今週末(11月30日・12月1日)の紅葉見頃はここ!まもなく見頃を迎えそうな全国の紅葉名所ガイド

全国


【中国地方】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな名所

【中国・岡山県】津山城(鶴山公園) / 秋に色づく紅葉を堪能

色づき状況:今見頃(※2024年11月27日現在)

城跡に一面の紅葉が彩るさまは日本情緒を感じさせる/津山城(鶴山公園)
城跡に一面の紅葉が彩るさまは日本情緒を感じさせる/津山城(鶴山公園)画像提供:津山市観光協会


森蘭丸の弟、森忠政が築城した津山城の城跡公園。西日本有数の桜の名所として有名だ。秋の紅葉も趣きがあり、11月中旬から下旬に見頃を迎えるモミジやカエデが美しく色づく。ただの紅葉狩りではなく、津山城ならではの空間を楽しめる。


【中国・広島県】佛通寺 / 西日本屈指の禅道場が色づくモミジで覆われる

色づき状況:今見頃(※2024年11月27日現在)

県内屈指の紅葉の名所として多くの参拝者や観光客が訪れる/佛通寺
県内屈指の紅葉の名所として多くの参拝者や観光客が訪れる/佛通寺画像提供:三原観光協会


臨済宗佛通寺派の大本山、佛通寺は、西日本を代表する禅道場として名高い。さらに、広島県内でも有数の紅葉の名所として知られ、秋の紅葉の季節には多くの参拝者や観光客で賑わう。例年、10月下旬頃からモミジやカエデなどが色づき始める。なお、2024年11月2日(土)~24日(日)の9時~17時は佛通寺の交通規制で一方通行となり、11月9日(土)・10日(日)・16日(土)・17日(日)・23日(祝)・24日(日)は高坂自然休養村管理センターから佛通寺第2駐車場までの区間に無料シャトルバスが運行(9時~17時、最終便は佛通寺16時30分発)される。また、紅葉シーズンのみ拝観料大人500円が必要(大学生以下無料)。


【中国・広島県】宮島・紅葉谷公園 / 公園名にも使われた紅葉が絶景

色づき状況:今見頃(※2024年11月27日現在)

約700本の紅葉が園内一面を赤く彩る/宮島・紅葉谷公園
約700本の紅葉が園内一面を赤く彩る/宮島・紅葉谷公園画像提供:廿日市市


宮島・紅葉谷公園は、嚴島神社から徒歩5分、瀰山原始林(みせんげんしりん)の麓に位置する。シーズン中はイロハモミジ・オオモミジ・ウリハダカエデやヤマモミジなど約700本が紅葉する。シーズン終わり頃には、散った紅葉で地面が赤く染まる。島内には紅葉谷公園の他、歴史的建造物が多く、紅葉狩りをしながら散策を楽しむことができる。例年、11月中旬から下旬頃にかけてが、紅葉の見頃の時期となる。


【中国・山口県】毛利氏庭園 / 広大な敷地に広がるモミジと池の対比は見もの

色づき状況:今見頃(※2024年11月27日現在)

毛利博物館では毎秋に国宝展が開かれる/毛利氏庭園
毛利博物館では毎秋に国宝展が開かれる/毛利氏庭園画像提供:公益財団法人 毛利報公会


毛利氏庭園および毛利博物館は、長州藩主であった旧毛利公爵家の本邸として建てられ、国の重要文化財・指定名勝となっている。また、表門から庭園まで続く紅葉並木は圧巻で雄大さを感じられる。毎年11月中旬~下旬に紅葉の見頃を迎え、表門からの紅葉の回廊、池と紅葉のコントラストが美しい。


【中国・山口県】覚苑寺 / 100本近くのモミジを眺められる隠れ紅葉スポット

色づき状況:今見頃(※2024年11月27日現在)

