混雑を避けて京都の紅葉名所を満喫!通常非公開の寺院も拝観できる「秋の特別拝観」全プランを紹介

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京都府

全国的に有名な紅葉名所が数多く存在し、そこかしこに美しい景色が広がる秋の京都。この時季の京都でしか味わえない風情、心に染み入る絶景を求め、旅に出てみてはいかがだろう。本記事で紹介するのは、「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの一環としてJR東海が主催する 「秋の特別拝観」 。その最大の魅力は、混雑を避けてゆったり紅葉を堪能できるということ。早朝や夜間など一般拝観の時間外に貸切で楽しめたり、先行入場できたりと、快適な紅葉鑑賞を叶えてくれるプランがそろっている。朝日に照らされた紅葉、幻想的なライトアップなど、日中とは異なる景色を目にできるのも特徴だ。

紅葉名所として有名な東福寺。見頃を迎えると色鮮やかな景色が広がる
紅葉名所として有名な東福寺。見頃を迎えると色鮮やかな景色が広がる


言わずと知れた有名寺院から穴場の名所まで、豊富なラインナップも特筆ポイント。2025年の「秋の特別拝観」は全17カ所で実施される。通常は非公開の寺院を満喫できるプラン、八瀬大原をめぐる乗車券がセットになったお得な特別プランなど、どれも魅力満載。また、料金はプランによって異なるが、最もリーズナブルなものは1200円(「EX旅先予約」での価格)とお手頃なのもうれしい。どのプランも事前に「EX旅先予約」または「EX旅パック」から予約が必要(EXサービスの会員でない場合は、新規会員登録または入会が必要。年会費無料)という点だけ、留意しておこう。それでは早速、「秋の特別拝観」のプランを一挙紹介!

東福寺随一の絶景スポット・通天橋から見下ろす紅葉は必見
東福寺随一の絶景スポット・通天橋から見下ろす紅葉は必見


「東福寺」早朝貸切拝観/夜間貸切特別拝観

朝日を浴びて輝く東福寺の紅葉
朝日を浴びて輝く東福寺の紅葉

東福寺の通天橋と紅葉が闇に浮かぶ、幻想的な夜間のライトアップ
東福寺の通天橋と紅葉が闇に浮かぶ、幻想的な夜間のライトアップ

紅葉狩りの名所として、絶大な人気を誇る東福寺。本堂と普門院、開山堂を結ぶ通天橋には、「通天紅葉」と呼ばれる、葉の先が3つに分かれて黄金色になるカエデ数十本が植樹されている。見どころは、通天橋から眺める鮮やかな渓谷美。早朝貸切拝観では、境内の中で最もモミジに彩られる通天橋・開山堂エリアを、一般拝観開始前に貸切で拝観。朝日に照らされて目覚めてゆく“紅葉の大海原”は、早朝ならではの絶景だ。夜間貸切特別拝観では、通天橋エリアがライトアップされるほか、本尊を祀る法堂も特別に公開される。

▼詳細データ
会場:東福寺
住所:京都府京都市東山区本町15-778

・東福寺 早朝貸切拝観
期間:2025年11月20日(木)~12月8日(月)
時間:7時30分~8時30分(最終受付8時)
料金:1800円 ※「EX旅先予約」での価格

・東福寺 夜間貸切特別拝観
期間:2025年11月19日(水)~12月7日(日)
時間:17時30分~19時30分(最終受付19時)
料金:2800円 ※「EX旅先予約」での価格

さらに東福寺では、御朱印を集めている人におすすめの「オリジナルデザインの御朱印授与」プランも登場。京都随一の紅葉名所・東福寺通天橋の風景がデザインされた御朱印をいただける。

