今週末(11月8日・9日)の紅葉見頃はここ!まもなく見頃を迎えそうな全国の紅葉名所ガイド

全国


【東海】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな紅葉名所

【東海・岐阜県】飛騨美濃せせらぎ街道 / 標高差によって長く楽しめる紅葉の名所

色づき状況:今見頃(※2025年11月5日現在)

街道沿いの美しい紅葉が楽しめる/飛騨美濃せせらぎ街道の紅葉
街道沿いの美しい紅葉が楽しめる/飛騨美濃せせらぎ街道の紅葉画像提供:せせらぎ街道を愛する会


岐阜県のほぼ中央を南北に縦断する、全長64キロのせせらぎ街道は、ドライブで紅葉を楽しめるスポットとしても有名。街道沿いのナラやブナ、カラマツなどの広葉樹が黄金色に姿を変える光景を見ようと、多くの人々が訪れる。特にめいほう高原周辺から高山市清見町へと抜けるルートは、自然色が強く感じられる景勝地となっており、標高差があるためその年の気候や場所によって見頃の時期が異なる。一番標高の高い西ウレ峠から順番に紅葉し、長い期間にわたって紅葉が楽しめる。


【東海・岐阜県】伊吹山ドライブウェイ / 見頃が日々移りゆく伊吹山の紅葉

色づき状況:今見頃(※2025年11月5日現在)

ドライブウェイから眼下に広がる紅葉/伊吹山ドライブウェイの紅葉
ドライブウェイから眼下に広がる紅葉/伊吹山ドライブウェイの紅葉画像提供:伊吹山ドライブウェイ


岐阜県伊吹山の紅葉は標高差の気温の違いにより、約1カ月かけて麓へ向かいゆっくりと降りてくる。そのため見頃となる標高が日々移り変わる。全長17キロのドライブウェイを走り抜けながら、変わりゆく山の色を眺めることができる。また、伊吹山ドライブウェイ終点に「スカイテラス伊吹山(10時~16時LO15時30分)」があり、お土産物の販売や飲食コーナーがある。オープンテラスでは賤ヶ岳や姉川、小谷城跡などを見渡すことができ、清々しい空気の中リフレッシュできる。


【東海・岐阜県】古今伝授の里フィールドミュージアム / 和歌の世界に浸りながら紅葉を愛でる

色づき状況:今見頃(※2025年11月5日現在)

東西2キロメートルにわたる敷地は見事な紅葉スポットでもある/古今伝授の里フィールドミュージアムの紅葉
東西2キロメートルにわたる敷地は見事な紅葉スポットでもある/古今伝授の里フィールドミュージアムの紅葉画像提供:(C)古今伝授の里フィールドミュージアム


中世の歌人にちなんだ和歌をテーマにした野外博物館。秋には、池の水面に映り込む紅葉と竹林と青空のコントラストが美しい。光と水を取り入れた瀟洒な博物館内から眺める紅葉もまた格別だ。例年、10月下旬からカツラやケヤキ、モミジなどが色づき始め、11月中旬にかけてが紅葉の見頃の時期となる。


【東海・愛知県】茶臼山高原 / 県下で最も早く色づく愛知県の最高峰

色づき状況:今見頃(※2025年11月5日現在)

紅葉と青空のコントラストも見どころ/茶臼山高原の紅葉
紅葉と青空のコントラストも見どころ/茶臼山高原の紅葉画像提供:(一財)茶臼山高原協会


愛知県の最高峰、標高1415メートルの茶臼山は県下で最も早くカエデやブナなどが美しく色づく。県内で最も早く例年10月上旬から徐々に葉が色づきはじめ、下旬にはピークを迎える。時間に余裕があるのなら、観光リフトに昇り、麓の紅葉を見下ろすのもおすすめで、11月上旬まで楽しめる。茶臼山高原道路から眺める紅葉も格別だ。


【東海・愛知県】段戸裏谷原生林 きららの森 / 樹齢200年の巨木が生い茂る自然の宝庫

色づき状況:今見頃(※2025年11月5日現在)

