金沢で紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ6選

金沢

鮮やかに色づく紅葉シーズン到来。数ある紅葉名所の中でも庭園やお寺、神社は美しい日本の景色が堪能できるスポット。そんな紅葉がきれいな庭園・寺社の中から「ウォーカープラス・紅葉特集」でアクセス数の多い人気のおすすめ6スポットをご紹介。2024年の紅葉スポット探しの参考にしてみて。(集計期間:2024年11月22日~2024年12月5日)

※情報は順次更新中です。また、イベントが中止になっていたり、開催時間や施設の営業時間等が変更されている場合があります。ご利用の際は事前にご確認のうえ、おでかけください。

特別名勝兼六園の紅葉/石川県金沢市

特別名勝兼六園の紅葉
徽軫灯籠付近は水面に紅葉の色が水面に映り、趣きある風景になる画像提供:石川県金沢城・兼六園管理事務所

石川県金沢市にある兼六園は、国指定特別名勝で日本三名園の一つ。江戸時代の代表的な林泉回遊式庭園で、春は桜、夏は木々の緑、秋は紅葉、冬は雪吊りと四季折々の風景が楽しめる。紅葉はモミジ類約340本、桜約400本、ケヤキ約50本、その他、ニシキギ、ドウダンツツジ等がある。赤や黄色に色づいた紅葉により、園内は趣深い雰囲気に包まれる。例年、11月上旬から11月下旬頃が、紅葉の見頃となる。

見どころ

兼六園のライトアップを実施。紅葉と冬の風物詩「雪吊り」の共演を堪能できる。「金沢城・兼六園ライトアップ秋の段」を開催(問合せ先:石川の四季観光キャンペーン実行委員会(石川県観光企画課内)076-225-1542)。入園料は無料(ただし、通常時間内は有料)。※変更の可能性があります。詳細は公式サイト等でご確認ください。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 カエデ、サクラ、ケヤキ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

特別名勝兼六園の紅葉の色づき状況

今見頃

紅葉色づき情報提供元:JRシステム

東香山 大乘寺の紅葉/石川県金沢市

東香山 大乘寺の紅葉
緑から黄、赤に葉の色が移り変わっていくさまも美しい画像提供:東香山 大乘寺

1289年、福井県の曹洞宗大本山永平寺の第三代住職だった徹通義介禅師が開山。江戸時代に、加賀藩老本多家の庇護のもと現在地に移り、禅の修行道場として育まれてきた詫び寂びが、伽藍の佇まいに表れている。また七堂伽藍の内、仏殿は国の重文指定、その他の建物は、県・市の指定有形文化財となっている。

見どころ

江戸時代初期に建立され、県指定文化財にもなっている朱塗りの山門は、秋になると、色づいたモミジに囲まれ、参拝者に美しい錦絵を見せてくれる。同じく江戸時代に建立された総門は、その木部の色から、黒門とも呼ばれるが、こちらも11月に入ると、周辺にあるドウダンツツジなどが紅葉し、鮮やかな色のコントラストで人々を魅了する。

例年の色付き始め 11月上旬
例年の紅葉見頃 11月上旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、ドウダンツツジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

玉泉院丸庭園の紅葉/石川県金沢市

玉泉院丸庭園の紅葉
秋の錦絵とでも言うべき景色画像提供:石川県金沢城・兼六園管理事務所

石川県金沢市にある玉泉院丸庭園は、加賀藩三代藩主である前田利常が作庭した後、歴代の藩主が愛でてきたが、明治期の廃藩時にいったん廃絶。2013年より各種資料にもとづいた整備が始まり、2015年にかつての庭園の姿が再現された。秋になると、高低差のある池泉回遊式庭園のあちこちで、木々が紅葉し、鮮やかに色付く。また、休憩所である玉泉庵からは、庭園の全景が眺められる。

見どころ

庭園の地形は、発掘調査や古絵図等をもとに、紅葉橋から南側の半島や、池、島などの地割りを再現している。大小3つの中島は、見る場所により、遠近感や親水性が変化し、見どころのひとつとなっている。また、10月・11月の金曜・土曜および指定日の日没から21時までライトアップを開催。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 イロハモミジ、ヤマモミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