▼詳細データ
・東福寺 オリジナルデザインの御朱印授与
期間:2025年10月1日(水)~12月27日(土)
料金:1800円 ※「EX旅先予約」での価格

「東福寺塔頭 光明院」夜間貸切特別拝観

苔と紅葉のコントラストが美しい、光明院の波心庭。幻想的なライトアップにうっとり
苔と紅葉のコントラストが美しい、光明院の波心庭。幻想的なライトアップにうっとり

東福寺の塔頭(たっちゅう:大寺院の境内に建てられた小さな寺院のこと)のひとつで、1391年(明徳2年)に金山明昶が開創した。見どころは、昭和の名作庭家・重森三玲によって手掛けられた“虹の苔寺”と称される庭園。苔の緑の上に紅葉の赤が降りかかり、美しいコントラストを織り成す。このプランでは、ライトアップされた庭園をゆっくり貸切で堪能できる。

▼詳細データ
「東福寺塔頭 光明院」夜間貸切特別拝観
会場:東福寺塔頭 光明院
住所:京都府京都市東山区本町15-809
期間:2025年11月28日(金)~11月30日(日)
時間:17時30分~19時30分(最終受付19時)
料金:1800円 ※「EX旅先予約」での価格

また、東福寺と同様、光明院でも「オリジナルデザインの御朱印授与」プランを用意。期間限定で特別公開される襖絵に描かれている達磨大師がデザインされた、オリジナルの御朱印をいただける。

▼詳細データ
・光明院 オリジナルデザインの御朱印授与
期間:2025年10月31日(金)〜11月30日(日)
料金:1500円 ※「EX旅先予約」での価格、拝観料を含む

なお、特別拝観以外にも、東福寺周辺を楽しめる観光プランやクーポンが用意されており、これらも要チェック。「重森三玲の名庭を巡る ~重森千靑氏と歩く東福寺の名園群~」は、重森三玲作庭の東福寺本坊庭園・龍吟庵庭園・光明院庭園を、孫の重森千靑さんとともに解説付きで巡るプラン。さらに今年は、東福寺の塔頭寺院を巡る「東福寺塔頭めぐりクーポン」が初登場。趣深い庭園や静謐な境内を、好みにあわせてゆったり拝観することができる。

▼詳細データ
・重森三玲の名庭を巡る ~重森千靑氏と歩く東福寺の名園群~
日程:2025年11月2日(日)、11月16日(日)、12月7日(日)
対象施設:東福寺、龍吟庵、光明院
料金:4500円 ※「EX旅先予約」での価格

・東福寺塔頭めぐりクーポン
期間:2025年10月1日(水)〜12月14日(日) ※寺院・店舗ごとに拝観及び利用可能日が異なる
対象施設:光明院、勝林寺、龍吟庵、即宗院、芬陀院、一華院、天得院、霊源院、ROOT2 COFFEE Tofukuji、茶房前田(東福寺・天得院境内)、BAIKAL Cafe(天得院境内)
料金:1200円 ※「EX旅先予約」での価格

「常寂光寺」紅葉貸切撮影会

赤や黄色に色づいた木々に囲まれて建つ、常寂光寺の仁王門
赤や黄色に色づいた木々に囲まれて建つ、常寂光寺の仁王門

『百人一首』で知られる小倉山の中腹にある日蓮宗の寺。もとは藤原定家の山荘「時雨亭」があったと伝えられている。紅葉で彩られた仁王門は、定家の和歌の世界を思わせる美しさ。カエデに覆われた石段をのぼり振り向くと、紅葉の嵯峨野を一望できる。また、高さ約12メートルの多宝塔近辺の紅葉も必見だ。このプランでは、数ある京都紅葉名所の中でも絵になるといわれている常寂光寺の紅葉を、貸切でゆったり鑑賞し、カメラに収める贅沢なひとときを楽しめる。

▼詳細データ
「常寂光寺」紅葉貸切撮影会
会場:常寂光寺
住所:京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
期間:2025年11月22日(土)~11月24日(振休)
時間:8時~9時(集合7時50分)
料金:3500円 ※「EX旅先予約」での価格

