白毫寺の紅葉/兵庫県丹波市
白毫寺は兵庫県丹波市にある。山紫水明の環境に囲まれた境内には、人間の世界と仏の世界を結ぶといわれる太鼓橋があり、橋下には数百尾のニシキゴイやマゴイが悠々と泳ぐ心字池がある。このあたりは、4月の桜に始まり、フジ、セッコク、スイレン、ハスと四季の花々が楽しめる。秋を迎えると真っ赤に染まったモミジに、ムクロジの葉が黄色のアクセントを加え、錦織りなす光景を眺められる。例年11月上旬から下旬頃にかけてが、紅葉の見頃の時期となる。
見どころ
総本堂から太鼓橋やモミジを心字池越しに見る光景は、境内でも格別。特に、参道を彩るモミジやカエデが真っ赤に染まる様子は圧巻で、訪れる人々を魅了する。また、庭園から見下ろす景色も素晴らしく、遠くに広がる山々と紅葉の共演が秋の訪れを一層感じさせてくれる。