関東で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ30選

関東

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ30スポットをご紹介。2024年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年4月11日~2025年4月24日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

伊香保温泉の紅葉/群馬県渋川市

伊香保温泉の紅葉
河鹿橋の辺り一面が朱色に染まる画像提供:渋川伊香保温泉観光協会

名湯として知られる群馬県伊香保温泉。その湯元である河鹿橋付近には榛名山系の豊かな自然に育まれた、モミジが毎年10月20日頃から一斉に色づき始める。11月上旬にはピークを迎え、素晴らしい紅葉を楽しむことができる。2024年10月22日(火)から11月10日(日)かけてライトアップの実施が予定されており、紅葉が真っ赤に燃えているように見えるほど迫力がある。

見どころ

温泉街から上ノ山公園の山頂に続くロープウェイからは、遠くの山々が色づいている様子を眺めることができる。また、ライトアップでは河鹿橋付近の木々が幽玄に照らされ、昼間とはまた雰囲気が全く異なる幻想的な風景を楽しむことができる。

例年の色付き始め 10月中旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

谷川岳の紅葉/群馬県利根郡みなかみ町

谷川岳の紅葉
ダイナミックな山並みを紅葉が赤く染め上げる画像提供:みなかみ町観光協会

日本百名山の1つ、標高1977メートルの谷川岳。頂上だけでなく稜線からの眺望も素晴らしく、10月上旬、天神尾根周辺のナナカマドが赤く染まると間もなく紅葉が始まる。谷川岳の東麓の一ノ倉沢の大岩壁は絶景で、みなかみ町を代表する名勝となっている。その他にも、山頂に続くロープウェイからは美しい山々の紅葉と空を一望することができる。

見どころ

迫り来る一ノ倉の峻厳な岩肌と紅葉のコントラストが大きな魅力だ。また、紅葉と初雪の季節が重なるので、運が良ければ山頂の冠雪と周囲の紅葉を一度に楽しめる。

例年の色付き始め 10月上旬
例年の紅葉見頃 9月下旬10月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ブナ、ナナカマド、ミズナラ、イロハカエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

筑波山の紅葉/茨城県つくば市

筑波山の紅葉
赤や黄色のグラデーションが秋を感じさせる画像提供:つくば観光コンベンション協会

男体山、女体山の2峰からなる筑波山は、標高の低い日本百名山の1つ。山頂から御幸ヶ原にかけてはブナをはじめとした落葉紅葉樹が多く、11月上旬から紅葉を楽しむことができる。また、筑波山神社そばのケーブルカー宮脇駅周辺の紅葉も見事。山頂へは登山コースのほか、ケーブルカー、ロープウェイを利用すれば山頂付近まで楽にアクセスできる。

見どころ

紅葉期間中の2024年11月2日(土)~12月1日(日)までの土日祝日、および11月18日(土)~11月23日(金)は「筑波山ケーブルカーナイトクルージング&もみじライトアップ」も行われ、「日本夜景遺産」に認定されたすばらしい夜景も楽しめる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ブナ、イロハモミジ、マユミ、ミズナラ、ウルシ、シデ、イロハカエデ、ウリハダカエデ、オオモミジ、ヌルデ、ツタ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

六義園の紅葉/東京都文京区

六義園の紅葉
六義園夜間特別観賞(中の島)画像提供:公益財団法人東京都公園協会

駒込駅からほど近い六義園(りくぎえん)は、回遊式築山泉水の江戸期を代表する大名庭園11月下旬の見頃になるとイロハカエデ約400本の他、ドウダンツツジやイチョウなど紅葉する木、計約560本が庭園を鮮やかに彩り、山や池が配された園内のいたる所で紅葉が楽しめる。特に園の西、水香江あたりの紅葉が見事だ。つつじ茶屋や山陰橋は特に画になる。

見どころ

2024年11月22日(金)~12月4日(水)の18時~20時30分(最終入園19時30分)は「庭紅葉の六義園 夜間特別観賞」を開催。庭のライトアップや土蔵壁面への投影が行われる。日常とは異なる幻想的な大名庭園で、落ち着いた秋日の佇まいと艶やかな紅葉を楽しめる(※夜間特別観賞には観賞券が必要。詳細は公式サイトをご確認ください)。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イロハカエデ、ドウダンツツジ、イチョウ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

妙義山の紅葉/群馬県富岡市

妙義山の紅葉
鋭くとがった峰を美しく彩る紅葉画像提供:富岡市

群馬県妙義山は、白雲山、金洞山、金鶏山の総称で、上毛三山の1つ。奇岩怪石が織りなす景観が見事な日本三奇勝に数えられ、険しい岩肌と色づく樹木のコントラストが美しく、紅葉シーズンは特に人気が高い。中でも、富岡市と下仁田町を結ぶ妙義紅葉ライン(県道196号)の沿道にある妙義山パノラマパーク周辺では、絶景はもちろん、温泉や道の駅、2023年夏にリニューアルオープンした妙義ビジターセンターなど楽しみ方も多彩。

見どころ

妙義山パノラマパーク内にある日帰り温泉「妙義ふれあいプラザ妙義温泉もみじの湯」では、露天風呂から紅葉を見ることができる。また、2024年春にオープンした妙義ビジターセンター内にある「山カフェ妙義」は、富岡市の新グルメ「富岡クレープ」の認定店であり、妙義山を眺めながらクレープなどを楽しむことができる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

