奈良県で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ25選(2ページ目)

奈良県

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ25スポットをご紹介。2025年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年12月10日~2025年12月23日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

壷阪寺の紅葉/奈良県高市郡高取町

壷阪寺の紅葉
紅葉に包まれた三重塔がライトアップで浮かび上がる画像提供:壷阪寺

壷阪寺は、南に桜の名所吉野山を控え、北に万葉のふるさと大和三山奈良盆地を一望におさめる壷阪の山に建つ。秋には境内一円のもみじや周辺の山々が色づき、山寺独特の鮮やかな紅葉の風景が広がる。2025年11月15日(土)、16日(日)、21日(金)~30日(日)は20時までライトアップも行われ、紅葉に包まれた堂塔伽藍や天竺(インド)から来た大石仏が夜空に浮かび上がる様は圧巻だ。壷阪大仏の周辺と、本堂周辺に和傘アートを荘厳。

見どころ

寺域の山の斜面にはインド天竺渡来の高さ20メールの白い大観音石像が立ち、紅葉に彩られる。また、三重塔や礼堂、壷阪大佛の周辺の木々も鮮やかに染まり、見事な紅葉を満喫できる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

長岳寺の紅葉/奈良県天理市

長岳寺の紅葉
一面真っ赤な紅葉に囲まれた長岳寺画像提供:長岳寺

824年(天長元年)、淳和天皇の勅願により弘法大師が創建した歴史ある古寺で、日本最古の玉眼仏阿弥陀三尊像、鐘楼門などの重要文化財を有する。自然に包まれた約1万2000坪の境内では、例年11月中旬からモミジカエデなどの木々が色付き、11月下旬頃まで美しい紅葉が眺められる。

見どころ

イロハモミジ、ノムラモミジ等が美しく、日本紅葉の名所100選にも選ばれている。本堂からの眺望が一番の見どころだ。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イロハモミジ、ノムラモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

不退寺の紅葉/奈良県奈良市

不退寺の紅葉
ひっそりとした佇まいと紅葉の華やかさの競演を味わえる画像提供:不退寺

承和14年(847年)平城天皇退位後、在原業平自らが聖観音像を刻んで当寺を開基したのが始まりとされ、別名「業平寺」とも呼ばれている。1965年(昭和40年)頃から本格的に庭園整備に着手し、500種類以上の植物が一年中途切れることなく咲いている。秋にはモミジなどが色づき、例年11月下旬頃に紅葉が見頃となる。平安時代から変わることなく続く、ひっそりとした佇まいと紅葉の華やかさの競演を味わってみたい。

見どころ

「在原業平朝臣画像、寺宝特別展」など秘宝・秘仏特別公開が、随時行われている。南門の四脚門や多宝塔も重要文化財であるが、本堂(重要文化財)には業平の自作といわれる聖観音像(重要文化財)と五大明王像(重要文化財)が祀られている。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

名勝依水園の紅葉/奈良県奈良市

名勝依水園の紅葉
東大寺南大門、若草山、春日奥山などを借景とした秋の後園画像提供:依水園

奈良奈良市にある名勝依水園は、時代の異なる2つの池泉回遊式庭園から構成されている。庭園入口すぐの右手には、江戸時代前期に作られた「前園」が広がる。さらに奥へ進むと、明治期に築かれた「後園」の広大な空間が現れる。秋には紅葉の名所となり、例年11月中旬頃にドウダンツツジやイロハモミジが美しく染まる。園内に併設された寧楽美術館では企画展を開催。紅葉と併せて楽しむことができる。

見どころ

前園は周りと隔絶された静かな空間、後園は外の景色をも景観に取り入れた空間。それぞれ違う楽しみ方ができる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。休園日は公式サイトを参照
紅葉する木の種類 ドウダンツツジ、イロハモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

愛宕神社の紅葉/奈良県宇陀市

愛宕神社の紅葉
大きなモミジが見事に赤く染まる画像提供:宇陀市

愛宕神社は、奈良県宇陀市に位置する神社。ご祭神は火産霊神(ほむすびのかみ)〈火の神〉。宇陀松山藩城下町の火災防止のため3代藩主織田長頼が勧請奉祀させたといわれている。例年11月下旬頃には、境内の木々が色づき紅葉の見頃を迎え、秋の訪れを知らせてくれる。

見どころ

境内にある大きなモミジの木が真っ赤に色づき、見事な紅葉を見ることができる。参道から見るモミジは、神聖な雰囲気と自然が調和する特別な場所で、秋の魅力を存分に感じられる。

例年の色付き始め 11月下旬
例年の紅葉見頃 11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

吉野山(奥千本)の紅葉/奈良県吉野郡吉野町

吉野山(奥千本)の紅葉
鮮やかに染まった西行庵の紅葉画像提供:吉野ビジターズビューロー

奈良県大峰連山の北端から南へ約8キロメートル続く尾根一帯が吉野山。春には3万本ある桜の木が満開となるが、秋にはその葉が見事に紅葉する。桜モミジの紅葉は、カエデモミジよりも早く色づく。標高差があるので、山頂から麓へと徐々に色づいていく様子も観察できる。一番山奥にあたる奥千本エリアは、静寂に包まれた神秘的な空間。世界遺産の金峯神社や、西行庵などが位置する。吉野山の入口から奥千本まで徒歩約2時間のコースなので、登山としても楽しめる。