真っ赤に染まったモミジを見に沢山の人が訪れる/覚苑寺
真っ赤に染まったモミジを見に沢山の人が訪れる/覚苑寺画像提供:下関市


長府毛利藩三代目藩主・毛利綱元が建てたお寺で、毛利家の菩提寺のひとつ。境内には多くのモミジの木があり、11月上旬頃から次々と色づいてゆく。例年の見頃は11月中旬から11月下旬にかけて。街中から少し離れているため隠れスポットとなっており、ゆっくりと観賞できる。また、境内には、日本画家の狩野芳崖、陸軍大将だった乃木希典の銅像や、和同焼の窯元もある。


【四国】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな名所

【四国・愛媛県】西山興隆寺 / 西山の山腹に佇み、歴史を見守ってきた紅葉の寺

色づき状況:今見頃(※2024年11月27日現在)

粛々と続く紅葉の参道/西山興隆寺
粛々と続く紅葉の参道/西山興隆寺画像提供:愛媛県西条市役所 観光振興課


桓武天皇の勅願寺として設立されて以来、千有余年にわたり、東予随一の霊地として信仰を集め続ける寺。本堂や銅鐘など、多くの文化財を有するこの寺は、歴史のある建物が自然に融合しながら、威厳のある佇まいを感じさせてくれる。四季折々の景色も格別で、愛媛県の名勝にも指定されている。初詣や花見シーズンをはじめとする年間を通じて多くの参拝者が訪れるが、特に秋の紅葉シーズンは人気だ。


【四国・愛媛県】富郷渓谷 / 高さ60メートルを超える断崖を紅葉が彩る

色づき状況:今見頃(※2024年11月27日現在)

渓谷が鮮やかに色付く/富郷渓谷
渓谷が鮮やかに色付く/富郷渓谷画像提供:四国中央市観光協会


愛媛県の銅山川上流約6キロメートルにわたり、変化に富んだ渓谷美が続く。戻ケ嶽と呼ばれる高さ60メートルを超える岩壁がそそり立つ一帯には、岩の割れ目に樹木が生育しており、山水画のような趣を見せている。秋になると辺り一面が赤や黄色に彩られ、見事な紅葉を楽しむことができる。


【四国・愛媛県】鈍川渓谷 / えひめ自然百景にも選ばれた渓谷美

色づき状況:色づき始め(※2024年11月27日現在)

小鳥のさえずりを聞きながら渓谷の紅葉を満喫できる/鈍川渓谷
小鳥のさえずりを聞きながら渓谷の紅葉を満喫できる/鈍川渓谷画像提供:今治市役所


鈍川温泉沿いから奥へと続く渓谷。渓谷一帯が愛媛県立自然公園に指定され、「えひめ自然100選」にも選ばれた景勝地でもある。自然林と清流が美しく、特に秋には、イロハモミジやカエデ、ドウダンツツジなどが赤や黄色の鮮やかに色づき、渓谷が紅葉で彩られる。例年、11月上旬頃から色づき始め、11月中旬から11月下旬頃にかけて紅葉が見頃を迎える。


【九州】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな名所

【九州・福岡県】清水寺本坊庭園 / 自然豊かな風景が色づく庭園

色づき状況:色づき始め(※2024年11月27日現在)

緑生い茂る庭園に赤い紅葉が色を添える/清水寺本坊庭園
緑生い茂る庭園に赤い紅葉が色を添える/清水寺本坊庭園画像提供:みやま市


島根県安来市にある清水寺の一角で、美しい紅葉の名所として知られている。室町時代に雪舟が造ったと伝えられる国指定名勝の清水寺本坊庭園があり、自然と人工の美が溶け合う。四季それぞれに風趣に富むが、例年、11月下旬から12月上旬にかけて色づくイロハカエデはひときわ美しい。苔むした石畳や橋と紅葉のコントラストも美しく、散策しながら四季の移ろいをじっくり味わうことができる。


【九州・佐賀県】大興善寺 / 深まる秋の空気を肌で感じる紅葉名所

色づき状況:今見頃(※2024年11月27日現在)

