今週末(11月19・20日)の紅葉見頃はここ!全国の見頃な紅葉名所ガイド

2022年記事

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この記事は2022年紅葉特集のものです。最新トピックスはこちら


【関西】今週末紅葉を楽しめそうな名所

【関西・京都府】洛北(圓光寺) / 境内山上から紅葉の名所が望める

色付き状況:今見頃(※2022年11月16日現在)

本堂前に広がる庭園「十牛之庭」から見渡す風景は一枚の絵画のよう
本堂前に広がる庭園「十牛之庭」から見渡す風景は一枚の絵画のよう画像提供:圓光寺

圓光寺は、慶長6年(1601年)、徳川家康公が文治政策として閑室元佶(カンシツゲンキツ)師を招いて伏見に学問所を開いたのに始まり、圓光寺版と呼ぶ図書も出版、当時の木活字(重文)が現存する。寛文7年(1667年)、現在地に移転。庭園は新緑や紅葉時に美観を呈し、本堂前には水琴窟が設置され、妙音を聞ける。境内山上からは眼下に燃え立つ紅葉、遠くには北山や嵐山の眺望も楽しめる。


【関西・奈良県】長谷寺(奈良県) / 回廊から眺める一面の紅葉

色付き状況:今見頃(※2022年11月16日現在)

【写真】紅葉が反射して夕焼けのように染まる本堂/長谷寺(奈良県)
【写真】紅葉が反射して夕焼けのように染まる本堂/長谷寺(奈良県)画像提供:奈良 長谷寺

牡丹で有名な奈良県長谷寺だが、秋になると境内にある木々が紅葉をはじめ、最盛期には山全体が赤く染まる。約200メートルの屋根のある回廊、登廊を登る道中の景色は長谷寺ならでは。国宝の本堂に着くと三方が開けた舞台が秋の澄んだ空に向かい、錦秋を感じさせてくれる。


【関西・大阪府】箕面(箕面大滝) / 真っ赤なカエデ越しに迫力満点の名瀑を眺める

色付き状況:色づき始め(※2022年11月16日現在)

箕面(箕面大滝)の紅葉
箕面(箕面大滝)の紅葉画像提供:箕面市観光協会

「日本の滝百選」に選定されている落差33メートルの大滝。その流れ落ちる滝の姿が、農具の「箕」に似ていることから、箕面大滝と呼ばれるようになり、地名の由来もここから来ていると言われている。この滝周辺は四季折々に応じて美しく変化するが、特に秋は燃えたつ紅葉に滝の音が冴えわたり、秋涼爽快、我を忘れるほどの見事さだ。なお、箕面大滝だけでなく勝運の寺「勝尾寺」や「瀧安寺」「西江寺」など紅葉の名所を巡ることができるバスツアーも期間限定で運行される。インターネットによる事前予約販売で、席数に限りがあるので早めの予約がおすすめ。


【中国】今週末紅葉を楽しめそうな名所

【中国・広島県】佛通寺 / 西日本屈指の禅道場が色づくモミジで覆われる

色付き状況:今見頃(※2022年11月16日現在)

佛通寺の紅葉
佛通寺の紅葉画像提供:三原観光協会

臨済宗佛通寺派の大本山である佛通寺は、西日本屈指の禅道場として知られる。また、広島県内屈指の紅葉の名所でもあり、秋の紅葉の時期には参拝者や観光客が多く訪れる人気スポットだ。例年、10月下旬頃からモミジやカエデなどが色付き始める。


【中国・山口県】大寧寺 / 赤い橋を引き立たせるように広がる紅葉

色付き状況:今見頃(※2022年11月16日現在)

川沿いは鮮やかに色づいた木々とせせらぎが一緒に楽しめる
川沿いは鮮やかに色づいた木々とせせらぎが一緒に楽しめる画像提供:一般社団法人長門市観光コンベンション協会

応永17年(1410年)創建と伝わる曹洞宗屈指の名刹。境内は広く、江戸時代に再建された本堂、かつての山門の礎石、戦国武将の大内義隆が顔を映して最期を悟ったと伝わる姿見の池、かぶと掛けの岩などがある。寺の前を流れる大寧寺川に架かる赤い虎渓橋を引き立たせるように紅葉が広がっており、撮影ポイントとしても人気だ。秋になると、イロハモミジ、イチョウなど約120本がきれいに色付く。


