北海道と東北は今が紅葉狩りを楽しめる時期。そこで今回は、今週末(10月25日(土)・26日(日))に紅葉祭りが開催されるおすすめスポットをピックアップしてご紹介!色づく木々を眺めながら、旬のイベントを楽しもう。

国営滝野すずらん丘陵公園の紅葉/北海道札幌市南区

国営滝野すずらん丘陵公園の紅葉

アシリベツの滝に虹がかかる神秘的な光景

画像提供:国営滝野すずらん丘陵公園

日本の滝100選に選ばれたアシリベツの滝では、快晴の開園直後に虹がかかることがあり、その神秘的な光景は一見の価値がある。公園内は、10月中旬から下旬にかけて紅葉の見頃を迎え、ハウチワカエデ、ヤマモミジ、カラマツなど多様な木々が美しく色づく。広大な園内は日々紅葉の様子が変わり、訪れるたびに異なる景観を楽しむことができる。また、2025年10月4日(土)~26日(日)に紅葉まつりが開催。紅葉時期に合わせて「紅葉フォトコンテスト」や「巨大ホオノキの葉っぱを探せ!」などのイベントも行われる。

見どころ

広大な園内では、訪れる時期によって異なる紅葉スポットが楽しめる。中心ゾーンでは、コキアや遊具のある子どもの谷周辺が美しく色づき、滝野の森ゾーンでは森見の塔からの眺望が特に素晴らしい。

例年の色付き始め 10月初旬
例年の紅葉見頃 10月中旬10月下旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

香雪園(見晴公園内)の紅葉/北海道函館市

香雪園(見晴公園内)の紅葉

美しく色づいたカエデ並木

画像提供:一般財団法人 函館住宅都市施設公社

見晴公園内にある香雪園は、「旧岩船氏庭園」として道内唯一の国指定文化財庭園となっている。園内には約150種類の樹木が植えられ、四季折々の自然が楽しめる。明治・大正時代に建てられた個性豊かな古建築も見どころのひとつだ。緑のセンターには、植物や鳥に関する図書が置いてあり、来園者がゆっくり楽しめるよう休憩スペースを設けている。また、数寄屋風書院造の園亭も無料で見学できる。例年、10月中旬頃からヤマモミジやイロハモミジ、イタヤカエデイチョウ、カラマツなどが色づき始め、10月下旬から11月上旬頃が紅葉の見頃となる。

見どころ

2025年10月17日(金)~11月3日(祝)には、「はこだてMOMI-Gフェスタ」が開催。期間中は園内(16時~21時)がライトアップされ、光に浮かび上がる紅葉した木々が幻想的な情景を醸しだす。

例年の色付き始め 10月中旬
例年の紅葉見頃 10月中旬11月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

香雪園(見晴公園内)の紅葉の色づき状況

落葉

紅葉色づき情報提供元:JRシステム

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

大沼公園(散策路、大沼湖畔)の紅葉/北海道亀田郡七飯町

大沼公園(散策路、大沼湖畔)の紅葉

西大島から望む大沼湖、紅葉と湖の絶景が広がる

画像提供:七飯大沼国際観光コンベンション協会

大沼湖の秋の風物詩わかさぎ漁が本格化するころ、大沼湖、小沼湖、じゅんさい沼などの湖畔一帯は色鮮やかに染まり始める。例年10月中旬から下旬ころ、カエデ類や、ヤマモミジ、ブナ、ナラなどの紅葉が見頃を迎え、湖と駒ケ岳(1131メートル)を望む景色に一層鮮やかさを添える。JR大沼公園駅が近く、アクセスも便利。散策路や湖畔周遊道路の紅葉もおすすめで、徒歩や遊覧船などからゆっくりと楽しめる。特に湖畔周遊道路沿いには、大沼国際セミナーハウスや大沼駒ヶ岳神社、紅葉のトンネルのようになるスポットなどがあるので、ドライブやサイクリングもおすすめだ。

見どころ

紅葉と大沼湖・駒ヶ岳のビュースポットは、例年、他の場所よりも少々早めに色づく場所。その後、散策路「大島の路」や「島巡りの路」、小沼側の「夕日の道」では秋が深まるにつれ、それぞれに美しく色づいた木々を楽しむことができる。また、2025年10月25日(土)・26日(日)には大沼ハロウィンナイトを開催。花火大会開催時は散策路が通行止めとなる場合があるので要注意((一社)ぐるり道南観光推進協議会主催)。

