今週末(11月27・28日)の紅葉見頃はここ!東日本・西日本の見頃紅葉名所ガイド

2021年記事

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この記事は2021年紅葉特集のものです。最新トピックスはこちら

【関西】今週末(11月27・28日)見頃になりそうな名所

【関西】メタセコイア並木 / 約500本のメタセコイアと直線道路が造り出す絶景

色付き状況:色付き始め(※2021年11月25日現在)

メタセコイアのトンネルはまるで異世界のよう
メタセコイアのトンネルはまるで異世界のよう画像提供:(公社)びわ湖高島観光協会

果物狩りができる農園・マキノピックランドから、キャンプやスキーが楽しめるマキノ高原へ約2.4キロに渡って続くメタセコイア並木。道の両側に植えられた約500本のメタセコイアは、秋になると美しく紅葉し、黄色からレンガ色に徐々に染まる。例年11月下旬~12月下旬頃が見頃となる。円錐型のメタセコイア並木と、まっすぐに延びる道路が造り出す対称形の整った景観は、遠景となる野坂山地の山々ともに調和し、新・日本街路樹100景にも選ばれている。


【関西】永観堂 禅林寺 / 多宝塔を紅葉が包み込む

色付き状況:今見頃(※2021年11月25日現在)

橋を彩る深紅の紅葉
橋を彩る深紅の紅葉画像提供:京都 禅林寺蔵

山の中腹にあり、境内の最も高い場所にある多宝塔を紅葉が包み込む幻想的な光景は必見。数ある京都紅葉名所の中でも、古今和歌集に「モミジの永観堂」と詠まれるほどの紅葉の美しさで知られ、約3000本のモミジが池泉回遊式庭園や多宝塔などを飾る。垣のようにはりめぐらされた岩に紅葉が映える様子は、岩垣もみじと呼ばれている。


【関西】奈良公園 / 紅葉と常緑樹のコントラストが鮮やか

色付き状況:今見頃(※2021年11月25日現在)

イチョウの中にシカが佇む風景は絵本のよう
イチョウの中にシカが佇む風景は絵本のよう画像提供:奈良公園事務所

古都・奈良の顔で、国の天然記念物にも指定されている、野生のシカが生息していることでもおなじみの奈良公園。約511万平方メートルの巨大な敷地に、東大寺、興福寺、 春日大社、奈良国立博物館、正倉院など、数々の社寺や文化施設が隣接する都市公園だ。若草山の山容を望む見事な景観が特徴で、秋になると桜やイチョウの木々が美しい紅葉の表情を見せる。紅葉の様子も各スポットごとに異なるので、さまざまなスポットを巡りながら楽しむことができる。


【関西】東山(清水寺) / 紅葉する木々と美しい町並みの共演が見事

色付き状況:今見頃(※2021年11月25日現在)

三重塔を色とりどりに染まった木々が取り囲む
三重塔を色とりどりに染まった木々が取り囲む画像提供:田中秀明/アフロ

世界遺産「古都京都の文化財」のひとつである清水寺。13万平方メートルの広大な境内には、国宝や重要文化財を含む30以上の伽藍(がらん)や碑(いしぶみ)が建ち並ぶ。中でも、京都の町を見下ろせる「清水の舞台」はあまりにも有名だ。四季それぞれ違う表情が見られ、秋には紅葉の名所となる。昼には鮮やかに染まった木々を街並みと合わせて楽しむことができるほか、11月下旬からは夜間特別拝観にてライトアップも行われ、昼とはひと味違う幻想的な雰囲気で紅葉を観賞できる。


【中国】今週末(11月27・28日)見頃になりそうな名所

【中国】宮島・紅葉谷公園 / 公園名にも使われた紅葉が絶景

色付き状況:今見頃(※2021年11月25日現在)

約700本の紅葉が園内一面を赤く彩る
約700本の紅葉が園内一面を赤く彩る画像提供:廿日市市

宮島・紅葉谷公園は、嚴島神社から徒歩5分、瀰山原始林(みせんげんしりん)の麓に位置する。シーズン中はイロハカエデ、オオモミジ、ウリハダカエデ、ヤマモミジなど、約700本が紅葉する。シーズン終わり頃には、散った紅葉で地面が赤く染まる。島内には紅葉谷公園のほか歴史的建造物が多く、紅葉狩りをしながら散策を楽しむことができる。


【中国】旧閑谷学校 / 閑静な山あいの学校が紅葉に包まれる

色付き状況:今見頃(※2021年11月25日現在)

