九州で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ10選

九州

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ10スポットをご紹介。2023年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2024年4月13日~2024年4月26日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

呑山観音寺の紅葉/福岡県糟屋郡篠栗町

呑山観音寺の紅葉
境内を鮮やかな紅葉が彩る画像提供:呑山観音寺

福岡県にある、昔からのみやまさんの愛称で親しまれる高野山真言宗の別格本山。心願成就を祈願するため多くの人々が参拝に訪れる。秋は紅葉のスポットでもあり、10月下旬から境内や参道の多種多様の木々が紅葉し始め、11月に見頃を迎える。特に本数が多いのはモミジ、ドウダンツツジで共に約1000本ある。本堂へ向かう道中の階段の周囲を深紅のモミジが彩る様子が美しい。

見どころ

2023年10月28日(土)から11月23日(祝)には紅葉まつりが開催され、多くの人でにぎわう。10月28日(土)には月例不動祭護摩法要、11月19日(日)には月例観音祭護摩法要が行われる他、紅葉の中での七五三祈願も執り行われ、子供たちの愛らしい姿を見ることができる。紅葉まつりの期間中は、瑜祇大宝塔を公開し、秋の特別拝観が行われる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、ヤマザクラ、ドウダンツツジ、ハゼ、ケヤキ、コナラ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

雷山千如寺大悲王院の紅葉/福岡県糸島市

雷山千如寺大悲王院の紅葉
大きく枝を広げた樹齢400年の大楓の紅葉は見事画像提供:糸島市観光協会

雷山中腹に位置し、由緒ある寺院。境内には、福岡県指定天然記念物である樹齢約400年といわれる大があり、紅葉の名所としても有名。また、室町時代作庭の心字庭園では、200本以上のモミジが色づく様子も楽しめる。秋の紅葉は例年、10月下旬頃からカエデイチョウなどが色付き始め、11月上旬から11月中旬頃にかけてが紅葉の見頃となる。

見どころ

散りかけの時期もおすすめ。地面にじゅうたんのごとく落ち葉が敷き詰められ、地面が真っ赤に染まる。また、国の重要指定文化財「木造千手観音立像」や「木造清賀上人坐像」、福岡県の指定文化財「木造多聞天像」「木造持国天像」などが安置されており、合わせて拝観できる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

秋月城跡周辺の紅葉/福岡県朝倉市

秋月城跡周辺の紅葉
深紅のカエデが荘厳な黒門周辺に色を添える画像提供:あさくら観光協会

秋月は「筑前の小京都」とも呼ばれる城下町。例年、11月下旬から12月初旬にかけて、黒門周辺にある約20本のカエデが赤く染まる。紅葉と黒門のコントラストが特に素晴らしく、毎年早朝より多くの観光客で賑わう。杉の馬場には露店が並び、ゆっくりと紅葉を堪能できる。見頃については公式サイトにて要確認。

見どころ

露店で茶菓子を楽しみながら紅葉の城下町の風景を堪能できる。明るいうちの観覧がおすすめ。黒門周辺は特に見どころのポイント。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

九年庵の紅葉/佐賀県神埼市

九年庵の紅葉
紅葉と庭一面に広がる緑の苔のコントラストが美しい画像提供:神埼市

明治時代に佐賀の大実業家伊丹弥太郎が築成した別荘と庭園で、国の名勝に指定されている。庭園を敷き詰める青々とした苔と、深く燃えるような紅葉の対比が美しい。2023年度は11月15日(水)~23日(祝)の9日間のみ一般公開される。

見どころ

近世和風の数奇屋建築に鮮やかな紅葉が花を添える。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 2023年11月15日(水)~23日(木)九年庵一般公開日
紅葉する木の種類 イロハモミジ、ドウダンツツジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

英彦山大権現の紅葉/福岡県田川郡添田町

英彦山大権現の紅葉
モミジやカエデなどの紅葉とのコントラストが訪れる人を楽しませる画像提供:添田町役場

標高約1200mの南岳・ 中岳・北岳の三峰から成る英彦山(ひこさん)。「耶馬日田英彦山国定公園」に指定されており、日本二百名山や日本百景にも数えられている。かつて英彦山大権現は日本三大修験道の道場の一つとして栄え、その勢力は九州全域に及んでいた。その英彦山権現信仰発祥の地に、昭和54年に再興されたのが英彦山大権現社。広大な敷地の中には、周りの景観と見事に調和した庭園があり、山肌に波を描いた大刈り込みが施されるなど、山畔を活かした枯滝石組をみることができる。秋となると色づいたモミジカエデなどの紅葉とのコントラストが訪れる人を楽しませてくれる。

見どころ

遊歩道を御社の方に歩いた先にある「もみじ谷」や、少し離れた場所にある湯の谷別院には、紅葉した木々の中に佇む「不動明王像」もぜひ訪れたい。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、カエデ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

