岩木山の紅葉/青森県弘前市

津軽富士とも称される岩木山は青森県最高峰の標高1625メートルを誇り、日本百名山にも選ばれている名峰だ。9月下旬から山肌が赤や黄色で鮮やかに色づき、日を追うごとにそれが麓へと移っていく。山頂の初雪の白と麓のオオヤマザクラの真っ赤な紅葉、老松の緑は見事なコントラストを見せてくれる。見頃は例年10月中旬。
見どころ
岩木山の八合目から見られる紅葉は特に美しい。展望台や休憩所などの施設もある。山の最も美しい早朝には、朝日で「赤富士」が観られる。
東北
鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ30スポットをご紹介。2024年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年6月16日~2025年6月29日)
※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。
津軽富士とも称される岩木山は青森県最高峰の標高1625メートルを誇り、日本百名山にも選ばれている名峰だ。9月下旬から山肌が赤や黄色で鮮やかに色づき、日を追うごとにそれが麓へと移っていく。山頂の初雪の白と麓のオオヤマザクラの真っ赤な紅葉、老松の緑は見事なコントラストを見せてくれる。見頃は例年10月中旬。
岩木山の八合目から見られる紅葉は特に美しい。展望台や休憩所などの施設もある。山の最も美しい早朝には、朝日で「赤富士」が観られる。
宮城県仙台市青葉区にある瑞鳳殿は、仙台藩祖の伊達政宗公が眠る霊屋(おたまや)である。1637年に建立され1931年に国宝に指定されるが、戦災によって焼失。現在の建築は1979年に再建されたものである。例年、11月下旬頃になると、真っ赤なオオモミジや、黄色・橙色のイロハモミジなど色鮮やかに紅葉する。色彩豊かなモミジと風情ある桃山風建築とのコラボレ―ションは瑞鳳殿の紅葉の魅力となっている。紅葉イベント期間中、2024年11月16日(土)~30日(土)は、15:30~16:50にライトアップを実施、伊達武将隊の出陣おもてなしの日もある。また、期間中の土・日・祝日は19:00まで開館時間を延長し、家紋入りの灯篭や和傘などによるインスタレーションを行うほか、伊達武将隊のおもてなしの日もある。
瑞鳳殿は、本殿、拝殿、唐門、御供所、涅槃門からなり、漆黒の中に赤や緑、黄色が豪華絢爛に装飾された桃山文化の華麗な建築物を備えている。敷地内には、二代、三代の霊屋の他、発掘調査の資料を展示する資料館がある。
明治の末に建てられた豪農伊藤家の別邸「蛇の鼻御殿」がある園内は、季節ごとに咲く美しい花々に彩られる。樹齢100年を越えるカエデが500本以上あり、10月下旬頃から徐々に色づきはじめ、園内を真っ赤に染めていく。カエデの中には幹周りが2メートル近い大樹もあり、見応えは十分。擂鉢(すりばち)池の水面には紅葉が鏡のように映り込み、この時期だけの優美な光景を楽しめる。紅葉と合わせて、キクやサザンカなどが花開く姿も園内で鑑賞することができる。また、2024年10月26日(日)から11月24日(日)の期間は、もみじ祭りが開催。
本宮出身の歌手伊藤久男の生涯と、作曲家古関裕而との交流を写真や楽譜で紹介するパネル展を開催中。ほか菊花展なども開催される。また、紅葉の最盛期の期間、2024年11月3日(祝)から11月17日(日)には16時30分から19時30分までライトアップが行われる。※雨天中止・期間変更あり要問合せ。詳細は公式サイト等でご確認ください。
世界遺産・平泉を構成する寺院の一つ。紅葉は10月下旬から11月中旬に見頃を迎える。優美な浄土庭園がモミジをはじめとする木々の紅葉に彩られ、より一層風情のある景観となる。境内を彩る鮮やかな紅葉は、平安時代から続く悠久の歴史と調和し、特に庭園の池に映り込む紅葉の姿は、息をのむほどの美しさ。紅葉が水面に映り込み、まるで絵画のような光景が広がる。また、早朝や夕暮れ時には、光の具合によって紅葉の色彩がさらに鮮やかに輝き、幻想的な雰囲気を楽しむことができる。
庭園の中心に位置する「大泉が池」に鏡のように映る紅葉は格別の美しさだ。例年11月1日~3日には「秋の藤原まつり」を開催。期間中は、国重要無形民俗文化財である「延年の舞」が美しい紅葉の下に繰りひろげられる。 また、藤原四代公報恩法要、鹿踊り、神楽などの郷土芸能も披露され、文化の秋を堪能することができる。 ※「秋の藤原まつり」については神楽などの祭りの行事が変更になる可能性があります。詳細は公式サイトをご確認ください。
抱返り渓谷は「東北の耶馬渓」とも称される名勝地で、原生林の中の渓流と断崖絶壁が勇壮な渓谷美を見せる。特に、1926年(大正15年)に完成した渓谷に架かる神の岩橋からの眺望や、回顧(みかえり)の滝付近の紅葉は、まさに訪れる価値のある絶景だ。紅葉は10月下旬から始まり、カエデやモミジなどが鮮やかに色付き、11月上旬が最も見頃となる。さらに、2024年10月10日(木)から11月10日(日)までの期間には、「抱返り渓谷紅葉祭」が開催される。交通手段として、角館駅からは予約制の乗合交通サービス「よぶのる角館」(予約電話070-7051-6172)が運行され、1回1000円で利用可能。また、田沢湖駅からは予約制タクシー「抱返り号」(2名より出発・予約先フォレイク0187-43-2111)が運行される。
