帝釈峡(雄橋・断魚渓)の紅葉/広島県庄原市
中国山地のまっただ中、広島県庄原市、神石高原町にまたがり18キロメートルの長さとなる帝釈川流域とその中央、神龍湖からなる。石灰岩カルスト地形で有名な帝釈峡は、春の桜、ツツジ、フジ、夏の青葉、秋の紅葉、冬の雪景色と四季を通じて美しい自然景観に恵まれ、自然科学上からも注目されている。雄橋は国の天然記念物で、溪水の浸食作用によってできた長さ90メートル、幅18メートル、高さ40メートルの日本一の天然橋。断魚渓は約3億年前に形成されたといわれる渓谷。
見どころ
湖上の遊覧船から眺める紅葉は特に美しい。雄橋周辺には長い年月をかけ自然の力によってできた形様々な奇岩が点在。紅葉と共に楽しめる。また、白雲洞(鍾乳洞)やまほろばの里なども、見どころだ。例年、10月下旬頃からモミジやカエデなどが色付き始め、10月下旬から11月上旬頃にかけてが紅葉の見頃となる。また、2024年10月6日(日)~10月14日(月)18時30分~21時の期間、神龍湖&トレイルセンターしんりゅう湖で「帝釈峡Light Up!」が実施される。11月4日(振休)の10時~15時には帝釈自治振興センターにて、もみじまつりが開催。