高源寺の紅葉/兵庫県丹波市
高源寺は兵庫県丹波市にあり、三丹随一の紅葉の名所として知られる禅宗の由緒ある寺院。数あるカエデの中でも、鎌倉時代に同寺を開創した遠谿祖雄(えんけいそゆう)禅師が中国杭州の天目山より持ち帰って植えたといわれる「天目カエデ」が特に目を引く。葉が小さく、切れ目が深く、枝が垂れてくる天目カエデの紅葉が、広い境内を埋めつくす様子は壮観だ。2024年は、11月の土・日・祝日を中心に伝統芸能の「猿まわし」が予定されている。
見どころ
広い境内全域、特に惣門から山門への参道がモミジで色づく「紅葉のトンネル」や、多宝塔周辺の紅葉も見どころ。さらに、境内にはコケも豊富で、落ちたカエデの葉とコケのコントラストが美しい景色を楽しませてくれる。2024年11月3日(祝)には、山開きを開催。10:00~14:00は、甘酒の無料接待やお琴の演奏会が行われる。12:00~13:00には、郷土民謡の踊りが披露される。