関西で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ30選(3ページ目)

関西

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ30スポットをご紹介。2024年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年2月21日~2025年3月6日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

名勝依水園の紅葉/奈良県奈良市

名勝依水園の紅葉
東大寺南大門、若草山、春日奥山などを借景とした秋の後園画像提供:依水園

奈良奈良市にある名勝依水園は、時代の異なる2つの池泉回遊式庭園から構成されている。庭園入口すぐの右手には、江戸時代前期に作られた「前園」が広がる。さらに奥へ進むと、明治期に築かれた「後園」の広大な空間が現れる。秋には紅葉の名所となり、例年11月中旬頃にドウダンツツジやイロハモミジが美しく染まる。園内に併設された寧楽美術館では企画展を開催。紅葉と併せて楽しむことができる。

見どころ

前園は周りと隔絶された静かな空間、後園は外の景色をも景観に取り入れた空間。それぞれ違う楽しみ方ができる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬 ※休園日は公式サイトをご確認ください期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ドウダンツツジ、イロハモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

仁和寺の紅葉/京都府京都市右京区

仁和寺の紅葉
境内にそびえる国の重要文化財「五重塔」と真っ赤な紅葉画像提供:仁和寺

光孝天皇の勅願により886年(仁和2年)に創建され、888年(仁和4年)に完成した真言宗御室派総本山 仁和寺。年号を寺名とした歴史の深い仁和寺は1994年(平成6年)12月に、古都京都の文化財として世界遺産に登録された。御室桜の桜も有名だが、秋は境内を彩る紅葉も圧巻で、秋ならではの情景が楽しめる。例年、10月下旬頃からイロハモミジなどが色付き始め、11月上旬頃から12月上旬頃にかけてが紅葉の見頃の時期となる。

見どころ

2024年10月25日(金)~12月8日(日)の18時30分~21時には「仁和寺紅葉雲海ライトアップ」を実施。人工でミストを生成し、幻想的な写真が撮影できる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月上旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。2024年10月25日(金)~12月8日(日) ライトアップ ※拝観停止日11月1日(金)・2日(土)、15日(金)、30日(土)、12月1日(日)
紅葉する木の種類 イロハモミジ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

箕面(勝尾寺)の紅葉/大阪府箕面市

箕面(勝尾寺)の紅葉
夜間ライトアップで幻想的な風景に画像提供:勝尾寺

約8万坪もの境内を彩る紅葉が有名な、西国23番札所勝尾寺。古くより勝ち運の寺、勝ちダルマの寺としても知られる。大阪市内から車で約30分とアクセスも良く、毎日祈願が行われていることもあり、勝ち運向上などを求めて全国から参拝者が絶えない。山門を抜けると、前方に赤や黄、紫など全山の紅葉が浮かび上がり、背景の深い緑の山と合わせ一幅の絵画のような景観が広がる。例年の見頃は11月

見どころ

11月に入ると境内が鮮やかな紅葉で彩られる。山門を抜けると赤や黄、紫などの全山の紅葉が浮かび上がり、背景の深い山々の緑と織り成すコントラストはさながら一幅の絵画のよう。本堂や多宝堂へ向かう参道を覆う紅葉のトンネルが、中でも人気の観賞スポットとなっている。2024年11月9日(土)~12月1日(日)の土日祝および11月27日(水)には、期間限定の特別ライトアップ「錦秋の宵詣り」が行われ、昼の厳かな雰囲気とは趣きの異なる幻想的な景観が広がる(※日没後~20:30、20:00最終受付)。

例年の色付き始め 11月上旬~11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イロハモミジ、オオモミジ、ナナカマド、ドウダンツツジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

西教寺の紅葉/滋賀県大津市

西教寺の紅葉
参道が真っ赤なモミジトンネルになる画像提供:西教寺

聖徳太子によって創建された比叡山麓にある西教寺は知る人ぞ知る紅葉の名所。明智光秀の墓所があり菩提寺としても知られている。明智光秀の居城だった坂本城や豊臣秀吉の居城だった伏見城の遺構も見ることができる。本堂・御本尊・客殿などは重文に指定されている。2024年は10月26日(土)から12月15日(日)の期間は、源氏物語にちなんで恵心僧都源信像を特別ご開扉。また、比叡山開祖最澄が唐より薬用として持ち帰ったといわれる坂本菊を使った「菊御膳」(要予約)の提供も行っている。

見どころ

総門より長く続く約150メートルの参道は真っ赤に染まったトンネルは圧巻。参詣者は「もみじ参道通り抜け」を楽しみながら本堂へ進む。参道を望む総門は、インスタ映えするスポットとしてカメラ愛好者で賑わっている。また、参道を上ると黄金に輝く大イチョウが参詣者を迎える。紅葉とイチョウのコントラストは息をのむ美しさがあり見応えがある。また、宗祖大師殿にある唐門から望む琵琶湖も絶景。境内のほとんどの建造物が文化財指定を受けており、紅葉とともに1400年の歴史を感じることのできる古刹だ。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

鶏足寺(旧飯福寺)の紅葉/滋賀県長浜市

鶏足寺(旧飯福寺)の紅葉
境内までを赤の絨毯が美しく彩る画像提供:長浜観光協会

かつて己高山山頂付近にあった鶏足寺の名を、その別院、飯福寺に移し、地元の有志で整備、保存をしている。例年、11月中旬から下旬にかけて、約200本のモミジを中心とした古木が色付き、静かな境内を鮮やかに染める。2024年11月8日(金)~27日(水)は紅葉散策期間となり、高校生以上は500円の紅葉散策協力金が必要になる。

