北陸で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ19選

北陸

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ19スポットをご紹介。2024年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2025年2月21日~2025年3月6日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

宇奈月温泉街の紅葉/富山県黒部市

宇奈月温泉街の紅葉
宇奈月ダムやとちの湯があり、紅葉の絶景スポットとして人気を博している画像提供:(一社)黒部・宇奈月温泉観光局

黒部峡谷の玄関口に位置する宇奈月温泉は、富山県随一の温泉郷。湯けむり漂う温泉街には足湯のほか、美術館や遊歩道などが点在しており、のんびり湯の街散策するのがおすすめ。少し足を延ばせば、宇奈月ダムやとちの湯があり、紅葉の絶景スポットとして人気を博している。例年、10月下旬から色付き始め、イチョウモミジ、ケヤキ、ハウチワカエデ、メグスリノキなどの紅葉の見頃は、10月下旬から11月中旬頃になる。

見どころ

宇奈月ダム展望台へ続くやまびこ遊歩道は、黒部峡谷を背景にトロッコ電車が走行する姿を間近に見ることができる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イチョウ、モミジ、ケヤキ、ハウチワカエデ、メグスリノキ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

特別名勝兼六園の紅葉/石川県金沢市

特別名勝兼六園の紅葉
徽軫灯籠付近は水面に紅葉の色が水面に映り、趣きある風景になる画像提供:石川県金沢城・兼六園管理事務所

石川県金沢市にある兼六園は、国指定特別名勝で日本三名園の一つ。江戸時代の代表的な林泉回遊式庭園で、春は桜、夏は木々の緑、秋は紅葉、冬は雪吊りと四季折々の風景が楽しめる。紅葉はモミジ類約340本、桜約400本、ケヤキ約50本、その他、ニシキギ、ドウダンツツジ等がある。赤や黄色に色づいた紅葉により、園内は趣深い雰囲気に包まれる。例年、11月上旬から11月下旬頃が、紅葉の見頃となる。

見どころ

兼六園のライトアップを実施。紅葉と冬の風物詩「雪吊り」の共演を堪能できる。「金沢城・兼六園ライトアップ秋の段」を開催(問合せ先:石川の四季観光キャンペーン実行委員会(石川県観光企画課内)076-225-1542)。入園料は無料(ただし、通常時間内は有料)。※変更の可能性があります。詳細は公式サイト等でご確認ください。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、サクラ、ケヤキ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

那谷寺の紅葉/石川県小松市

那谷寺の紅葉
国名勝に指定されている奇岩遊仙境の展望は絶景画像提供:那谷寺

2015年にフランスの旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に石川県南加賀から初めて掲載され、一つ星に格付けされた寺院。23万平方メートルの境内には重要文化財が点在する他、紅葉時にはイロハモミジ、ヤマモミジ、ハウチワカエデなどが赤々と色づき、白い奇岩遊仙境の岩肌に映える。

見どころ

展望台から眺める奇岩遊仙境(国名勝指定)の展望は絶景。岩肌と紅葉の織りなす風景は、角度によって様々な表情を見せるので、長くじっくりと楽しめる。例年、10月下旬頃から色付き始め、11月上旬から11月下旬頃にかけてが紅葉の見頃となる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イロハモミジ、ヤマモミジ、ハウチワカエデ、ドウダンツツジなど13種類

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

永平寺の紅葉/福井県吉田郡永平寺町

永平寺の紅葉
井戸に映っている紅葉も美しい画像提供:大本山永平寺

曹洞宗の大本山である永平寺。古杉の林立する中に回廊で結ばれた七堂伽藍が整然と並び、四季を通じて参詣客が絶えない。秋の紅葉の時期も見応えがあり、参道には老木、大木が生い茂り、入口に近い報恩塔(ホウオントウ)や祠堂殿(シドウデン)付近、最奥にある法堂(ハットウ)周辺が紅葉の見どころとなっている。

