全国で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ30選(3ページ目)

全国

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ30スポットをご紹介。2024年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年6月22日~2025年7月5日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

盛岡城跡公園(岩手公園)の紅葉/岩手県盛岡市

盛岡城跡公園(岩手公園)の紅葉
濃い紅色の紅葉が空に映える画像提供:盛岡市

北上川と中津川の合流地点に位置する丘陵地を利用し、南部信直によって築かれた盛岡城。天守などの建造物は、明治維新後の明治7年に払い下げられたが、風格ある石垣と城跡を整備してできた盛岡城跡公園(岩手公園)は現在も親しまれている。9ヘクタール以上の広大な土地に、石川啄木の歌碑をはじめとする様々な文学碑やもりおか歴史文化館など、文化に触れることができるスポットが多く存在する。秋の紅葉シーズンには貴重なモミジカエデ類など400本以上の木々が赤や黄に色づき、大勢の市民や観光客で賑わう。例年10月下旬から、イロハモミジ、イタヤカエデ、ナナカマドなどが見頃を迎える。

見どころ

城内とその周辺で産出した花崗岩によって築かれた力強い石垣と、優美な紅葉とのコントラストが見どころだ。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イロハモミジ、イタヤカエデ、ナナカマド、イチョウ、ヤマモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

下呂温泉の紅葉/岐阜県下呂市

下呂温泉の紅葉
モミジが美しく照らし出される温泉寺の紅葉ライトアップ画像提供:下呂市役所観光商工部観光課

飛騨川の流域に湧く下呂温泉は、徳川家康から四代の将軍に仕えた儒学者林羅山により、有馬温泉、草津温泉と並ぶ「日本三名泉」のひとつと称された天下の名泉。一千年の昔、薬師如来が傷ついた一羽の白鷺に姿を変え、飛騨川で傷を癒し、源泉のありかを村人に知らせたとも伝えられている。この白鷺伝説の薬師如来が祀られた寺、温泉寺では毎年11月中旬に紅葉ライトアップが行われ、多くの人でにぎわう。また、紅葉ライトアップに合わせて足湯も設置される。例年の紅葉の見頃は、11月中旬から下旬にかけて。

見どころ

温泉街の東、弘法山のなだらかな丘陵地には、世界遺産となった飛騨白川郷の合掌家屋を10棟ほど移築した合掌集落がある。

例年の色付き始め 10月下旬~11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 サクラ、モミジ、カエデ、コブシ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

宇奈月温泉街の紅葉/富山県黒部市

宇奈月温泉街の紅葉
宇奈月ダムやとちの湯があり、紅葉の絶景スポットとして人気を博している画像提供:(一社)黒部・宇奈月温泉観光局

黒部峡谷の玄関口に位置する宇奈月温泉は、富山県随一の温泉郷。湯けむり漂う温泉街には足湯のほか、美術館や遊歩道などが点在しており、のんびり湯の街散策するのがおすすめ。少し足を延ばせば、宇奈月ダムやとちの湯があり、紅葉の絶景スポットとして人気を博している。例年、10月下旬から色付き始め、イチョウモミジ、ケヤキ、ハウチワカエデ、メグスリノキなどの紅葉の見頃は、10月下旬から11月中旬頃になる。

見どころ

宇奈月ダム展望台へ続くやまびこ遊歩道は、黒部峡谷を背景にトロッコ電車が走行する姿を間近に見ることができる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イチョウ、モミジ、ケヤキ、ハウチワカエデ、メグスリノキ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

宝徳寺の紅葉/群馬県桐生市

宝徳寺の紅葉
本堂の床面に赤く映える幽玄の世界に心癒される画像提供:宝徳寺

室町時代、領主であった桐生佐野正綱公により建立された群馬県桐生市にある禅寺。本堂の襖絵には今にも咆哮しそうな双龍が水墨画で描かれ、その正面では石と砂だけで自然の美を表した枯山水の庭園が静かな光をたたえる。種類の豊富な御朱印も宝徳寺の人気の理由の1つ。年間を通じて様々な行事が催されており、特に名高い床もみじは全国的にも珍しい。春には境内で可憐に咲くぼたんの花、夏には涼やかな音を奏でる風鈴のトンネル、秋には燃えるように赤く色づく100本以上のカエデが、季節の移ろいとともに緑から赤へと姿を変えていく床もみじと共演し、訪れる者の目を楽しませる。

