全国で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ30選(3ページ目)

全国

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ30スポットをご紹介。2025年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年12月13日~2025年12月26日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

覚園寺(かくおんじ)の紅葉/神奈川県鎌倉市

覚園寺(かくおんじ)の紅葉
厳粛な雰囲気の中、色鮮やかな紅葉を静かに堪能できる。画像提供:覚園寺

鎌倉駅から少し離れたところに佇む覚園寺(かくおんじ)は、1218年に建立された歴史ある寺。石段の上の山門をくぐると一段と高いところに境内があり、中世鎌倉の谷戸の風情を体感できる。モミジの本数が多く、境内各所で建物と紅葉、灯籠と紅葉といった色彩の対比を堪能できる。

見どころ

別世界のような厳粛な雰囲気の中、色鮮やかな紅葉を静かに堪能できる。また、2025年11月28日(金)~12月10日(水)の期間は紅葉特別参拝で9時〜19時(最終受付18時40分)まで紅葉を楽しめる。夕刻時には、ライトアップも実施予定。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ・カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

明月院の紅葉/神奈川県鎌倉市

明月院の紅葉
秋の境内を紅葉が彩る画像提供:明月院

鎌倉市にある臨済宗建長寺派の寺。山門をくぐって左手にある本堂には本尊の聖観世音菩薩がまつられている。花の寺としても有名で、春先にはシダレザクラやレンギョウなど、初夏は参道から境内までを彩るアジサイ、冬はスイセン、ツバキ、ロウバイなど四季折々の花が咲く。12月の紅葉期には本堂後庭園も公開される。

見どころ

秋はイチョウやイロハモミジ、ヤマモミジなどが鮮やかに色づき、美しい景観が楽しめる。丸窓から眺める紅葉は、丸い額縁に飾られた絵画のような格別の美しさだ。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イチョウ、イロハモミジ、ヤマモミジ、ハゼノキ、ハウチワカエデ、ドウダンツツジ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

大仙日本庭園の紅葉/大阪府堺市堺区

大仙日本庭園の紅葉
池に映り込んだ紅葉にうっとり画像提供:大仙日本庭園

大阪府堺市にあり、世界文化遺産に登録された百舌鳥古墳群の一角に位置する大仙公園内に、市制100周年を記念して作られた「築山林泉回遊式」の日本庭園。秋になると、園内各所に植栽された約100本のモミジイチョウが色付き、例年11月下旬から12月上旬頃にかけて紅葉が見頃を迎える。見頃の時期に合わせて夜間特別開園が実施される。

見どころ

2025年11月15日(土)、21日(金)~24日(祝)、28日(金)~30日(日)、12月5日(金)~7日(日)に、秋季夜間特別開園「紅葉の灯り」が開催、期間中は21時まで開園延長される(最終入園は20時30分)。ライトアップされた庭園の池に映り込む紅葉が美しく、夜の築山林泉回遊式の幻想的な景観が楽しめる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、ドウダンツツジ、ニシキギ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

八事山興正寺の紅葉/愛知県名古屋市昭和区

八事山興正寺の紅葉
境内の五重塔や庭園が秋の彩りに包まれる画像提供:八事山興正寺

江戸期創建の八事山興正寺では、例年11月下旬から紅葉が美しく色づき、境内の五重塔や庭園が秋の彩りに包まれる。八事山興正寺の創建当初、学問と修行の「東山」と参拝のための「西山」に分かれていたが、現在は、緑豊かな境内を散策しながら7つのお堂を参拝することができる。愛知名古屋市昭和区に位置し、アクセスが良く気軽に行ける紅葉スポットだ。

見どころ

境内散策で四季折々の自然の豊かさにふれ、茶室「竹翠亭」で季節の室礼を楽しんだあとは、ライブラリーサロン華宮(けぐう)で抹茶と和菓子を戴きゆっくりとした時間をすごすことができる。

