秋の渓谷は、紅葉シーズンに迫力ある絶景を楽しめる定番スポット。そこで、今回は紅葉が楽しめる全国の渓谷をピックアップしてご紹介!山肌を彩る色鮮やかな木々を眺めて、ゆったりリフレッシュしよう。現在の色づき情報もおでかけの参考にしてみて!

名勝 天龍峡の紅葉/長野県飯田市

名勝 天龍峡の紅葉

紅葉が彩る絶景を望む

画像提供:天龍峡温泉観光協会

多くの文化人に愛された、長野県の名勝天龍峡。秋には、モミジやドングリ、ドウダンツツジなどの峡谷の岩肌に広がる紅葉が、水面に映える様子は素晴らしい。紅葉は、例年10月下旬頃から色づき始め、11月上旬から中旬頃に見頃となる。天竜川下りの舟上から、峡谷の錦織りなす紅葉を見ることができる。

見どころ

高さ52メートルの天龍峡十勝「龍角峯」の上から眺める錦の峡谷のほか、つり橋の上から見る天竜川への紅葉の映り込みや、2019年秋開通の三遠南信自動車道天龍峡大橋の橋下にある高さ80メートルの歩道「そらさんぽ天龍峡」など、見どころ満載。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

付知峡の紅葉/岐阜県中津川市

付知峡の紅葉

渓谷を赤・黄の紅葉が彩る

画像提供:付知町観光協会

森林浴の森日本100選と岐阜県の名水50選に指定されている、岐阜県中津川市にある付知峡。木曽御岳の裾野から真弓峠へと裏木曽連峰が冬の装いをはじめる頃には紅葉の真っ盛りとなり、青川と称される付知川の清流にあでやかな紅色が映える。攻橋や本谷橋から眼下に広がる秋の紅葉は絶景で、紅葉と川の流れの美しさを一緒に見られる。例年、10月下旬頃からモミジやナナカマド、ミズナラ、ブナ、シロドウダンツツジなどが色づき始め、11月上旬頃が紅葉の見頃となる。

見どころ

攻橋・本谷橋からの紅葉と川底まで見える青川とのコントラストが見どころ。モミジの見事な紅葉を見ることができる不動公園では、滝を見ながら遊歩道散策を楽しめる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

香嵐渓の紅葉/愛知県豊田市

香嵐渓の紅葉

水面に映り込む紅葉の景観美は見事

画像提供:豊田市足助観光協会

愛知県豊田市にある香嵐渓の紅葉は、1634年(寛永11年)頃に香積寺第11世住職三栄和尚がスギやモミジを手植えしたのが始まりとされる。大正末期から昭和初期には、住民のボランティアでモミジの大植樹が施された。イロハモミジ、オオモミジなど11種のカエデが約3000本あると言われており、秋になると赤や黄色に色づく景色は壮観。例年、11月中旬から11月下旬頃にかけて山全体の約3000本のモミジが一斉に色づき、巴川の川面を美しく彩る。夜には山全体がライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な景色が見られる。

見どころ

神様が座ったと言われる飯盛山山頂の磐座(いわくら)の周りには絵馬を掛けられ、神様が現在の八幡宮の方角に向けて足を休められたことから「足助」という地名が付いたという(足助氏が本城を置いた飯盛山は愛知県の史跡に指定されている)。2025年11月1日(土)~30日(日)の期間は、香嵐渓もみじまつりが開催。ライトアップも日没~21時の間実施され、期間中の土日には「竹灯りの香積寺」や「願掛けろうそく」など灯りのイベントも楽しめる(※詳しくは公式サイト参照)。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

保津峡(保津川下り)の紅葉/京都府亀岡市

保津峡(保津川下り)の紅葉

赤黄色に囲まれた渓谷はまるで一枚の絵画のようだ

画像提供:保津川遊船企業組合

保津川に沿って亀岡から嵐山を結ぶ16キロメートルの渓谷で、秋には紅葉で彩られる。亀岡から京都嵐山までの渓谷を約2時間で下る川下りがあり、オレンジや黄色、赤のグラデーションの美しい景色を楽しむことができる。例年11月上旬頃からモミジカエデイチョウ、ウルシなどが色づき始め、11月中旬から12月上旬頃にかけて見頃を迎える。

見どころ

赤黄色に囲まれた渓谷は、まるで一枚の絵画のような絶景だ。特に朝一番の船は、朝日の光がモミジの葉を照らし、真っ赤に輝く紅葉が楽しめる。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

奇絶峡の紅葉/和歌山県田辺市

奇絶峡の紅葉

見頃を迎えた奇絶峡の紅葉

画像提供:田辺市観光振興課

和歌山県にある、豊かな自然に恵まれた会津川の上流に広がる渓谷で、吉野熊野国立公園の一部に指定されている。ユニークな形をした大小無数の奇岩が点在し、春は新緑や桜、夏の涼しげな不動滝、秋には朱色に染まる紅葉と四季折々の渓谷美が楽しめる。例年11月上旬からモミジなどが色づき始め、11月中旬から下旬に見頃を迎える。

見どころ

真っ赤に色づくモミジを始め、不動の滝の上方に鎮座する、一枚岩に刻まれている堂本画伯の原画「磨崖三尊大石仏」は見事だ。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