見どころ

眩く磨き上げられた床面に、例年11月中旬頃に見頃を迎えるカエデが映りこみ、芸術的な美を体感できる。指定日には夜の床もみじを鑑賞できる境内ライトアップが限定公開され、思わず時を忘れるほど優美な幻想の世界に誘われる。ライトアップ限定の御朱印もある。

例年の色付き始め
例年の紅葉見頃 2024秋の床もみじ特別公開 2024年10月19日(土)~12月1日(日)ライトアップ期間 2024年11月9日(土)~12月1日(日)
紅葉する木の種類 山もみじ、いろはもみじ、ハウチワカエデ、出猩々もみじ、ノムラモミジ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

秋保大滝の紅葉/宮城県仙台市太白区

秋保大滝の紅葉
流れ落ちる滝の音と紅葉の情景がマッチ画像提供:秋保・里センター

山形県山寺の奥の院といわれる「秋保大滝不動尊」の裏手にある秋保大滝。幅6メートル、高さ55メートルの滝の姿は豪快で、県内屈指の名瀑として知られている。滝の周囲はモミジカエデ、ナラなどの樹木に覆われて、岩場と絶妙なコントラストを描く。紅葉時期の錦秋はことのほか鮮やかで、仙台周辺の紅葉の名所として知られている。滝壺まで行って、迫力満点の滝の水飛沫を間近で見ることもできる。ただし滑りやすく、急な階段もあるため、歩きやすい服装と靴で行くのがおすすめ。

見どころ

滝見台は駐車場から徒歩5分の距離にあり、上から滝を見下ろす形で鑑賞できる。大型駐車場から徒歩20~30分ほどの場所には滝壺があり、さらに迫力のある景色を見ることができる。近隣には秋保大滝植物園の他、食事処や甘味処、ガラス工房なども点在。紅葉狩りと併せて楽しめる。

例年の色付き始め 10月中旬
例年の紅葉見頃 10月中旬11月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イチョウ、モミジ、カエデ、シラキ、ウリハダカエデ、ナラ、ヤマザクラ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

円通院の紅葉/宮城県宮城郡松島町

円通院の紅葉
紅葉がライトアップされ、幻想的な景色を楽しめる画像提供:円通院

伊達政宗公の嫡孫光宗公の霊廟。宮城県・円通院の御霊屋・三慧殿は、1985年(昭和60年)に国重要文化財に指定されている。厨子には支倉常長がヨーロッパから伝えたと言われるバラや十字架が描かれ、小堀遠州作と言われる日本庭園も非常に美しい仕上がりだ。秋の紅葉の時期も美しく、例年、10月下旬頃からイロハモミジやコハウチワカエデ、ノムラモミジなどが色付き始め、11月下旬にかけて見頃となる。

見どころ

2024年10月26日(土)~11月17日(日)の17時30分~21時(最終受付20時45分)には「円通院紅葉ライトアップ2024」を開催。紅葉がライトアップされ、幻想的な景色を楽しむことができる。また、ライトアップされた庭園の中に特設ステージが設けられ、風光明媚な境内が中秋の紅葉に併せて様々な演出と音楽で彩られる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イロハモミジ、コハウチワカエデ、ノムラモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

足立美術館の紅葉/島根県安来市

足立美術館の紅葉
窓枠を額縁に見立てた一幅の絵画のような「生の額絵」画像提供:足立美術館

建物を囲むように広がる約5万坪の日本庭園は、アメリカの日本庭園専門誌において実施されている日本庭園ランキングで、21年連続第1位に選ばれている。また、近・現代日本画や陶芸を中心に総数約2000点のコレクションがあり、なかでも横山大観の作品は質・量ともに最も充実している。大観の代表作のひとつとされる絢爛豪華な屏風「紅葉」は、毎年秋季限定で公開される(2024年の展示期間は8月31日(土)から11月30日(土))。

