シチメンソウ群生地の紅葉/佐賀県佐賀市

シチメンソウとは、草丈20~40センチメートルのヒユ科の一年生草木。風波や潮流が少ないところでしか育たず、塩水に耐える植物であることから塩生植物とも呼ばれている。秋になり、まるで山々の紅葉の様に色づく様は、佐賀市南部の有明海の風物詩として知られている。例年、10月下旬から11月中旬にかけて、紅葉の見頃の時期となる。2024年11月2日(土)、3日(祝)には、「シチメンソウまつり」が開催。イベントステージは2日(土)のみ。
見どころ
真っ赤なシチメンソウが咲き誇るさまは、まるで「海の紅葉」だ。海岸堤防上にある展望台からはシチメンソウの群生とその後方に広がる干潟が一望できる。また、干潟のほうでは野鳥の姿が見られることもある。近隣には東よか干潟ビジターセンター「ひがさす」もあり、併せて訪問するのもおすすめだ。