懐古園の紅葉/長野県小諸市
長野県にある懐古園は元々は小諸城があった場所で、1926(大正15)年に造園の権威・本多静六氏の設計により、近代的な公園として整備された。400年を超える苔むした石垣の緑と、黄、橙、朱に染まる紅葉した園内のケヤキやモミジ、そしてカエデなどの樹々とのコントラストが見事。11月上旬に見頃を迎え、各所で燃えるような紅葉を見ることができる。特に、紅葉ヶ丘の紅葉も様々な色に染まり、大変美しい。
見どころ
園内各所に島崎藤村や若山牧水、高濱虚子といった歌人の歌碑が置かれている。紅葉を眺めながら書かれた歌を口ずさめば、より味わい深く観賞できる。また、園内には動物園や児童遊園地もあり、家族で一日満喫することができる。2023年10月21日(土)から11月19日(日)には、小諸城址懐古園紅葉まつりが開催。また、併せて2023年10月21日(土)~11月8日(水)には、菊の花の展示会「東信菊花展」が懐古園内の馬場にて開催。