季節を感じさせる風景が美しい/段戸裏谷原生林 きららの森の紅葉
季節を感じさせる風景が美しい/段戸裏谷原生林 きららの森の紅葉画像提供:設楽町観光協会


段戸裏谷(だんとうらだに)原生林「きららの森」は、愛知県の自然豊かな紅葉スポットとして、秋の訪れとともに美しい景色が広がる場所だ。樹齢200年の巨木が生い茂り、多くの野鳥や湿原植物が見られる自然林。標高1000メートル近いこの森は、ブナやカエデなど多種多様な木々が生い茂り、秋になると赤や黄、橙色に彩られた紅葉が一面に広がる。特に、ブナ林の黄葉は圧巻で、広がる黄金のカーペットのような美しさは、訪れる人々を魅了している。また、日差しが差し込むと、木々の間から光が紅葉を照らし、美しいコントラストを作り出している。


【関西】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな紅葉名所

【関西・滋賀県】びわ湖バレイ / ロープウェイから眺める琵琶湖と紅葉の絨毯

色づき状況:今見頃(※2025年11月5日現在)

121人乗りのロープウェイからは絶景パノラマが広がる/びわ湖バレイの紅葉
121人乗りのロープウェイからは絶景パノラマが広がる/びわ湖バレイの紅葉画像提供:(c)Alpina BI Co., Ltd. All Rights Reserved.


麓からロープウェイで約5分、標高1108メートルの打見山から1174メートルの蓬莱山にかけての尾根に広がる滋賀県のびわ湖バレイは、琵琶湖を一望できるびわ湖テラスをはじめ、さまざまなアトラクションやレストランが備わった、一年を通して遊べるレジャースポットだ。秋は紅葉スポットとしても楽しむことができ、例年10月下旬頃からカエデやミズナラなどの木々が色づく。ロープウェイからは、絨毯のように広がる美しい紅葉と琵琶湖を併せて堪能できる。


【関西・京都府】高雄(神護寺) / 紅葉越しに見る神護寺の荘厳さはひときわ

色づき状況:色づき始め(※2025年11月5日現在)

広大な境内が紅葉一色に染まるさまは必見/高雄(神護寺)の紅葉
広大な境内が紅葉一色に染まるさまは必見/高雄(神護寺)の紅葉画像提供:神護寺


高雄、槇尾、栂尾(とがのお)は三尾と言われ、いずれも京都府京都市北西部の紅葉の名所として知られる。特に高雄山の中腹にある神護寺は、京都市内でも早めに色づき始める、京都屈指の紅葉の名所。秋には、山門への古びた石段に赤や黄のカエデが葉を落とす風景や、境内に入ると葉の合間にお堂や塔が見え隠れする情趣たっぷりの景色が楽しめる。また有名なかわら投げは、ここ神護寺が発祥とされており、境内西の地蔵院から谷に飛ばすことで家内安全を祈る。


【関西・兵庫県】六甲高山植物園 / 多彩な植物の紅葉を楽しめる植物園

色づき状況:今見頃(※2025年11月5日現在)

夜間にはライトアップも楽しめる/六甲高山植物園の紅葉
夜間にはライトアップも楽しめる/六甲高山植物園の紅葉画像提供:六甲高山植物園


兵庫県神戸市六甲山の山頂付近、海抜865メートルにある植物園。北海道南部に相当する気候を利用して、高山植物を中心に、世界の寒冷地植物など約1500種が栽培されている。秋の紅葉の時期になると、イロハモミジ、オオモミジをはじめとするカエデ類や、ブナ、カラマツ、シロモジ、ツツジ類が、例年10月中旬頃から色づき始める。園内を錦絵のように鮮やかに染め上げ、11月中旬頃まで見頃が続く。また、普段なかなかお目にかかれない多種多様な高山植物も栽培しており、チングルマなどの紅葉も楽しめる。


【関西・和歌山県】玉川峡 / 川面に映った紅葉もまた美しい

色づき状況:今見頃(※2025年11月5日現在)

渓谷を彩る紅葉を鑑賞できる/玉川峡の紅葉
渓谷を彩る紅葉を鑑賞できる/玉川峡の紅葉画像提供:玉川峡の紅葉


和歌山県にある、世界遺産を有する高野三山の1つ摩尼山(まにさん)から流れる丹生川(にゅうがわ)の上流の渓谷。玉川四十八石と呼ばれる奇石怪石が点在しており、春は桜、夏は川遊び、秋には紅葉と四季折々の豊かな自然を満喫できる。例年、11月上旬から中旬にかけて、モミジやケヤキなどが色づき、川面に映る紅葉も楽しめる。