偕楽園 もみじ谷の紅葉/茨城県水戸市

偕楽園 もみじ谷の紅葉
モミジやカエデが園内を彩る画像提供:偕楽園

1842(天保13)年に水戸藩第九代藩主徳川斉昭によって造園され、金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ「日本三名園」のひとつ。水戸市の中心部にありながら、四季折々に見頃を迎える植物が植えられているのも特徴。偕楽園拡張部のもみじ谷は紅葉の名所としても知られており、時期になると約170本の彩り豊かなモミジカエデが訪れる人の目を楽しませる。また、もみじ谷にある池の水面に映る秋色の木々が美しく、季節の移り変わりを感じることができる。

見どころ

2024年11月1日(金)~24日(日)の日没から21:00まで、もみじ谷ではライトアップを実施。暗闇の中で深紅に燃える紅葉は、幻想的な世界観をつくり出す。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

本土寺の紅葉/千葉県松戸市

本土寺の紅葉
色鮮やかな紅葉が境内を彩る画像提供:本土寺

水戸光圀の寄進と伝えられる古松、老杉の参道を抜け仁王門をくぐると、鮮やかな赤に染まる約1000本ものモミジが境内を彩る。また、五重塔や仁王門、回廊といった建造物と紅葉が織りなす風情ある景観から、多くの参拝者が訪れる。木々の色づき始めは例年11月中旬からで、オオサカズキのほか、徳川家康の側室・秋山夫人の墓近くにあることからその名がついた自生のシュウザンコウなどが観賞できる。

見どころ

本土寺は別名 「あじさい寺」 といわれ、紫陽花の名所として有名だが、秋には鮮やかな赤黄に染まった木々が境内を彩る。ヤマモミジ、オオサカズキ・秋山紅などさまざまな品種のモミジを観賞できるのも魅力。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ヤマモミジ、オオサカズキ、シュウザンコウ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

宝徳寺の紅葉/群馬県桐生市

宝徳寺の紅葉
本堂の床面に赤く映える幽玄の世界に心癒される画像提供:宝徳寺

室町時代、領主であった桐生佐野正綱公により建立された群馬県桐生市にある禅寺。本堂の襖絵には今にも咆哮しそうな双龍が水墨画で描かれ、その正面では石と砂だけで自然の美を表した枯山水の庭園が静かな光をたたえる。種類の豊富な御朱印も宝徳寺の人気の理由の1つ。年間を通じて様々な行事が催されており、特に名高い床もみじは全国的にも珍しい。春には境内で可憐に咲くぼたんの花、夏には涼やかな音を奏でる風鈴のトンネル、秋には燃えるように赤く色づく100本以上のカエデが、季節の移ろいとともに緑から赤へと姿を変えていく床もみじと共演し、訪れる者の目を楽しませる。

見どころ

眩く磨き上げられた床面に、例年11月中旬頃に見頃を迎えるカエデが映りこみ、芸術的な美を体感できる。指定日には夜の床もみじを鑑賞できる境内ライトアップが限定公開され、思わず時を忘れるほど優美な幻想の世界に誘われる。ライトアップ限定の御朱印もある。

例年の色付き始め
例年の紅葉見頃 2024秋の床もみじ特別公開 2024年10月19日(土)~12月1日(日)ライトアップ期間 2024年11月9日(土)~12月1日(日)
紅葉する木の種類 山もみじ、いろはもみじ、ハウチワカエデ、出猩々もみじ、ノムラモミジ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

三溪園の紅葉/神奈川県横浜市中区

三溪園の紅葉
横浜で、古都のような紅葉の風景が楽しめる画像提供:三溪園

実業家の原富太郎(雅号、三溪)が明治39年に開いた日本庭園。17万5000平方メートルに及ぶ園内には、京都鎌倉などから移築された歴史的建造物が数多く配置されている。見頃となる11月中旬から12月中旬にかけては、イチョウモミジカエデなどが園内各所で美しく紅葉する。中でも内苑の聴秋閣の周辺、外苑の横笛庵や林洞庵周辺が見事。横浜で古都のような風情ある紅葉の景色が楽しめる。

見どころ

2024年11月22日(金)から12月8日(日)までの金・土・日・祝日は、19:30(最終入園19:00)まで「 紅葉ライトアップ」を開催。ジャンパンゴールドを基調とした色味で演出する紅葉や歴史的建造物のライトアップを実施。やわらかい光に導かれるように、幻想的な空間が広がり、非日常的な景色を堪能できる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。ライトアップは11月22日(金)~12月8日(日)の金・土・日・祝日
紅葉する木の種類 カエデ、イチョウ、ドウダンツツジ、ハゼノキ、桜

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

世界遺産 日光の社寺(日光東照宮・日光山輪王寺・日光二荒山神社)の紅葉/栃木県日光市

世界遺産 日光の社寺(日光東照宮・日光山輪王寺・日光二荒山神社)の紅葉
ライトアップされた赤色の紅葉画像提供:日光市観光協会

1999年、日光東照宮・日光山輪王寺・日光二荒山神社等の建造物群と周辺の自然景観が「日光の社寺」として世界遺産に登録された。11月上旬~中旬には、その周辺で見事な紅葉を見ることができる。歴史の重みを感じられる古社名刹と、周囲の紅葉が一体となって作り出す奥深い雰囲気のなか、ゆったりと散策を楽しめる。

見どころ

江戸時代初期に作られた池泉回遊式の日本庭園「日光山輪王寺逍遥園」では、2024年10月25日(金)から11月10日(日)の期間の金曜・土曜・日曜・祝日に、庭園内の紅葉のライトアップを行う(※取材時点での予定です。詳細は公式サイト等でご確認ください)。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。

【エリア別】紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ
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表記に関する説明

  • 青葉

  • 色づき始め

  • 今見頃

  • 色あせ始め

  • 落葉

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