霧島(霧島神宮)の紅葉/鹿児島県霧島市

霧島(霧島神宮)の紅葉
鳥居へと続く道を真っ赤な紅葉が彩る画像提供:霧島市

鹿児島県にある、6世紀に創建された由緒正しい神社。緑豊かな参道の奥に目を引く朱色の社殿が特徴的で、天孫降臨(てんそんこうりん)の神話の主人公「瓊々杵尊(ニニギノミコト)」が祀られている。霧島連山の噴火による焼失と再建を繰り返し、現在の本殿などは国宝に指定されている。春は桜、秋は紅葉が美しいことで有名で、秋は参道から境内にかけて幻想的な紅葉風景が続く。大鳥居手前の県道沿いの紅葉や、二の鳥居の奥に広がる参道沿いのモミジが特に鮮やかだ。

見どころ

足湯やグルメ、お土産品などが販売されている温泉市場から車で約15分の場所にあるので、紅葉と合わせて観光スポット巡りを楽しむことができる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

竈門神社の紅葉/福岡県太宰府市

竈門神社の紅葉
鮮やかなグラデーションに飾られる境内画像提供:竈門神社

福岡県にある、神々が宿る山として崇められてきた宝満山の麓に鎮座する神社。宝満山の登山口として、また縁結びの神様として親しまれており、秋の紅葉シーズンには300本あるカエデなどが様々な色に変化し境内を彩る。紅葉参道の階段周辺は紅葉が集中していて、見渡す限りの赤いグラデーションが美しい。例年、11月上旬頃から色付き始め、11月中旬から12月上旬頃にかけてが紅葉の見頃となる。

見どころ

2023年11月25日(土)・26日(日)には、もみじ祭りが開催。また、11月18日(土)から30日(木)の期間はライトアップを開催。神社と紅葉との神々しい雰囲気をいっそう楽しめる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。ライトアップは、2023年11月18日(土)~30日(木)
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

大興善寺の紅葉/佐賀県三養基郡基山町

大興善寺の紅葉
参道に覆いかぶさるように紅葉が広がる画像提供:基山町観光協会

天台宗の古刹である基山町の大興善寺では、契山ふもとの大興善寺契園を中心に、晩秋の美しく染まった500本のモミジの紅葉が楽しめる。境内の風情ある景観と融合した見事な秋の風情を堪能できるよう、境内での天台声明公演など、この時期ならではの催しも行われる。

見どころ

紅葉に彩られた山寺は、心が落ち着き、美への感動を呼び覚ます。契園を散策すると、紅葉や杉、桧などの木々が美しく、秋の風情が楽しめる。2023年11月23日(祝)に天台声明・大般若会。11月25日(土)には、JR九州ウォーキングが開催、基山町観光協会主催にてライトアップされる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

紅葉八幡宮の紅葉/福岡県福岡市早良区

紅葉八幡宮の紅葉
秋になると境内に植えられた紅葉が真っ赤に色づく画像提供:紅葉八幡宮

紅葉八幡宮は室町時代に建立され、江戸時代には黒田藩(福岡藩)の守護神として、現在は早良の総守護として篤く崇敬をされている。御祭神、御利益が多く、地域の人々には紅葉八幡宮に参拝すれば、全国の大社にお参りしたのと同じ御利益があると慕われてきた。神社名の通り境内には多くの紅葉が植えられており、例年11月下旬には赤く色づき見頃を迎える。

見どころ

2023年11月18日(土)から26日(日)は、20:00まで境内の紅葉がライトアップされ、幻想的な景色を楽しめる。また、11月25(土)・26日(日)にはもみじ祭が開催され、ライトアップの他に限定御朱印や和傘飾りなどが境内を彩る。神社近くの商店街には安くておいしい店が多く、紅葉を見て商店街散策をするのも楽しみの一つだ。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。2023年11月25日(土)・26日(日)は紅葉八幡宮もみじ祭。境内紅葉のライトアップは11月18日(土)~26日(日)
紅葉する木の種類 カエデ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

御船山楽園の紅葉/佐賀県武雄市

御船山楽園の紅葉
ひょうたん池の周囲の紅葉はとりわけ美しい画像提供:御船山楽園

鍋島藩第28代武雄領主の鍋島茂義が、狩野派の絵師を京都から招いて完成予想図を描かせ約3年かけて造られた、佐賀県にある池泉回遊式庭園東京ドーム約10個分に当たる広さがあり、壮大で荘厳な美しさを誇る。秋の紅葉の時期も見応えがあり、特に御船山が湖面に映り込むひょうたん池、ふりむき坂では約500本の深赤色に染まった紅葉が楽しめる。またライトアップエリアも庭園上部の樹齢170年の大モミジまで拡大され、2014年の約9万9000平方メートルから2015年は約13万2000平方メートルとなり、日本最大級の庭園ライトアップが満喫できる。

見どころ

2023年11月8日(水)~12月3日(日)に行われる夜間の紅葉ライトアップでは、庭園各所を周回できるように散策路を照らすことで、池泉回遊式庭園ならではの紅葉狩りができる(17:30~22:00)。

例年の色付き始め 11月上旬頃
例年の紅葉見頃 11月上旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。2023年11月8日(水)~12月3日(日)は、紅葉ライトアップ
紅葉する木の種類 イロハカエデ、ヤマモミジ、オオモミジ、イタヤカエデ、ドウダンツツジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。
※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。

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表記に関する説明

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  • 色づき始め

  • 今見頃

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  • 落葉

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