中釜戸のシダレモミジの紅葉/福島県いわき市
いわき市渡辺町の観音堂境内にそびえる巨木「中釜戸のシダレモミジ」。これはイロハカエデが突然変異したもので、樹高6.8メートル、幹周り3.5メートル、傘の広がりは東西約10メートルにもなる。樹幹が白くねじれ曲がり、ところどころにコブがあり、枝は大きく枝垂れ、まるで傘を広げたような独特の形は、植物学的にも珍しいとされる。例年11月下旬頃から真っ赤に紅葉する姿は、この木ならではの圧倒的な景観。
見どころ
1937年(昭和12年)に国の指定天然記念物に指定。樹木としての希少性もポイントの1つだ。





















