秋の絶景のなかでも特に人気が高いのが紅葉ライトアップ。赤や黄など美しく色づく木々の葉が夜の闇に浮かび上がるさまは幻想的だ。関西に数ある名所のなかでも編集部おすすめのスポットを紹介!

※本記事は一部2024年の情報です。2025年の情報に随時更新しております。

旧嵯峨御所 大本山大覚寺の紅葉/京都府京都市右京区

旧嵯峨御所 大本山大覚寺の紅葉

秋の紅葉シーズンになると、境内の紅葉樹が真っ赤に色付く

画像提供:旧嵯峨御所大本山大覚寺

京都京都市右京区にある、紅葉の名所として知られる寺院。秋の紅葉シーズンになると、境内の紅葉樹が鮮やかな赤に色づき、園内を彩る。見頃を迎えた紅葉は、歴史ある大覚寺ならではの風雅を演出し、美しい景観は多くの参拝者を魅了する。例年の紅葉の見頃は、11月下旬から12月上旬頃にかけて。

見どころ

大覚寺内の大沢池は、「日本三大名月鑑賞地」の1つに数えられるお月見の名所。紅葉と合わせて幻想的な風景を楽しめる。

例年の色付き始め 11月下旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

東山(高台寺)の紅葉/京都府京都市東山区

東山(高台寺)の紅葉

紅葉が臥龍池に映り込む

画像提供:高台寺

豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が、秀吉の菩提を弔うために建立されたことで有名な禅寺。東山を借景とする壮麗かつ広大な高台寺庭園には、秀吉やねねの愛用品を使用された堂宇や伏見城から移築された茶室などが現存。桃山時代の煌びやかさを現代に伝える。秋の紅葉の時期も美しく、11月中旬から12月上旬にかけて紅葉の見頃を迎える。紅葉シーズン中はライトアップの演出が人気。そのほか、鏡のような水面に紅葉が映り込む臥龍池や神秘的な光に満ちた竹林もおすすめだ。

見どころ

紅葉シーズンにあたる2025年10月24日(金)~12月14日(日)の17時~22時には、2025年高台寺秋の夜間特別拝観を実施(最終受付は21時30分)。昼間とは異なる表情を見せる、庭園風景が見ものだ。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。2025年10月24日(金)~12月14日(日)の17:00~22:00には、2025年高台寺秋の夜間特別拝観を実施

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

信貴山 朝護孫子寺の紅葉/奈良県生駒郡平群町

信貴山 朝護孫子寺の紅葉

境内全域が鮮やかに色づき、癒しの風景を堪能できる

画像提供:信貴山 朝護孫子寺

信貴山は、聖徳太子が「寅の年、寅の日、寅の刻」に毘沙門天を感得され、そこから「信ずべき、貴ぶべき山」として信貴山と名付けられた。その後の「蘇我・物部」の戦いの際に毘沙門天に戦勝祈願をしたところ、必勝の秘法を授けられ、この戦いに勝利したとの伝承がある。この毘沙門天を祀るための寺院を創建したのが朝護孫子寺の始まりとされる。秋になると、境内全域および周囲の山々の紅葉を楽しめる。例年の見頃は11月上旬から12月上旬頃。

見どころ

伽藍が連なる境内を中心に、約1000本のモミジが山全体を紅や黄色に彩るさまは見事だ。国宝信貴山縁起絵巻特別公開が、2025年10月25日(土)~11月9日(日)の期間の9時~16時で開催。

例年の色付き始め 10月中旬から
例年の紅葉見頃 11月上旬12月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

東寺(教王護国寺)の紅葉/京都府京都市南区

東寺(教王護国寺)の紅葉

瓢箪池付近のカエデ約150本が紅葉し、五重塔と見事な風景を織り成す

画像提供:東寺(教王護国寺)

国宝だけでも80点を超える文化財を有し、1994年には世界遺産に登録された名刹で、教王護国寺とも呼ばれる。11月中旬から12月上旬にかけての紅葉シーズンには東寺の象徴でもある五重塔周辺が深紅に染まり、見る者の心を魅了する。五大菩薩像や五大明王像など国宝指定の仏像を数多く安置する重要文化財の講堂も訪れたい。毎月21日に行われる縁日の弘法市には数多くの露店が並び、大いに賑わう。

見どころ

五重塔と紅葉が池に映り込むスポットがあり、塔のシルエットと紅葉の朱色が水面に揺れる様子は幻想的だ。2025年11月1日(土)~12月14日(土))の18時~21時30分には、ライトアップが行われる(21時受付終了)。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。ライトアップは2025年11月1日(土)~12月14日(土)

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

胡宮神社の紅葉/滋賀県犬上郡多賀町

胡宮神社の紅葉

色鮮やかなモミジで包まれた、神社に続く石段

画像提供:多賀観光協会

滋賀県多賀町にある胡宮神社は敏達天皇の勅願とも言われ、多賀二座の一とも伝えられる。鎌倉時代には天台宗敏満寺の鎮護の神として栄え、浅井長政・織田信長の焼き討ちにあって衰退したが、1638年徳川家光により造営され復興を遂げた。三軒社流造りの県指定文化財で、山腹には無数の石仏谷(国指定文化財)もある。秋の紅葉スポットとしても知られ、例年11月中旬から12月上旬にかけて、真っ赤になったモミジが境内を鮮やかに染め上げ、秋の風情を楽しみながら散策できる。名神高速道路多賀SAからは、神社に向かう遊歩道(350メートル)が設けられている。