「青蓮院門跡」早朝貸切拝観

青蓮院門跡では、紅葉で彩られた美しい名庭を堪能できる
青蓮院門跡では、紅葉で彩られた美しい名庭を堪能できる

粟田御所とも呼ばれる天台宗の三門跡のひとつ。紅葉シーズン、特に見どころとなるのが、室町時代に相阿弥が作庭した池泉回遊式庭園。色彩豊かな庭園と紅葉の美しいコントラストを楽しめる。また、華頂殿の東面には、江戸時代の小堀遠州作と伝えられる「霧島の庭」があり、こちらも見逃せない紅葉スポット。早朝の静寂に包まれながら、紅葉で彩られた庭園を散策しよう。

▼詳細データ
「青蓮院門跡」早朝貸切拝観
会場:青蓮院門跡
住所:京都府京都市東山区粟田口三条坊町69-1
期間:2025年11月28日(金)~12月7日(日)
時間:8時~9時(最終受付8時30分)
料金:1200円 ※「EX旅先予約」での価格

「永観堂」早朝貸切拝観

“秋は紅葉の永観堂”とうたわれる永観堂。約3000本のモミジが拝観者を出迎える
“秋は紅葉の永観堂”とうたわれる永観堂。約3000本のモミジが拝観者を出迎える

“秋は紅葉の永観堂”と言われるほど、昔から紅葉で名高い永観堂。正式には禅林寺といい、853年(仁寿3年)に創建された。境内に植わるモミジは、約3000本にもおよぶ。開門前から行列必至の永観堂も、本プランなら混雑の心配は不要。一般拝観開始前に、錦の彩りが重なり合う庭へ先行入場し、ゆったり快適に紅葉狩りを満喫できる。

▼詳細データ
「永観堂」早朝貸切拝観
会場:永観堂
住所:京都府京都市左京区永観堂町48
期間:2025年11月21日(金)~12月7日(日)
時間:8時~9時(最終受付8時30分)
料金:1800円 ※「EX旅先予約」での価格

「白龍園」日本庭園の貸切観覧

京都の老舗アパレルメーカーが所有する白龍園。風情あるあずま屋と真っ赤な紅葉が美しい
京都の老舗アパレルメーカーが所有する白龍園。風情あるあずま屋と真っ赤な紅葉が美しい

白龍園は、京都市内に本社をおく老舗アパレルメーカーの青野が所有する日本庭園。見頃を迎えると、色づいた木々が庭園を赤く染め上げる。陽に透かした紅葉は、何ともいえない情緒豊かな色を織りあげ、美しい錦絵のような光彩が目の前に広がる。今回のプランでは、春と秋に期間限定で公開される日本庭園を貸切で観覧。広大な庭園をゆっくり散策し、苔と紅葉の鮮やかなコントラストを心ゆくまで堪能したい。

▼詳細データ
「白龍園」日本庭園の貸切観覧
会場:白龍園
住所:京都府京都市左京区鞍馬二ノ瀬町106
日程:2025年11月15日(土)・16日(日)、11月22日(土)、11月29日(土)・30日(日)
時間:14時~15時(最終受付14時45分)、15時~16時(最終受付15時45分) ※2部入れ替え制
料金:3500円 ※「EX旅先予約」での価格

「妙心寺大法院」貸切拝観

妙心寺の塔頭寺院である大法院。書院造りの本堂から眺める紅葉シーズンの庭園は、格別の美しさ
妙心寺の塔頭寺院である大法院。書院造りの本堂から眺める紅葉シーズンの庭園は、格別の美しさ

1662年(寛文2年)に真田幸村の兄で初代松代藩主・真田信之の菩提寺として創建された、妙心寺の塔頭寺院。普段は非公開だが、春の桜・新緑と秋の紅葉の時期だけ特別公開される。枯山水庭園の白砂と紅葉のコントラストは、息をのむ美しさ。自然と庭園が織り成す静かな風景が、訪れる人々を魅了している。このプランでは、紅葉の名所としても人気の同院を貸切で拝観。抹茶と菓子をいただきながら、庭園を鑑賞できる。

▼詳細データ
「妙心寺大法院」貸切拝観
会場:妙心寺大法院
住所:京都府京都市右京区花園大薮町20
期間:2025年12月1日(月)~12月7日(日)
時間:10時~16時(最終受付15時30分)
料金:1400円 ※「EX旅先予約」での価格