例年の色付き始め 10月中旬
例年の紅葉見頃 10月中旬11月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

大沼公園(散策路、大沼湖畔)の紅葉の色づき状況

落葉

紅葉色づき情報提供元:JRシステム

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

中野もみじ山の紅葉/青森県黒石市

中野もみじ山の紅葉

渓流のさざめきを聞きながら紅葉を眺められる

画像提供:青森県黒石市

青森県下有数の紅葉の名所。1803年、弘前藩主の津軽寧親公が京都から百余種の苗を取り寄せ移植して以来、モミジの名所として親しまれている。樹齢100年を超えるモミジが約130本もみられる歴史あるスポットだ。林の中には中野神社、不動舘城跡があり、津軽三不動尊のひとつがまつられていることでも有名。例年、10月中旬頃から色づき始め、10月下旬から11月上旬頃にかけてが紅葉の見頃となる。また、2025年10月18日(土)~11月9日(日)は臨時観光案内所が開設される(夜間の案内は11月3日(祝)まで)。

見どころ

彩り豊かな紅葉は滝と渓流に映え、燃えるように鮮やかな世界を展開する。紅葉と中野川渓流が織りなす絶景は見事だ。10月18日(土)~11月9日(日)の16時~21時には、ライトアップおよび露店の出店が行われる。※露店は、天候や入込数によって出店状況が変わります。

例年の色付き始め 10月中旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月上旬 日付は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。ライトアップは2025年10月18日(土)~11月9日(日)

中野もみじ山の紅葉の色づき状況

落葉

紅葉色づき情報提供元:JRシステム

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中尊寺の紅葉/岩手県西磐井郡平泉町

中尊寺の紅葉

静かな境内に紅葉が彩を添える

画像提供:中尊寺 ※画像転載禁止

奥州藤原氏4代の廟所、金色堂で有名な古刹。850年(嘉祥3年)に慈覚大師によって開かれ、12世紀初めに藤原初代清衡が戦死者への供養と悠久の平和を願って再興した世界遺産にも登録されている由緒ある名所だ。秋は大日堂から金色堂への参道沿い、経蔵周辺にあるイロハモミジやヤマモミジが見事に紅葉する。例年、10月下旬頃から色づき始め、11月中旬にかけてが紅葉の見頃となる。

見どころ

参道の月見坂をはじめ、神秘的な静寂に包まれた境内では鬱蒼とした老杉と鮮やかに色づく木々のコントラストを楽しむことができる。2025年10月25日(土)~11月9日(日)は、紅葉銀河が開催。16:00から18:30までライトアップが行われる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。2025年10月25日(土)~11月9日(日)はライトアップ。

中尊寺の紅葉の色づき状況

落葉

紅葉色づき情報提供元:JRシステム

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毛越寺の紅葉/岩手県西磐井郡平泉町

毛越寺の紅葉

趣ある境内を紅葉した木々が取り囲む

画像提供:毛越寺事務局

世界遺産・平泉を構成する寺院の一つ。紅葉は10月下旬から11月中旬に見頃を迎える。優美な浄土庭園モミジをはじめとする木々の紅葉に彩られ、より一層風情のある景観となる。境内を彩る鮮やかな紅葉は、平安時代から続く悠久の歴史と調和し、特に庭園の中心に位置する「大泉が池」に映り込む紅葉の姿は、息をのむほどの美しさだ。紅葉が水面に映り込み、まるで絵画のような光景が広がる。また、早朝や夕暮れ時には、光の具合によって紅葉の色彩がさらに鮮やかに輝き、幻想的な雰囲気を楽しむことができる。

見どころ

2025年10月26日(日)~11月15日(土)、第1回紅葉祭りが開催。期間中には、恒例の秋の藤原まつり11月1日(土)~3日(祝)のほか、コスプレイベント、演奏会なども開催。また、レースで作られた御守(もみじ守)も限定販売される。秋の藤原まつり期間中は、国重要無形民俗文化財である「延年の舞」が美しい紅葉の下に繰りひろげられ、さまざまな文化の秋を堪能できるのもうれしい。 ※「秋の藤原まつり」については神楽などの祭りの行事が変更になる可能性があるため、詳細は公式サイトをご確認ください。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

