京都の紅葉と楽しめる!日本三景・天橋立&海辺のリゾート「メルキュール京都宮津リゾート&スパ」をレポート
京都府
2025年は11月中旬から12月上旬に紅葉の見頃を迎えると言われている京都・宮津。そんな同所に、“紅葉×日本三景「天橋立」”の絶景を楽しめるリゾートホテル「メルキュール京都宮津リゾート&スパ」がある。今回は、同ホテルに宿泊しながら、アクティビティ充実のリゾート体験も満喫してきた。
京都のおすすめ紅葉エリア&おすすめホテルを紹介!
景観がよく、コントラストの美しい紅葉が見られるとあって、京都は、国内でも特に人気の紅葉観光地。今年は酷暑の影響もあり、近畿地方では紅葉の色づきにやや遅れが見られているが、ここでは、今注目したいスポット、さらに宮津湾を望む高台から「天橋立」と紅葉の絶景コラボレーションを楽しめるホテル「メルキュール京都宮津リゾート&スパ」を紹介したい。
日本海に面する丹後半島、美しい海岸風景が続く京丹後、情緒漂う伊根の舟屋の里など、多彩な表情を持つ“海の京都(京都府の北部)”を訪れる際に利用したいのが「メルキュール京都宮津リゾート&スパ」。客室やレストラン、ラウンジからも、京の奥座敷や四季の移ろいを感じることができ、施設内でも存分に旅行気分を味わうことができる。
そんな同ホテルは、オールインクルーシブで夕朝食のブッフェ、アルコール、ラウンジでのドリンク&スナック、そしてサウナ完備の温泉などを堪能できるのがポイントだ。「ローカルディスカバリー~地域の体験~」として、“丹後ちりめん発祥の地”ならではとなっている、シルク100%のミサンガ作りも無料で体験できるのがうれしい(※宿泊者限定)。
ちなみに夕朝食のブッフェでは、京都宮津の地元の食材を使った美味な料理を味わえる。なかでも記者が注目したのは、甘辛く煮付けたサバを細かくほぐした“サバのおぼろ”を散らすハレの日の料理「丹後ばらずし」や、魚のアラが入った深みのある味わいの「漁師汁」。冬の丹後地方といえばカニを食べたくなるが、1室につき1杯のボイルガニが提供される季節限定プランも用意されているので、リッチに楽しむのもよいのではないだろうか。
レストランは広々としていてソファ席もあり、居心地のよさは抜群。お部屋はもちろん、レストランの窓からもダイナミックなパノラマを眺めて、リラックスして過ごしてほしい。
「メルキュール京都宮津リゾート&スパ」
住所:京都府宮津市字田井小字岩本58番地
電話:03-6627-4666(予約センター)
料金:1泊オールインクルーシブ 料金2万円~(2名1室利用時の1名料金、税・サ込み)
■メルキュールについて
ローマ神話の旅の神マーキュリーからインスピレーションを得たメルキュール ホテルは、1973年の創業以来、単に快適な眠りを提供する場としてではなく、その地域に根ざした質の高いサービスを大切にしている。メルキュールは、リオ、パリ、バンコク、そのほか世界各地で「ディスカバー・ローカル」のプログラムを通じて、ユーザーにその土地ならではのもの・ことに親しんでもらうことを目指している。インテリアデザイン、食べ物、飲み物などでも、その土地ならではのものに触れるおもてなしを用意している。
宮津モデルコースを巡ってアクティビティを満喫しよう!
