長門峡の紅葉/山口県山口市
日本海に注ぐ阿武川の中流約11キロメートルと支流を含む山峡一帯が、山口県の長門峡。石英斑岩が浸食されてできた深谷で、屏風のような絶壁が両岸に迫り、深い木々に抱かれた本流の川岸に沿って探勝道(約5.5キロメートル)が続く。馬の瀬や舟入などの地点では、流れが甌穴を作り、滝を形成するか、あるいは青く淀んだ深い淵を作っている。さらに本流をたどると、第2断魚瀑などを経て龍宮淵へと至る。2024年11月3日(祝)には長門峡もみじ祭を開催。
見どころ
片道5.5キロメートルの探勝道は渓流の美しさだけでなく、真っ赤に染まった紅葉が景観を彩る。また、国道9号沿いに2019年9月14日にリニューアルグランドオープンした道の駅「長門峡」があり、地域の特産品販売や地域情報の案内も行っている。