大照院の紅葉/山口県萩市
霊椿山大照院は臨済宗の寺院で、東光寺と並ぶ毛利家の菩提寺。墓所には、初代および2代から12代までの偶数代の藩主と奥方や一族の墓があり、墓前には家臣が寄進した603基の石灯籠が佇む。紅葉の時期には、整然と並ぶ苔むした石灯籠を覆うように広がる木々の葉が辺りに鮮やかな色を添え、秋ならではの趣きある風景を描いていく。例年、11月中旬からモミジやカエデが色付き始め、11月下旬にかけて見頃を迎える。
見どころ
本堂裏には国指定重要文化財の書院があり、辺りを取り囲む鮮やかなカエデも見応えがある。