2023年の紅葉見頃時期予想【全国編】紅葉の見頃は広範囲で平年並に

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(2023年9月7日更新)

株式会社ウェザーニューズから、2023年の「第一回紅葉見頃予想」が発表された。今年の紅葉は平年並の見頃となるところが多い予想。東北では10月上旬ごろ、東日本、西日本では10月中旬ごろ、標高の高い山から紅葉の見頃になるとみられている。

全国の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)
全国の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)出典:ウェザーニューズ

※予想は2023年9月7日発表のもの。実際の紅葉状況と異なる場合があります。

11月の平均気温は高めも、見頃は平年並の予想に

紅葉は、秋の気温が低いと色付く時期が早くなり、高いと遅くなる関係にある。今秋は、11月にかけて全国的に平均気温が高い傾向になる見込みだが、東日本や西日本を中心に晴れる日が多くなるため、朝晩は放射冷却により冷え込み、気温低下が見込めることから、今年の紅葉は平年並の見頃となるところが多い予想だ。ただ、平年10月に見頃を迎える名所など、一部ではやや遅い見頃となる可能性もあるとみられる。

【北海道】見頃は平年並、大雪山旭岳は9月20日頃から見頃

北海道の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)
北海道の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)出典:ウェザーニューズ

北海道では、今年の紅葉は平年並の見頃となるところが多い予想。ただ、一部では高温の影響を受けて平年よりも見頃が遅れるところがある見込みだ。大雪山旭岳(姿見の池付近)では9月20日(水)頃から見頃を迎える予想となっている。


【東北】見頃は平年並、一部で夏の高温・少雨の影響あり

東北の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)
東北の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)出典:ウェザーニューズ

東北では、今年の紅葉は平年並の見頃となるところが多い予想。11月にかけて気温は平年よりも高い傾向だが、10月は南部を中心に晴れる日が多くなる予想で、10月上旬から磐梯吾妻スカイラインなど標高の高い名所で見頃を迎えるとみられている。

葉の色付きも、多くの名所で鮮やかな紅葉が期待できる見込みだが、今夏の高温と小雨の影響で葉の状態がやや悪く、一部の紅葉の見栄えに影響する可能性もある。


【関東・甲信】見頃は平年並、天気は周期変化で鮮やかな紅葉に期待

関東の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)
関東の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)出典:ウェザーニューズ

関東・甲信地方では、今年の紅葉は平年並の見頃となるところが多い予想。上高地(河童橋付近)では10月17日(火)頃から、いろは坂は10月26日(木)頃から見頃の紅葉が楽しめそうだ。

葉の色付きに関しては、葉が鮮やかに色付くために必要な日差しと雨が見込めることから、多くの名所で鮮やかな紅葉が期待できるとみられる。


【北陸】見頃は平年並、室堂平では平年通りの色付き始まる

北陸の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)
北陸の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)出典:ウェザーニューズ

北陸地方では、今年の紅葉は平年並の見頃となるところが多い予想。記録的な高温となった今夏だが、標高が2000メートルを超える室堂平では朝晩の気温が徐々に下がってきたことで平年通り色付きが始まっている。

今後、特に10月から11月前半にかけて晴れる日が多くなる予想で、晴れた日の放射冷却によって葉の色付きが進むとみられ、特別名勝兼六園では11月18日(土)頃から見頃の紅葉が楽しめそうだ。なお北陸でも今夏の高温と小雨の影響で葉の状態がやや悪く、一部の紅葉の見栄えに影響する可能性があるとみられる。


【東海・中部】見頃は平年並、天気は周期変化で鮮やかな紅葉に期待

東海の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)
東海の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)出典:ウェザーニューズ

東海地方では、今年の紅葉は平年並の見頃となるところが多い予想。ただ、一部では高温の影響を受けて平年よりも見頃が遅れるところがある見込みだ。11月にかけて葉の色付きが進むとみており、香嵐渓では11月19日(日)頃から見頃の紅葉が楽しめるとみられる。


【近畿】見頃は平年並、嵐山では11月23日頃から見頃に

近畿の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)
近畿の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)出典:ウェザーニューズ

近畿地方では、今年の紅葉は平年並の見頃となるところが多い予想。10月から11月にかけて晴れる日が多く晴れた日の放射冷却によって葉の色付きが進むとみており、嵐山では11月23日(祝)頃から見頃の紅葉が楽しめそうだ。ただ、一部では高温の影響を受けて平年よりも見頃が遅れるところがある見込み。

葉の色付きに関しては、葉が鮮やかに色付くために必要な日差しと雨が見込めることから、多くの名所で鮮やかな紅葉が期待できそうだ。


【中国・四国】平年並の見頃に、宮島では11月16日頃からの予想

中国・四国の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)
中国・四国の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)出典:ウェザーニューズ

中国・四国地方では、ともに平年並の見頃となるところが多い予想。なお一部では高温の影響を受けて平年よりも見頃が遅れるところがある見込みだ。10月以降、晴れた日の放射冷却によって葉の色付きが進むとみられ、宮島では11月16日(木)頃から見頃の紅葉が楽しめる予想となっている。


【九州】見頃は平年並、天気は周期変化で鮮やかな紅葉に期待

九州の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)
九州の紅葉(モミジ)見頃予想マップ(情報は2023年9月7日発表 ウェザーニューズ)出典:ウェザーニューズ

九州地方では、今年の紅葉は平年並の見頃となるところが多い見込みだが、一部では高温の影響を受けて平年よりも見頃が遅れるところがあるとみられている。

10月から11月にかけて晴れる日が多くなる予想で葉の色付きが進む見込みで、雲仙(仁田峠)では11月1日(水)頃から見頃の紅葉が楽しめそうだ。


上記の予想は今後の気温や天候により変わる場合があるので、おでかけの際は最新情報を確認しよう。なお、株式会社ウェザーニューズのウェブサイト・スマートフォンアプリ「ウェザーニュース」では、9月7日より全国の名所約900カ所の見頃予想日やスポット情報を公開中だ。紅葉狩りに出かける際はあわせてチェックしたい。

※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。

詳細情報

■出典
ウェザーニュースウェブサイト「紅葉見頃予想2023」(第1回 2023年9月7日配信)
https://weathernews.jp/s/koyo/news/

▼全国約1000カ所の紅葉情報を紹介する「紅葉特集」を見る


情報は2023年9月7日 17:15時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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