抱返り渓谷の紅葉/秋田県仙北市
抱返り渓谷は「東北の耶馬渓」とも称される名勝地で、原生林の中の渓流と断崖絶壁が勇壮な渓谷美を見せる。特に、1926年(大正15年)に完成した渓谷に架かる神の岩橋からの眺望や、回顧(みかえり)の滝付近の紅葉は、まさに訪れる価値のある絶景だ。紅葉は10月下旬から始まり、カエデやモミジなどが鮮やかに色付き、11月上旬が最も見頃となる。さらに、2024年10月10日(木)から11月10日(日)までの期間には、「抱返り渓谷紅葉祭」が開催される。交通手段として、角館駅からは予約制の乗合交通サービス「よぶのる角館」(予約電話070-7051-6172)が運行され、1回1000円で利用可能。また、田沢湖駅からは予約制タクシー「抱返り号」(2名より出発・予約先フォレイク0187-43-2111)が運行される。
見どころ
2024年10月10日(木)11時からは安全祈願祭が行われ、10月18日(金)10時30分からは抱返り神社例大祭が開催される。また、10月27日(日)・11月4日(振休)の12時からは芸能披露が予定され、紅葉を楽しみながら文化的な体験もできる。さらに、10月26日(土)の11時と14時の2回、神代発電所の一般公開も行われる(申し込みは仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」の電話で受付)。