季節はだんだんと秋の気配。そろそろ紅葉の季節が始まります!そこで、例年10月に色付き始める紅葉スポットの中から、ウォーカープラスで人気の高いスポットをピックアップしてご紹介!現在の色づき情報もお出かけの参考にしてみて!
富士見台高原の紅葉/長野県下伊那郡阿智村
雲海とともに紅葉を楽しむことも
(C)ジェイ・マウンテンズ・セントラル
10月中旬から始まる富士見台高原(標高1739メートル)の紅葉は、色づく景観が山のふもと、中腹、山頂と3段階で楽しめ、リフトでは紅葉を眺めながらの空中散歩が味わえる。歩くのに自信がない人でも、高原バスを利用すれば車窓から紅葉を楽しめ、この季節だけに見られる雲海と南アルプスからのご来光もいっぺんに味わえる。全長2500メートル、標高差600メートルのロープウェイからは、高地になるにつれ深まりゆく秋の様子が見られる。
見どころ
標高差があるため、10月中旬より約1か月紅葉を楽しめる。特に片道15分のロープウェイ(約3キロ)から見る紅葉と南アルプスを一望する絶景がおすすめ。また、2025年10月25日(土)~11月9日(日)、雲海を望む早朝営業「雲海Harbor」をAM5時より開催。
例年の色付き始め |
10月中旬 |
例年の紅葉見頃 |
10月中旬~11月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
合掌造り民家園(白川郷)の紅葉/岐阜県大野郡白川村
夕日によって美しく照らし出された紅葉。展望台からの景色
画像提供:岐阜県白川村役場
白川郷は、岐阜県内の庄川流域の呼称で合掌造りの集落が有名だ。そこにある野外博物館合掌造り民家園では、県重文9棟を含む全25棟の古民家等を保存、公開している。秋の紅葉の時期も見応えがあり、例年、10月中旬頃からカエデやナラ、トチなどが色づき始め、10月下旬から11月上旬頃にかけてが見頃の時期となる。
見どころ
錦の山に彩られた秋の白川郷。村一面が秋色に染まる美しい風景を見ることができる。2025年10月25日(土)・26日(日)、11月1日(土)・2日(日)は合掌造り民家園でライトアップが実施され、幻想的な夜景を楽しめる(紅葉のライトアップは合掌造り民家園のみ)。
例年の色付き始め |
10月中旬 |
例年の紅葉見頃 |
10月下旬~11月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。合掌造り民家園のライトアップは、2025年10月25日(土)、26日(日)、11月1日(土)、2日(日)の計4日 |
現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
河口湖の紅葉/山梨県南都留郡富士河口湖町
富士山と紅葉のコラボをライトアップで楽しむのも◎
画像提供:富士河口湖町
標高1300メートルの天下茶屋や、830メートルの河口湖、それぞれの移りゆく紅葉が楽しめる。また、約100本の巨木もみじ(もみじ回廊)や約1.5キロメートルのもみじ並木(もみじ街道)がゆったりと心を癒してくれる。ライトアップもあり、ライトに照らされた色鮮やかな紅葉の中に浮かび上がる富士山の姿が楽しめる。例年、10月下旬から11月下旬頃にかけて、紅葉の見頃となる。
見どころ
2024年10月26日(土)~11月20日(水)には、富士河口湖紅葉まつりを開催。ライトアップは、日没から21:30まで行われる。約100本の巨大もみじで作られたもみじ回廊、昼は出店で賑わい、夜はライトアップで幻想的な景色を楽しめる。
例年の色付き始め |
10月下旬 |
例年の紅葉見頃 |
11月上旬~11月下旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
御嶽昇仙峡の紅葉/山梨県甲府市
切り立った渓谷に紅葉が少しずつ色づいていくさまが美しい
画像提供:甲府市観光課
天神森から仙娥滝にかけて、約5キロメートルにわたって渓谷が続き、標高差があるため色づき始める時期が少しずつずれ、1カ月以上もの間、紅葉を楽しむことができる。また、山梨県荒川ダム上流の野猿谷林道沿いの紅葉並びに板敷渓谷の紅葉も見事だ。
見どころ
令和2年度日本遺産に認定された日本一の渓谷美を誇る昇仙峡。長い歳月をかけて削り取られた花崗岩の断崖や、奇岩、奇石、清澄で豊富な水の流れなどが楽しめる。特に、渓谷沿いにある遊歩道から見る紅葉は絶景だ。
例年の色付き始め |
10月中旬以降 |
例年の紅葉見頃 |
10月中旬~11月下旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
角館の紅葉/秋田県仙北市
青柳家前の紅葉が夕日を浴びて輝く
画像提供:(一社)田沢湖・角館観光協会
角館は、秋田藩の支藩、佐竹北家の城下町として栄えた町。400年以上の歴史を誇り、武家屋敷が保存され当時の面影をとどめている。春の桜が有名だが、秋の紅葉も目を見張るほど素晴らしい。例年、10月下旬から11月中旬にかけて、カエデ、イチョウが赤や黄色に色づく。黒板塀が続く道に紅葉が舞い、幻想的な世界にまぎれ込んだような感覚を味わえる。
見どころ
夕刻からはライトアップを実施予定。かつては武家屋敷があったもう一つの武家屋敷通り、田町武家屋敷通りで見られる紅葉と屋敷門のコラボレーションも見逃せない。
例年の色付き始め |
10月中旬 |
例年の紅葉見頃 |
10月下旬~11月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
比叡山の紅葉/滋賀県大津市
見事な紅葉が楽しめる横川地域
画像提供:比叡山延暦寺
