京都府で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ30選(3ページ目)

京都府

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ30スポットをご紹介。2024年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年8月17日~2025年8月30日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

下鴨神社の紅葉/京都府京都市左京区

下鴨神社の紅葉
糺の森の紅葉は幽玄の趣だ画像提供:下鴨神社

下鴨神社は、京都市左京区にある神社。正式名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録されている。境内にある社叢林である糺の森では、カエデなどが鮮やかな赤や黄金色に染まり、森全体が秋の装いに変わる。参道を歩けば、頭上を覆う紅葉のトンネルと足元に敷き詰められた落ち葉が織りなす美しい景観を楽しめる。また、静寂の中で流れる御手洗川と紅葉のコントラストが幻想的な風景を作り出し、心が洗われるようなひとときを味わうことができる。

見どころ

糺の森内では、樹齢600年ほどにもなる大樹、荘厳な原生林、色づいた紅葉を散策できる。ほかにも、社殿の周囲も色鮮やかな木々に彩られ、厳かな雰囲気と秋の自然が調和する特別な空間が広がる。

例年の色付き始め 12月上旬
例年の紅葉見頃 12月上旬12月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

鷹峯 常照寺の紅葉/京都府京都市北区

鷹峯 常照寺の紅葉
紅葉が枝を広げる山門画像提供:浩叡法尼

江戸時代開山の寺院で、紅葉300本がある境内には、茶室や苔庭、白馬池、山門など、秋を楽しめるスポットが点在する。夕暮れ時に灯籠に火が灯されるさまは風情があり、静寂に包まれた境内で紅葉を鑑賞するのがおすすめだ。その他、庭で抹茶を楽しむこともできる。例年、モミジやドウダンツツジ、ハゼノキなどが11月上旬頃から色付き始め、12月上旬頃にかけて見頃を迎える。

見どころ

本堂に続く参道や茶室の周囲に広がるモミジやカエデが、赤や黄色に美しく染まり、訪れる人々を魅了する。常照寺のシンボルでもある「吉野門」と紅葉が織りなす風景は、歴史的な風情と秋の彩りが調和し、まるで絵画のような光景を生み出す。また、境内の苔庭に落ちる色とりどりの紅葉も、静かな雰囲気を一層際立たせ、訪れる人々に深い感動を与えている。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、ドウダンツツジ、ハゼノキ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

鞍馬寺の紅葉/京都府京都市左京区

鞍馬寺の紅葉
カエデが鮮やかに色づく画像提供:鞍馬寺

鞍馬寺の門前町として発展してきた鞍馬は、京都のほぼ真北にあり義経伝説と火祭で有名。標高が高いため、市街よりも早く紅葉する。どっしりと構える山門(仁王門)周辺の紅葉が特に素晴らしい。美しく色付いたカエデがより山門を絢爛に引き立て、参拝者たちを迎えてくれる。

見どころ

本殿前庭からの、カラフルなカエデのグラデーションと比叡の山並みが織り成す絶景も見物。また、鞍馬寺から鞍馬山を越え貴船へ至る約1時間の散策コースでは散策を楽しめる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

琵琶湖疏水の紅葉/京都府京都市左京区

琵琶湖疏水の紅葉
びわ湖疏水船で巡る、色鮮やかな紅葉の中の水上の旅画像提供:琵琶湖疏水沿線魅力創造協議会

琵琶湖疏水は、琵琶湖の湖水を滋賀県大津市から京都京都市に流すために、1890年に完成した全長約20キロメートルの人工水路で、紅葉スポットとしても知られている。紅葉の見頃は例年11月中旬から下旬にかけてで、疏水沿いの木々が赤や黄色に色付き、日本遺産の景観との調和を楽しむことができる。モミジをはじめとする様々な樹木が色鮮やかに紅葉し、水面に映る姿も見どころだ。特に、赤レンガ造りの建造物や水路閣など、近代産業遺産と紅葉が織りなす景色は京都ならではの美しさを堪能できる。また、琵琶湖疏水沿いには散策道「そすいさんぽ」が整備され、3つのコースをゆっくり歩いて楽しめる。

見どころ

紅葉シーズンには、観光船「びわ湖疏水船」が運航され、地上からの眺めとは一味違った視点で紅葉を観賞できる貴重な機会だ。2024年の秋シーズンは10月から11月にかけて運航予定で、蹴上から三井寺や大津港を結ぶ便など、ルートや予約の詳細はびわ湖疏水船の公式サイトを参照(乗船は予約必須)。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 サクラモミジ、カエデ、ソメイヨシノ、ドウダンツツジ、ナツハゼ、ニシキギ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

毘沙門堂の紅葉/京都府京都市山科区

毘沙門堂の紅葉
参道を彩る真っ赤なモミジの樹々が見どころ画像提供:毘沙門堂

毘沙門堂は天台宗五箇室門跡の1つで、高い寺格と山寺の風情を伝える古刹。山科区の北端にあり、静謐なたたずまいをみせる。春は樹齢百余年のシダレザクラなどの花が咲き誇り、秋は境内を紅葉が鮮やかに彩り、紅葉の名所として多くの人々に親しまれている。参道を覆う「もみじの参道」は、紅葉のトンネルとして人気のスポット。真っ赤に染まったモミジの葉が頭上を覆い、足元には色とりどりの落ち葉が敷き詰められ、歩くだけで心が癒される。