【中国】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな紅葉名所

【中国・岡山県】岡山県立森林公園 / 広大な敷地内を埋め尽くすように木々が色づく

色づき状況:今見頃(※2025年11月5日現在)

南・北展望台からの景色は必見/岡山県立森林公園の紅葉
南・北展望台からの景色は必見/岡山県立森林公園の紅葉画像提供:岡山県立森林公園


岡山県内でも比較的気温が低く、10月下旬から紅葉の見頃を迎える。敷地内はとても広いが遊歩道が完備されており、ゆっくりと散策することができる。豊かな自然を感じながら紅葉したたくさんの植物が観察できる。特に実をつけてピンク色に色づくマユミはおすすめ。


【中国・岡山県】蒜山三座 / ダイナミックな紅葉と雲海が広がる

色づき状況:今見頃(※2025年11月5日現在)

のどかな風景が色鮮やかに染まる/蒜山三座の紅葉
のどかな風景が色鮮やかに染まる/蒜山三座の紅葉画像提供:真庭市蒜山振興局


蒜山三座とは、岡山県と鳥取県の県境にある、大山連峰に連なる上蒜山(かみひるぜん)、中蒜山(なかひるぜん)、下蒜山(しもひるぜん)の3つを総称したもの。約60万年前に火山活動を停止したとされる。秋には、見晴らしがよくダイナミックに紅葉する木々を眺めながら登山ができる。寒暖の差が激しい日には雲海が広がり紅葉との調和も楽しめる。例年、10月下旬頃から、ブナやコナラ、カエデ、ナナカマドなどが色づき始め、11月上旬から11月中旬頃にかけて紅葉が見頃を迎える。


【中国・岡山県】蒜山高原 / 紅葉ドライブにぴったりの観光道路も

色づき状況:色づき始め(※2025年11月5日現在)

休憩所から見た赫山の紅葉/蒜山高原の紅葉
休憩所から見た赫山の紅葉/蒜山高原の紅葉画像提供:蒜山観光協会


蒜山高原(ひるぜんこうげん)は岡山県にある標高約500メートルから600メートルのなだらかな高原地帯で、西日本屈指のリゾート地でもある。例年、10月下旬頃から色づき始め、11月上旬頃に紅葉の見頃を迎える。蒜山と大山を結ぶ観光道路、蒜山大山(ひるぜんだいせん)スカイラインは紅葉を楽しみながらのドライブに最適なスポットの1つ。ブナの原生林やカエデなどの紅葉、ススキの群生をはじめ、鬼女台(きめんだい)からは大山の眺めを楽しめる。


【中国・岡山県】奥津渓 / 10万人の人出で賑わう紅葉の絶景スポット

色づき状況:色づき始め(※2025年11月5日現在)

清らかな渓流を紅葉が彩る/奥津渓の紅葉
清らかな渓流を紅葉が彩る/奥津渓の紅葉画像提供:鏡野町観光協会


岡山県有数の紅葉スポットで有名な全長約3キロの奥津渓。川床の岩盤にできた臼淵の甌穴(おうけつ)群は全国的にも貴重なもので、中には50万年前に形成されたものもあるという。秋にはイロハモミジやカエデ、イチョウといった多くの木々が彩りを見せる。特に大釣橋付近が絶景ポイントだ。例年、10月中旬頃から色づき始め、11月上旬から11月中旬頃が紅葉の見頃となる。


【中国・山口県】寂地峡 / 清流と赤く染まった風景を見ながら散策できる

色づき状況:色づき始め(※2025年11月5日現在)

峡谷を紅葉の絶景が彩る/寂地峡の紅葉
峡谷を紅葉の絶景が彩る/寂地峡の紅葉画像提供:岩国市観光振興課


山口県岩国市にある、標高1337メートルの寂地山(じゃくちさん)の麓に広がる峡谷。竜頭、竜門、白竜、登竜、竜尾と、竜と名のつく5つの滝からなり、日本の滝百選に選ばれている五竜の滝があることでも知られる。遊歩道が整備されており、それぞれの滝を巡ることができる。秋の紅葉の時期も美しく、例年10月中旬頃からカエデやモミジなどが色づき始める。


【四国】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな紅葉名所

【四国・香川県】大窪寺 / カエデやイチョウが境内を彩る

色づき状況:今見頃(※2025年11月5日現在)