「仁和寺」夜間貸切特別拝観~雲海ライトアップと観音堂特別公開~

幻想的な写真が撮影できる、仁和寺の雲海ライトアップ
幻想的な写真が撮影できる、仁和寺の雲海ライトアップDaiki Inada@Tokyo Camera Club

宇多天皇が888年(仁和4年)に創建。古都京都の文化財として、世界遺産に登録されている。御室桜も有名だが、秋は境内を彩る紅葉も圧巻。金堂に向かう参道の両脇や五重塔の周りにもモミジが多く、真っ赤に染まった木々が堂宇を秋の装いに変える。また、御殿内の紅葉も必見だ。このプランでは、ライトアップされた紅葉や国宝の金堂が、人工雲海に浮かぶ幻想的な光景を堪能できる。さらに、通常は非公開の重要文化財・観音堂も拝観可能。本尊・千手観音菩薩立像や不動明王像、降三世明王(ごうざんぜみょうおう)像などの仏像を鑑賞できる。

▼詳細データ
「仁和寺」夜間貸切特別拝観~雲海ライトアップと観音堂特別公開~
会場:仁和寺
住所:京都府京都市右京区御室大内33
期間:2025年11月23日(日)
時間:18時30分~21時(最終受付20時30分)
料金:3300円 ※「EX旅先予約」での価格
※観音堂では30分に1回、僧侶による解説を行います(所要約15分)
※堂内が混み合う場合は、入場を規制することがあります

「智積院」夜間貸切特別拝観

赤と黄色の紅葉で彩られた、智積院の鐘楼堂(しょうろうどう) ※日中のイメージ
赤と黄色の紅葉で彩られた、智積院の鐘楼堂(しょうろうどう) ※日中のイメージ

真言宗智山派の総本山。もとは1592年(文禄元年)に豊臣秀吉が愛児鶴松のために創建した祥雲寺があったところで、1601年(慶長6年)に玄宥僧正が徳川家康から寺地をもらい受けて建立した。庭園は、狭い敷地を広く見せる遠近法を取り入れた池泉回遊式の名庭。例年、11月中旬から下旬になると境内が紅葉で赤く染まり、参拝者を出迎える。

▼詳細データ
「智積院」夜間貸切特別拝観
会場:智積院
住所:京都府京都市東山区東大路通七条下ル東瓦町964
期間:2025年11月28日(金)~12月7日(日)
時間:17時30分~20時(最終受付19時30分)
料金:1500円 ※「EX旅先予約」での価格

「宝厳院」夜間特別拝観先行入場

宝厳院の書院から臨む庭園ライトアップ。リフレクションする紅葉が見事
宝厳院の書院から臨む庭園ライトアップ。リフレクションする紅葉が見事

臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院のひとつ。通常は非公開だが、春と秋に特別公開される。夢窓国師の法孫、策彦禅師の作といわれる「獅子吼(ししく)の庭」は、嵐山を借景とした回遊式庭園。初夏の新緑と秋の紅葉の名所として知られ、江戸時代の名所名園案内記「都林泉名勝図会」でも紹介されている。今回のプランでは、一般の夜間拝観開始前に、モミジに染まる「獅子吼の庭」に先行入場。書院から臨む紅葉リフレクションや、モミジと苔で彩られた庭園の散策を楽しめる。

▼詳細データ
「宝厳院」夜間特別拝観先行入場
会場:宝厳院
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36
期間:2025年11月14日(金)~12月7日(日)
時間:17時~17時30分(最終受付17時20分)
※書院・本堂は17時30分閉門、庭園は20時30分まで滞在可
料金:3000円 ※「EX旅先予約」での価格