見どころ

日本庭園は借景の自然の山々との調和が美しく、秋になると庭園内のモミジやドウダンツツジの鮮やかな色に彩られる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、ドウダンツツジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

特別名勝兼六園の紅葉/石川県金沢市

特別名勝兼六園の紅葉
徽軫灯籠付近は水面に紅葉の色が水面に映り、趣きある風景になる画像提供:石川県金沢城・兼六園管理事務所

石川県金沢市にある兼六園は、国指定特別名勝で日本三名園の一つ。江戸時代の代表的な林泉回遊式庭園で、春は桜、夏は木々の緑、秋は紅葉、冬は雪吊りと四季折々の風景が楽しめる。紅葉はモミジ類約340本、桜約400本、ケヤキ約50本、その他、ニシキギ、ドウダンツツジ等がある。赤や黄色に色づいた紅葉により、園内は趣深い雰囲気に包まれる。例年、11月上旬から11月下旬頃が、紅葉の見頃となる。

見どころ

兼六園のライトアップを実施。紅葉と冬の風物詩「雪吊り」の共演を堪能できる。「金沢城・兼六園ライトアップ秋の段」を開催(問合せ先:石川の四季観光キャンペーン実行委員会(石川県観光企画課内)076-225-1542)。入園料は無料(ただし、通常時間内は有料)。※変更の可能性があります。詳細は公式サイト等でご確認ください。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、サクラ、ケヤキ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

鶴ヶ城公園の紅葉/福島県会津若松市

鶴ヶ城公園の紅葉
澄んだ青空に映える紅葉と天守閣画像提供:会津若松市観光課

幕末時代の赤瓦をまとった天守閣が見どころの鶴ヶ城。1868年に起こった戊辰戦争の際には、新政府軍の猛攻に耐えた「難攻不落の名城」としても有名。紅葉の時期になると、会津平野を彼方に囲む山々が紅に染まり、美しい姿を見せる。歴史ある天守閣と紅葉が調和し、赤や黄色に染まるモミジイチョウが城を彩る光景は、まるで絵画のように壮麗だ。例年、10月下旬頃からモミジやサクラ、イチョウなどが色付き始め、11月上旬頃にかけてが紅葉の見頃となる。

見どころ

デジタルアート「鶴ヶ城 光の歴史絵巻」がオープン。南走長屋・干飯櫓を会場とした体験型ミュージアムで、鶴ヶ城の歴史に包まれる。開場は8時30分~17時(最終入場16時30分)で、入場券は大人(高校生以上)410円、子ども(小中学生)150円(※デジタルアートと茶室麟閣共通入場券は大人520円、子ども150円)。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。
紅葉する木の種類 モミジ、サクラ、イチョウ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

永平寺の紅葉/福井県吉田郡永平寺町

永平寺の紅葉
井戸に映っている紅葉も美しい画像提供:大本山永平寺

曹洞宗の大本山である永平寺。古杉の林立する中に回廊で結ばれた七堂伽藍が整然と並び、四季を通じて参詣客が絶えない。秋の紅葉の時期も見応えがあり、参道には老木、大木が生い茂り、入口に近い報恩塔(ホウオントウ)や祠堂殿(シドウデン)付近、最奥にある法堂(ハットウ)周辺が紅葉の見どころとなっている。

見どころ

歴史を感じされる建築物と鮮やかな紅葉のコラボレーションが、見どころだ。例年、10月下旬頃からモミジやケヤキが色付き始め、11月上旬頃に見頃を迎える。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、ケヤキ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。

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表記に関する説明

  • 青葉

  • 色づき始め

  • 今見頃

  • 色あせ始め

  • 落葉

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