薬王院温泉寺の紅葉/石川県加賀市

約1300年前に、霊鳥の指授により、行基菩薩が発見したとされる山代温泉。平安末期にこの地で、明覚上人が中興の祖として寺院の基礎を築いた。平安時代初期に彫像された十一面観世音菩薩像、鎌倉時代に彫像された不動明王像などを寺宝として所有している。また境内背後の高台にある明覚上人の供養塔は国指定重要文化財。秋になると、境内の木々が赤や黄にあでやかに色づく。伽藍の朱色とのコントラストも美しい。
見どころ
温泉地の散策がてら、気軽に訪問できる。自然に囲まれた静かな空間で、紅葉を存分に楽しむことができる。