北陸で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ19選(2ページ目)

北陸

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ19スポットをご紹介。2024年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2024年11月26日~2024年12月9日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

宇奈月温泉街の紅葉/富山県黒部市

宇奈月温泉街の紅葉
宇奈月ダムやとちの湯があり、紅葉の絶景スポットとして人気を博している画像提供:(一社)黒部・宇奈月温泉観光局

黒部峡谷の玄関口に位置する宇奈月温泉は、富山県随一の温泉郷。湯けむり漂う温泉街には足湯のほか、美術館や遊歩道などが点在しており、のんびり湯の街散策するのがおすすめ。少し足を延ばせば、宇奈月ダムやとちの湯があり、紅葉の絶景スポットとして人気を博している。例年、10月下旬から色付き始め、イチョウモミジ、ケヤキ、ハウチワカエデ、メグスリノキなどの紅葉の見頃は、10月下旬から11月中旬頃になる。

見どころ

宇奈月ダム展望台へ続くやまびこ遊歩道は、黒部峡谷を背景にトロッコ電車が走行する姿を間近に見ることができる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イチョウ、モミジ、ケヤキ、ハウチワカエデ、メグスリノキ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

玉泉院丸庭園の紅葉/石川県金沢市

玉泉院丸庭園の紅葉
秋の錦絵とでも言うべき景色画像提供:石川県金沢城・兼六園管理事務所

石川県金沢市にある玉泉院丸庭園は、加賀藩三代藩主である前田利常が作庭した後、歴代の藩主が愛でてきたが、明治期の廃藩時にいったん廃絶。2013年より各種資料にもとづいた整備が始まり、2015年にかつての庭園の姿が再現された。秋になると、高低差のある池泉回遊式庭園のあちこちで、木々が紅葉し、鮮やかに色付く。また、休憩所である玉泉庵からは、庭園の全景が眺められる。

見どころ

庭園の地形は、発掘調査や古絵図等をもとに、紅葉橋から南側の半島や、池、島などの地割りを再現している。大小3つの中島は、見る場所により、遠近感や親水性が変化し、見どころのひとつとなっている。また、10月・11月の金曜・土曜および指定日の日没から21時までライトアップを開催。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イロハモミジ、ヤマモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

西田家庭園 玉泉園の紅葉/石川県金沢市

西田家庭園 玉泉園の紅葉
加賀百万石の名園で いにしえに想いを馳せる画像提供:西田家庭園 玉泉園

金沢市の兼六園のすぐ近くに位置する庭園で、その歴史は400年ほど前にさかのぼる。江戸時代初期に加賀藩の上級武士だった脇田家の初代が造り始め、四代にわたりで約100年を費やして完成させたもの。総面積は約2370平方メートル(約720坪)あり、日本国内でも6例しか確認されていない幻の様式、上下2段式の池泉回遊式庭園を用いているため起伏に富んだ景観美が特徴だ。鑑賞することに重きを置いた庭園なので、座敷に座って全景を眺めた時、最も美しく見えるように池や石、滝などが配されている。紅葉する木々の種類の多さが特徴。園内には樹齢400年超といわれる朝鮮五葉松(チョウセンゴヨウマツ)や凌霄花(ノウゼンカズラ)、(カエデ)、檜葉(ヒバ)などが名園の変遷を物語っている。

見どころ

玉泉園の名は加賀藩2代藩主前田利長の正室玉泉院に由来している。兼六園の樹木を借景にし、池泉の水源を兼六園の徽軫灯籠付近の曲水から引いていることも加賀藩と脇田家の親交の深さを物語っている。園内には金沢最古の茶室「灑雪亭(さいせつてい)」があり、茶道体験を楽しむことができる(大人1名3000円(入園料含む)、3日前までに要予約)。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。水曜定休(祝日の場合は翌平日) ※臨時休業の場合あり
紅葉する木の種類 ドウダンツツジ、カエデ、ニシキギ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

薬王院温泉寺の紅葉/石川県加賀市

薬王院温泉寺の紅葉
四季折々の自然に癒される画像提供:一般社団法人 加賀市観光交流機構

約1300年前に、霊鳥の指授により、行基菩薩が発見したとされる山代温泉。平安末期にこの地で、明覚上人が中興の祖として寺院の基礎を築いた。平安時代初期に彫像された十一面観世音菩薩像、鎌倉時代に彫像された不動明王像などを寺宝として所有している。また境内背後の高台にある明覚上人の供養塔は国指定重要文化財。秋になると、境内の木々が赤や黄にあでやかに色づく。伽藍の朱色とのコントラストも美しい。

見どころ

温泉地の散策がてら、気軽に訪問できる。自然に囲まれた静かな空間で、紅葉を存分に楽しむことができる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、カエデ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

辻家庭園の紅葉/石川県金沢市

辻家庭園の紅葉
英国の影響が伺える近代日本庭園画像提供:辻家庭園

石川県金沢市内にある日本庭園。加賀藩家老の血筋である横山隆興が、兄で男爵の横山隆平の出資のもと、別荘兼迎賓館の庭園として明治後期から大正初期にかけて造り上げた。現在の紙幣価値で約40億円の巨費を投じ、京都の著名な庭園師7代目小川治兵衛に設計を依頼。当初は季節ごとの鑑賞エリアが用意されていたそうで、今も残る秋の庭園の中心部からは、当時の壮麗さがうかがえる。秋になるとモミジやケヤキが美しく色づき、落ち着いた雰囲気で紅葉が楽しめる。

見どころ

京都や愛知、石川県内から集められた大中小さまざまな庭石が置かれている。中には「伊予の青石」や「紅賀茂」など、希少な石も見られる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ケヤキ、モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

