紅葉シーズン直前!まもなく見頃を迎えそうな東日本・西日本の紅葉名所ガイド

2022年記事

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この記事は2022年紅葉特集のものです。最新トピックスはこちら

【北陸】まもなく見頃を迎えそうな名所

【北陸・富山県】黒部峡谷トロッコ電車 / 黒部峡谷トロッコ電車で絶景を楽しむ

色付き状況:色づき始め(※2022年10月26日現在)

峡谷が色とりどりの紅葉に彩られる
峡谷が色とりどりの紅葉に彩られる画像提供:黒部峡谷鉄道株式会社

黒部川が刻み込んだ日本一深いV字峡・黒部峡谷。ツガやキタゴヨウ、ネズコなどの常緑樹が多く、その中に紅葉するヤマモミジやカエデ、ナナカマドと、黄葉するカエデやブナなどが点在している。3色のコントラストが見事で、他に類を見ないと評されている。トロッコ電車の車窓からは美しい絶景を次々と眺めることができ、例年10月下旬から11月中旬まで全山紅葉の黒部峡谷を楽しめる。初雪のころ、雪化粧したサンナビキ山の姿は、紅葉、そして裾野の緑が重なり合い、その美しい色彩から「黒部の五段染め」と言われる。


【関西】まもなく見頃を迎えそうな名所

【関西・滋賀県】比叡山 / 深山の紅葉を眺めながら比叡山延暦寺へ

色付き状況:色づき始め(※2022年10月26日現在)

比叡山の紅葉
比叡山の紅葉画像提供:比叡山延暦寺

滋賀県比叡山の紅葉は平地より一足早く、深山の趣もひとしお。中でも紅葉祭り「比叡のもみじ」は、紅葉が最も見事な横川地域で行われる。比叡山へは比叡山ドライブウェイで上ることができ、このドライブウェイは京都、大津市街、琵琶湖が望める快適な展望コースとなっている。2022年10月29日(土)~11月23日(祝)には、もみじまつりが開催。その他、紅葉の時期には、 椿堂 御開扉(12月4日(日)まで、延暦寺国宝殿)、比叡山摩訶不思議伝説ウォークスタンプラリー(12月4日(日)まで)などのイベントも開催される。


【関西・奈良県】奈良公園 / 紅葉と常緑樹のコントラストが鮮やか

色付き状況:色づき始め(※2022年10月26日現在)

イチョウの中にシカが佇む風景は絵本のよう
イチョウの中にシカが佇む風景は絵本のよう画像提供:奈良公園事務所

古都・奈良の顔で、国の天然記念物にも指定されている、野生のシカが生息していることでもおなじみの奈良公園。約511万平方メートルの巨大な敷地に、春日大社、東大寺、興福寺、奈良国立博物館、正倉院など数々の社寺や文化施設が隣接する都市公園だ。若草山の山容を望む見事な景観が特徴で、秋になると桜やイチョウの木々が美しい紅葉の表情を見せる。紅葉の様子も各スポットごとに異なるので、さまざまなスポットをめぐりながら楽しもう。なお、紅葉時期は平日も周辺のパーキングはすぐに満車になるため、公共交通機関またはパーク&ライドがおすすめ。


【関西・京都府】高雄(神護寺) / 紅葉越しに見るひときわ荘厳な神護寺

色付き状況:色づき始め(※2022年10月26日現在)

広大な境内が紅葉一色に染まるさまは必見
広大な境内が紅葉一色に染まるさまは必見画像提供:神護寺

高雄、槇尾、栂尾は三尾と言われ、いずれも京都府京都市北西部の紅葉の名所として知られる。特に高雄山の中腹にある神護寺は、京都市内でも早めに色づき始める、京都屈指の紅葉の名所。秋には、山門への古びた石段に赤や黄のカエデが葉を落とす風景や、境内に入ると葉の合間にお堂や塔が見え隠れする情趣たっぷりの景色が楽しめる。また有名な“かわら投げ”は、ここ神護寺が発祥とされており、境内西の地蔵院から谷に飛ばすことで家内安全を祈る。


【中国】まもなく見頃を迎えそうな名所

【中国・岡山県】奥津渓 / 10万人の人出で賑わう紅葉の絶景スポット

色付き状況:色づき始め(※2022年10月26日現在)

清らかな渓流を紅葉が彩る
清らかな渓流を紅葉が彩る画像提供:鏡野町観光協会

岡山県有数の紅葉スポットで有名な全長約3キロの奥津渓。川床の岩盤にできた臼淵の甌穴(おうけつ)群は全国的にも貴重なもので、中には50万年前に形成されたものもあるという。秋にはイロハモミジやカエデ、イチョウといった多くの木々が彩りを見せるが、特に大釣橋付近が絶景ポイントだ。例年、10月中旬頃から色付き始め、10月下旬から11月中旬頃が紅葉の見頃の時期となる。


【九州】まもなく見頃を迎えそうな名所

【九州・福岡県】呑山観音寺 / 多種多様の木々が境内や参道を真っ赤に染める

色付き状況:色づき始め(※2022年10月26日現在)

境内を鮮やかな紅葉が彩る
境内を鮮やかな紅葉が彩る画像提供:呑山観音寺

福岡県にある、昔からのみやまさんの愛称で親しまれる高野山真言宗の別格本山。心願成就を祈願するため多くの人々が参拝に訪れる。紅葉スポットでもあり、10月下旬から境内や参道の多種多様の木々が紅葉し始め、11月に見頃を迎える。特に本数が多いのはモミジ、ドウダンツツジで共に約1000本ある。本堂へ向かう道中の階段の周囲を深紅のモミジが彩る様子が美しい。


【九州・大分県】深耶馬溪 / 一目八景の散歩道を歩く

色付き状況:色づき始め(※2022年10月26日現在)

奇峰と渓谷が織りなす紅葉絶景が見どころ
奇峰と渓谷が織りなす紅葉絶景が見どころ画像提供:中津市役所

九州の紅葉スポットとして筆頭に挙げられる大分県の耶馬溪(やばけい)は、本耶馬渓(本耶馬渓町)、裏耶馬溪・深耶馬溪(ともに耶馬溪町)、奥耶馬溪(山国町)にわかれる。群猿山、鳶ノ巣山、嘯猿山、夫婦岩、雄鹿長尾の峰、烏帽子岩、仙人岩、海望嶺などから成る岩峰群をひと目で見渡せる景勝地「一目八景」からの展望は見事で、紅葉に染まる山々の風景は必見。紅葉を眺めながらのウォーキングがお勧めで、遊歩道と川と紅葉の織り成す風景を心ゆくまで堪能できる。



※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

情報は2022年10月27日 15:40時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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