2023年の紅葉見頃時期予想【北日本編】

全国

(2023年11月1日更新)

株式会社ウェザーニューズから、2023年の「第三回紅葉見頃予想」が発表された。今年の紅葉は、北海道では紅葉シーズンは終盤に。東北地方では高温で色付きに遅れが見られ、見頃は平年並から平年より8日以上遅い予想だ。

※予想は2023年11月1日発表のもの。実際の紅葉状況と異なる場合があります。

【北海道】紅葉シーズンは終盤、見頃は11月上旬まで

北海道の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年11月1日発表 ウェザーニューズ)
北海道の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年11月1日発表 ウェザーニューズ)出典:ウェザーニューズ


紅葉のはじまりがやや遅れた北海道では、多くの名所で平年よりも一週間ほど遅い見頃となった。道央・道南でも既に見頃を迎え、紅葉シーズンは終盤に差し掛かっている。今後も平均気温の高い傾向が続くため、これから見頃となる名所でも平年並か平年よりやや遅い(4~7日遅い)見頃を迎える予想だ。

北海道の主な名所では、道央の定山渓温泉(例年の見頃:10月上旬~10月中旬)や豊平峡ダム(例年の見頃:10月上旬~10月中旬)、道南の大沼公園(例年の見頃:10月中旬~11月初旬)で既に落葉中。函館公園では11月5日(日)頃から見頃を迎え、北海道の見頃はおおよそ11月前半までとなりそうだ。


【東北】高温で色付きに遅れ、見頃は平年並から平年より遅い予想

東北の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年11月1日発表 ウェザーニューズ)
東北の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年11月1日発表 ウェザーニューズ)出典:ウェザーニューズ


東北では平年並から平年より遅い見頃を迎えた名所が多く、これから見頃となる名所でも平年並から平年より8日以上遅い見頃を迎える予想。鳴子峡(宮城県)や十和田湖畔・休屋付近(青森県)などは平年並の10月下旬に見頃となっているが、今後も平均気温は平年より高い傾向が続き、特に今週末(11月4~5日)にかけては季節外れの暖かい空気が流れ込み、色付きが足踏みすると懸念されている。これから見頃となる名所では平年並から平年より遅い見頃となる見込みだ。

東北の主な名所の見頃の状態(11月1日現在)は以下の通り。

●十和田湖畔:既に見頃 (例年の紅葉見頃:10月中旬~10月下旬)
●厳美渓:既に見頃 (例年の紅葉見頃:10月下旬~11月上旬)
●山形蔵王:落葉中 (例年の紅葉見頃:10月中旬)
●鳴子峡:既に見頃 (例年の紅葉見頃:10月下旬~11月上旬)
●磐梯吾妻スカイライン:落葉中 (例年の紅葉見頃:9月下旬~10月下旬)


上記の予想は今後の気温や天候により変わる場合があるので、例年の紅葉見頃を参考にするとともに、おでかけの際は最新情報を確認しよう。なお、株式会社ウェザーニューズのウェブサイト・スマートフォンアプリ「ウェザーニュース」では、9月7日より全国の名所約900カ所の見頃予想日やスポット情報を公開中だ。紅葉狩りに出かける際はあわせてチェックしたい。


※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。

詳細情報

■出典
ウェザーニュースウェブサイト「紅葉見頃予想2023」(第3回 2023年11月1日配信)
https://weathernews.jp/s/koyo/news/

▼全国約1100カ所の紅葉情報を紹介する「紅葉特集」を見る


情報は2023年11月7日 12:00時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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