例年の色付き始め 11月下旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

箕面(勝尾寺)の紅葉/大阪府箕面市

箕面(勝尾寺)の紅葉
夜間ライトアップで幻想的な風景に画像提供:勝尾寺

約8万坪もの境内を彩る紅葉が有名な、西国23番札所勝尾寺。古くより勝ち運の寺として知られ、所狭しと納められた勝ちダルマの寺としても有名。大阪市内から車で約30分とアクセスも良く、毎日祈願が行われていることもあり、勝ち運向上などを求めて全国から参拝者が絶えない。山門を抜けると、前方に赤や黄、紫など全山の紅葉が浮かび上がり、背景の深い緑の山と合わせ一幅の絵画のような景観が広がる。例年の見頃は11月中旬から12月上旬。

見どころ

11月に入ると境内が鮮やかな紅葉で彩られる。山門を抜けると赤や黄、紫などの全山の紅葉が浮かび上がり、背景の深い山々の緑と織り成すコントラストはさながら一幅の絵画のよう。本堂や多宝塔へ向かう参道を覆う紅葉のトンネルが、中でも人気の観賞スポットとなっている。2025年11月1日(土)~30日(日)の土日祝には、期間限定の特別ライトアップ「錦秋の宵詣り」が行われ、昼の厳かな雰囲気とは趣きの異なる幻想的な景観が広がる(日没後~20時30分、20時最終受付)。

例年の色付き始め 11月上旬~11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イロハモミジ、オオモミジ、ナナカマド、ドウダンツツジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

建仁寺の紅葉/京都府京都市東山区

建仁寺の紅葉
秋には境内が紅葉に彩られる画像提供:建仁寺

臨済宗建仁寺派の大本山。開山は栄西禅師。開基は源頼家。鎌倉時代の建仁2年(1202年)の開創で、寺名は当時の年号から名づけられている。山号は東山(とうざん)。諸堂は中国の百丈山を模して建立された。創建当時は天台・密教・禅の三宗兼学だったが、第十一世蘭渓道隆の時から純粋な臨済禅の道場となった。八百年の時を経て、今も禅の道場として広く人々の心のよりどころとなっている。秋には、境内のいろはや灯台躑躅などが赤や黄色に色づき、見事な紅葉に彩られる。例年の見頃は11月下旬から12月上旬。見どころは360度正面に造られた潮音庭で、廊下を廻りながら一番好きなポイントを見つけることができる。

見どころ

国宝の俵屋宗達筆「風神雷神図屏風」(展示は複製)や3種の趣きが違う庭園がある。2002年に創建800年を記念して大きさ約108畳の法堂天井いっぱいに描かれた「双龍図」も必見だ。

例年の色付き始め 11月下旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 いろは楓 灯台躑躅

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

北野天満宮「史跡 御土居のもみじ苑」の紅葉/京都府京都市上京区

北野天満宮「史跡 御土居のもみじ苑」の紅葉
紅葉の間から国宝の御本殿を望む画像提供:北野天満宮

御祭神 菅原道真公を祭る北野天満宮は天神信仰発祥の地であり、日本中に1万2000社もあるといわれる全国天満宮・天神社の総本社。桃山時代に豊臣秀吉公は洛中洛外の境界、水防のための土塁「御土居」を築いた。その一部が残る境内の西側一帯は史跡として指定され、現在、約350本の紅葉を有する名所「もみじ苑」となっている。また展望所から眺める国宝御本殿と紅葉の風景は正に絶景。もみじ苑は2025年11月1日(土)から12月7日(日)まで公開される。また、11月26日(水)には御茶壺奉献奉告祭が、12月1日(月)には献茶祭が行われる。