見どころ

吉野山の山頂付近のエリア、西行庵、高城山展望台がおすすめ。平安期から鎌倉時代に活躍した歌人・西行法師が住んでいたとされる西行庵は、紅葉の名所。鮮やかなオレンジ色の紅葉を楽しめる。

例年の色付き始め 10月中旬(サクラモミジ)、11月上旬(カエデモミジ)
例年の紅葉見頃 10月中旬11月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、サクラ、カエデ、ほか

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大野寺弥勒磨崖仏の紅葉/奈良県宇陀市

大野寺弥勒磨崖仏の紅葉
弥勒磨崖仏の周りのモミジが赤く染まる画像提供:宇陀市

役行者が開き、天長元年(824年)、弘法大師によって堂宇が建立されたとも伝えられる大野寺は、室生寺の西門と呼ばれている。宇陀川を挟んで対岸の高さ約30メートルの大岩壁に弥勒磨崖仏が線刻されており、13.8メートルと国内で最も高い磨崖仏だ(国史跡)。山の中なので周囲には木々が生い茂り、苔むしている。11月中旬から下旬頃にはイチョウモミジなどが色づき、夕日に照らされながら眺める紅葉も格別。

見どころ

大野寺の境内から清流を隔てて眺める、紅葉に包まれた弥勒磨崖仏は見応えがある。その壮大な仏像と自然が織り成す、他にはない静寂な美しさと季節の移ろいを感じながら、心静かに秋の訪れが楽しめる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

吉野山(下千本)の紅葉/奈良県吉野郡吉野町

吉野山(下千本)の紅葉
吉野山全体が赤く色づき見どころが満載だ画像提供:吉野ビジターズビューロー

奈良県大峰連山の北端から南へ約8キロメートル続く尾根一帯が吉野山。春には3万本ある桜の木が満開となるが、秋にはその葉が見事に紅葉する。サクラモミジの紅葉は、カエデモミジよりも早く色づく。標高差があるので、山頂から麓へと徐々に色づいていく様子が美しい。近鉄吉野駅から最も近く、気軽に立ち寄れる下千本エリアでは、七曲りの坂道をゆっくり散策するのがおすすめ。周辺には吉野神宮をはじめとする神社や仏閣、おみやげ店などが多数ある。

見どころ

吉野山の麓のエリア、吉野神宮、吉野山観光駐車場周辺、七曲り坂が見どころ。日本最古のロープウェイから見る紅葉もおすすめ。また、2025年10月24日(金)から11月30日(日)の期間は、下千本公園・黒門・銅の鳥居・金峯山寺本坊中庭・妙法殿・二天門跡などで、ライトアップが行われる(16時30分~22時、詳細は吉野山観光協会公式サイトを確認)。

例年の色付き始め 10月上旬(サクラモミジ)・11月上旬(カエデモミジ)
例年の紅葉見頃 10月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、サクラ、カエデ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

吉野山(中千本)の紅葉/奈良県吉野郡吉野町

吉野山(中千本)の紅葉
吉水神社の境内で紅葉を楽しめる画像提供:吉野ビジターズビューロー

奈良県大峰連山の北端から南へ約8キロメートル続く尾根一帯が吉野山。春には3万本ある桜の木が満開となるが、秋にはその葉が見事に紅葉する。桜モミジの紅葉は、カエデモミジよりも早く色づく。標高差があるので、山頂から麓へと徐々に色づいていく様子が美しい。

見どころ

吉水神社は境内の紅葉の他、境内からは吉野山中千本、上千本が一望できるスポットで、周辺には神社や仏閣、おみやげ店などが多数あり見どころも満載。また、2025年10月24日(金)から11月30日(日)の期間は、下千本公園・黒門・銅の鳥居・金峯山寺本坊中庭・妙法殿・二天門跡などで、ライトアップが行われる(16時30分~22時、詳細は吉野山観光協会公式サイトを確認)。

例年の色付き始め 10月中旬(サクラモミジ)・11月初旬(カエデモミジ)
例年の紅葉見頃 10月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、サクラ、カエデ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

戒長寺の紅葉/奈良県宇陀市

戒長寺の紅葉
境内がイチョウの黄色いじゅうたんとなる画像提供:宇陀市

戒場山のすそ野にある静かな山寺で、聖徳太子の創建と伝えられている。葉の縁に小さな実がつく奈良県指定の天然記念物の「お葉つきイチョウ」が有名で、秋には葉が綺麗な黄色に染まり、見事な紅葉風景を見ることができる。シダ類がその胞子を葉につけるのと同様に種子を葉につける「お葉つきイチョウ」は植物の系統的進化発生を示す学術研究資料として極めて貴重なものとなっている。

見どころ

11月下旬には落葉した葉が境内を黄色に染める。辺り一面が黄色いじゅうたんとなり、見応えがある。また、戒長寺の本尊が薬師如来像であることから、その従者である十二神将を銅鐘に鋳出している(鎌倉時代/国重要文化財)。

例年の色付き始め 11月下旬
例年の紅葉見頃 11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。

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表記に関する説明

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  • 色づき始め

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