滋賀県比叡山の紅葉は平地より一足早く、深山の趣もひとしお。中でも紅葉祭り「比叡のもみじ」は、紅葉が最も見事な横川地域で行われる。比叡山へは比叡山ドライブウェイで上ることができる。このドライブウェイは比叡山の山ひだを縫って走りカーブが多いが、京都、大津市街、琵琶湖が望める快適な展望コースとなっている。また、この終点となる延暦寺根本中堂から横川地域のある奥比叡ドライブウェイに続いている。2025年11月1日(土)~11月24日(振休)には、もみじまつりが開催。そのほか紅葉の時期には、横川中堂内陣特別拝観(11月1日(土)~11月24日(振休))、比叡山摩訶不思議伝説ウォークスタンプラリー(4月19日(土)~12月7日(日))などのイベントも開催される。
見どころ
もみじまつり開催中は横川駐車場にて10時から16時まで無料抽選会開催。抽選で「近江米」、「延暦寺オリジナルグッズ」をプレゼント。国宝の根本中堂並びに重文の廻廊が2016年から2030年にわたり大改修されており、屋根の高さから貴重な光景を間近で見られる。根本中堂の「修学ステージ」から一般参拝者も屋根の高さまで登って工事の様子が見学できる(限定期間)。工事期間中は、国宝・重文改修ならではの珍しい作業も行われており普段目することのない貴重な光景を間近で見学することが出来る。
例年の色付き始め |
10月中旬 |
例年の紅葉見頃 |
10月下旬~11月中旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
茶臼山高原の紅葉/愛知県北設楽郡豊根村
紅葉と青空のコントラストも見どころ
画像提供:(一財)茶臼山高原協会
愛知県の最高峰、標高1415メートルの茶臼山は県下で最も早くカエデやブナなどが美しく色づく。県内で最も早く例年10月上旬から徐々に葉が色づきはじめ、下旬にはピークをむかえる。時間に余裕があるのなら、観光リフトに昇り、麓の紅葉を見下ろすのもおすすめで、11月上旬まで楽しめる。茶臼山高原道路から眺める紅葉も格別だ。
見どころ
2025年9月13日(土)から11月3日(祝)の期間は、秋の茶臼山高原まつりが開催。10月11日(土)から11月3日(祝)の土・日・祝には、ライトアップも実施(17時~20時)。また、10月12日(日)は、いも煮会が開催され、芋煮や焼き芋、五平餅などのお店が出店する。
例年の色付き始め |
10月上旬 |
例年の紅葉見頃 |
10月中旬~11月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
九頭竜湖の紅葉/福井県大野市
視界一面に広がる深紅の世界に思わず息をのむ
画像提供:大野市観光交流課
標高約600メートルの位置する九頭竜湖は、日本紅葉100選にも選出されている紅葉の絶景スポット。ロックフィルダムという日本では珍しい石積みのダムによって作られた湖は雄大なスケールで、10月中旬になると周辺の山肌に自生するブナやモミジなどの木々がみるみる色づき、深いブルーの湖面と赤や黄色の紅葉が織りなす絶好のコントラストを堪能することができる。釣りやカヤック、キャンプなどのアクティビティをしながら、秋を満喫することもできる。2025年10月25日(土)・26日(日)には「九頭竜紅葉まつり」が開催され、美味しい秋のグルメや、ステージイベント、体験コーナーなどを楽しむことができる。
見どころ
通称「夢の架け橋」と呼ばれる箱ヶ瀬橋は、瀬戸大橋のプロトタイプとして作られたの優美なフォルムの橋。全長266メートルの橋の上からは湖と紅葉が一望できる絶好のドライブルート。
例年の色付き始め |
10月中旬 |
例年の紅葉見頃 |
10月中旬~11月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
寸又峡の紅葉/静岡県榛原郡川根本町
夢のつり橋の全容。混雑時は人数制限あり
画像提供:川根本町観光交流課
静岡県大井川支流の寸又川の峡谷で、秋には木々が赤や黄色に色づき、鮮やかな景観が楽しめる。夢のつり橋や、かつて森林鉄道が通っていた飛龍橋などからの眺望は見事。温泉街から、夢のつり橋、飛龍橋をめぐる遊歩道コースが整備されており、約90分で周遊できる。
見どころ
エメラルドグリーンの川面から高さ8メートル、長さ90メートルにわたってかけられている夢のつり橋では、揺れる橋の上からサクラ、カエデ、ケヤキなどが鮮やかに染まった絶景を楽しめる。
例年の色付き始め |
10月下旬 |
例年の紅葉見頃 |
10月下旬~11月下旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。
雲仙の紅葉/長崎県雲仙市
国の天然記念物にも指定されている色鮮やかな紅葉
画像提供:雲仙観光局
雲仙は紅葉する植物が120種類以上といわれ、この一帯は西日本の典型的な紅葉として、国の天然記念物(普賢岳広葉樹林)に指定されている。10月下旬には、緑濃いモミ、ヤマグルマ等の紅と自然が生み出す色の対比が「錦しゅう」と呼ぶにふさわしいあざやかな景観を見せてくれる。また、コミネカエデ、ウリハダカエデ、コウチワカエデ、ウリカエデ、ドウダンツツジなどの葉が黄色や赤に美しく紅葉する。
見どころ
景観を楽しむ場所は普賢岳、妙見岳など各山の山頂や仁田峠展望台があるが、国見岳山頂からの景観は特に素晴らしい。また、仁田峠の駐車場から、標高1333メートルの妙見岳までは雲仙ロープウェイを使って気楽に登ることができる。海抜1300メートルの上空を空中散歩しながら眼科に見渡す広大な景色は抜群だ。
例年の色付き始め |
10月中旬~10月下旬 |
例年の紅葉見頃 |
10月下旬~11月上旬 期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり |
現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。