西田家庭園 玉泉園の紅葉/石川県金沢市

西田家庭園 玉泉園の紅葉
加賀百万石の名園で いにしえに想いを馳せる画像提供:西田家庭園 玉泉園

金沢市の兼六園のすぐ近くに位置する庭園で、その歴史は400年ほど前にさかのぼる。江戸時代初期に加賀藩の上級武士だった脇田家の初代が造り始め、四代にわたりで約100年を費やして完成させたもの。総面積は約2370平方メートル(約720坪)あり、日本国内でも6例しか確認されていない幻の様式、上下2段式の池泉回遊式庭園を用いているため起伏に富んだ景観美が特徴だ。鑑賞することに重きを置いた庭園なので、座敷に座って全景を眺めた時、最も美しく見えるように池や石、滝などが配されている。紅葉する木々の種類の多さが特徴。園内には樹齢400年超といわれる朝鮮五葉松(チョウセンゴヨウマツ)や凌霄花(ノウゼンカズラ)、(カエデ)、檜葉(ヒバ)などが名園の変遷を物語っている。

見どころ

玉泉園の名は加賀藩2代藩主前田利長の正室玉泉院に由来している。兼六園の樹木を借景にし、池泉の水源を兼六園の徽軫灯籠付近の曲水から引いていることも加賀藩と脇田家の親交の深さを物語っている。園内には金沢最古の茶室「灑雪亭(さいせつてい)」があり、茶道体験を楽しむことができる(大人1名3000円(入園料含む)、3日前までに要予約)。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり。水曜定休(祝日の場合は翌平日) ※臨時休業の場合あり
紅葉する木の種類 ドウダンツツジ、カエデ、ニシキギ、ほか

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

美術の小径・緑の小径の紅葉/石川県金沢市

美術の小径・緑の小径の紅葉
自然あふれる小径は、秋になるとあでやかに色付く画像提供:金沢市

石川県立美術館と中村記念美術館を結ぶ石段の「美術の小径」。兼六園から流れる辰巳用水が平行して走っており、また道の傾斜が急であることから、流れ落ちる水の音を耳にしながら散策できる。一方「緑の小径」は、その名のとおり豊かな緑に囲まれ、中村記念美術館と鈴木大拙館を結ぶ。隣接する本多公園内の国の登録有形文化財「旧本多家長屋門」を眺めたり、同じく隣接する松風閣庭園で武家庭園の雰囲気を感じたりすることができる。自然あふれる小径は、秋になるとあでやかに色付き、散策者の目をいっそう楽しませてくれる。

見どころ

金沢市の中でも美術館や記念館が集まるエリアにあるため、複数の施設を続けて訪れる際は、この散策路を利用するのがおすすめ。市街地にありながら、自然あふれる環境が広がっており、街の喧噪をしばし忘れて時間を過ごすことができる。

例年の色付き始め 11月中旬
例年の紅葉見頃 11月中旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 モミジ、イチョウ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

辻家庭園の紅葉/石川県金沢市

辻家庭園の紅葉
英国の影響が伺える近代日本庭園画像提供:辻家庭園

石川県金沢市内にある日本庭園。加賀藩家老の血筋である横山隆興が、兄で男爵の横山隆平の出資のもと、別荘兼迎賓館の庭園として明治後期から大正初期にかけて造り上げた。現在の紙幣価値で約40億円の巨費を投じ、京都の著名な庭園師7代目小川治兵衛に設計を依頼。当初は季節ごとの鑑賞エリアが用意されていたそうで、今も残る秋の庭園の中心部からは、当時の壮麗さがうかがえる。秋になるとモミジやケヤキが美しく色づき、落ち着いた雰囲気で紅葉が楽しめる。

見どころ

京都や愛知、石川県内から集められた大中小さまざまな庭石が置かれている。中には「伊予の青石」や「紅賀茂」など、希少な石も見られる。

例年の色付き始め 10月下旬
例年の紅葉見頃 10月下旬11月下旬期間は例年の見頃。気象条件により前後する場合あり
紅葉する木の種類 ケヤキ、モミジ

現在の色づき状況や紅葉イベントの開催情報は、事前に問い合わせ先までお尋ねのうえおでかけください。

※掲載内容は取材時点の情報です。開催情報は状況により変更になる可能性があります。

【エリア別】紅葉が楽しめる庭園、寺・神社おすすめ
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表記に関する説明

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