関西で紅葉祭りが楽しめる紅葉スポットおすすめ10選

関西

木々が鮮やかな色づく紅葉シーズンが到来。今回は関西の紅葉祭りが楽しめる紅葉スポットの中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ10スポットをご紹介。2023年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2024年4月5日~2024年4月18日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

姫路城西御屋敷跡庭園 好古園の紅葉/兵庫県姫路市

姫路城西御屋敷跡庭園 好古園の紅葉
大池に映る錦色の紅葉が幽玄な世界を演出する画像提供:一般財団法人姫路市まちづくり振興機構

世界遺産にも登録されている姫路城を借景にした、池泉回遊式の日本庭園。3万平方メートルを超える敷地面積を持ち、江戸時代の風情を醸し出す景観から、時代劇やドラマのロケ地としても使われる。秋には、姫山樹林を借景に大滝と大池の眺めを紅葉と共に楽しめる潮音斎や築山池泉の庭などといった紅葉ポイントがあり、園内の活水軒では庭の紅葉を見ながら食事を味わうこともできる。例年の紅葉の見頃は、11月中旬から下旬頃にかけて。

見どころ

9つの趣の異なる庭園の佇まいは江戸時代を彷彿とさせる。映画やドラマなどの撮影でもたびたび使用されており、趣のある雰囲気を楽しめる。2023年11月17日(金)から12月3日(日)の期間には、紅葉会を開催。期間中は開園時間が20:00まで延長され、日没より園内の紅葉した木々をライトアップ。昼間とは違った幻想的な景色を楽しめる。

紅葉祭り 2023年11月17日(金)~12月3日(日) 紅葉会 9:00~20:00(最終入園19:30)[問合せ先:好古園管理事務所 079-289-4120]
例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ヤマモミジ、ハウチワカエデ、イタヤカエデ、桜類、ケヤキ、ムクノキ、ドウダンツツジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

箕面公園の紅葉/大阪府箕面市

箕面公園の紅葉
深紅の紅葉と迫力の滝のコントラストが美しい画像提供:箕面市観光協会

「森林浴の森百選」の1つである明治の森箕面国定公園では、秋の紅葉の時期には、箕面大滝(大阪府で唯一の「日本の滝百選」)、勝尾寺、瀧安寺、西江寺などで、イロハモミジやヤマモミジ、オオモミジなどの紅葉が楽しめる。見頃は11月中旬~12月上旬で、大滝周辺は色付きが少し遅め。また、勝尾寺は勝運の御利益があり、境内の至るところに赤いダルマ(みくじ)が奉納されている。ダルマを授かって目入れをすることも可能。一方、瀧安寺は宝くじ発祥の地で芸能・財運の御利益があり、本堂の弁財天は日本最初で最古といわれている。限定の「箕面富スクラッチおみくじ」も販売されている。西江寺は夫婦和合・縁結びに御利益があり、恋愛成就お守り「懸想文」が有名。写経や瞑想など寺活も可。なお、箕面公園内の紅葉の名所だけでなく勝運の寺「勝尾寺」もあわせて巡れるバスツアーも期間限定で運行される。また、2023年11月11日(土)から12月3日(日)の期間は、明治の森箕面国定公園もみじまつりが開催される。

見どころ

箕面の銘菓の1つ「もみじの天ぷら」や、世界のコンクールで何度も金賞を受賞した「箕面ビール」、箕面の高級な「実生ゆず」を使ったスイーツなどを楽しみながらの散策もおすすめ(詳しくは「箕面逸品」の公式サイトを参照)。また、2023年11月11日(土)から12月3日(日)(月曜日を除く)は、瀧安寺で期間限定の特別拝観が実施される(客殿、国登録有形文化財鳳凰閣、枯山水を公開)。

紅葉祭り 2023年11月11日(土)~12月3日(日) 明治の森箕面国定公園もみじまつり [問合せ先:箕面 交通・観光案内所 072-723-1885]
例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イロハモミジ、オオミモジ、アカシデ、コナラ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

比叡山の紅葉/滋賀県大津市

比叡山の紅葉
見事な紅葉が楽しめる横川地域画像提供:比叡山延暦寺

滋賀県比叡山の紅葉は平地より一足早く、深山の趣もひとしお。中でも紅葉祭り「比叡のもみじ」は、紅葉が最も見事な横川地域で行われる。比叡山へは比叡山ドライブウェイで上ることができる。このドライブウェイは比叡山の山ひだを縫って走りカーブが多いが、京都、大津市街、琵琶湖が望める快適な展望コースとなっている。また、この終点となる延暦寺根本中堂から横川地域のある奥比叡ドライブウェイに続いている。2023年10月28日(土)~11月23日(祝)には、もみじまつりが開催。その他、紅葉の時期には、 横川中堂内陣特別拝観(10月1日(日)〜12月3日(日)、延暦寺国宝殿)、比叡山摩訶不思議伝説ウォーク スタンプラリー(3月25日(土)~12月3日(日))などのイベントも開催される。※国宝の根本中堂並びに重文の廻廊が2016年から2027年に亘り大改修されており、屋根の高さから貴重な光景を間近で見られる。根本中堂の「修学ステージ」から一般参拝者も屋根の高さまで登って工事の様子が見学できる。工事期間中は、国宝・重文改修ならではの珍しい作業も行われており普段目することのない貴重な光景を間近で見学することが出来る。

