紅葉の美しさを引き立て、まるで一幅の絵画のような風景が楽しめる。
例年の色付き始め | 11月中旬 |
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例年の紅葉見頃 | 11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
紅葉する木の種類 | カエデ |
現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
日本三大八幡宮の一社であり、古典にも登場する歴史ある神社で、社殿は国宝に指定されている。男山山頂に鎮座する石清水八幡宮へはケーブルカーに乗り紅葉と常緑樹が織り成す色彩を車中より眺めるのがおすすめ。山上の展望台からは桂川、宇治川、木津川の三川が眺望できる。秋の紅葉の時期も見応えがあり、例年11月上旬頃からモミジやイチョウが色付き始め、11月中旬頃に見頃を迎える。
朱色で飾られた国宝の社殿を、赤黄色の紅葉が色を添える。社殿はもちろんのこと、社務所や茶園など、紅葉のスポット多数。
例年の色付き始め | 11月上旬 |
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例年の紅葉見頃 | 11月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
紅葉する木の種類 | イチョウ、モミジ |
現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
臨済宗南禅寺派の大本山。約4万5000坪という広大な境内が、秋の紅葉シーズンには約200本ものカエデが色付き紅葉一色となる。日本3大門の一つに数えられる重厚な三門に紅葉が映え、楼上から市内や伽藍も一望できる。名庭師・小堀遠州が作庭した方丈庭園も圧巻の美しさだ。例年、11月中旬から12月上旬頃にかけてが紅葉の見頃の時期となる。
特に有名なのは、境内にそびえる三門と紅葉のコントラスト。紅葉がピークを迎えると、三門の上から見渡す紅葉の景色はまさに圧巻で、京都市内の風景も一望できる人気のスポット。
京都を代表する観光地、嵐山・嵯峨野エリアの小倉山山麓にある天台宗の古刹。参道は馬が駆け抜けられるほど広いことから、紅葉の馬場と呼ばれる。背景になる小倉山のモミジと参道沿いのカエデと2つの美しい紅葉を楽しむことができる。例年、11月中旬から下旬に見頃を迎えるが、散りモミジが見られる12月上旬に訪れるのもおすすめだ。
勅使門まで続くモミジのトンネルは、絶好のフォトスポット。また、「モミジの馬場」という参道の両端から色づいた鮮やかな紅葉がせり出すように枝を伸ばす様子は圧巻。真っ赤な紅葉に包まれる本堂、石段や築地塀、そして晩秋の散り紅葉と、紅葉名所にふさわしい美景が多く、参拝者の心を癒してくれる。
嵐山周辺エリアの嵯峨野に位置する塀のない寺。紅葉が美しい小倉山の中腹にあり、常寂光土に遊ぶような風情があることから常寂光寺と名づけられた。石段沿いや境内にカエデが茂り、色彩豊かな風景が印象的。特に高さ約12メートルの多宝塔近辺の紅葉は必見で、数ある京都紅葉名所の中でも絵になる紅葉スポットだ。境内や多宝塔の周辺からは市内を一望でき、優美な京都の景色を楽しめる。
例年11月18日ごろから1週間が紅葉の最盛期となり、山門から仁王門、本堂、多宝塔に至る参道と庭が赤黄色のモミジで彩られる。2024年11月16日(土)~11月27日(水)の9時~16時には、常寂光寺 本堂・書院内部特別拝観を開催(500円)。
世界文化遺産であり、京都を代表する寺院のひとつ。境内には桜400本など多種の樹木があり、400本の木々の紅葉も楽しめる。2500坪(約8300平方メートル)の鏡容池は池泉回遊式となっており四季折々の花々が咲いている。世界的にも有名な石庭(正しくは方丈庭園)は、代表的な枯山水の庭園で、国の史跡および特別名勝に指定されている。室町時代の作庭とされるが作庭者は不明。秋の紅葉の時期も美しく、例年11月中旬から色付き始めたモミジが、11月下旬から12月上旬にかけて見頃を迎える。
境内にある大きな鏡容池(きょうようち)のほとりにモミジが色付き、水面に映る紅葉と相まって幻想的な空間が生まれる。
隨心院は、真言宗善通寺派の大本山であり、弘法大師より8代目の弟子にあたる仁海僧正の開基にして、一条天皇の正暦2年(西暦991年)奏請し、この地を賜り一寺を建立した。紅葉は11月中旬から始まり、境内の至るところで紅に染まったカエデを観賞できる。また、能の間を飾る、小野小町の一生を描いた鮮やかな襖絵「極彩色梅匂小町絵図」が人気を集める。
今年も限定朱印の授与を予定している。2024年11月1日(金)~12月1日(日)の9:00~16:00には、秋季非公開文化財特別展を開催。また、2024年11月22日(金)から12月1日(日)の18:00~20:00には、夜間特別拝観「和傘の光彩展」を開催。夜間はライトアップされるため、昼間とは違う紅葉を楽しめる。※本堂改修中につき、拝観に制限を設けていることもあり。
※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。
青葉
色づき始め
今見頃
色あせ始め
落葉
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