白沙村荘の紅葉/京都府京都市左京区
白沙村荘は、京都市左京区浄土寺にある日本画家・橋本関雪が1916年から住んだ邸宅で、紅葉の名所としても知られている。例年11月中旬から下旬にかけて紅葉の見頃を迎え、多くの観光客が訪れる。庭園は約6000平方メートルに広がり、カエデやモミジ、サクラなどが色づくと、池泉回遊式庭園や十三重石塔、如舫亭とのコントラストが美しい風景を作り出す。また、庭園は橋本関雪自身が設計したもので、歴史的価値が高く、静かな環境で秋の景色をゆっくり楽しめるスポットだ。近隣には銀閣寺や哲学の道もあり、併せて散策することで京都の秋をさらに堪能できる。
見どころ
芙蓉池(ふようち)に映る紅葉の景色は絶景で、秋の魅力を最大限に感じることができる。庭園内には2階建ての展望テラスがあり、そこから紅葉に包まれた庭全体を見渡せる。さらに、12月上旬には散り紅葉も楽しめる。