京都府で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ30選(3ページ目)

京都府

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ30スポットをご紹介。2025年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年12月14日~2025年12月27日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

南禅寺の紅葉/京都府京都市左京区

臨済宗南禅寺派の大本山。約4万5000坪という広大な境内が、秋の紅葉シーズンには約200本ものカエデが色づき紅葉一色となる。日本3大門の一つに数えられる重厚な三門に紅葉が映え、楼上から市内や伽藍も一望できる。名庭師・小堀遠州が作庭した方丈庭園も圧巻の美しさだ。例年、11月中旬から12月上旬頃にかけてが紅葉の見頃の時期となる。

見どころ

特に有名なのは、境内にそびえる三門と紅葉のコントラスト。紅葉がピークを迎えると、三門の上から見渡す紅葉の景色はまさに圧巻で、京都市内の風景も一望できる人気のスポット。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

嵐山(鹿王院)の紅葉/京都府京都市右京区

嵐山(鹿王院)の紅葉
赤黄色に色づく紅葉のコントラストが美しい画像提供:鹿王院

足利義満が1379年(康暦1年)に春屋妙葩を開山として建立した、宝幢寺の開山塔。山門をくぐると石畳の道に紅葉のアーチが続いており、最初に目に飛び込んでくる、奥に伸びた参道の苔の緑色と紅葉の赤色のコントラストが見事。周囲は静かなエリアで、意外と人も少なく時間帯によっては、静寂を感じながらの紅葉を堪能できる。JR嵯峨嵐山駅から徒歩5分、京福嵐山線鹿王院駅から徒歩3分と、アクセスも良好だ。

見どころ

例年、色付き始めるのは11月中旬、11月下旬から12月上旬に見頃を迎える。園内が色とりどりに輝く様子を堪能できる。2025年11月21日(金)~12月14日(日)の17時~19時30分(最終受付19時)には、鹿王院夜間特別拝観 2025(ライトアップ)を開催。※夜間特別拝観 は予約制・各日150組限定。詳細は夜間特別拝観特設サイト(https://mzt3p.hp.peraichi.com/)を要確認

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。鹿王院夜間特別拝観(ライトアップ、予約制) 2025年11月21日(金)~12月14日(日)
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

洛北(圓光寺)の紅葉/京都府京都市左京区

洛北(圓光寺)の紅葉
本堂前に広がる庭園「十牛之庭」から見渡す風景は一枚の絵画のよう画像提供:圓光寺

圓光寺は、1601年(慶長6年)、徳川家康公が文治政策として閑室元佶(カンシツゲンキツ)師を招いて伏見に学問所を開いたのに始まり、圓光寺版と呼ぶ図書も出版、当時の木活字(重文)が現存する。1667年(寛文7年)、現在地に移転。庭園は新緑や紅葉時に美観を呈し、本堂前には水琴窟が設置され、妙音を聞ける。境内山上からは眼下に燃え立つ紅葉、遠くには北山や嵐山の眺望も楽しめる。

見どころ

園内にある枯山水「奔龍庭」は紅葉の季節がおすすめ。石の庭園と紅葉のコントラストが美しい。なお、2025年11月10日(月)~12月8日(水)は紅葉特別拝観の期間で、事前予約制となる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。2025年11月10日(月)~12月8日(水)は紅葉特別拝観
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

宝筐院の紅葉/京都府京都市右京区

宝筐院の紅葉
赤黄色に染まる参道が美しい画像提供:宝筐院

竹林や苔に四季折々の花が映える、風情満点の庭園が美しい臨済宗の寺院。カエデに包まれた苔が美しく、モミジやドウダンツツジも多くある。晩秋から初冬には見事な紅葉が見られ、境内のモミジの回廊が秋色に美しく変化する。入口から門をくぐるとまっすぐな石畳の道があり、その両側に紅葉のトンネルが続く。辺り一面が黄金色や赤色の紅葉に包まれる様子は必見だ。

見どころ

眼前に広がる一面のモミジと参道を彩る落ち葉のコントラストが風情を感じさせる。例年11月中旬頃から色づき始め、11月下旬から12月上旬頃にかけて見頃を迎える。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、ドウダンツツジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

智積院の紅葉/京都府京都市東山区

智積院の紅葉
池面に映り込む紅葉と寺院がつくる幻想的な光景画像提供:智積院

智積院は京都市東山区にある真言宗智山派の総本山で、毎年11月中旬から12月上旬に紅葉の見頃を迎える。境内にはカエデイチョウが点在し、参道や金堂の周辺、鐘楼堂付近では鮮やかな紅葉が寺院建築と調和して趣のある景色を楽しめる。名勝庭園は拝観料500円で、池泉回遊式庭園に映り込む紅葉は格別。京阪七条駅から徒歩10分とアクセスも便利で、近隣の三十三間堂や京都国立博物館とあわせて訪れる人も多い。

見どころ

名勝庭園から望む桃山時代様式の枯山水や、金堂を包み込むように広がるモミジは必見。鐘楼堂を背景に紅葉を撮影できる人気のフォトスポットもあり、アーチ状に色づいた参道は散策にぴったり。宝物館では長谷川等伯一門の障壁画など文化財も拝観でき、紅葉とともに歴史と芸術に触れられる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