毛越寺の紅葉の色づき状況

落葉

紅葉色づき情報提供元:JRシステム

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きみまち阪県立自然公園の紅葉/秋田県能代市

きみまち阪県立自然公園の紅葉

園内のところどことろで岩肌に茂る紅葉を見られる

画像提供:NPO法人二ツ井町観光協会

巨大な屏風岩が連なる絶壁に真っ赤な紅葉が彩りを添える絶景が楽しめる。また、この絶景をバックに「きみまちの鐘」を恋人と鳴らすことのできる人気の紅葉スポット。かつてこの地を訪れた明治天皇がその景色の美しさに感動。まだ名が付いてなかったこの地に、「きみまち阪」と名付けられたという。10月中旬過ぎから、イタヤカエデやウルシ、ドウダンツツジ、ナツハゼなどさまざまな木々の紅葉が、園内を鮮やかな錦秋に染める。

見どころ

「恋文神社」前の遊歩道では、赤いじゅうたんを敷き詰めたような紅葉がみられて人気だ。紅葉が見頃を迎える2025年10月15日(水)~11月中旬には、「きみまち阪紅葉まつり」が開催。また、期間中の10月26日(日)には屋台イベントを開催。同日の午前には能代市民俗芸能連合会発表会が行われる(雨天時は会場変更あり)。秋田県でおなじみの「手ぶらで鍋っこ」は、11月上旬まで楽しめる(要予約)。

例年の色付き始め 10月中旬
例年の紅葉見頃 10月中旬11月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

きみまち阪県立自然公園の紅葉の色づき状況

落葉

紅葉色づき情報提供元:JRシステム

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法体の滝の紅葉/秋田県由利本荘市

法体の滝の紅葉

紅葉に囲まれた荘厳な滝

画像提供:由利本荘市

秋田県にある、一の滝、二の滝、三の滝からなる、流長100メートル、落差57.4メートルの堂々たる滝で「日本の滝百選」に選定されている。秋の紅葉の時期も見応えがあり、末広がりの白い滝が燃えるような紅や黄色の山肌を流れ落ちる姿は、神々しく美しい。鳥海山に源を発しながら、その山頂に向かい合って落ちる滝は全国でも珍しい。例年、10月中旬頃からブナやモミジ、ナラ、ツツジ、カエデなどが色づき始め、10月下旬頃にかけて紅葉が見頃を迎える。

見どころ

2025年10月18日(土)~26日(日)の期間は、「法体の滝 紅葉まつり」が開催。法体の滝の深まりゆく秋を堪能する鳥海高原秋まつりで、この時期の法体の滝周辺の紅葉はひときわ美しく、心癒されさわやかな秋を満喫できる。10月19日(日)にはイベントが開催され、会場内では歌謡ショーや抽選会、露天などが出店する。

例年の色付き始め 10月中旬
例年の紅葉見頃 10月中旬10月下旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

法体の滝の紅葉の色づき状況

落葉

紅葉色づき情報提供元:JRシステム

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抱返り渓谷の紅葉/秋田県仙北市

抱返り渓谷の紅葉

切り立った渓谷の岩肌を紅葉が彩る壮大な自然美

画像提供:一般社団法人 田沢湖・角館観光協会

抱返り渓谷は「東北の耶馬渓」とも称される名勝地で、原生林の中の渓流と断崖絶壁が勇壮な渓谷美を見せる。特に、1926年(大正15年)に完成した渓谷に架かる神の岩橋からの眺望や、回顧(みかえり)の滝付近の紅葉は、まさに訪れる価値のある絶景だ。紅葉は10月下旬から始まり、カエデモミジなどが鮮やかに色づき、11月上旬が最も見頃となる。さらに、2025年10月10日(金)~11月10日(月)の期間には、「抱返り紅葉祭」が開催。交通手段として、角館駅からは予約制の乗合交通サービス「よぶのる角館」(予約電話070-7051-6172)が運行され、1回1000円で利用可能。また、田沢湖駅からは予約制タクシー「抱返り号」(2名より出発・予約先フォレイク0187-43-2111)が運行される。

見どころ

2025年10月10日(金)11:00からは安全祈願祭が行われ、11月5日(水)10:30は抱返神社例大祭が開催される。また、芸能披露が予定され、紅葉を楽しみながら文化的な体験もできる。さらに、10月25日(土)の11:00と14:00の2回、神代発電所の一般公開も行われる(申し込みは仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」の電話で受付)。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり

抱返り渓谷の紅葉の色づき状況

落葉

紅葉色づき情報提供元:JRシステム

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

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表記に関する説明

  • 青葉

  • 色づき始め

  • 今見頃

  • 色あせ始め

  • 落葉

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