京都の紅葉見頃時期はいつ?2022年の最新情報やおすすめスポットもチェック!
京都府
秋の京都といえば、やっぱり色鮮やかな紅葉がおすすめ!京都府は、北の日本海に面する丹後半島から、京都市を挟んで南部の山城エリアまで南北に長く、ほぼ中央に位置する丹波山地を境に気候が異なるという特徴がある。それぞれのエリアに紅葉スポットが点在しており、時期や場所によってさまざまな表情を見せてくれる。

そこで今回は、京都の紅葉について、例年の見頃や2022年の最新状況、府内のおすすめスポットなどをご紹介!今年の秋、京都への旅行や観光を考えている人は、ぜひ参考にしてみて。
京都の例年の見頃時期はいつ?
京都府は南北に長いので、北部の丹後エリアで10月下旬から紅葉が始まり、11月の中旬で見頃に。そこから1週間くらい遅れて、南部の山城エリアに紅葉前線が移っていくイメージだ。京都府観光連盟の担当者によると、例年、京都の紅葉の見頃時期は11月中旬から下旬。12月の1、2週目になるともみじは散ってしまうものの、“床もみじ”が見られるスポットはいくつかあるとのこと。

ただ、昨年は例年に比べて紅葉が早く、山城エリアと京都市内が同じくらいに終わったという。12月の2週目には、床もみじも終了していたらしい。ちなみに9月は、まだ木々が青々しく紅葉の気配は感じられないそうなので、紅葉を楽しみたい場合は10月以降が良さそう。
ベストタイミングを狙うなら、こまめに情報をチェックしよう
秋の京都旅行を考えていて、ベストなタイミングで京都を訪れたいという人は、京都府観光連盟の公式サイトをチェックしておこう。同サイトの季節特集内にある「紅葉の見どころ」のページは、10月下旬から週2回のペースで調査・更新されるので、こちらを参考に旅行プランを立てるのがおすすめ。

京都府観光連盟の担当者に話を聞いたところ、「サクラと違い紅葉シーズンは期間が長いので、密集することなく楽しめると思います。また、木々や山々の彩りも美しいので見頃に合わせて訪れるのもいいですが、もみじが散ってできた“床もみじ”の情緒ある景色も美しいです。少し時期をずらすだけで違った景色が見られるのも、京都らしさの一つです」と、京都での紅葉シーズンの楽しみ方を教えてくれた。

また、各エリアの紅葉スポットについて尋ねると、「北部は、山に映える紅葉のグラデーションが楽しめる『二瀬川渓流一体』、中部は、トロッコ列車から眺められる『保津峡』がおすすめです」(京都府観光連盟担当者)とのこと。南部は、きれいな庭園の散策もできる『松花堂庭園・美術館』、公園全体が紅葉する『笠置山もみじ公園』、紅葉と三重塔とのコントラストが見事な『岩船寺』と、それぞれ楽しめる景色が異なるので、気になるスポットはぜひチェックしてみて。

美しい紅葉が見られるおすすめの紅葉スポット
最後に、今年の秋ぜひ訪れたい、京都のおすすめ紅葉スポットを一挙紹介!ぜひ参考にしてみて。
※取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等をご確認ください。
永観堂 禅林寺/例年の見頃:11月中旬~11月下旬

紅葉の名所としても知られる永観堂。数ある京都紅葉名所の中でも、古今和歌集に「モミジの永観堂」と詠まれるほどの美しさで、約3000本のモミジが池泉回遊式庭園や多宝塔などを飾る。特に、境内の最も高い場所にある多宝塔を、紅葉が包み込む幻想的な光景は必見だ。2022年11月5日(土)〜12月4日(日)の期間は「秋の特別寺宝展」が実施され、期間中は夜間のライトアップも楽しめる。中央にある放生池や紅葉など、昼とは異なる幽玄的な紅葉を堪能しよう。
北野天満宮「史跡御土居のもみじ苑」/例年の見頃:10月下旬~12月上旬※もみじ苑公開日

北野天満宮は天神信仰発祥の地であり、日本中に1万2000社もあるといわれる全国天満宮・天神社の総本社。豊臣秀吉公が築いた「御土居」の一部が残る境内の西側一帯は史跡として指定され、現在、約350本の紅葉を有する名所「もみじ苑」となっている。展望所から眺める国宝御本殿と紅葉の風景はまさに絶景!もみじ苑は10月29日(土)~12月4日(日)まで公開されるほか、11月12日(土)~12月4日(日)は夜間ライトアップを実施予定だ。
東山(高台寺)/例年の見頃:11月中旬~12月上旬

豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が、秀吉の菩提を弔うために建立されたことで有名な高台寺。禅宗寺院の東山を借景とする壮麗かつ広大な庭園には、伏見城から移築された建物が現存しており、桃山時代の煌びやかさを現代に伝える。秋の紅葉の時期も美しく、紅葉シーズンにあたる10月21日(金)〜12月11日(日)までの期間は夜間のライトアップも実施。昼間とは異なる表情を見せる、庭園風景が見ものだ。
仁和寺/例年の見頃:11月中旬~12月上旬

光孝天皇の勅願により886年(仁和2年)に創建され、888年(仁和4年)に完成した真言宗御室派総本山 仁和寺。年号を寺名とした歴史の深い仁和寺は、1994年12月に、古都京都の文化財として世界遺産に登録された。例年、11月上旬頃からイロハモミジなどが色付き始め、11月中旬から12月上旬頃にかけてが紅葉の見頃の時期となる。境内を彩る圧巻の紅葉を楽しもう。
岩船寺/例年の見頃:11月中旬~12月上旬

天平元年(729年)、聖武天皇の勅願により、僧行基が阿弥陀堂を建てたのが始まりと伝わる岩船寺。平安時代に造られた阿弥陀如来坐像、室町時代に建てられた三重塔などの重要文化財をはじめ、多くの寺宝を有する。常緑樹と紅葉に三方を包まれるように三重塔が建ち、山門を額縁に見る三重塔と紅葉が織り成す、山寺ならではの神秘的な絶景が広がる。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
この記事で紹介された紅葉スポット
詳細情報
■京都府観光連盟 公式サイトhttps://www.kyoto-kankou.or.jp/
▼全国約1000カ所の紅葉情報を紹介する「紅葉特集」を見る
■紅葉特集「京都府の紅葉名所一覧」を見る
https://koyo.walkerplus.com/list/ar0726/

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