玉泉院丸庭園の紅葉/石川県金沢市
石川県金沢市にある玉泉院丸庭園は、加賀藩三代藩主である前田利常が作庭した後、歴代の藩主が愛でてきたが、明治期の廃藩時にいったん廃絶。2013年より各種資料にもとづいた整備が始まり、2015年にかつての庭園の姿が再現された。秋になると、高低差のある池泉回遊式庭園のあちこちで、木々が紅葉し、鮮やかに色付く。また、休憩所である玉泉庵からは、庭園の全景が眺められる。
見どころ
庭園の地形は、発掘調査や古絵図等をもとに、紅葉橋から南側の半島や、池、島などの地割りを再現している。大小3つの中島は、見る場所により、遠近感や親水性が変化し、見どころのひとつとなっている。また、10月・11月の金曜・土曜および指定日の日没から21時までライトアップを開催。