見どころ

もみじまつり開催中は横川駐車場にて10:00から16:00まで無料抽選会開催。抽選で「オリジナルグッズ」、「抹茶又はくず湯」をプレゼント。また、国宝の根本中堂並びに重文の回廊が2016年から約10年間にわたり大改修中。普段目にすることができない貴重な光景が間近で見られる。

紅葉祭り 2023年10月28日(土)~11月23日(祝)もみじまつり[問合せ先:比叡山延暦寺 077-578-0001]。比叡のもみじ開催中は、「比叡山オリジナルグッズ」「抹茶・くず湯」「梵字ラテ」等が当たるご来場無料抽選会を開催。
例年の色付き始め 10月中旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

奈良県立竜田公園の紅葉/奈良県生駒郡斑鳩町

奈良県立竜田公園の紅葉
春には三室山を中心に、竜田川に桜が咲き乱れる。画像提供:奈良県地域デザイン推進局公園緑地課

斑鳩町の南西部に位置し、竜田川沿いに約2km、総面積14haの広大な敷地を持つ都市公園。諸説あるが、百人一首の「ちはやぶる 神代も聞かずたつ田川 からくれなゐに水くくるとは」(在原業平)、「嵐ふく 三室の山のもみじ葉は たつ田の川の錦なりけり」(能因法師)など、歌人たちにも詠われたとされる紅葉の名所である。春は桜がずらりと咲き乱れる川沿いだが、秋は真っ赤に色づく。川面に映る紅葉や落ち葉が川に浮かぶさまが美しい。

見どころ

法隆寺等の有名観光スポットから少し離れた位置にあるため、穴場的な存在になっているが、紅葉は見事。川沿いを散歩するだけでも贅沢な気分が味わえる。竜田川沿いにフリーマーケットが並ぶ人気イベント「竜田川紅葉祭り」は2023年11月26日(日)に開催される。

紅葉祭り 2023年11月26日(日)10:00~15:00 竜田川紅葉祭り[問合せ先:斑鳩観光協会 0745-74-6800]
例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イロハモミジ、ヤマモミジ、他

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

最上山公園 もみじ山の紅葉/兵庫県宍粟市

最上山公園 もみじ山の紅葉
遊歩道の地面を飾る紅葉のじゅうたん画像提供:しそう森林王国観光協会

姫路市から車で約40分の兵庫県宍粟市内中心部から近く、最上山公園の西側に位置する。最盛期には「もみじ山」の名のとおり、山全体が燃えるように美しく染まる。ゆっくり探索できる遊歩道は、両側からカエデが伸び、紅葉のトンネルに。近くには弁天池もあり、市民の憩いの場となっている。例年の見ごろは11月中旬から下旬。2023年11月11日(土)~11月26日(日)には「最上山もみじ祭り」が開催され、多くの観光客で賑わう。

見どころ

色鮮やかな紅葉のじゅうたんが敷かれた遊歩道を散策できる。また、2023年11月11日(土)~11月26日(日)の17:30~21:00は、ライトアップが行われる。

紅葉祭り 2023年11月11日(土)~11月26日(日)最上山もみじ祭り[問合せ先:しそう森林王国観光協会0790-64-0923]
例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。
紅葉する木の種類 イロハモミジ、ヤマモミジ、トウカエデ、モミジバフウ、サトウカエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

高源寺の紅葉/兵庫県丹波市

高源寺の紅葉
多宝塔の周囲を鮮やかに彩る紅葉画像提供:高源寺

高源寺は兵庫県丹波市にあり、三丹随一の紅葉の名所として知られる禅宗の由緒ある寺院。数あるカエデの中でも、鎌倉時代に同寺を開創した遠谿祖雄(えんけいそゆう)禅師が中国杭州の天目山より持ち帰って植えたといわれる「天目カエデ」が特に目を引く。葉が小さく、切れ目が深く、枝が垂れてくる天目カエデの紅葉が、広い境内を埋めつくす様子は壮観だ。2023年10月28日(土)~11月26日(日)には、土・日・祝日を中心に伝統芸能の「猿まわし」が予定されている。

見どころ

広い境内全域、特に惣門から山門への参道がモミジで色づく「紅葉のトンネル」や、多宝塔周辺の紅葉も見どころ。さらに、境内にはコケも豊富で、落ちたカエデの葉とコケのコントラストが美しい景色を楽しませてくれる。

紅葉祭り あり。2023年11月3日(祝) 10:00~14:00 山開き(安全祈願式、甘酒の無料接待 先着200名、琴の演奏、民謡の披露) [問合せ先:高源寺寺務所 0795-87-5081]
例年の色付き始め 11月上旬(年によって変化あり)
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、ドウダンツツジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