【四国】今週末紅葉を楽しめそうな名所

【四国・香川県】寒霞渓 / ロープウェイから眺める紅葉は圧巻

色付き状況:今見頃(※2022年11月16日現在)

1年を通してさまざまな山の景色が楽しめる
1年を通してさまざまな山の景色が楽しめる画像提供:寒霞渓ロープウェイ

日本三大渓谷美のひとつに数えられ、ミシュラン・グリーンガイド四国に一つ星で紹介される、日本屈指の名勝地。深くきれ込んだ渓谷の中を行くロープウェイは2015年7月にリニューアルされ、広々とした車窓から寒霞渓自慢の渓谷美と瀬戸内の海岸美を一度に堪能できる。秋には島全体が赤や黄色に染まり、特に寒霞渓周辺の奇岩にそった紅葉がすばらしい。また春の山桜、初夏の新緑も美しく、四季を通じて楽しめる。


【四国・愛媛県】鈍川渓谷 / えひめ自然100選にも選ばれた渓谷美

色付き状況:今見頃(※2022年11月16日現在)

小鳥のさえずりを聞きながら渓谷の紅葉を満喫できる
小鳥のさえずりを聞きながら渓谷の紅葉を満喫できる画像提供:今治市役所

鈍川温泉沿いから奥へと続く渓谷。渓谷一帯が県立自然公園に指定され、「えひめ自然100選」にも選ばれた景勝地でもある。自然林と清流が美しく、特に秋には、イロハモミジやカエデ、ドウダンツツジなどが赤や黄色の鮮やかに色付き、渓谷が紅葉で彩られる。例年、11月上旬頃から色付き始め、11月中旬から11月下旬頃にかけて紅葉が見頃を迎える。


【九州】今週末紅葉を楽しめそうな名所

【九州・福岡県】呑山観音寺 / 多種多様の木々が境内や参道を真っ赤に染める

色付き状況:今見頃(※2022年11月16日現在)

境内を鮮やかな紅葉が彩る
境内を鮮やかな紅葉が彩る画像提供:呑山観音寺

福岡県にある、昔からのみやまさんの愛称で親しまれる高野山真言宗の別格本山。心願成就を祈願するため多くの人々が参拝に訪れる。秋は紅葉のスポットでもあり、10月下旬から境内や参道の多種多様の木々が紅葉し始め、11月に見頃を迎える。特に本数が多いのはモミジ、ドウダンツツジで共に約1000本ある。本堂へ向かう道中の階段の周囲を深紅のモミジが彩る様子が美しい。


【九州・福岡県】竈門神社 / 参道が紅葉のトンネルに

色付き状況:今見頃(※2022年11月16日現在)

竈門神社の紅葉
竈門神社の紅葉画像提供:竈門神社

福岡県にある、神々が宿る山として崇められてきた宝満山の麓に鎮座する神社。宝満山の登山口として、また縁結びの神様として親しまれており、秋の紅葉シーズンには約300本あるカエデなどがさまざまな色に変化し境内を彩る。紅葉参道の階段周辺は紅葉が集中していて、見渡す限りの赤いグラデーションが美しい。例年、11月上旬頃から色付き始め、11月中旬から12月上旬頃にかけてが紅葉の見頃となる。


【九州・鹿児島県】曽木の滝 / 水しぶきに映える鮮やかな紅葉

色付き状況:今見頃(※2022年11月16日現在)

巨大なスケールの滝に紅葉の彩が加わる
巨大なスケールの滝に紅葉の彩が加わる画像提供:伊佐市役所伊佐PR課

【※2022年の紅葉まつりは開催されません。詳細は公式サイト等でご確認ください。】
滝幅210メートル、高さ12メートルの壮大なスケールを誇り、東洋のナイアガラとも呼ばれる曽木の滝。千畳岩の岩肌を削るように流れ落ちる水流とその轟音は豪快で迫力がある。秋の紅葉シーズンに見ることができる、滝の白い水しぶきと色鮮やかなモミジやイチョウのコントラストは圧巻の美しさ。例年、勤労感謝の日を中心とした1週間が一番の見頃となる。


※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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#紅葉#紅葉特集#紅葉見頃#おさんぽ#おでかけ

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情報は2022年11月17日 16:30時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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