戒長寺の紅葉/奈良県宇陀市

戒場山のすそ野にある静かな山寺で、聖徳太子の創建と伝えられている。葉の縁に小さな実がつく奈良県指定の天然記念物の「お葉つきイチョウ」が有名で、秋には葉が綺麗な黄色に染まり、見事な紅葉風景を見ることができる。シダ類がその胞子を葉につけるのと同様に種子を葉につける「お葉付きイチョウ」は植物の系統的進化発生を示す学術研究資料として極めて貴重なものとなっている。
見どころ
11月下旬には落葉した葉が境内を黄色に染める。辺り一面が黄色いじゅうたんとなり、見応えがある。また、戒長寺の本尊が薬師如来像であることから、その従者である十二神将を銅鐘に鋳出している(鎌倉時代/国重要文化財)。
例年の色付き始め | 11月下旬 |
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例年の紅葉見頃 | 11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
紅葉する木の種類 | イチョウ |
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