光明寺の紅葉/京都府長岡京市

光明寺の紅葉
参道を彩る赤黄色のモミジ画像提供:総本山 光明寺

長岡京市で紅葉のスポットといえば光明寺。地元ではモミジの寺として有名で、最近では全国的にも知られるようになってきた。秋は、広大な境内を数百本のモミジが紅に染め、参道の石畳もモミジで埋め尽くされる。ゆるやかな坂道のもみじ参道は、ドラマチックで華やかな紅色のトンネルになる。紅葉シーズンの特別入山期間は、駐車場が用意されていないため、電車やバスで行くか、長岡天満宮なども含めて散策するのがおすすめ。

見どころ

寺社一帯が真っ赤な紅葉に燃える風景は圧巻。お寺と紅葉の風景は日本の四季を感じさせる。

紅葉祭り 2023年11月11日(土)~12月3日(日) 紅葉の特別入山 [問合せ先:光明寺 075-955-0002]
例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 2023年11月11日(土)~12月3日(日)紅葉の特別入山
紅葉する木の種類 ヤマモミジ、イロハモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

嵐山の紅葉/京都府京都市右京区

嵐山の紅葉
鮮やかな紅葉をバックに渡月橋が佇むさまが美しい画像提供:京都市メディア支援センター

赤や黄の錦に染まった嵐山を背景に、曲線の美しい渡月橋がかかる風景はあまりに有名。トロッコ列車から見られる美しい紅葉や、名刹の天龍寺をはじめ、紅葉に包まれる名所が多く、1日楽しめるのも魅力だ。例年、11月下旬から12月上旬頃にかけてが、紅葉の見頃の時期となる。

見どころ

2023年11月12日(日)には「嵐山もみじ祭り」が開催。渡月橋付近から今様船、平安管弦船等様々な趣向を凝らした優雅な船が大堰川ほとりで、嵐山の地にゆかりのある芸能を繰り広げる。

紅葉祭り 2023年11月12日(日) 嵐山もみじ祭り[問合せ先:嵐山保勝会 075-861-0012]
例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

北野天満宮「史跡 御土居のもみじ苑」の紅葉/京都府京都市上京区

北野天満宮「史跡 御土居のもみじ苑」の紅葉
紅葉の間から国宝の御本殿を望む画像提供:北野天満宮

御祭神 菅原道真公を祭る北野天満宮は天神信仰発祥の地であり、日本中に12000社もあるといわれる全国天満宮・天神社の総本社。桃山時代に豊臣秀吉公は洛中洛外の境界、水防のための土塁「御土居」を築いた。その一部が残る境内の西側一帯は史跡として指定され、現在、約350本の紅葉を有する名所「もみじ苑」となっている。また展望所から眺める国宝御本殿と紅葉の風景は正に絶景。もみじ苑は2023年10月28日(土)から12月3日(日)まで公開される。また、11月26日(日)には御茶壷奉献奉告祭が、12月1日(金)には献茶祭が行われる。

見どころ

紅葉シーズン中11月11日(土)から12月3日(日)は、夜間ライトアップを実施予定。日中とは異なる紅葉を堪能できる。豊臣秀吉公の築いた史跡御土居に自生する約350本のモミジが、紙屋川に架かる朱塗りの鶯橋と共演し、赤や黄に見事に染まった木々が紙屋川の水面に映え渡り人々を錦秋の世界へ誘う。

紅葉祭り 2023年11月26日(日)御茶壷奉献奉告祭、12月1日(金)献茶祭[お問い合わせ:北野天満宮 075-461-0005]
例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 2023年10月28日(土)~12月3日(日)もみじ苑公開日
紅葉する木の種類 イロハカエデ、オオモミジ、他

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

牛滝山の紅葉/大阪府岸和田市

牛滝山の紅葉
赤色の多宝塔と紅葉のコントラストが美しい画像提供:岸和田市観光振興協会

役行者の創建と伝えられる牛滝山大威徳寺境内には、令和2年6月に日本遺産に認定された「葛城修験」の10番経塚の他、国の重要文化財に指定されている多宝塔があり、その周りではモミジイチョウが色づく。また、大小様々な滝があり、モミジの名所としても知られる。例年の見頃は11月中旬から下旬。大阪市内から車で1時間前後とアクセスの良さも魅力だ。また、2023年11月23日(祝)10:30~15:00には「牛滝山もみじまつり」も開催。地元物産とともに秋を満喫できる。

見どころ

渓谷や渓流沿いから見る一ノ滝や二ノ滝などの景観もおすすめ。※現在、降雨による土砂崩れにより大威徳寺本堂より奥へ進む遊歩道が通行止めになっています。

紅葉祭り 2023年11月23日(祝) 牛滝山もみじまつり[問合せ先:岸和田市観光振興協会072-436-0914]
例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イロハモミジ、イチョウ、他

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。
※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。

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表記に関する説明

  • 青葉

  • 色づき始め

  • 今見頃

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  • 落葉

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