のんびり過ごすホテルでのおこもりステイもおすすめだが、今回は、アクティビティも満喫することに。まずは、ホテルの無料送迎バスで宮津駅へ行き(約12分)、そこから電車ですぐの天橋立駅へ(6分)。天橋立の対岸へ移動し、急斜面をコトコト走るケーブルカー(約4分)に乗って、海抜約130メートルに位置する展望台「天橋立傘松公園」を楽しみ尽くしてきた。
眼下に天橋立を見下ろすこの絶景ポイントでは、“天橋立を最も美しく観賞する方法”として知られる、名物「股のぞき」を体験!股のぞきをすると、景色が逆さまになり、天橋立がまるで“天に架かる浮橋”のように見えるのだ。ちなみに、逆さまになった天橋立は“右肩上がりの昇り龍”のようにも見えることから、とても縁起がいい景観“昇龍観”とも呼ばれ、この観賞方法は古くから親しまれているのだという。
ほかにも同公園には、設置されている「知恵の輪」の中に円盤状のかわらを通す「かわらけ投げ(かわら投げ)」なるコンテンツも。なかなかの難しさで、記者は3枚のかわら(200円)のうち、1つも通すことができなかったが、開運を願い、皆夢中になってかわらを投げていた。
園内には、食事や買い物ができる絶景の展望レストラン「Ama Terrace(アマテラス)」などもあり、大満足間違いなし!最近、提供が始まったばかりだという「豪快!海鮮2倍盛り おまかせ海鮮丼」(4500円)は、ボリューミーなうえに本当においしいので、「丹後で海鮮が食べたいな」という人はぜひ食べてみてほしい。
お次は、天橋立観光船に乗り(一の宮桟橋から天橋立桟橋まで片道800円)、カモメと一緒にクルージング!カモメのエサやりが人気だということで挑戦したのだが、一羽一羽が思っていたより大きくて最初はビックリ。それでも慣れてくると、カモメたちと目を合わせながら、「はい、どうぞ!」「はい、パクリ!」と阿吽の呼吸でタイミングを合わせられるようになり、おもしろくてたまらない体験となった。
そうこうしていると、約12分で天橋立桟橋に到着。観光船には片道だけ乗り、かわいいカモメちゃんたちに後ろ髪を引かれながら、今度はレンタサイクル(2時間以内500円。以降1時間毎に300円)に乗って対岸の桟橋までサイクリングすることにした。所要時間は約20分。自然に作られた、全長3.6キロメートルの砂嘴(さし。沿岸流により運ばれた漂砂が堆積して形成された地形)や、約8000本の松並木が楽しめる散策は、マイナスイオンをたっぷり浴びることもでき、休日をのんびり過ごすのにぴったりだと思えた。
今回のリゾート体験ではこのほか、少し足を延ばして、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている伊根湾の舟屋群を見学したり(丹後海陸交通路線バスで天橋立駅から約60分)、丹後由良(宮津駅から電車で約10分)でも散策したり。丹後由良では、江戸時代から続く歴史ある「ハクレイ酒造」で見学&試飲もさせてもらい(要予約)、土産に特別感のあるお酒を入手することができた。
観光客で大混雑する秋の京都だが、今回のように、中心部から少し離れて“海の京都”と称される北部地域で分散観光するのもおすすめ。“古都”とはまた違った、日本の原風景を楽しんでみてはいかがだろうか。
取材・文=平井あゆみ
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。
詳細情報
■メルキュール京都宮津リゾート&スパ公式サイト:https://mercure-kyotomiyazu-resortandspa.jp/
※時期、仕入れ状況により食材の産地や内容が変更になる場合あり
京都府の紅葉トピックス
京都府の紅葉Q&A
- 2025年の京都府の紅葉見頃時期はいつ?
京都府の紅葉見頃時期は例年11月中旬~12月上旬頃
- 京都府の人気の紅葉スポットはどこ?
アクセス数の多い京都府の人気紅葉スポットは、1位「永観堂 禅林寺の紅葉」、2位「瑠璃光院の紅葉」、3位「嵯峨野トロッコ列車の紅葉」(2025年12月1日更新)
- 京都府でおすすめのライトアップのある紅葉スポットはどこ?
京都府でおすすめのライトアップのある紅葉スポットは、「永観堂 禅林寺の紅葉」、「嵯峨野トロッコ列車の紅葉」、「大本山 東福寺の紅葉」。
- 京都府で紅葉祭りが楽しめるおすすめスポットはどこ?
京都府で紅葉祭りが楽しめるおすすめスポットは、「北野天満宮「史跡 御土居のもみじ苑」の紅葉」、「嵐山の紅葉」、「光明寺の紅葉」。
- 京都府の紅葉を見に行くとき、どんな服装や交通手段がおすすめ?
紅葉シーズンの京都府は昼夜で寒暖差があるため、重ね着できる服装がおすすめです。ストールやマフラーがあると安心です。紅葉スポットは坂道や砂利道を歩くことも多いので、スニーカーなど歩きやすい靴を選びましょう。見頃時期は道路が混み合うため、電車+徒歩で移動するとスムーズです。
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