観瀾亭(松島)の紅葉/宮城県宮城郡松島町
宮城県にある観瀾亭は、伊達政宗が豊臣秀吉から拝領した伏見桃山城の一棟で、江戸の藩邸に移築したものを二代藩主忠宗が一木一石変えず松島に移したと伝えられる。江戸時代の終わりまでこの敷地内には藩主などに随行する侍の部屋、台所、馬屋など11棟あまりの建物が存在しており、観瀾亭はその中の一部分が現存しているもので国内でも貴重な建物である。秋の紅葉のスポットとしても知られ、例年10月中旬頃からイロハモミジなどが色付き始め、紅葉狩りを楽しむこともできる。
見どころ
例年の見頃の10月下旬から11月上旬頃になると、重厚な屋敷と赤く染まったモミジの紅葉のコントラストが絶妙。観瀾亭では抹茶等も提供しており、ゆったりと過ごすことができる。