下城の大イチョウの紅葉/熊本県阿蘇郡小国町
樹齢1000年以上と言われる熊本県下最大の大イチョウで、国の天然記念物に指定されている。高さ25メートル、根本周り21メートル、枝張りは40メートルという大きさで、秋の紅葉シーズンになると、枝いっぱいに付いた葉が黄金色に染まり、見事な黄葉を見ることができる。「ちちこぶさん」とも呼ばれ、母乳の少ない女性がこの銀杏の樹皮を煎じて飲むと母乳の出が良くなると言い伝えがあり、歴史と文化を感じられる。
見どころ
例年、10月中旬から11月上旬頃にかけての紅葉の時期にはライトアップが行われる(2024年は未定)。昼間とはまた異なる趣の、幻想的に光輝く秋の葉を楽しめる。また、樹下からの、黄一色の景色は大迫力の眺めだ。