見どころ

紅葉シーズンは、毎日夜間ライトアップを実施(予定)。日中とは異なる紅葉を堪能できる。豊臣秀吉公の築いた史跡御土居に自生する約350本のモミジが、紙屋川に架かる朱塗りの鶯橋と共演し、赤や黄に見事に染まった木々が紙屋川の水面に映え渡り人々を錦秋の世界へ誘う。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 2025年11月1日(土)~12月7日(日)もみじ苑公開日
紅葉する木の種類 イロハカエデ、オオモミジ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

皇居東御苑の紅葉/東京都千代田区

皇居東御苑の紅葉
局門の木々も赤く色づく画像提供:宮内庁公式サイト

皇居東御苑はかつての江戸城の本丸・二の丸・三の丸に位置し、一般に公開されている。昭和天皇の発意により武蔵野の自然を模した二の丸雑木林には、コナラやクヌギ、モミジなども植えられ、秋になると、例年11月中旬頃には赤や黄色に色づき見事な紅葉を見ることができる。

見どころ

毎年春季の桜の時期と秋季の紅葉の時期に実施される皇居乾通り一般公開では、普段は立ち入ることのできない局門や蓮池濠付近の紅葉を楽しむことができる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 コナラ、クヌギ、モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

宮島・紅葉谷公園の紅葉/広島県廿日市市

宮島・紅葉谷公園の紅葉
約700本の紅葉が園内一面を赤く彩る画像提供:廿日市市

宮島・紅葉谷公園は、嚴島神社から徒歩5分、瀰山原始林(みせんげんしりん)の麓に位置する。シーズン中はイロハモミジ・オオモミジ・ウリハダカエデやヤマモミジなど約700本が紅葉する。シーズン終わり頃には、散った紅葉で地面が赤く染まる。島内には紅葉谷公園の他、歴史的建造物が多く、紅葉狩りをしながら散策を楽しむことができる。例年、11月中旬から下旬頃にかけてが、紅葉の見頃の時期となる。

見どころ

公園内にかかる赤い紅葉橋を紅葉が彩る風景は写真スポットとして人気。2025年11月8日(土)~30日(日)の日没から21時まで「紅葉谷公園ライトアップ」を実施(※紅葉の色づき状況により、期間を変更する場合あり)。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イロハモミジ、オオモミジ、ウリハダカエデ、ヤマモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

香嵐渓の紅葉/愛知県豊田市

香嵐渓の紅葉
水面に映り込む紅葉の景観美は見事画像提供:豊田市足助観光協会

愛知県豊田市にある香嵐渓の紅葉は、1634年(寛永11年)頃に香積寺第11世住職三栄和尚がスギやモミジを手植えしたのが始まりとされる。大正末期から昭和初期には、住民のボランティアでモミジの大植樹が施された。イロハモミジ、オオモミジなど11種のカエデが約3000本あると言われており、秋になると赤や黄色に色づく景色は壮観。例年、11月中旬から11月下旬頃にかけて山全体の約3000本のモミジが一斉に色づき、巴川の川面を美しく彩る。夜には山全体がライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な景色が見られる。

見どころ

神様が座ったと言われる飯盛山山頂の磐座(いわくら)の周りには絵馬を掛けられ、神様が現在の八幡宮の方角に向けて足を休められたことから「足助」という地名が付いたという(足助氏が本城を置いた飯盛山は愛知県の史跡に指定されている)。2025年11月1日(土)~30日(日)の期間は、香嵐渓もみじまつりが開催。ライトアップも日没~21時の間実施され、期間中の土日には「竹灯りの香積寺」や「願掛けろうそく」など灯りのイベントも楽しめる(※詳しくは公式サイト参照)。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イロハモミジ、オオモミジ、ウラエンコウカエデ、など11種類

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。

【エリア別】紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ
X(旧Twitter)でシェアFacebookでシェア

表記に関する説明

  • 青葉

  • 色づき始め

  • 今見頃

  • 色あせ始め

  • 落葉

おすすめ情報

閲覧履歴

  • 最近見た紅葉スポットページはありません。