見どころ

見どころとなる晩翠園は2つの中島を持つ池が中央に大きく広がり、池の周囲にはモミジなどの高木やドウダンツツジなどの低木が植えられている。勅使門参道の紅葉や、仁王門から見下ろすモミジが美しい。2024年11月23日(祝)には、もみじ祭を開催。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、ドウダンツツジ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

成相寺の紅葉/京都府宮津市

成相寺の紅葉
青い空と赤黄色に染まる紅葉が建物に花を添える画像提供:宮津市

京都府にある日本三景 天橋立を見下ろす山腹の成相寺は、西国28番札所として参拝者の姿が絶えない。秋には五重塔の周辺が、一幅の絵のように見事に紅葉する。境内には悲話を伝える撞かずの鐘、奇怪な話の底なし池、美人観音として名高い聖観世音菩薩などがあり、春はしゃくなげの名所でもある。願い事が叶う(成り相う)寺としても知られている。車道もあるが、傘松ケーブルカーと成相山バスを乗り継いで訪れるのも風情があって楽しい。

見どころ

紅葉の見ごろは、例年11月上旬から下旬頃となっており、山内にはモミジ(追加)、カエデ、ナラ、シデなどが分布している。紅葉と本堂、高さ33メートルの五重塔の景色は圧巻である。

例年の色付き始め 10月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、ナラ、シデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

東山(高台寺)の紅葉/京都府京都市東山区

東山(高台寺)の紅葉
ライトアップされた紅葉が臥龍池に映り込む画像提供:高台寺

豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が、秀吉の菩提を弔うために建立されたことで有名な禅寺。東山を借景とする壮麗かつ広大な高台寺庭園には、秀吉やねねの愛用品を使用された堂宇や伏見城から移築された茶室などが現存。桃山時代の煌びやかさを現代に伝える。秋の紅葉の時期も美しく、11月中旬から12月上旬にかけて紅葉の見頃を迎える。紅葉シーズン中はライトアップの演出が人気。その他、鏡のような水面に紅葉が映り込む臥龍池や神秘的な光に満ちた竹林もおすすめだ。

見どころ

紅葉シーズンにあたる2024年10月25日(金)~12月15日(日)の17時~22時には、2024年高台寺秋の夜間特別拝観を実施(最終受付は21:30)。昼間とは異なる表情を見せる、庭園風景が見ものだ。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。2024年10月25日(金)~12月15日(日)の17:00~22:00には、2024年高台寺秋の夜間特別拝観を実施
紅葉する木の種類 ヤマモミジ、イロハモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

真如堂(真正極楽寺)の紅葉/京都府京都市左京区

真如堂(真正極楽寺)の紅葉
三重塔と紅葉のグラデーションは見逃せない画像提供:真正極楽寺(真如堂)

真如堂は、石畳の参道の両側にカエデが大きく枝をはり、奥に三重塔が見え、まるでカエデの林の中に寺があるよう。本堂の前から西に降りる石畳は、紅葉のトンネルになる。赤や黄色に紅葉する桜やカエデモミジなどが、常緑樹の緑と重なり合う光景は圧巻。特に紅葉が夕日を浴びる時が最も美しい瞬間と言われている。その年の気候によるが、境内の紅葉のピークは11月下旬を過ぎた頃。本堂の裏などは12月上旬頃まで楽しめる。

見どころ

境内の紅葉は場所によって色づく時期が異なるため、山門やお堂の裏などさまざまなシチュエーションと時期に紅葉を楽しめる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、モミジ、イチョウ、ハナノキ、ウルシ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

渉成園の紅葉/京都府京都市下京区

渉成園の紅葉
回棹廊と紅葉画像提供:真宗大谷派 東本願寺

京都駅から徒歩10分の場所にある渉成園(枳殻邸)は、東本願寺の飛地境内地(別邸)で、国の名勝に指定されている。石川丈山が趣向を入れた池泉回遊式庭園には四季折々の花が咲きほこり、変化に富んだ景観は「十三景」と称されている。秋の紅葉の時期も美しく、約1万6000坪の庭園にはイロハモミジイチョウなど約50本の木々が植えられており、10月下旬から12月上旬まで楽しむことができる。

見どころ

アクセスがよく、紅葉に包まれる広大な庭園をゆっくりと満喫できる紅葉の穴場的なスポット。また、赤や黄色に染まる庭園の背景に京都タワーが見える珍しい風景も楽しめる。2024年11月16日(土)~12月15日(日)17:30~21:30(最終受付21:00)に夜間特別拝観「渉成園 秋灯り」が実施される。

例年の色付き始め 10月中旬
例年の紅葉見頃 10月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イロハモミジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

宇治(興聖寺)の紅葉/京都府宇治市

宇治(興聖寺)の紅葉
一面の真っ赤な紅葉に癒される画像提供:宇治市

宇治川のほとり、興聖寺石門から山門に至る200メートルばかりの参道は、琴坂の名にふさわしい緩やかな坂道となっている。両側にモミジの木が繁り、紅葉の季節の美しさは格別だ。11月下旬にはまるでモミジのトンネルのようになるので、撮影スポットとしてもおすすめ。

見どころ

細長い坂の形と横を流れる谷川のせせらぎが琴のように響くことが由来の「琴坂」は、紅葉の名所として知られ、本堂へ入る門から見る紅葉は1枚の絵画のように美しい。

例年の色付き始め 11月下旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。

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表記に関する説明

  • 青葉

  • 色づき始め

  • 今見頃

  • 色あせ始め

  • 落葉

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