布引観音 釈尊寺の紅葉/長野県小諸市
長野県小諸市にあり、千曲川のほとりから山道の参道を20分ほどのぼると見えてくるのが布引観音。奈良時代に創建されたと伝えられており、「牛に引かれて善光寺参り」伝説の発祥でもある歴史ある寺院だ。秋の紅葉の時期も美しく、京都の清水寺を思わせる朱色の懸崖造の観音堂と紅葉との調和が美しい。観音堂の中にある「宮殿」は鎌倉前期に建造され、国の重要文化財に指定されている他、近くにある「白山社社殿」も長野県の県宝に指定されており、併せて見ておきたい。
見どころ
高所の断崖に建つ観音堂の舞台から眺める風景も絶景で、見どころとなっている。山々を彩る紅葉を一望できる。例年、10月中旬頃からケヤキやモミジ、イチョウなどが色付き始め、11月上旬から11月中旬頃にかけて紅葉が見頃を迎える。