美術の小径・緑の小径の紅葉/石川県金沢市

美術の小径・緑の小径の紅葉
自然あふれる小径は、秋になるとあでやかに色付く画像提供:金沢市

石川県立美術館と中村記念美術館を結ぶ石段の「美術の小径」。兼六園から流れる辰巳用水が平行して走っており、また道の傾斜が急であることから、流れ落ちる水の音を耳にしながら散策できる。一方「緑の小径」は、その名のとおり豊かな緑に囲まれ、中村記念美術館と鈴木大拙館を結ぶ。隣接する本多公園内の国の登録有形文化財「旧本多家長屋門」を眺めたり、同じく隣接する松風閣庭園で武家庭園の雰囲気を感じたりすることができる。自然あふれる小径は、秋になるとあでやかに色付き、散策者の目をいっそう楽しませてくれる。

見どころ

金沢市の中でも美術館や記念館が集まるエリアにあるため、複数の施設を続けて訪れる際は、この散策路を利用するのがおすすめ。市街地にありながら、自然あふれる環境が広がっており、街の喧噪をしばし忘れて時間を過ごすことができる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

白峰集落一帯の紅葉/石川県白山市

白峰集落一帯の紅葉
集落内にある林西寺の境内にある大イチョウ画像提供:白峰観光協会

石川県の白峰地区には国指定の重要伝統的建造物群保存地区があり、独特の風情ある建築物が多く存在。これらの建築物とともに見ることができる紅葉は、日本ならではの秋の絶景だ。例年、10月下旬頃からブナやナラ、イチョウなどが徐々に色付き始め、11月上旬頃にかけてが紅葉の見頃の時期となる。地域全体に高低差があるため、長い期間を通じてどこかしらで紅葉のピークを迎える。

見どころ

紅葉が村全体を包み込み、まるで絵画のような美しい風景が広がる。伝統的な茅葺き屋根の家々と紅葉のコントラストが見事で、昔ながらの日本の秋を感じられる特別な場所だ。また、集落内を歩いて散策することで、足元に広がる落ち葉や、歴史を感じる街並みと紅葉が織りなす風景をじっくりと堪能できる。

例年の色付き始め 10月下旬~11月上旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ブナ、ナラ、イチョウ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

白峰集落一帯の紅葉の色づき状況

落葉

紅葉色づき情報提供元:JRシステム

立山ロープウェイの紅葉/富山県中新川郡立山町

立山ロープウェイの紅葉
立山ロープウェイと黒部湖画像提供:立山黒部アルペンルート

大観峰と黒部平を結ぶ立山ロープウェイ。景観と環境保全の観点から大観峰と黒部平の間に一本も支柱がなく、動く展望台として360度の大パノラマを楽しむことができる。眼前には屏風のようにそびえたつ後立山連峰、足元に鮮やかに広がる錦の絨毯、その奥にエメラルドグリーンに輝く湖面の黒部湖の眺めは、立山黒部アルペンルートの中でも屈指の絶景。年によっては紅葉する山々の頂に初雪が見られることもある。

見どころ

大観峰駅と黒部平駅をつなぐロープウェイは視界を遮る支柱がなく、眼下に広がる鮮やかな紅葉はまるで一枚の絵のよう。高山に雪、中間に紅葉、山麓に緑という「三段紅葉」をロープウェイで移動しながら楽しめるのもこのエリアの醍醐味だ。また、紅葉に合わせて、黒部平では2024年10月4日(金)~6日(日)の期間に「越中末太鼓体験会」を開催。大自然に囲まれた黒部平庭園で太鼓を叩く体験ができる。また、黒部平の名物「ブラックソフト」は期間限定フレーバーが登場し、「音楽の秋」と「食の秋」を紅葉と一緒に満喫できる。

例年の色付き始め 9月中旬頃
例年の紅葉見頃 9月下旬10月中旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ダケカンバ、ナナカマド、ヤマウルシ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

白山市白峰県道白山公園線沿線の紅葉/石川県白山市

白山市白峰県道白山公園線沿線の紅葉
白山公園線沿線は比較的長い間、どこかしらが紅葉のピークを迎えている画像提供:白峰観光協会

奥に行くほど標高が高くなる白山公園線沿線は、秋の紅葉の時期は特に見応えがあり、比較的長い間どこかしらが紅葉のピークを迎えている。例年、10月下旬頃からブナやナラ、イチョウなどが徐々に色付き始め、11月上旬頃にかけてが紅葉の見頃の時期となる。曲がりくねった山道を走ると、両側の山々が赤や橙、黄金色に染まり、まるで自然が作り出したトンネルの中を走っているかのような感覚を味わうことができる。山に囲まれた川沿いの道が色付いたブナやナラ、イチョウなどで赤や黄色に彩られ、まるで紅葉の中を走っている気持ちになる。

見どころ

早朝のドライブでは、朝陽が紅葉に当たって輝く瞬間や、霧が立ち込める中に浮かび上がる紅葉の幻想的な光景に出会うこともできる。夕方には、夕陽が山々を染め上げ、紅葉がさらに鮮やかに映えるため、一日の中で異なる表情を見せる紅葉の美しさを楽しめる。

例年の色付き始め 10月下旬~11月上旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月上旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ブナ、ナラ、イチョウ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

白山市白峰県道白山公園線沿線の紅葉の色づき状況

落葉

紅葉色づき情報提供元:JRシステム

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。

【エリア別】紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ
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表記に関する説明

  • 青葉

  • 色づき始め

  • 今見頃

  • 色あせ始め

  • 落葉

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