屋根瓦を覆うイチョウのじゅうたんに日本の風情を感じる/大窪寺の紅葉
屋根瓦を覆うイチョウのじゅうたんに日本の風情を感じる/大窪寺の紅葉画像提供:さぬき市商工観光課


大窪寺は四国霊場第88番札所、結願の寺。標高774メートルの女体山のふもとにあり、奇岩に覆われた胎蔵ヶ峰を背景に本堂とそれに続く二重多宝塔が静かなたたずまいを見せる。大師堂横にある宝杖堂にはお遍路さんを支えてきた金剛杖が奉納されている。秋の紅葉の時期には、境内のカエデやイチョウ、イロハモミジなどが色づき、彩りをそえている。例年、10月下旬から12月上旬頃が、紅葉の見頃となる。


【四国・愛媛県】小田深山渓谷 / 20種類以上のモミジで彩られる絶景スポット

色づき状況:色づき始め(※2025年11月5日現在)

20種類以上のモミジで彩られる/小田深山渓谷の紅葉
20種類以上のモミジで彩られる/小田深山渓谷の紅葉画像提供:内子町


仁淀川水系の源流域のひとつであり、四国随一の渓谷美が楽しめる。秋の紅葉、春の新緑、河原の石や岩肌、川の水面、それぞれにとても鮮やかな色彩があり、どこを見ても美しさを感じることができる。渓谷を流れる黒川の流れは穏やかで、清流の音や野鳥たちの声に癒やされる。渓谷沿いに1.5キロメートルの遊歩道が整備されているのもうれしい。


【四国・愛媛県】面河渓 / 白い岩肌を黄、赤の紅葉が彩る

色づき状況:今見頃(※2025年11月5日現在)

涼しげな清流に紅葉が彩を添える/面河渓の紅葉
涼しげな清流に紅葉が彩を添える/面河渓の紅葉画像提供:久万高原町


面河渓(おもごけい)は石鎚山の南麓に広がる渓谷で、奇岩やエメラルドグリーンの清流が流れる国指定の名勝地。透明度の高い川は遊歩道からでも川底が見えるほど。季節ごとに異なる景色を楽しめるが、秋の紅葉が特に人気だ。紅葉する樹木の数が多いため、紅葉を楽しめるスポットが点在している。紅葉は10月中旬頃から色づき始め、見頃の10月下旬から11月上旬頃になると、白い岩肌に黄、赤の紅葉という素晴らしい景観が楽しめる。


【九州】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな紅葉名所

【九州・佐賀県】シチメンソウ群生地 / 有明海を赤く染める幻想的な風景

色づき状況:今見頃(※2025年11月5日現在)

平成30年度の立ち枯れから再生を目指している/シチメンソウ群生地の紅葉
平成30年度の立ち枯れから再生を目指している/シチメンソウ群生地の紅葉画像提供:佐賀市観光振興課


シチメンソウとは、草丈20~40センチメートルのヒユ科の一年生草木。風波や潮流が少ないところでしか育たず、塩水に耐える植物であることから塩生植物とも呼ばれている。秋になり、まるで山々の紅葉のように色づくさまは、佐賀市南部の有明海の風物詩として知られている。例年、10月下旬から11月中旬にかけて、紅葉の見頃の時期となる。


【九州・宮崎県】えびの高原 / 大自然を五感で感じながらトレッキングも楽しめる

色づき状況:今見頃(※2025年11月5日現在)

豊かな自然の宝庫として知られる観光エリア/えびの高原の紅葉
豊かな自然の宝庫として知られる観光エリア/えびの高原の紅葉画像提供:宮崎県えびの市観光協会


霧島山の標高1200メートルにあるえびの高原。我が国最初の国立公園に指定された霧島錦江湾国立公園の北部に位置し、豊かな自然の宝庫としても知られる県内屈指の観光エリアだ。トレッキングスポットとしても人気の高い韓国岳や甑岳をはじめ大小さまざまな山々がすそ野を広げる高原内には不動池、六観音御池、白紫池などの火口湖が点在し、秋には鮮やかな紅葉で彩られるため絶好の展望地となっている。六観音御池(ろっかんのんみいけ)は酸性湖のため湖面はコバルトブルーになっており、周囲1500メートルの池の周りをミズナラ・カエデなどの広葉樹やモミ・アカマツなどの針葉樹が混生する豊かな森が彩る。



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情報は2025年11月7日 11:46時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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