見どころ

歴史を感じされる建築物と鮮やかな紅葉のコラボレーションが、見どころだ。例年、10月下旬頃からモミジやケヤキが色付き始め、11月上旬頃に見頃を迎える。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、ケヤキ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

西山公園の紅葉/福井県鯖江市

西山公園の紅葉
県内最大級の約1600本のモミジが園内を彩る画像提供:鯖江市

日本の歴史公園100選に認定される、福井県鯖江市のシンボル公園。桜やツツジ、モミジなどが植栽され、1年を通して色とりどりに変わりゆく景色が楽しめる。公園内には、動物園や庭園、遊具などが設けられ、子供も大人も一緒に遊べる場所となっている。紅葉は11月中旬から見ごろとなり、県内最大級の約1600本のモミジが園内を彩る。西山公園祈りの道の景色がおすすめだ。

見どころ

紅葉期間中2024年11月頃にはライトアップを実施(予定。紅葉状況により変更の場合あり)。赤黄色に色づく紅葉が光り輝くさまは見事だ。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ヤマモミジ、イロハモミジ、イタヤカエデ、オオモミジ、シダレモミジ、ノムラモミジ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

一乗谷朝倉氏遺跡の紅葉/福井県福井市

一乗谷朝倉氏遺跡の紅葉
特別名勝 諏訪館跡庭園を彩る紅葉画像提供:特別名勝 諏訪館跡庭園

一乗谷にある朝倉氏遺跡は、戦国大名朝倉氏が築いた城下町全体が良好に遺存していることで、278万平方メートルという広大な範囲が国の特別史跡として指定保存された全国でも稀有な戦国城下町遺跡だ。また、朝倉氏遺跡には、京文化の影響を強く受けた数多くの庭園が残されており、特別名勝に指定されている諏訪館跡庭園は、秋には美しい紅葉に彩られる。例年11月上旬から下旬に紅葉が見頃を迎える。

見どころ

諏訪館は朝倉義景の妻「小少将」の館であり、庭園の規模は遺跡内で最大。遺跡内にある4つの庭園が特別名勝に指定されており、諏訪館跡庭園のモミジの大木などが、色鮮やかに染まる様子は一見の価値あり。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、ドウダンツツジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

大原山・西福寺の紅葉/福井県敦賀市

大原山・西福寺の紅葉
名勝に指定された庭園で日光を浴びた紅葉が赤く輝く画像提供:大原山・西福寺

浄土宗きっての名刹。家康公の孫が住職を務めたことより越の秀嶺とよばれる。福井藩初代藩主・結城秀康公寄進の書院のほか、一乗谷から移された阿弥陀堂、現在修理中の御影堂が重要文化財。この2つの本堂をつなぐ四修回廊から眺める書院庭園は山がせまり池や石灯篭の配置が美しく極楽浄土をあらわしている。国指定名勝に指定されながらも散策が可能。令和14年までは210年ぶりの御影堂の大修復が行われ、不定期で見学会がある。四季折々でさまざまな表情を見せてくれる庭園11月中旬頃がいちばんの見頃。

見どころ

国内唯一の四修回廊(四面に曲がる廊下)から池を眺めると、山に沿って紅葉が美しく色付いている様子が見られる。

例年の色付き始め 10月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

立山ロープウェイの紅葉/富山県中新川郡立山町

立山ロープウェイの紅葉
立山ロープウェイと黒部湖画像提供:立山黒部アルペンルート

大観峰と黒部平を結ぶ立山ロープウェイ。景観と環境保全の観点から大観峰と黒部平の間に一本も支柱がなく、動く展望台として360度の大パノラマを楽しむことができる。眼前には屏風のようにそびえたつ後立山連峰、足元に鮮やかに広がる錦の絨毯、その奥にエメラルドグリーンに輝く湖面の黒部湖の眺めは、立山黒部アルペンルートの中でも屈指の絶景。年によっては紅葉する山々の頂に初雪が見られることもある。

