2024年の紅葉見頃時期予想【東日本編】

(2024年9月6日更新)

株式会社ウェザーニューズから、2024年の「第1回紅葉見頃予想」が発表された。東日本では、関東や東海、中部の平年10月に見頃を迎える一部地域でやや遅い見頃を迎えるとみられるものの、その他の地域では多くで平年並の見頃となる予想だ。

※予想は2024年9月5日発表のもの。実際の紅葉状況と異なる場合があります。

【関東・甲信】平年10月に見頃を迎える地域では遅くなる見込み、それ以外では平年並みを予想

今秋は平年よりも気温が高くなる予想。10月上旬にかけて天気が崩れる日が多く、十分な放射冷却が期待できないことから10月上旬に見頃を迎える一部地域では、平年よりもやや遅い見頃を迎える。その後は晴天が続く予想で、そのほかの地域では平年並みの見頃を迎える予報だ。十分な色付きが期待できるが、一方で台風による影響を受けるおそれも。

これから見頃を迎える関東・甲信の主な名所の紅葉予想は以下の通り。

●御岳昇仙峡(山梨県)　見頃予想：11月10日(日)頃～
(例年の見頃：10月中旬～11月下旬)

●芦ノ湖(神奈川県)　見頃予想：11月8日(金)頃～
(例年の見頃：11月上旬)

●高尾山(東京都)　見頃予想：11月18日(月)頃～
(例年の見頃：11月中旬～12月上旬)

●養老渓谷(千葉県)　見頃予想：11月28日(木)頃～
(例年の見頃：11月下旬～12月上旬)

●袋田の滝(茨城県)　見頃予想：11月8日(金)頃～
(例年の見頃：11月上旬～11月中旬)

【北陸】見頃は平年並か平年よりやや遅い予想

今秋は晴れる日が多い予想から、十分な放射冷却が見込めるため平年通りの見頃を迎えると予測されている。一部で、平均気温が高く、やや遅い見頃となる可能性も。葉の色付きについては、十分な日差しと雨が見込めるため、鮮やかな紅葉が期待できそう。標高の高い地域ではすでに色付きが始まっている名所も。

これから見頃を迎える北陸の主な名所の紅葉予想は以下の通り。

●弥彦公園もみじ谷(新潟県)　見頃予想：11月10日(日)頃～
(例年の見頃：10月中旬～11月中旬)

●特別名勝兼六園(石川県)　見頃予想：11月18日(月)頃～
(例年の見頃：11月上旬～11月下旬)

●永平寺(福井県)　見頃予想：11月15日(金)頃～
(例年の見頃：11月上旬～11月中旬)

【東海・中部】平年並かやや遅い見頃を迎える

今秋は平年よりも気温が高くなる予報。また、10月上旬に曇りや雨が続く予報から、色付きが平年よりもやや遅くなる可能性も。その後は十分な放射冷却をもたらす晴天が続く予報となっており、平年並みの見頃を迎える地域が多い。鮮やかな色付きが期待できるが、一方で台風による影響を受けるおそれも。

これから見頃を迎える東海・中部の主な名所の紅葉予想は以下の通り。

●御在所岳(三重県)　見頃予想：11月1日(金)頃～
(例年の見頃：10月下旬～11月中旬)

●香嵐渓(愛知県)　見頃予想：11月19日(火)頃～
(例年の見頃：11月中旬～11月下旬)

●寸又峡(静岡県)　見頃予想：11月17日(日)頃～
(例年の見頃：10月下旬～11月下旬)

上記の予想は今後の気温や天候により変わる場合があるので、例年の紅葉見頃を参考にするとともに、おでかけの際は最新情報を確認しよう。なお、株式会社ウェザーニューズのウェブサイト・スマートフォンアプリ「ウェザーニュース」では、全国の名所約900カ所の見頃予想日やスポット情報を公開中だ。紅葉狩りに出かける際はあわせてチェックしたい。