「東寺」夜間特別拝観先行入場

東寺の五重塔と紅葉がコラボレーション。幻想的なライトアップに酔いしれよう
東寺の五重塔と紅葉がコラボレーション。幻想的なライトアップに酔いしれよう

国宝の五重塔が全国的に有名。境内には200本ほどのカエデが植えられており、ボリュームたっぷりの紅葉と五重塔のコラボレーションが見事な絶景を生み出す。今回のプランでは、一般の夜間拝観開始前に、ライトアップされた境内に先行入場できる。まだ空に青みが残る時間帯で、写真映えも狙える貴重な機会。数々の仏像を祀る、講堂・金堂も拝観可能だ。また、まるで鏡のように紅葉を映す瓢箪池は池の周りを散策できるので、さまざまな角度から水面を眺めるのもいいだろう。

▼詳細データ
「東寺」夜間特別拝観先行入場
会場:東寺
住所:京都府京都市南区九条町1
期間:2025年11月7日(金)~12月14日(日) ※11月21日(金)を除く
時間:17時10分~17時50分(最終受付17時40分)
料金:1800円 ※「EX旅先予約」での価格
※17時40分までに入場した場合に限り、「東寺 紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観」(18時~21時30分)も滞在可能

「建仁寺」夜間貸切特別拝観

京都最古の禅寺として名高い建仁寺。紅葉で彩られた庭園を、ほの灯りのライトアップで楽しめる
京都最古の禅寺として名高い建仁寺。紅葉で彩られた庭園を、ほの灯りのライトアップで楽しめる

鎌倉時代の1202年(建仁2年)の開創で、京都最古の禅寺。街中からのアクセスのよさも魅力だ。本坊の中庭「潮音庭」では、三尊石を包み込むようにカエデが彩りを添え、四方から眺めることができる。紅葉と苔のコントラストが見どころだ。今回のプランでは、砂紋が美しい枯山水「大雄苑」などが、通常は見ることのできない夜間に特別に拝観可能。法堂では、畳108畳分にも及ぶ大迫力の天井画「双龍図」を見ることもできる。

▼詳細データ
「建仁寺」夜間貸切特別拝観
会場:建仁寺
住所:京都府京都市東山区大和大路四条下る小松町584
期間:2025年11月29日(土)~12月13日(土)
時間:17時30分~19時30分(最終受付19時)
料金:2000円 ※「EX旅先予約」での価格

「平等院」夜間貸切特別拝観

池の水面に映る鳳凰堂と紅葉の絶景が見事な平等院
池の水面に映る鳳凰堂と紅葉の絶景が見事な平等院(C)平等院

創建から約1000年を数え、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている平等院。藤原氏ゆかりの古寺として知られ、鳳凰堂は10円硬貨のデザインにも使用されている。紅葉が見頃を迎えると、この世の極楽浄土を表したという境内に、色づいたモミジが一層の華やかさをプラス。池の水面にリフレクションする鳳凰堂と紅葉が、最大の見どころだ。また、ミュージアム鳳翔館も夜間開館。寺に伝わる数々の文化財を鑑賞できる。

▼詳細データ
「平等院」夜間貸切特別拝観
会場:平等院
住所:京都府宇治市宇治蓮華116
日程:2025年11月21日(金)、11月28日(金)、12月5日(金)
時間:18時~20時(最終受付19時30分)
料金:1800円 ※「EX旅先予約」での価格
※鳳凰堂内部は拝観不可

「興聖寺」夕刻の貸切拝観

鮮やかな紅葉で飾られた、興聖寺の山門と琴坂
鮮やかな紅葉で飾られた、興聖寺の山門と琴坂

佛徳山(大吉山)を背にして建つ曹洞宗の初開道場で、正式名称は「観音導利興聖宝林禅寺」。道元禅師によって深草に建てられたが、1648年(慶安元年)にこの地に再興された。興聖寺石門から山門に至る200メートルほどの参道は、琴坂の名にふさわしい緩やかな坂道。両側にモミジの木が繁り、紅葉の季節の美しさは格別だ。11月下旬にはまるでモミジのトンネルのようになる。今回は1日限定で夕刻の貸切拝観を開催。「平等院 夜間貸切特別拝観」とのセットプラン(3000円)も用意されている。