風情ある講堂と紅葉のコントラストが美しい
風情ある講堂と紅葉のコントラストが美しい 画像提供:備前市まち営業課

1670(寛文10)年に、岡山藩主池田光政が庶民教育のために創らせた学校で、特別史跡に指定されている。閑静な山あいにあり、紅葉、深緑の季節が美しい。特に中国山東省の孔子廟から種を持ち帰り移植されたカイノキは、赤と黄色の見事な紅葉を見せる。


【中国】岡山後楽園 / 幻想的な秋の庭園美を観賞

色付き状況:今見頃(※2021年11月25日現在)

千入(ちしお)の森が深い赤に染まる
千入(ちしお)の森が深い赤に染まる画像提供:岡山後楽園

日本三名園に数えられる広大な大名庭園。園内では、錦織り成す名所「千入(ちしお)の森」の紅葉がおすすめ。千入とは、幾度も染めるという意味。日ごとに深まる紅葉のさまを表しており、約300年前の築庭当時からこの名で親しまれている。


【四国】今週末(11月27・28日)見頃になりそうな名所

【四国】特別名勝 栗林公園 / 大名庭園を色鮮やかに染める紅葉

色付き状況:今見頃(※2021年11月25日現在)

南湖 楓岸の紅葉は絶景
南湖 楓岸の紅葉は絶景画像提供:香川県栗林公園観光事務所

江戸時代、高松藩の歴代藩主により100年余りの歳月をかけ完成した庭園。国の特別名勝に指定されており、日本を代表する大名庭園として国内外から高い評価を得ている。湖に映った紅葉と庭園のコントラストは必見。


【四国】西山興隆寺 / 西山の山腹に佇み、歴史を見守ってきた紅葉の寺

色付き状況:今見頃(※2021年11月25日現在)

粛々と続く紅葉の参道
粛々と続く紅葉の参道画像提供:愛媛県西条市役所 観光振興課

桓武天皇の勅願寺となって以来、千有余年、東予随一の霊地として信仰を集める寺。本堂や銅鐘など多くの文化財を有し、歴史のある建物からは、自然と融合しながら威厳のある佇まいを感じることができる。四季折々の景色も格別で、名勝として県指定も受けている。初詣や花見シーズンなど年間を通し参拝者が多く訪れているが、特に秋の紅葉シーズンは人気。例年の紅葉の見頃は11月上旬から12月中旬で、紅葉の美しさから「もみじ寺」と呼ばれ広く親しまれている。※2021年の紅葉まつりは開催されません。


【四国】寒霞渓 / ロープウェイから眺める紅葉は圧巻

色付き状況:今見頃(※2021年11月25日現在)

1年を通してさまざまな山の景色が楽しめる
1年を通してさまざまな山の景色が楽しめる画像提供:寒霞渓ロープウェイ

日本三大渓谷美のひとつに数えられ、ミシュラン・グリーンガイド四国に一つ星で紹介される、日本屈指の名勝地。深くきれ込んだ渓谷の中をゆくロープウェイは2015年7月にリニューアルされ、広々とした車窓から、寒霞渓自慢の渓谷美と瀬戸内の海岸美を一度に堪能できる。秋には島全体が紅葉し、特に寒霞渓周辺の奇岩にそった紅葉が素晴らしい。※2021年の寒霞渓もみじ茶会は開催されません。詳細は公式サイト等でご確認ください。


【九州】今週末(11月27・28日)見頃になりそうな名所

【九州】勝山公園 / 鮮やかに色付いたイチョウが迎える市のシンボル的公園

色付き状況:今見頃(※2021年11月25日現在)

紫川と一体となった街の憩いの場として、多くの市民に親しまれている
紫川と一体となった街の憩いの場として、多くの市民に親しまれている画像提供:北九州市公園緑地部 みどり・公園整備課

勝山公園は北九州市のシンボル公園で、「小倉城」を中心に「小倉城庭園」や「松本清張記念館」、「中央図書館」といった観光・文化施設がある。園内の紅葉の見所は小倉城天守閣周辺で、イチョウやハゼノキが鮮やかに色付き、訪れる人を魅了する。また、市役所庁舎の展望室からは公園の紅葉を見渡すことができる。


【九州】秋月城跡周辺 / 秋に輝く筑前の小京都

色付き状況:今見頃(※2021年11月25日現在)

深紅のカエデが荘厳な黒門周辺に色を添える
深紅のカエデが荘厳な黒門周辺に色を添える 画像提供:あさくら観光協会

秋月は「筑前の小京都」とも呼ばれる城下町。例年、11月下旬から12月初旬にかけて、黒門周辺にある約20本のカエデが赤く染まる。紅葉と黒門のコントラストが特に素晴らしく、毎年早朝より多くの観光客で賑わう。杉の馬場には露店が並び、ゆっくりと紅葉を堪能できる。見頃については公式サイトにて要確認。



※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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情報は2021年11月26日 13:08時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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