石清水八幡宮の紅葉/京都府八幡市

石清水八幡宮の紅葉
ケーブルから望む秋晴れの景色画像提供:石清水八幡宮

日本三大八幡宮の一社であり、古典にも登場する歴史ある神社で、社殿は国宝に指定されている。男山山頂に鎮座する石清水八幡宮へはケーブルカーに乗り紅葉と常緑樹が織り成す色彩を車中より眺めるのがおすすめ。山上の展望台からは桂川、宇治川、木津川の三川が眺望できる。秋の紅葉の時期も見応えがあり、例年11月上旬頃からモミジイチョウが色づき始め、11月中旬頃に見頃を迎える。

見どころ

朱色で飾られた国宝の社殿を、赤黄色の紅葉が色を添える。社殿はもちろんのこと、社務所や茶園など、紅葉のスポット多数。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イチョウ、モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

鷹峯 常照寺の紅葉/京都府京都市北区

鷹峯 常照寺の紅葉
紅葉が枝を広げる山門画像提供:浩叡法尼

江戸時代開山の寺院で、紅葉300本がある境内には、茶室や苔庭、白馬池、山門など、秋を楽しめるスポットが点在する。夕暮れ時に灯籠に火が灯されるさまは風情があり、静寂に包まれた境内で紅葉を鑑賞するのがおすすめだ。そのほか、庭で抹茶を楽しむこともできる。例年、モミジやドウダンツツジ、ハゼノキなどが11月上旬頃から色付き始め、12月上旬頃にかけて見頃を迎える。

見どころ

本堂に続く参道や茶室の周囲に広がるモミジやカエデが、赤や黄色に美しく染まり、訪れる人々を魅了する。常照寺のシンボルでもある「吉野門」と紅葉が織りなす風景は、歴史的な風情と秋の彩りが調和し、まるで絵画のような光景を生み出す。また、境内の苔庭に落ちる色とりどりの紅葉も、静かな雰囲気を一層際立たせ、訪れる人々に深い感動を与えている。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、ドウダンツツジ、ハゼノキ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

常寂光寺の紅葉/京都府京都市右京区

常寂光寺の紅葉
参道までの道のりが一面の紅葉で飾られる画像提供:常寂光寺

嵐山周辺エリアの嵯峨野に位置する塀のない寺。紅葉が美しい小倉山の中腹にあり、常寂光土に遊ぶような風情があることから常寂光寺と名づけられた。石段沿いや境内にカエデが茂り、色彩豊かな風景が印象的。特に高さ約12メートルの多宝塔近辺の紅葉は必見で、数ある京都紅葉名所の中でも絵になる紅葉スポットだ。境内や多宝塔の周辺からは市内を一望でき、優美な京都の景色を楽しめる。

見どころ

例年11月18日ごろから1週間が紅葉の最盛期となり、山門から仁王門、本堂、多宝塔に至る参道と庭が赤黄色のモミジで彩られる。2025年11月18日(火)~30日(日)の9時~16時には、常寂光寺 本堂・書院内部特別拝観を開催(500円)。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ノムラカエデ、イロハモミジ、オオモミジ、ヒロハモミジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

大原(三千院)の紅葉/京都府京都市左京区

大原(三千院)の紅葉
緑・赤・黄色のコントラストが美しい画像提供:三千院

国宝の阿弥陀三尊をはじめ、多くの文化財が安置される天台宗の寺院で大原散策の中心地。紅葉のシーズンには杉木立に囲まれた有清園と、茶人の金森宗和の修築による美しい聚碧園が秋色に染まる。有清園の杉苔には、各所に石彫刻家 杉村 孝のわらべ地蔵が置かれ、庭を回遊する人を温かく迎えてくれる。石垣と茶店に挟まれた約50メートルの参道に沿ってカエデが枝を張っており、境内では、青い苔庭に赤や黄に色づいた葉が美しく降り積もる。

見どころ

緑に囲まれた庭園が赤黄色のモミジで色づくさまは見事だ。また、2025年10月28日(火)~11月28日(金)には、「三千院もみじ祭」を開催。期間中、秘仏金色不動尊御御開扉も行われる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

宇治(興聖寺)の紅葉/京都府宇治市

宇治(興聖寺)の紅葉
一面の真っ赤な紅葉に癒される画像提供:宇治市

宇治川のほとり、興聖寺石門から山門に至る200メートルばかりの参道は、琴坂の名にふさわしい緩やかな坂道となっている。両側にモミジの木が繁り、紅葉の季節の美しさは格別だ。11月下旬にはまるでモミジのトンネルのようになるので、撮影スポットとしてもおすすめ。

見どころ

細長い坂の形と横を流れる谷川のせせらぎが琴のように響くことが由来の「琴坂」は、紅葉の名所として知られ、本堂へ入る門から見る紅葉は1枚の絵画のように美しい。

例年の色付き始め 11月下旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。

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表記に関する説明

  • 青葉

  • 色づき始め

  • 今見頃

  • 色あせ始め

  • 落葉

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