奈良県で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ25選(2ページ目)

奈良県

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ25スポットをご紹介。2024年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年3月19日~2025年4月1日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

不退寺の紅葉/奈良県奈良市

不退寺の紅葉
ひっそりとした佇まいと紅葉の華やかさの競演を味わえる画像提供:不退寺

承和14年(847年)平城天皇退位後、在原業平自らが聖観音像を刻んで当寺を開基したのが始まりとされ、別名「業平寺」とも呼ばれている。昭和40年頃から本格的に庭園整備に着手し、500種類以上の植物が一年中途切れることなく咲いている。秋にはモミジなどが色づき、例年11月下旬頃に紅葉が見頃となる。平安時代から変わることなく続く、ひっそりとした佇まいと紅葉の華やかさの競演を味わってみたい。

見どころ

「在原業平朝臣画像、寺宝特別展」など秘宝・秘仏特別公開が、随時行われている。南門の四脚門や多宝塔も重要文化財であるが、本堂(重要文化財)には業平の自作といわれる聖観音像(重要文化財)と五大明王像(重要文化財)が祀られている。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

吉野山(下千本)の紅葉/奈良県吉野郡吉野町

吉野山(下千本)の紅葉
吉野山全体が赤く色づき見どころが満載だ画像提供:吉野ビジターズビューロー

奈良県大峰連山の北端から南へ約8キロメートル続く尾根一帯が吉野山。春には3万本ある桜の木が満開となるが、秋にはその葉が見事に紅葉する。サクラモミジの紅葉は、カエデモミジよりも早く色づく。標高差があるので、山頂から麓へと徐々に色づいていく様子が美しい。近鉄吉野駅から最も近く、気軽に立ち寄れる下千本エリアでは、七曲りの坂道をゆっくり散策するのがお勧め。周辺には吉野神宮をはじめとする神社や仏閣、おみやげ店などが多数ある。

見どころ

吉野山の麓のエリア、吉野神宮、吉野山観光駐車場周辺、七曲り坂が見どころ。日本最古のロープウェイから見る紅葉もおすすめ。また、2024年10月11日(金)から12月1日(日)の期間は、16:30から22:00までライトアップが行われる(※詳細は吉野山観光協会公式サイトをご確認ください)。

例年の色付き始め 10月上旬(サクラモミジ)・11月上旬(カエデモミジ)
例年の紅葉見頃 10月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、桜、カエデ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

円成寺の紅葉/奈良県奈良市

円成寺の紅葉
国の名勝に指定されている庭園の紅葉が楽しめる画像提供:円成寺

桜門前に広がる美しい庭園の木々が色づくと、池の水面に映りひときわ美しい景色となる。平安時代末期に造成されたと見られている庭園は、時代を経て昭和51年に庭園の復元改修を施行し、名勝庭園を復活させた。平安から鎌倉時代にかけて貴族住宅に流行した寝殿造系庭園に類似しており、境内には文化財として石塔、石造仏や碑が多くある。

見どころ

本堂、桜門、多宝塔、鐘楼、護摩堂、春日堂などを縁取る紅葉は美しい。池のそばにお食事処があり、庭園の紅葉を眺めながら食事ができる。国の名勝に指定されている庭園は藤原時代の作庭で、舟遊式と浄土式を併せ持つ当時の都好みを今に伝える貴重な遺構。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

戒長寺の紅葉/奈良県宇陀市

戒長寺の紅葉
境内がイチョウの黄色いじゅうたんとなる画像提供:宇陀市

戒場山のすそ野にある静かな山寺で、聖徳太子の創建と伝えられている。葉の縁に小さな実がつく奈良県指定の天然記念物の「お葉つきイチョウ」が有名で、秋には葉が綺麗な黄色に染まり、見事な紅葉風景を見ることができる。シダ類がその胞子を葉につけるのと同様に種子を葉につける「お葉付きイチョウ」は植物の系統的進化発生を示す学術研究資料として極めて貴重なものとなっている。

見どころ

11月下旬には落葉した葉が境内を黄色に染める。辺り一面が黄色いじゅうたんとなり、見応えがある。また、戒長寺の本尊が薬師如来像であることから、その従者である十二神将を銅鐘に鋳出している(鎌倉時代/国重要文化財)。

例年の色付き始め 11月下旬
例年の紅葉見頃 11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

大野寺弥勒磨崖仏の紅葉/奈良県宇陀市

大野寺弥勒磨崖仏の紅葉
弥勒磨崖仏の周りのモミジが赤く染まる画像提供:宇陀市

役行者が開き、天長元年(824年)、弘法大師によって堂宇が建立されたとも伝えられる大野寺は、室生寺の西門と呼ばれている。宇陀川を挟んで対岸の高さ約30メートルの大岩壁に弥勒磨崖仏が線刻されており、13.8メートルと国内で最も高い磨崖仏だ(国史跡)。山の中なので周囲には木々が生い茂り、苔むしている。11月中旬から下旬頃にはイチョウモミジなどが色づき、夕日に照らされながら眺める紅葉も格別。

見どころ

大野寺の境内から清流を隔てて眺める、紅葉に包まれた弥勒磨崖仏は見応えがある。その壮大な仏像と自然が織り成す、他にはない静寂な美しさと季節の移ろいを感じながら、心静かに秋の訪れが楽しめる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