見どころ

見どころは大門跡から見る参道の紅葉。舞い落ちた紅葉が作る赤い絨毯を敷いたような光景は見事だ。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。2024年11月8日(金)~27日(金)は紅葉散策期間
紅葉する木の種類 モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

真如堂(真正極楽寺)の紅葉/京都府京都市左京区

真如堂(真正極楽寺)の紅葉
三重塔と紅葉のグラデーションは見逃せない画像提供:真正極楽寺(真如堂)

真如堂は、石畳の参道の両側にカエデが大きく枝をはり、奥に三重塔が見え、まるでカエデの林の中に寺があるよう。本堂の前から西に降りる石畳は、紅葉のトンネルになる。赤や黄色に紅葉する桜やカエデモミジなどが、常緑樹の緑と重なり合う光景は圧巻。特に紅葉が夕日を浴びる時が最も美しい瞬間と言われている。その年の気候によるが、境内の紅葉のピークは11月下旬を過ぎた頃。本堂の裏などは12月上旬頃まで楽しめる。

見どころ

境内の紅葉は場所によって色づく時期が異なるため、山門やお堂の裏などさまざまなシチュエーションと時期に紅葉を楽しめる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、モミジ、イチョウ、ハナノキ、ウルシ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

奈良公園の紅葉/奈良県奈良市

奈良公園の紅葉
イチョウの中にシカが佇む風景は絵本のよう画像提供:奈良公園事務所

古都・奈良の顔で、国の天然記念物にも指定されている、野生のシカが生息していることでもおなじみの奈良公園。約511万平方メートルの巨大な敷地に、春日大社、興福寺、東大寺、国立博物館、正倉院など数々の社寺や文化施設が隣接する都市公園だ。若草山の山容を望む見事な景観が特徴で、秋になると桜やイチョウの木々が美しい紅葉の表情を見せる。紅葉の様子も各スポットごとに異なるので、様々なスポットをめぐりながら楽しむことができる。なお、紅葉時期は平日も周辺のパーキングはすぐに満車になるため、公共交通機関またはパーク&ライドがおすすめ。

見どころ

紅葉と常緑樹のコントラストが鮮やかで、桜とイチョウは10月下旬以降、モミジは11月中旬以降から12月初旬が最盛期となる。また、混雑を避けるためにも早朝がおすすめで、早朝に見られる、若草山から昇る朝日に照らされた秋色に染まる奈良公園をシカたちが静かに歩く姿は、とても神秘的だ。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 桜、モミジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

高雄(神護寺)の紅葉/京都府京都市右京区

高雄(神護寺)の紅葉
広大な境内が紅葉一色に染まるさまは必見画像提供:神護寺

高雄、槇尾、栂尾は三尾と言われ、いずれも京都京都市北西部の紅葉の名所として知られる。特に高雄山の中腹にある神護寺は、京都市内でも早めに色づき始める、京都屈指の紅葉の名所。秋には、山門への古びた石段に赤や黄のカエデが葉を落とす風景や、境内に入ると葉の合間にお堂や塔が見え隠れする情趣たっぷりの景色が楽しめる。また有名なかわら投げは、ここ神護寺が発祥とされており、境内西の地蔵院から谷に飛ばすことで家内安全を祈る。

見どころ

金堂前の石段、両側のモミジが美しい。見ごろの最盛期を過ぎた晩秋の境内を埋める散りもみじも風情にあふれている。また、毎年、11月1日~7日の7日間「重要文化財 大師堂特別拝観 板彫弘法大師像」を開催(9:00~16:00)。拝観料は500円(境内通常拝観料1000円が別途必要)。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

嵐山の紅葉/京都府京都市右京区

嵐山の紅葉
鮮やかな紅葉をバックに渡月橋が佇むさまが美しい画像提供:京都市メディア支援センター

赤や黄の錦に染まった嵐山を背景に、曲線の美しい渡月橋がかかる風景はあまりに有名。トロッコ列車から見られる美しい紅葉や、名刹の天龍寺をはじめ、紅葉に包まれる名所が多く、1日楽しめるのも魅力だ。例年、11月下旬から12月上旬頃にかけてが、紅葉の見頃の時期となる。

見どころ

2024年11月10日(日)には「嵐山もみじ祭り」が開催。渡月橋付近から今様船、平安管弦船等様々な趣向を凝らした優雅な船が大堰川ほとりで、嵐山の地にゆかりのある芸能を繰り広げる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月下旬12月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

毘沙門堂の紅葉/京都府京都市山科区

毘沙門堂の紅葉
参道を彩る真っ赤なモミジの樹々が見どころ画像提供:毘沙門堂

毘沙門堂は天台宗五箇室門跡の1つで、高い寺格と山寺の風情を伝える古刹。山科区の北端にあり、静謐なたたずまいをみせる。春は樹齢百余年のシダレザクラなどの花が咲き誇り、秋は境内を紅葉が鮮やかに彩り、紅葉の名所として多くの人々に親しまれている。参道を覆う「もみじの参道」は、紅葉のトンネルとして人気のスポット。真っ赤に染まったモミジの葉が頭上を覆い、足元には色とりどりの落ち葉が敷き詰められ、歩くだけで心が癒される。

見どころ

見どころとなる晩翠園は2つの中島を持つ池が中央に大きく広がり、池の周囲にはモミジなどの高木やドウダンツツジなどの低木が植えられている。勅使門参道の紅葉や、仁王門から見下ろすモミジが美しい。2024年11月23日(祝)には、もみじ祭を開催。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、ドウダンツツジ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。

【エリア別】紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ
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表記に関する説明

  • 青葉

  • 色づき始め

  • 今見頃

  • 色あせ始め

  • 落葉

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