▼詳細データ
「興聖寺」夕刻の貸切拝観
会場:興聖寺
住所:京都府宇治市宇治山田27-1
日程:2025年11月28日(金)
時間:16時30分~18時30分(16時20分集合)
料金:1800円 ※「EX旅先予約」での価格

「瑠璃光院」夜間特別拝観

美しい紅葉リフレクションが見られるスポットとして人気を博す、瑠璃光院
美しい紅葉リフレクションが見られるスポットとして人気を博す、瑠璃光院

いまや京都の中でも屈指の人気を誇る、瑠璃光院。通常は非公開だが、春夏秋の期間限定で公開される。数寄屋造りの書院前には、佐野藤右衛門一門の作庭と伝わる「瑠璃の庭」があり、“瑠璃色に輝く”と表現されるほど苔の絨毯が美しい。秋になると、庭園の紅葉が書院の机や床に映り込むリフレクションが絶景。夜間にライトアップされた光景を目にできるのは、このプランの参加者のみだ。暗がりの部屋の外に、照明で浮かび上がるモミジが際立ち、より幻想的なリフレクションを鑑賞できる。また、1日1回プロの演奏家による生演奏も実施。叡山電車の1日乗車券と、叡山ケーブル・ロープウェイの往復乗車券(かわらけ付き)が付く。

秋は紅葉鑑賞を楽しめる叡山ケーブル・ロープウェイ
秋は紅葉鑑賞を楽しめる叡山ケーブル・ロープウェイ


▼詳細データ
「瑠璃光院」夜間特別拝観
会場:瑠璃光院
住所:京都府京都市左京区上高野東山55
期間:2025年11月8日(土)・9(日)、11月14日(金)~30日(日)
時間:18時15分~20時(最終受付19時30分)
料金:7000円 ※「EX旅先予約」での価格
※瑠璃光院夜間特別拝観券+叡山電車1日乗車券+叡山ケーブル・ロープウェイ往復乗車券(かわらけ付き)のセット
※京都洛北八瀬地区活性化に向けた取り組みの一環で、京福電気鉄道株式会社・叡山電鉄株式会社・京阪ホールディングス株式会社・東海旅客鉄道株式会社が主催

「嵐山 祐斎亭」夜間貸切特別見学

築約150年の嵐山 祐斎亭。丸窓から臨む紅葉ライトアップは必見
築約150年の嵐山 祐斎亭。丸窓から臨む紅葉ライトアップは必見

紅葉リフレクションの名所として人気を博す、染色作家・奥田祐斎さんの染色アートギャラリー。築約150年の風情ある建物で、料理旅館「千鳥」に始まり、文豪・川端康成が『山の音』を執筆した場所とも伝わる。川に面した部屋からは四季折々の嵐山の自然が楽しめ、机や水面に映り込むリフレクションは格別の美しさ。夜間に一般開放されることは少なく、ライトアップを見学できるのは貴重な機会だ。染色アーティストの工房とあって、美意識あふれる空間創りや設えにも注目したい。

▼詳細データ
「嵐山 祐斎亭」夜間貸切特別見学
会場:嵐山 祐斎亭
住所:京都府京都市右京区嵯峨亀ノ尾町6
期間:2025年11月21日(金)~12月7日(日)
時間:18時~19時30分(最終受付19時)
料金:3500円 ※「EX旅先予約」での価格
※写真撮影の際は、特定の場所に長時間滞在することなく、譲り合ってお楽しみください
※渡月橋から祐斎亭までの道中が暗くなるため、懐中電灯などライトがあると便利

「醍醐寺三宝院・伽藍」三宝院貸切特別拝観と伽藍エリアのライトアップ拝観

豊臣秀吉が自ら基本設計をした、醍醐寺三宝院の庭園。夜のライトアップでは色鮮やかな木々が闇に映える
豊臣秀吉が自ら基本設計をした、醍醐寺三宝院の庭園。夜のライトアップでは色鮮やかな木々が闇に映える