鬼の舌震の紅葉/島根県仁多郡奥出雲町

鬼の舌震の紅葉

「出雲国風土記」にも語られる渓谷が赤く染まる

画像提供:奥出雲町観光協会

鬼の舌震(したぶるい)は島根県にある、斐伊川の支流・大馬木川が花崗岩を浸食し風化・崩壊してできた約2キロメートルにわたるV字峡谷。四季を通じて美しい景色を見せ、1927年には国の名勝・天然記念物に指定された。河岸には切り立った絶壁、谷底には折り重なる巨岩と川の流れが生み出した侵食地形が特異な景観を作り出す。

見どころ

10月下旬から11月上旬に見頃を迎えるモミジの紅葉は、渓流の景色の中でも一際見事だ。高さ45メートル、長さ160メートルの「舌震の“恋“吊橋」では紅葉の空中散歩が楽しめる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

奥津渓の紅葉/岡山県苫田郡鏡野町

奥津渓の紅葉

清らかな渓流を紅葉が彩る

画像提供:鏡野町観光協会

岡山県有数の紅葉スポットで有名な全長約3キロの奥津渓。川床の岩盤にできた臼淵の甌穴(おうけつ)群は全国的にも貴重なもので、中には50万年前に形成されたものもあるという。秋にはイロハモミジカエデイチョウといった多くの木々が彩りを見せる。特に大釣橋付近が絶景ポイントだ。例年、10月中旬頃から色づき始め、11月上旬から11月中旬頃が紅葉の見頃となる。

見どころ

2025年11月1日(土)から11月16日(日)の期間は奥津渓もみじ祭りが行われる。ライトアップにより、日中とは違った幻想的な夜の紅葉を楽しめる。

例年の色付き始め 10月中旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

三段峡(二段滝・三段滝・三ツ滝)の紅葉/広島県山県郡安芸太田町

三段峡(二段滝・三段滝・三ツ滝)の紅葉

赤黄色に色づいた紅葉と流れ落ちる滝のコントラスト

画像提供:地域商社あきおおた

広島県にある三段峡の上流部は竜門や、畳岩と呼ばれる巨大な岩に挟まれた三曲五段の三ツ滝等がある。三ツ滝等に向かうには聖湖畔からの遊歩道が便利。三段峡中ほどには三段滝、猿飛、二段滝、黒淵がある。そのうち三段滝は全長120メートルにわたる三段からなる豪快な滝。三段峡の紅葉は奥側から色づき始め、滝と紅葉が織り成す風景に思わず息をのむこと間違いなしだ。

見どころ

豪快な滝と鮮やかな紅葉が一面に見渡せる場所は絶好の写真スポットだ。遊歩道だけでなく人力渡し舟から絶景を楽しむことができる(有料)。

例年の色付き始め 10月中旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

長門峡の紅葉/山口県山口市

長門峡の紅葉

深紅に色づいた紅葉はまるで極彩色の絵を見るよう

画像提供:NPOあとう

日本海に注ぐ阿武川の中流約11キロメートルと支流を含む山峡一帯が、山口県の長門峡。石英斑岩が浸食されてできた深谷で、屏風のような絶壁が両岸に迫り、深い木々に抱かれた本流の川岸に沿って探勝道(約5.5キロメートル)が続く。馬の瀬や舟入などの地点では、流れが甌穴を作り、滝を形成するか、あるいは青く淀んだ深い淵を作っている。さらに本流をたどると、第2断魚瀑などを経て龍宮淵へと至る。

見どころ

片道5.5キロメートルの探勝道は渓流の美しさだけでなく、真っ赤に染まった紅葉が景観を彩る。また、国道9号沿いに2019年9月14日にリニューアルグランドオープンした道の駅「長門峡」があり、地域の特産品販売や地域情報の案内も行っている。2025年11月3日(祝)には長門峡もみじ祭を開催。※当面の間は遊歩道が一部通行止めにより、全長の散策は不可(2025年9月現在)。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

寒霞渓の紅葉/香川県小豆郡小豆島町

寒霞渓の紅葉

1年を通してさまざまな山の景色が楽しめる

画像提供:寒霞渓ロープウェイ

日本三大渓谷美のひとつに数えられ、ミシュラン・グリーンガイド四国に一つ星で紹介される、日本屈指の名勝地。深くきれ込んだ渓谷の中をゆくロープウェイは、広々とした車窓から寒霞渓自慢の渓谷美と瀬戸内の海岸美を一度に堪能できる。秋には島全体が赤や黄色に染まり、特に寒霞渓周辺の奇岩にそった紅葉がすばらしい。また春の山桜、初夏の新緑も美しく、四季を通じて楽しめる。

見どころ

長い年月をかけて作られた自然の景観はもちろん、山全体が燃えるように染まる秋の紅葉が魅力。2025年11月3日(祝)には寒霞渓恒例の「寒霞渓もみじ茶会」を開催。渓谷が目の前に広がる特等席で紅葉を眺めながら、お抹茶とオリーブまんじゅうが楽しめる。

例年の色付き始め 11月初旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

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表記に関する説明

  • 青葉

  • 色づき始め

  • 今見頃

  • 色あせ始め

  • 落葉

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