吉野山(中千本)の紅葉/奈良県吉野郡吉野町

吉野山(中千本)の紅葉
吉水神社の境内で紅葉を楽しめる画像提供:吉野ビジターズビューロー

奈良県大峰連山の北端から南へ約8キロメートル続く尾根一帯が吉野山。春には3万本ある桜の木が満開となるが、秋にはその葉が見事に紅葉する。桜モミジの紅葉は、カエデモミジよりも早く色付く。標高差があるので、山頂から麓へと徐々に色づいていく様子が美しい。

見どころ

吉水神社は境内の紅葉の他、境内からは吉野山中千本、上千本が一望できるスポットで、周辺には神社や仏閣、おみやげ店などが多数あり見どころも満載。また、2024年10月11日(金)から12月1日(日)の期間は、16:30から22:00までライトアップが行われる(※詳細は吉野山観光協会公式サイトをご確認ください)。

例年の色付き始め 10月中旬(サクラモミジ)・11月初旬(カエデモミジ)
例年の紅葉見頃 10月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、桜、カエデ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

吉野山(奥千本)の紅葉/奈良県吉野郡吉野町

吉野山(奥千本)の紅葉
鮮やかに染まった西行庵の紅葉画像提供:吉野ビジターズビューロー

奈良県大峰連山の北端から南へ約8キロメートル続く尾根一帯が吉野山。春には3万本ある桜の木が満開となるが、秋にはその葉が見事に紅葉する。桜モミジの紅葉は、カエデモミジよりも早く色付く。標高差があるので、山頂から麓へと徐々に色付いていく様子も観察できる。一番山奥にあたる奥千本エリアは、静寂に包まれた神秘的な空間。世界遺産の金峯神社や、西行庵などが位置する。吉野山の入口から奥千本まで徒歩約2時間のコースなので、登山としても楽しめる。

見どころ

吉野山の山頂付近のエリア、西行庵、高城山展望台がおすすめ。平安期から鎌倉時代に活躍した歌人・西行法師が住んでいたとされる西行庵は、紅葉の名所。鮮やかなオレンジ色の紅葉を楽しめる。

例年の色付き始め 10月中旬(サクラモミジ)、11月上旬(カエデモミジ)
例年の紅葉見頃 10月中旬11月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、桜、カエデ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

愛宕神社の紅葉/奈良県宇陀市

愛宕神社の紅葉
大きなモミジが見事に赤く染まる画像提供:宇陀市

愛宕神社は、奈良県宇陀市に位置する神社。ご祭神は火産霊神(ほむすびのかみ)〈火の神〉。宇陀松山藩城下町の火災防止のため3代藩主織田長頼が勧請奉祀させたといわれている。例年11月下旬頃には、境内の木々が色づき紅葉の見頃を迎え、秋の訪れを知らせてくれる。

見どころ

境内にある大きなモミジの木が真っ赤に色づき、見事な紅葉を見ることができる。参道から見るモミジは、神聖な雰囲気と自然が調和する特別な場所で、秋の魅力を存分に感じられる。

例年の色付き始め 11月下旬
例年の紅葉見頃 11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

秋篠寺の紅葉/奈良県奈良市

苔寺として知られている秋篠寺では、紅葉した木々と苔庭の鮮やかなコントラストが秀逸。宝亀7年(776年)に光仁天皇の勅願により創建されたと言われている官寺は、現在ではひっそりとした住宅街に位置する。緑色の苔とオレンジ色に色づいた紅葉をゆったりとした気分で味わえる。例年の見ごろは11月下旬。日本で唯一の作例と言われる、伎芸天(ぎげいてん)立像と美しい苔庭も一見の価値がある。

見どころ

参道から紅葉した木々と美しい苔庭を眺めることができる。苔の絨毯が広がる空間に浮かび上がる紅葉が美しい。

例年の色付き始め 11月下旬
例年の紅葉見頃 11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

信貴山 朝護孫子寺の紅葉/奈良県生駒郡平群町

信貴山 朝護孫子寺の紅葉
境内全域が鮮やかに色づき、癒しの風景を堪能できる画像提供:信貴山 朝護孫子寺

信貴山は、聖徳太子が「寅の年、寅の日、寅の刻」に毘沙門天を感得され、そこから「信ずべき、貴ぶべき山」として信貴山と名付けられた。その後の「蘇我・物部」の戦いの際に毘沙門天に戦勝祈願をしたところ、必勝の秘法を授けられ、この戦いに勝利したとの伝承がある。この毘沙門天を祀るための寺院を創建したのが朝護孫子寺の始まりとされる。秋になると、境内全域および周囲の山々の紅葉を楽しめる。例年の見頃は11月上旬から12月上旬頃。

見どころ

伽藍が連なる境内を中心に、約1000本のモミジが山全体を紅や黄色に彩るさまは見事だ。国宝信貴山縁起絵巻特別公開が、2024年10月26日(土)~11月10日(日)の期間の9時~16時で開催。

例年の色付き始め 10月中旬から
例年の紅葉見頃 11月上旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。

【エリア別】紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ
X(旧Twitter)でシェアFacebookでシェア

表記に関する説明

  • 青葉

  • 色づき始め

  • 今見頃

  • 色あせ始め

  • 落葉

こだわり条件から奈良県の紅葉名所を探す

こだわり条件から関西の紅葉名所を探す

おすすめ情報

閲覧履歴

  • 最近見た紅葉スポットページはありません。