真言宗醍醐派の総本山で、醍醐山全体を寺域とする醍醐寺。三宝院の国宝・表書院は、寝殿造の様式を取り入れた桃山建築となっている。その前に広がる三宝院庭園は、豊臣秀吉が“醍醐の紅葉狩り”のために自ら作庭に関わったと言われ、国の特別名勝・特別史跡に指定されている。今回のプランでは、三宝院を貸切でゆったり拝観。紅葉で彩られた珠玉の名庭のライトアップを拝することができるのは、非常に貴重な機会だ。三宝院を拝観後は、国宝の五重塔・金堂が建つ伽藍エリアも拝観できる。

▼詳細データ
「醍醐寺三宝院・伽藍」三宝院貸切特別拝観と伽藍エリアのライトアップ拝観
会場:醍醐寺三宝院・伽藍
住所:京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
日程:11月23日(日)、11月29日(土)、12月6日(土)
時間:17時15分~18時30分(最終受付18時)
※伽藍エリアの拝観可能時間は17時45分~20時50分
料金:2100円 ※「EX旅先予約」での価格
※伽藍エリアは貸切ではありません

「秋の特別拝観」は年会費無料の「スマートEX」で簡単予約がおすすめ!

冒頭でも触れた通り、「秋の特別拝観」はいずれも事前予約が必須。申込締切日はプランによって異なるので、詳しくは「そうだ 京都、行こう。」特設サイトで確認を。

なお、申し込みは「EXサービス」の旅行商品である「EX旅先予約」または「EX旅パック」から。「EXサービス」とは、東海道・山陽・九州新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービスで、年会費無料の「スマートEX」に登録のうえで自分の交通系ICカードを紐付けると、改札機にタッチするだけでスピーディーに乗車できる。また、「スマートEX」は新幹線予約だけでなく、今回紹介した「秋の特別拝観プラン」や「EX旅先予約」でのホテル予約などもできる便利なサービスなので、これを機に会員登録してみてはいかがだろう。

混雑を回避できるだけでなく、普段はなかなかお目にかかれない特別な紅葉に出合える「秋の特別拝観」。快適に紅葉を鑑賞できる同プランならではの満足感と感動を、ぜひ味わってほしい。どのプランも実施日ごとに定員があるので、気になる人はお早めに!



【ウォーカープラス/PR】

※写真はイメージです。
※紹介している紅葉が、現地で必ず見られるわけではありません。
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
※申込締切日前であっても受付状況によって満員や催行中止となる場合があります。
※開催時期、イベント内容は予告なく変更となる可能性があります。

タグ:
#紅葉#紅葉狩り#京都#JR東海#新幹線#旅#寺院#旅行#貸し切り#混雑回避#おでかけ#イベント#紅葉特集
情報は2025年10月1日 11:01時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

京都府の紅葉トピックス

京都府の紅葉Q&A

2025年の京都府の紅葉見頃時期はいつ?

京都府の紅葉見頃時期は例年11月中旬~12月上旬頃

京都府の人気の紅葉スポットはどこ?

アクセス数の多い京都府の人気紅葉スポットは、1位「瑠璃光院の紅葉」、2位「嵯峨野トロッコ列車の紅葉」、3位「永観堂 禅林寺の紅葉」(2025年10月1日更新)

「京都府の紅葉名所人気ランキング」はこちら。

京都府でおすすめのライトアップのある紅葉スポットはどこ?

京都府でおすすめのライトアップのある紅葉スポットは、「嵯峨野トロッコ列車の紅葉」、「永観堂 禅林寺の紅葉」、「もみじのトンネルの紅葉」

「京都府でライトアップのある紅葉スポットおすすめ10選」

京都府で紅葉祭りが楽しめるおすすめスポットはどこ?

京都府で紅葉祭りが楽しめるおすすめスポットは、「嵐山の紅葉」、「北野天満宮「史跡 御土居のもみじ苑」の紅葉」、「大原(三千院)の紅葉」

「京都府で紅葉祭りが楽しめる紅葉スポットおすすめ10選」

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