2024年10月10日(木)11時からは安全祈願祭が行われ、10月18日(金)10時30分からは抱返り神社例大祭が開催される。また、10月27日(日)・11月4日(振休)の12時からは芸能披露が予定され、紅葉を楽しみながら文化的な体験もできる。さらに、10月26日(土)の11時と14時の2回、神代発電所の一般公開も行われる(申し込みは仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」の電話で受付)。
2023年「JAPAN TRAVEL AWARDS」感動地に認定された宮城県松島離宮。松島離宮庭園やその先に広がる山々に植えられた、日本古来のイロハモミジ・ヤマモミジ計100本が彩りを添えて、宮城県松島離宮全体が紅く彩られており、その象徴でもある日本唯一の十角三重塔と真紅の紅葉が、特別に設置されたライトアップで幻想的に照らされている。また、照明学会から照明普及賞を受賞した庭園の水面にリフレクションするライトアップは幻想的な光景を創り出し、秋夜を特別なひとときとしてお迎えしている。
屋上展望台からは、眼下に望む紅く彩られた松島湾を象った松島離宮庭園の絶景を眺めることができる。幸福への願いと共にカリヨンベルの音色が彩る紅葉ライトアップは、大切な方との時間を優しく包み込む。また、2022 年「恋人の聖地」に認定されたハート形プール周辺も美しく照らされ、思い出に残るひとときを演出している。
名君であり茶人、また優れた作庭家でもあった12代白河藩主・松平定信によって、武士も庶民も楽しめる行楽地として1801年に築造された公園。日本最古の公園とも言われ、1周約2kmの湖周辺に広がっている。例年10月下旬から11月上旬にかけて、カエデなどの木々が色付き、湖面に映り込む様が見事だ。また、南湖公園は小径に囲まれているので、紅葉を楽しみながらの散歩もおすすめ。
隣接する日本庭園の「翠楽苑」も人気の紅葉スポット。園内の「松楽亭」では、書院造りの間で抹茶と生菓子が楽しめる。2024年10月26日(土)~11月4日(振休)に翠楽苑ライトアップ(17:15~19:30、入園料200円 ※小学生以下無料)を開催。
秋田藩佐竹氏の居城であった久保田城の跡地に作られた公園。近代公園設計の先駆者である長岡安平によって設計され、園内には大手門の堀と穴門の堀の2つのお堀があり、計算された美しい庭園が広がる。秋にはいたるところで、オオモミジやイタヤカエデ、イロハモミジなどの紅葉が楽しめる。JR秋田駅から徒歩約15分とアクセスも良好。
歴史的な建造物と紅葉のコントラストが美しく、久保田城表門や久保田城御隅櫓から見る紅葉が魅力的だ。例年10月上旬頃から色付き始め、10月中旬から11月上旬頃にかけて紅葉が見頃となる。
宮城県仙台市、源平合戦に敗れた平家家臣平貞能が守り抜いた阿弥陀如来を本尊とする寺院。親しみを込めて、「じょうぎさん」、「じょうげさん」とも呼ばれている。迫力ある山門をくぐると、御廟「貞能」や安徳天皇の遺品が埋められている天皇塚などがあり、平家ゆかりの地ならではの歴史を感じることができる。また、貞能、堂山門、鐘楼堂、手水舎、御守り授け所は登録有形文化財に指定されている。紅葉の名所としても知られており、秋の見頃には見事な紅葉を楽しみに訪れる参拝客も多い。
五重塔を取り囲む紅葉が圧巻。どの角度からでもフォトジェニックな写真を撮ることができる。近くにある鯉の泳ぐ池と紅葉の取り合わせも美しい。2024年11月2日(土)10:00~16:00には、定義軽トラ市が開催。定義貞能鍋試食会が行われ、600食が15:00まで用意されている。ほかにも、2日(土)~4日(月)10:00~16:00には、定義歩行者天国を開催し、門前参道を歩行者専用として開放されている。
例年の色付き始め | 10月中旬 |
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例年の紅葉見頃 | 10月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
紅葉する木の種類 | カエデ |
現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
天元台の入口である白布温泉の裏手から白布三十三観音への紅葉道は、桜、イタヤカエデ、ブナなど色とりどりの紅葉がトンネルを形成している。また、秘湯「新高湯」から天元台ロープウェイの脇を流れる湯ノ入沢は、ナナカマド、ヤマウルシ、ヤマブドウの赤が美しく、白布大滝、大樽川へと流れが続く。さらに、天元台高原の南東滝見台から見る明道沢は、ナナカマド、ヤマウルシなどの深紅とダケカンバの黄色、トドマツの緑色や滝の白色が鮮やかなコントラストを作り出す。
天元台ロープウェイから眼下に一面の紅葉を眺められる。特に早朝の眺めは格別だ。例年は、9月下旬~10月中旬にかけてが、紅葉の見頃の時期となっている。
※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。
青葉
色づき始め
今見頃
色あせ始め
落葉
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