大原山・西福寺の紅葉/福井県敦賀市

浄土宗きっての名刹。家康公の孫が住職を務めたことより越の秀嶺とよばれる。福井藩初代藩主・結城秀康公寄進の書院のほか、一乗谷から移された阿弥陀堂、現在修理中の御影堂が重要文化財。この2つの本堂をつなぐ四修回廊から眺める書院庭園は山がせまり池や石灯篭の配置が美しく極楽浄土をあらわしている。国指定名勝に指定されながらも散策が可能。令和14年までは210年ぶりの御影堂の大修復が行われ、不定期で見学会がある。四季折々でさまざまな表情を見せてくれる庭園は11月中旬頃がいちばんの見頃。
見どころ
国内唯一の四修回廊(四面に曲がる廊下)から池を眺めると、山に沿って紅葉が美しく色付いている様子が見られる。