見どころ

大観峰駅と黒部平駅をつなぐロープウェイは視界を遮る支柱がなく、眼下に広がる鮮やかな紅葉はまるで一枚の絵のよう。高山に雪、中間に紅葉、山麓に緑という「三段紅葉」をロープウェイで移動しながら楽しめるのもこのエリアの醍醐味だ。また、紅葉に合わせて、黒部平では2024年10月4日(金)~6日(日)の期間に「越中末太鼓体験会」を開催。大自然に囲まれた黒部平庭園で太鼓を叩く体験ができる。また、黒部平の名物「ブラックソフト」は期間限定フレーバーが登場し、「音楽の秋」と「食の秋」を紅葉と一緒に満喫できる。

例年の色付き始め 9月中旬頃
例年の紅葉見頃 9月下旬10月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ダケカンバ、ナナカマド、ヤマウルシ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

白峰集落一帯の紅葉/石川県白山市

白峰集落一帯の紅葉
集落内にある林西寺の境内にある大イチョウ画像提供:白峰観光協会

石川県の白峰地区には国指定の重要伝統的建造物群保存地区があり、独特の風情ある建築物が多く存在。これらの建築物とともに見ることができる紅葉は、日本ならではの秋の絶景だ。例年、10月下旬頃からブナやナラ、イチョウなどが徐々に色付き始め、11月上旬頃にかけてが紅葉の見頃の時期となる。地域全体に高低差があるため、長い期間を通じてどこかしらで紅葉のピークを迎える。

見どころ

紅葉が村全体を包み込み、まるで絵画のような美しい風景が広がる。伝統的な茅葺き屋根の家々と紅葉のコントラストが見事で、昔ながらの日本の秋を感じられる特別な場所だ。また、集落内を歩いて散策することで、足元に広がる落ち葉や、歴史を感じる街並みと紅葉が織りなす風景をじっくりと堪能できる。

例年の色付き始め 10月下旬~11月上旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ブナ、ナラ、イチョウ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

西田家庭園 玉泉園の紅葉/石川県金沢市

西田家庭園 玉泉園の紅葉
加賀百万石の名園で いにしえに想いを馳せる画像提供:西田家庭園 玉泉園

金沢市の兼六園のすぐ近くに位置する庭園で、その歴史は400年ほど前にさかのぼる。江戸時代初期に加賀藩の上級武士だった脇田家の初代が造り始め、四代にわたりで約100年を費やして完成させたもの。総面積は約2370平方メートル(約720坪)あり、日本国内でも6例しか確認されていない幻の様式、上下2段式の池泉回遊式庭園を用いているため起伏に富んだ景観美が特徴だ。鑑賞することに重きを置いた庭園なので、座敷に座って全景を眺めた時、最も美しく見えるように池や石、滝などが配されている。紅葉する木々の種類の多さが特徴。園内には樹齢400年超といわれる朝鮮五葉松(チョウセンゴヨウマツ)や凌霄花(ノウゼンカズラ)、(カエデ)、檜葉(ヒバ)などが名園の変遷を物語っている。

見どころ

玉泉園の名は加賀藩2代藩主前田利長の正室玉泉院に由来している。兼六園の樹木を借景にし、池泉の水源を兼六園の徽軫灯籠付近の曲水から引いていることも加賀藩と脇田家の親交の深さを物語っている。園内には金沢最古の茶室「灑雪亭(さいせつてい)」があり、茶道体験を楽しむことができる(大人1名3000円(入園料含む)、3日前までに要予約)。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。水曜定休(祝日の場合は翌平日) ※臨時休業の場合あり
紅葉する木の種類 ドウダンツツジ、カエデ、ニシキギ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。

【エリア別】紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ
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表記に関する説明

  • 青葉

  • 色づき始め

  • 今見頃

  • 色あせ始め

  • 落葉

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