詩仙堂丈山寺の紅葉/京都府京都市左京区

京都市左京区一乗寺にある、江戸時代の文人・石川丈山が晩年を過ごした山荘跡。寛永18年(1641)丈山隠棲のため詩仙堂を建立、終の棲家と定めた。三十六歌仙にならい中国歴代の詩人36人を選び三十六詩仙とし、狩野探幽・尚信に肖像を描かせ、丈山自らも各詩人の詩を墨書きした額とともに詩仙の間に掲げた。これが詩仙堂の名の由来となっている。風情豊かな庭園では紅葉と四季折々の花を散策しながら楽しめ、開け放たれた座敷でゆっくり過ごしながらの鑑賞もおすすめ。一乗寺・修学院周辺の紅葉スポットとしても知られ、例年、11月上旬頃からヤマモミジやイロハモミジ、オオモミジ、カキなどが色付き始め、11月中旬から下旬頃にかけてが見頃となる。
見どころ
座敷から見る紅葉は、サツキと白砂のコントラストが美しい。庭園を散策しながらの眺めも魅力的だ。