見どころ

紅葉の時期の2025年11月15日(土)~30日(日)には、聖徳太子が彫ったといわれる石造観世音立像の特別公開(要予約、拝観料200円)を予定。また、神社に続く石段のモミジは圧巻だ。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

湖東三山 百済寺(国史跡)の紅葉/滋賀県東近江市

湖東三山 百済寺(国史跡)の紅葉

名刹と紅葉のコラボレーションが美しい

画像提供:天下望遠の名園の紅葉

1400年以上前に聖徳太子により創建された近江国最古級の寺院。仏像や仏画をはじめとする数々の寺宝や文化財が収蔵されている。重厚な石垣に覆われた山城は趣があり、湖東三山の1つに数えられている。秋は紅葉が美しく、例年11月上旬ごろからカエデやドウダンツツジ、オタフクナンテンなどが色付く。日本の紅葉百選にも選ばれている。2025年11月15日(土)~30日(日)には、ライトアップを実施。また、11月22日(土)には、千鳥会様による雅楽演奏を第一部15時から、第二部16時から開催。他にも、11月22日(土)・23日(祝)には、てんびん太鼓塾様による演奏を17時30分~17時50分と18時30分~18時50分に行われる(※詳細は、公式サイトおよびInstagram参照)。

見どころ

宣教師ルイス・フロイスが「地上の天国一千坊」と絶賛したと伝えられる百済寺内の紅葉をはじめ、書院回廊からの池越景観や、苔むす石垣参道から見上げる紅葉などは絶景。天下遠望名園内を回遊散策しながら近江の歴史舞台の紅葉を見下ろすのもおすすめだ。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。ライトアップは2025年11月15日(土)~11月30日(日)

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

書寫山圓教寺の紅葉/兵庫県姫路市

書寫山圓教寺の紅葉

摩尼殿回廊からの紅葉

画像提供:書寫山圓教寺

兵庫県姫路市にある、1000年の歴史を刻む古刹。書写山上のうっそうとした森は、秋になるとモミジカエデイチョウなどにより彩られる。花山院、後白河院、後醍醐帝の行幸を仰いだ壮大な伽藍は、近年は映画「ラストサムライ」や大河ドラマにも使用。歴史ある建造物と紅葉が織りなす美の観は一見の価値がある。例年、11月中旬~11月下旬にかけてが、紅葉の見頃の時期となる。

見どころ

千年以上の歴史を有する大伽藍と紅葉(摩尼殿・瑞光院・金剛堂付近)は見もの。もみじまつり期間にあたる2025年11月21日(金)~23日(祝)には、10時~16時まで文化財特別公開(十妙院、開山堂、金剛堂)が行われるほか、日没から20時までライトアップを実施。紅葉とともに荘厳な寺社が幻想的に照らし出される。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

神戸市立須磨離宮公園の紅葉/兵庫県神戸市須磨区

神戸市立須磨離宮公園の紅葉

和庭園で紅葉狩り

画像提供:神戸市立須磨離宮公園

兵庫神戸市に位置し、皇室の別荘地「旧武庫離宮」を当時の皇太子殿下(現在の上皇陛下)ご成婚記念事業として整備し、1967年(昭和42年)に開設された由緒ある公園。例年11月中旬~11月下旬頃には植物園を中心にイロハモミジなど約600本の紅葉が見頃を迎える。紅葉が色づく花の広場、紅葉のトンネルになるもみじ道、和庭園など見どころが豊富。また、園内にはレストラン「GARDEN PARTAGE須磨離宮」があり、

見どころ

2025年11月8日(土)~12月7日(日)の土日祝は20時まで夜間開園し、もみじのライトアップを開催。日中とは異なる幻想的な雰囲気に包まれる。楽しい時間、美味しい料理を心ゆくまで堪能できる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

日吉大社の紅葉/滋賀県大津市

日吉大社の紅葉

赤・黄・緑と色とりどりの葉が混ざり合う

画像提供:日吉大社

大宮川が流れる景観のよい森に、見事な建築美を誇る数多くの社殿が散在する紅葉スポット。例年、11月中旬から下旬にかけて、約3000本のモミジカエデが色づき、社殿と美しく調和する風情ある景色が楽しめる。大宮橋〜山王鳥居のもみじロードは、アーチ状に木がかかりトンネルのよう。

見どころ

広い境内をゆっくりとまわり、各所の紅葉を楽しむのがおすすめ。神社の建造物と、赤・黄・緑のコントラストが特に美しい。2025年11月1日(土)~30日(日)の9時~16時には、日吉大社もみじ祭を開催。また、11月14日(金)~25日(火)には菊花展が開催される。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。日吉大社もみじ祭 2025年11月1日(土)~30日(日)。菊花展 11月14日(金)~25日(火)

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

宝泉院の紅葉/京都府京都市左京区

宝泉院の紅葉

庭の竹と赤いカエデのコントラストは趣がある

画像提供:宝泉院

京都府の大原三千院の参道奥に位置する勝林院の塔頭。五葉の松や額縁庭園の紅葉で有名で、庭の青々とした竹と赤いカエデのコントラストは見応えがある。見頃は11月中旬から下旬頃で、緑色の竹林や紅葉を眺めながら、水琴窟の音色に癒される。2025年11月8日(土)~12月7日(日)の期間、「秋の夜灯り2025 」を開催。

見どころ

客殿から眺める「額縁庭園」は見事で、客殿で抹茶と茶菓子を味わいつつ色鮮やかな紅葉を眺めることができる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。秋の夜灯り2025は2025年11月8日(土)~12月7日(日)

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

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表記に関する説明

  • 青葉

  • 色づき始め

  • 今見頃

  • 色あせ始め

  • 落葉

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