参道に覆いかぶさるように紅葉が広がる/大興善寺
参道に覆いかぶさるように紅葉が広がる/大興善寺画像提供:基山町観光協会


天台宗の古刹である基山町の大興善寺では、契山ふもとの大興善寺契園を中心に、晩秋の美しく染まった約500本のモミジの紅葉が楽しめる。境内の風情ある景観と融合した見事な秋の風情を堪能できるよう、境内での天台声明公演など、この時期ならではの催しも行われる。


【九州・大分県】深耶馬溪 / 一目八景の散歩道を歩く

色づき状況:今見頃(※2024年11月27日現在)

奇峰と渓谷が織りなす紅葉絶景が見どころ/深耶馬溪
奇峰と渓谷が織りなす紅葉絶景が見どころ/深耶馬溪画像提供:中津市役所


九州の紅葉スポットとして筆頭にあがる大分県の耶馬溪(やばけい)は、本耶馬渓(本耶馬渓町)、裏耶馬溪・深耶馬溪(ともに耶馬溪町)、奥耶馬溪(山国町)に分かれる。群猿山、鳶ノ巣山、嘯猿山、夫婦岩、雄鹿長尾の峰、烏帽子岩、仙人岩、海望嶺などから成る岩峰群をひと目で見渡せる景勝地「一目八景」からの展望は見事で、紅葉に染まる山々の風景は必見。紅葉を眺めながらのウォーキングがおすすめで、遊歩道と川と紅葉の織り成す風景を心ゆくまで堪能できる。


【九州・大分県】竹田(岡城跡) / 荒城の月の名所・竹田の岡城跡

色づき状況:色づき始め(※2024年11月27日現在)

歴史情緒あふれる石垣と紅葉が織りなす見事な景観/竹田(岡城跡)
歴史情緒あふれる石垣と紅葉が織りなす見事な景観/竹田(岡城跡)画像提供:竹田市観光ツーリズム協会


岡城は海抜325メートルの断崖絶壁に建てられた古城で、瀧廉太郎作曲「荒城の月」のモチーフにもなったと言われている名所。現在残されている城郭は、明治時代に至るまで岡藩を統治した中川公によって築城されたもので、城の形が牛の寝ている姿に似ていたことから別名「臥牛城(がぎゅうじょう)」とも呼ばれる。


【九州・宮崎県】高千穂峡 / 滝と紅葉の風流なコラボレーション

色づき状況:色づき始め(※2024年11月27日現在)

峡谷・滝・紅葉全てのバランスが美しい/高千穂峡
峡谷・滝・紅葉全てのバランスが美しい/高千穂峡画像提供:高千穂町企画観光課


県内有数の観光地である高千穂峡は、阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が冷え固まり、浸食された断崖がそそり立つ渓谷。柱状節理の険しい懸崖が特徴だ。秋には荒々しいV字型の峡谷に、モミジやカエデなどが優しい彩りを添える。例年、11月中旬から色づき始め、11月下旬にかけて、おのころ池周辺や日本の滝百選にも選ばれた真名井の滝を望む御橋が特に赤く色づく。御橋や滝見台から真名井の滝を見下ろすと紅葉の絶景ポイントとなっている。


【九州・鹿児島県】曽木の滝 / 水しぶきに映える鮮やかな紅葉

色づき状況:今見頃(※2024年11月27日現在)

巨大なスケールの滝に紅葉の彩が加わる/曽木の滝
巨大なスケールの滝に紅葉の彩が加わる/曽木の滝画像提供:伊佐市役所伊佐PR課


滝幅210メートル、高さ12メートルの壮大なスケールを誇り、東洋のナイアガラとも呼ばれる曽木の滝。千畳岩の岩肌を削るように流れ落ちる水流とその轟音は豪快で迫力がある。一帯の自然公園「曽木の滝公園」内は神社や食事処、土産物店などスポットもたくさん。


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情報は2024年11月28日 14:00時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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