安泰山 大國寺の紅葉/兵庫県丹波篠山市
大化年間(飛鳥時代)の頃、空鉢仙人が国家安泰を祈願し、自作の薬師如来を安置して開創されたと伝えられる、歴史ある寺院。唐様と和様の折衷建築は当時の最新技法を取り入れ、本堂の仏像は国の重要文化財に指定されている。広く地元住民から親しまれ、崇敬されているこの寺院は、丹波篠山の紅葉の名所としても名高い。
見どころ
例年、11月3日頃には本堂横のイチョウが、23日頃には本堂周辺のモミジが鮮やかに色づく。その他、10日から15日頃には、本堂前のオオモミジの赤色とイチョウの落ち葉の黄色が同時に楽しめる。毎年11月1日~11月30日には、「大国寺もみじまつり」を開催。